youmyan’s diary

カントリーサイン好きの私 youmyan こと ゆうと が撮影したカントリーサインや旅の紹介をするブログです。

長野県のカントリーサインについてアレコレ

こんばんは!youmyanでございます(^_^)

今回は前回お伝えしました通り長野県でお馴染みの"あの"カントリーサインについて書いていこうと思います。というのも、例の長崎県遠征から戻って来たあとも実は青春18きっぷ(結局買った)で日帰りで点々とカントリーサイン撮影に勤しんでいたのであります。その中に長野県は南佐久地方でいくつか撮影してきたのでご紹介したいと思います。

長野県のあのカントリーサインと言えばこちらのものを思い浮かべる人がほとんどでしょう。

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(1枚目:国道141号 山梨県北杜市境  2枚目:国道20号:富士見町境)

同じ愛好家の方々にはお馴染みですよね。一見山梨県や埼玉県の秩父地方で見られるイラストタイプと同じような様式ですが長野県では標高が記されています。(因みに写真にある南牧村の標高表示がおそらく一番大きい数字(高さ)になっています。)

標高が高い長野県ならではの仕様ですね(^_^)(果たしてドライバーが標高を知って何かとくすることがあるのだろうか疑問である。。)

この長野県のイラスト標識ですが、実は2種類あって1枚目のようにカラータイプと2枚目のようにモノクロタイプがあります。設置基準としては直轄国道はモノクロ、県管轄国道にカラータイプとなっているようです。

長野県のカントリーサインの特徴としてイラストタイプのイメージがつきがちですが章入り王国であることも忘れてはいけません。章入り王国と名乗る(いや、勝手に私が章入り王国と言ってるだけですが)にふさわしく77市町村すべて(全市町村)に章入りが存在する全国数少ない県でもあります。平成の大合併前の自治体も上村、南信濃村以外は章入りが存在していたという徹底ぶりには感服です。

そんな長野県ですが章入りが設置され始めた時期もかなり早くて、法改正によって章入りやイラスト(法文中にはシンボルマークとして書かれていますが要はイラストのこと)が案内101系標識につけることが認められたのが昭和61年10月なのに対して早くて昭和62年3月に設置された長野市の章入りが設置されていることが確認できており長野県は章入りの先駆けと言っても過言ではないくらい章入りに積極的だったのです!

さて、今回撮影に赴いた南佐久地方ですが国道141号以外の県道にはもちろん章入りが存在しています。しかし、南佐久地方ではちょっと変わったカントリーサインが存在しています。

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(1枚目:県道68号 川上村境  2枚目:県道68号 南牧村境)

一見普通の章入りに見えますが、実は文字フォントが特殊で標準のナールDが使われていないのです。文字が太いことや南の右下の跳ねがないこと以外はナールとほとんど変化はなくは少し太いナールシリーズを使っているようにも見えますが決定的にナールフォントでは無いことを言付けるカントリーサインが存在しています。

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(1枚目:県道2号 佐久穂町境 2枚目:国道141号佐久穂町境)

小海町のカントリーサインですね。二つのカントリーサインを見比べてみるとお分かりいただけるでしょうか?「海」の「毎」の部分が大きく違っているのです!

何故これがナールシリーズではないと断言できるかというと、実はナールの特徴としてなるべく一筆書きとなるよう細かい跳ねの省略しているところにあり、特に「海」「毎」「母」のように正方形に近いが跳ねが出ている字に関して跳ねを省略して一筆の線で四角にするという斬新をとっておりかなり独特のものとなっています。それが2枚目の標識の小海町の「海」です。私は茨城県東海村付近に住んでいたので最初に東海村カントリーサインを見たときにこの「海」には違和感しかなかったことを覚えています(笑)

なのでこの特徴的な「海」ではなく普通の「海」を使ってる1枚目の標識はナール仕様ではないと言うわけであります。

この謎のフォントですが実は南佐久地方の他にも長野県内でも点在しており、知る限りでは長野県、軽井沢町小布施町中野市山ノ内町岡谷市下諏訪町で確認しており、群馬県にも一部採用されているようなので昔に群馬県と長野県に納品していた標識の製作所のフォント仕様がナールでは無いものを使っていたことが原因なのではと考えます。

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因みにこれが長野県独自のフォントの岡谷市下諏訪町の標識です。(8年ほど前に家族旅行のドライブの時に撮影)
個人的にはこの太めのフォントの方が見やすくていいと思うのですがね(^_^;)

上記に挙げた以外にも、もしかしたら長野県独特のフォントが存在しているかもわかりませんので長野県で収集活動する際には細かく探して見たいですね(^_^)

以上

・おまけ 

最近、知り合いのいつもお世話になっていますカントリーサイン愛好家さん達が「佐久穂町」のカントリーサインの写真を挙げていたので便乗して私も載せておきますね(笑)

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(1枚目:国道141号 佐久市境   2枚目:県道2号 小海町境)
1枚目の写真は8年前(2012年)に撮影したもので、これは先程さらっと述べたように家族旅行の際に撮影したものでルートとして国道141号を通り清里高原に向けて移動した時ですね。このときはカントリーサインを撮影し始めたころで撮影できる場所でしか撮影を行っておらず(特にイラストタイプは撮影の範疇外だったためスルーしていたことが多い。今思えば、かなり持った得ないと思う‥‥)、同時に国道141号しか通らなかったため小海町をはじめ南佐久地方で章入りを撮影できていなかったのでその補完として今回8年越しに南佐久地方に赴き未撮影タイプを思う存分撮影したという訳です。

佐久穂町はラッキーなことに長野県の標高入りの標識が章入りだったので章入り撮影済みとしていましたが、通常サイズの章入りも無事撮影完了です!

ただ、南牧村のイラストが色褪せてないやつや(今回撮影したやつは柵の部分が色褪せている‥‥)、北相木村南相木村が撮影できていない、ノーマルフォントの小海町章入り等々未撮影タイプが存在するので南佐久地方には何度か足を運ばなくてはならなそうです。

では(^_^)/

youmyan

 

東吾妻町の2タイプのイラスト?

こんにちは!youmyanでございます(^_^)

9月から通常営業かと思えば、引き続きオンラインを用いているためこうして午前中に時間が空いてしまいました(^_^;)

なので前回の続きを書いていこうと思います。

前回の記事↓↓

lovecountrysignsyou.hatenablog.com

(こちらと併せて読むことをお奨めします。)

群馬県に前代未聞のカントリーサインが誕生したということで前回は長野原町のものを取り上げましたが、今回は長野原町の反対側にあたる東吾妻町のものをご紹介したいと思います。

 

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(国道145号(八ッ場バイパス) 長野原町境にて)

長野原町同様巨大な新様式の物が採用されています。イラストはこの周辺で発掘されたハート形土偶です。それにしても奇抜なイラストだこと‥‥‥ 

少し余談ですが8年前にこのバイパスを通ったことがありまして、その時はこのカントリーサインは未設置なのはもちろんのこと、通常のカントリーサインすら設置されていませんでした。しかしながら、実はカントリーサイン同様の表示がトンネル内に存在していました。

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(茂四郎トンネル内壁に設置)

群馬県の考えとしてカントリーサイン(市町村標識)はきっちり境界に設置したいらしく、トンネルの外ではなくトンネル内に市町村境界を表示しているようです。以前紹介した高山村・みなかみ町を結ぶ赤根トンネルにも同様の施しがされています。

しかし、車は前を見て運転してしなくてはならず壁に境界を示されていても気づかないでしょうし、わき見運転はもっての他なので(しかもトンネル内)あんまりあんまり案内標識としては不便なものに思われます。

なので当時の私はこれがあるから八ッ場バイパスには普通のカントリーサインは設置しないのだと残念に思っていましたが、8年越しについに八ッ場バイパスで長野原町東吾妻町カントリーサインを見ることができてとても喜ばしい思いで一杯です(*^▽^*)

さて、東吾妻町カントリーサインはこれだけじゃ終わらないのですよ!!なんと上信道(八ッ場バイパスも含まれる)の上下線で東吾妻町カントリーサインのイラストが違うのです!!

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(国道353号(上信道) 渋川市境にて)

こちらは国道353号のバイパス部分にあたる今年の6月に開通した上信道の区間内に設置されています。しかし、自専道のため人や自転車は入ることができないため境界付近の一般道(今回は県道)から撮影しています。

先述してる通り上信道は自専道であるため実質高速道路と同じなことから飛ばしてる車からでも分かりやすいように大型の物が採用されたようです。それに合わせる形で八ッ場バイパスの方にも同様の物が設置せれたと思われます。

しかも、上下線でイラストが違うというのもポイントが高いです。では何故、上下線でイラストが違うのか?私のいつもお世話になっています同じカントリーサイン愛好家さんの推測がかなり鋭かったのでご紹介させていただきます。

東吾妻町の合併前の自治体である東村(あずまむら)と吾妻町の2Ver.として製作されたのでは?というものである。確かに渋川市境は旧東村境、長野原町境は旧吾妻町境となります。実際にイラストを照合すると渋川市境に設置されているものは「箱島湧水のホタルとスイセン」で箱島湧水は旧東村領域にあり、長野原町境に設置されているものは「ハート形土偶」で旧吾妻町領域にある郷原遺跡で発掘されたものです。なるほど確かにこの2自治体をイメージして作られているのでしょう。

実際に市町村合併後に旧の自治体のバージョンを新しく制定した自治体が存在しており、例として広島県三次市になった作木村ですが合併前はイラストタイプがありませんでしたが合併後三次市作木町として独自のイラストのカントリーサインが作られました。また、福岡県の東峰村にも合併後に設置されたにも関わらずイラストカントリーサインで旧宝珠山村Ver.と旧小石原村Ver.と2タイプ存在しています。

話を東吾妻町の方に戻すと、東吾妻町東峰村同様旧自治体のイラスト2タイプとして作られた可能性が高いです。

しかし、1点気になることが。

それは東村Ver.のものに描かれている「スイセン」です。確かに箱島湧水は旧東村にありますが、スイセンは岩井親水公園のスイセン畑のものをイメージしていると思われるのですが、岩井親水公園は旧吾妻町地区にあり旧東村のものとしてスイセンが描かれているのは突っかかります。

そこで、何故上下線でイラストが違うのかの真相を知るため東吾妻町の方に直接メールで問い合わせてみました。そしたら、とても丁寧で分かりやすい回答をいただきましたのでご紹介させていただきます。

(いただいたメール文章をそのまま抜粋したものが以下のものになります。)

"上下線で標識イラストが違う理由については、当町の東西に広く地域ごとの自然や歴史の特色が異なるという点が関係してきます。

渋川市境は東地区といい箱島のホタルが見られる地区となります。

また、東地区隣の太田地区では、約30万本のスイセンが咲く畑があります。

長野原町境は岩島地区といい、ハート形土偶が出土された地です。

走ってる車中からご覧いただく看板標識という前提のため、これらを一枚のイラストに落とし込むことは内容が込み合ってわかりづらくなってしまい、取捨選択する判断も難しかったことから、設置場所に近い地区の特色をそれぞれ盛り込んだ標識を設置しました。"

ということです。(このような丁寧な回答の方ありがとうございます!)

というわけで、ほぼ推測通りでしたが設置場所が近い旧自治体ではなく地域の特色を採用されたが故に箱島湧水とスイセンのイラストが誕生したようです。

それにしても、ここまでカントリーサインに力を入れる自治体は今の時代珍しいです。現代の効率・利益重視の社会ではやはりカントリーサインは必要ないものと言われていますが、言わばカントリーサインは「町の宣伝広告」なので多くの人にこの町の魅力を伝えることができる標識(看板)だと私は思っています。

これは私だけかもしれませんがカントリーサインを撮影してイラストを見てその場所に行ってみたくなったり、食べ物なら食べたいと思ったりして実際に行けるなら行ってみたりと旅を一層良いものにしてくれます。

なのでこのご時世で勇気をもって新様式のカントリーサインを設置した渋川市東吾妻町長野原町にもこの標識きっかで少しでも観光客が増えることを期待します。(正式には群馬県が設置なんですけどね(^_^;))

今回はカントリーサイン撮影だけのために訪れたため観光なんぞろくにできなかったのでいづれ再訪して町巡りをしたいです。

えっ、新様式の渋川市カントリーサインの写真が無いって?

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残念ながら木に隠れてしまい撮影できませんでした(T_T)(赤丸の部分にカントリーサインがある)

まあ、夏だったのである程度覚悟はしていましたが案の定でした。。東吾妻町側だけでも撮影できたことがせめてもの救いです。

ただ、現地で調査してみてわかったのが冬の草木が枯れた時に撮影ができそうな場所を見つけたのでまた冬にでも撮影に行ければと思っています。

因みにイラストは縄文時代の鎧兜を着た人とへその町渋川市です。最近イラストが変更された関越道のものと内容は同じですが、イラストの感じが新様式の独特のものとなっています。

すべての新様式のカントリーサインを撮影することは難しいですが是非撮影してはいかがでしょうか?

次回は、長野県ではお馴染みのあのカントリーサインの紹介です。

ではここいらで(^_^)/

youmyan

 

群馬県の新様式?

こんばんは!youmyanでございます(^_^)

さて、今週のネタは少し前に話題になった群馬県の新様式?のカントリーサインについて紹介したいと思います。

まずはこちらの写真を見ていただきましょう。

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(国道145号(八ッ場バイパス):東吾妻町境にて)

なんと、あのカントリーサインにやる気の無い群馬県が大型イラストタイプのカントリーサインを設置したのです!!

関東地方は基本的に直轄、県管轄ともに章入りが圧倒的に多く、イラストタイプはほとんど存在しません。

関東地方でイラストタイプといえば、私のブログに登場したことがある千葉県の章入り+イラストタイプのやつ(いわば宮城県タイプ)が山武地方に、また埼玉県の秩父地方にイラスト+自治体名のタイプが設置されている位で両者とも一部の限られた場所でしか見られない稀な存在であります。

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(1枚目:埼玉県道37号(旧道) 小鹿野町境  2枚目:国道126号 東金市境)

参考までに、以前撮影した秩父地方に生息するやつ(1枚目)と山武地方に生息するやつ(2枚目)の写真です。いずれも一定の路線にしか存在していなくしかも各自治体1、2ヶ所にしか存在しないというなかなかレアなものとなっています。

話が逸れてしまいましたが何が言いたいかと言えば関東地方のイラストタイプは基本的に「横型」であり先程の長野原町カントリーサインのような縦型は基本的に存在しないということです。というよりは全国を見渡しても縦型はカントリーサイン本家の北海道や京都の舞鶴地方、中国地方、大分県、そして以前紹介した長崎県の限られた場所でしか見られない様式でしてどちらかと言えば少数派でしょう。

実はこの少数派の縦型イラストタイプですが関東地方のある県でも見ることが可能なのです。それは群馬県です。先程の長野原町カントリーサインが誕生する前にも実は群馬県内には縦型イラストタイプが存在していました。

また、これも面白いことに群馬県内の縦型イラストカントリーサインの設置場所ですが直轄国道国道17号と国道18号。直轄国道といえば、私のブログに散々書いているように章入りが主流であるため、この事は大変レアなケースとなっています。とは言え群馬県内の直轄国道でイラストタイプが採用されているのは、国道18号の安中市高崎市国道17号藤岡市高崎市前橋市と限られた地域にしか設置されておらず、その他の場所(群馬県内の直轄国道)では章入りが主流になっているようです。

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(国道17号 高崎市境にて)

因みにこれが前橋市カントリーサインです。これと同じようなタイプが高崎市藤岡市安中市で見ることができます。私は前橋市高崎市でしか撮影できていないのでいずれ撮影に訪れたいところです。

しかし、何故に一部の限られた場所でイラストタイプのやつを採用されたのか不思議です。

ここからが本題です。もう一度長野原町カントリーサインを見てみましょう。

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このカントリーサインには他のカントリーサインに前例の無い特徴がぎっしり詰め込まれています。

まず、文字の部分。背景がなんと茶色です!基本的に一般道における案内標識101系市町村標識(カントリーサイン)の文字部分は白地に青字が基本であり、高速道路の緑地や白青が逆転した珍しいやつなどはあるにはありますが茶色地のやつははじめてでは無いでしょうか?

また、文字自体も一般道の基本であるナールDでもなければ、高速道路で主流のヒラギノ角ゴシックでもない別のフォントが使われています。(フォントには詳しくありませんが、おそらくヒラギノではない一般的によく使われる角ゴシックだと思うのですが何のタイプかはわからん‥‥)

英文も2段組とカントリーサイン史上初の形式を取っています!!

そして何よりもデカイ!!実際撮影する前にTwitterにこのカントリーサインを掲載されているのを見ていて大きいカントリーサインだなあと思っていましたが いざ直接対面をするとまあなんと大きいこと大きいこと。標識というより看板に近いサイズ感。

八ッ場バイパスは群馬県渋川市と長野県東御市を結ぶ「上信道」という高規格幹線道路として将来的に組み込まれる道路として作られており一応自専道として機能する予定(八ッ場バイパスの一部には歩道があり人や自転車も通れる。今後自動車専用になるのかはわからない。)であるためそれなりの速度でも見えるようにカントリーサインも高速道路と同じ仕様の大型の物が設置されたと思われます。

にしても、高速道路のカントリーサインもここまででかくはないぞ‥‥‥

いずれにせよ群馬県に前例の無いカントリーサインが爆生したわけで、あの章入りにすらやる気を見せなかった群馬県のやる気には驚きです。今後上信道は嬬恋村も通る予定なのでどうなるか楽しみです(*^^*)

さて、長野原町カントリーサインですが東吾妻町境に設置されたということはもちろん東吾妻町にも同様タイプが設置されました。

東吾妻町カントリーサインについてはまた次回以降話を掘り下げようと思っています。

今週はここまで!では(^_^)/

youmyan

 

 

 

5日間長距離遠征!2020 (完結編)

こんばんは!youmyanでございます(^_^) 前回から期間が空いてしまいましたね(^_^;) また、カントリーサインを撮影に出掛けていたり、他にも急がしくてなかなか更新できず申し訳ありません。。とりあえず今回は長崎県遠征を完結しようと思います。早速いってみましょう!

・2020年7月20日

長崎県遠征5日目にして最終日です。この日のカントリーサイン収集は、前4日間にギッチリカントリーサイン収集をしてしまったため1箇所撮影できれば終わりです。

今回は寄る場所が1箇所しかないため諫早駅へはいつものように始発ではなく少し遅めの電車に乗りました。4日間お世話になった諫早のホテルを出て諫早駅とも最後のお別れをし、長崎本線に乗って市布駅へと向かいました。目的地は駅から歩いて数分のところに立っています。

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(1枚目:国道34号 諫早市境  2枚目:国道34号 長崎市境)

そうです。直轄国道34号は長崎市にも通るため章入りがちゃんと存在しています!!章ラーである私がこのカントリーサインの撮影を忘れるわけは無く、しっかり撮影してきましたよ(*^^*) 因みに国道34号長崎市が終点なので長崎市章入りはここ一ヶ所のみしか存在しない貴重な存在です!なのに、なのにですよ写真の通りゴミカスシールが貼られていて折角のカントリーサインが台無しですよ(怒) どうしてこうもいたずらでシールとか貼るのかなぁ‥‥‥ カントリーサインって案外こういう被害に遭いやすい標識なのでなんとかしてほしいものです。まあ、今回は文字や章部分に被っていないということで多目に見ますが、こういういたずらはやめていただきたいです。。

また、諫早市側も劣化によってシールが焼けるだけではなく剥がれかけているという醜い状態に‥‥ この標識は国道34号の旧多良見町境で使われていたものを流用しており、旧章部分に新市章を張り付けるという対応をとっているのですが、残念ながらシールの劣化によって章部分が消えかかっています。まあ、今回は雲仙市境できれいな諫早市章入りが撮影できているので文句はありません。むしろ、このまま劣化が続けばいづれかシールが剥がれて旧章タイプの復活を遂げる日が来るのではと期待してたりします(笑)(いや、しっかり補修をお願いしたい。)

というわけで、章入りタイプが存在する長崎県内の自治体で一ヶ所ずつ撮影でコンプリートすることができました!!これにてこの旅悔いなしであります。

さて、無事に長崎市の章入りの撮影が終わり最後におまけのカントリーサインを撮影しに。場所は国道34号からほど遠くない場所にあります。

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(国道34号 長崎バイパス 長崎市境にて)

こちらは自専道の長崎バイパスに設置されているカントリーサインです。側道からきれいに撮影できるスポットがありましたので撮影。

「みかん坊や やないか!!」

そうです。前前回の記事で紹介した旧多良見町のイラストに描かれていたものと同一みかん。もちろんこの境界は旧多良見町だったのでイラストはみかん坊やとみかん畑。

実はこのカントリーサインですが長崎自動車道に設置されていたものと同じなのですが現在長崎自動車道の旧多良見町境のカントリーサインは旧諫早市バージョンのものに交換されてしまい高速道路タイプの多良見バージョンはここ一ヶ所でしか見ることができません。この長崎バイパスは起点が旧多良見町なので旧諫早市の標識が無いため多良見町のものを使い回しているため故にこのような現象が起きている訳です。かなりマニアックですが是非「撤去」される前に撮影してはいかがでしょうか?

長崎市側はというと設置される場所へは草木やクモの巣バリアによってたどりつくことができなかったため未撮影でございます(^_^;)

これにてカントリーサイン収集活動はすべて終わりました!!このあとは長崎空港へ一直線。行きと同じ道を逆に戻るように大村駅から歩いて長崎空港に。

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行きに見た ようこそ大村市へ のモニュメント。反対側すなわち空港方面は またお越しください大村市 となっていました。なんだか長崎県とのお別れは寂しいです。。橋を渡れば九州本土とはおさらばです。

今回の旅の総括ですですが、撮影したかったカントリーサインはすべて撮影できとても満足できる度でした(*^^*)

長崎県で未撮影なのは1島自治体の離島を除けば残すは佐々町松浦市平戸市の3自治体なので長崎県の制圧は楽勝楽勝!とは行かないんだよなこりゃ‥‥

36%。この数字は「長崎県タイプの撮影率」です。えっ、残り3自治体なのに何故こんなに撮影率が低いのか。実は、1島1自治体の対馬壱岐島などにはなんと旧自治体の長崎県タイプのカントリーサインが現存している場所が存在しており、また本土でも合併で佐世保市となった旧自治体4町にも長崎県タイプが存在しているためこのような収集率となっているようです。(現在長崎県タイプが存在する自治体(旧自治体も含め)は42自治体あるようです。)長崎県タイプが気に入った私は42自治体すべて収集するまで長崎県の旅は終わりそうにありません。対馬壱岐島など離島はハードルが高いですがいづれ撮影に訪れたいです。

また今回の旅はカントリーサインに描かれている長崎県の青い空と海も見ることができ、きれいな景色をたのしむことができてすごい良かったです。また、時間ができたときは長崎県に訪れたいです!

これにて、2020年の長距離遠征は閉幕です。長い間読んでくださった皆様ありがとうございました\(^_^)/ 

次回以降は何を書くかまだ検討中ですが今後もよろしくお願いいたしますm(_ _)m

最後に長崎空港からみた大村湾大村市街地の写真でお別れです。

では(^_^)/

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-完結-

youmyan

5日間長距離遠征!2020 (西海市編)

こんにちは!youmyanでございます(^_^) 急遽やることがなくなったのでブログを更新していきます!では行ってみよう~!

前回長与駅から長崎駅へ向かったyoumyan。長崎駅までは15分位で到着するのですが、安全点検のため数分遅れで到着。長崎駅に着いたらすぐこのあとバスに乗って移動するためバス停を探しに走り回りました。というのも電車の遅延のせいでバスの発車時刻ギリギリに駅についてしかも、今長崎駅は新幹線のための改良工事が進められていて敷地が広くてバスターミナルに行くのにかなり焦りました(^_^;) それでもなんとかバス停を見つけ数分遅れで到着で来たバスに無事乗ることができました。

さて、向かう先といえば大村湾五島灘に挟まれる西彼杵半島にある西海市です。もともとの旅の計画の段階では西海市に行く計画は無かったのですが、西海市だけ佐世保市以南の自治体で行かないのもなんか嫌だったのと、長崎県タイプをガッツリ収集したいという欲が勝りむりくり計画にねじ込み今日に至ります。

西海市にはもちろん長崎県タイプのイラスト入りカントリーサインは存在しています。しかし、面白いのは西海市の旧自治体の5町の内なんと4町ものイラストバージョンが現存するうれしい自治体となっています!今回はすべてのバージョンを順を追って説明していきます。

長崎を出て板の浦行き(西海市大瀬戸)のバスに乗って揺られること1時間。途中雨が降ってきて心配していたのですが、バス停に到着する頃にはやんでいて安心。バス停は国道202号長崎市西海市の境界に近い「日の頭」というところで下車。目的のカントリーサインは目の前に ウフフ。。

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(1枚目:国道202号 西海市境  2枚目:国道202号 長崎市境)

これが大瀬戸Ver.のカントリーサインです!ここ1箇所ここと別の県道一ヶ所の2ヶ所にしか現存しない貴重なカントリーサイン!イラストはつがね落としの滝と五島灘の夕陽ですね。この西海市カントリーサインの写ってる写真に「ながさきサンセットロード」という標識が写りこんでいるように国道202号は海がとてもきれいに見える路線のようでカントリーサインに描かれているようにさぞ夕陽もきれいだと思います。

反対側の長崎市も見ていきましょう!前回紹介したものとはイラストが違っています。これは旧外海町のものをそのまま使われているためイラストも外海町の花のスイセンと町の魚のアカラブ(カサゴ)が描かれています!長崎市長崎県タイプは前回ご紹介した長崎市Ver.のものとここの外海町Ver.の2箇所しか現存しないしかもイラストが別々でそこにいかないと見れないレアなものとなっています。

長崎市平成の大合併で7町を編入しているのですが、長崎市の境界に接するのは旧長崎市外海町琴海町とあるのですがなぜか琴海町の境界は文字のみに変更されており残念ながら琴海Ver.を拝むことができないのです。このように文字のみに格下げされた境界もある中、外海町みたいに自治体名だけを変えて使ったり同じ管轄内でも対応がバラバラです。

バラバラといえば、この地点のカントリーサインの表記文字の訂正方法も見ての通りバラバラで文字フォントが異なっていて統一感が無いです。何故そうなったのか不思議ですなあ。。

無事レア物をゲットしてまた、バスに揺られること20分位で板の浦のバスターミナルに到着です。

次なる目的は西海市大島です。西海市になった離島の寺島、大島の大島町崎戸島崎戸町は橋で陸と繋がっておりカントリーサインももちろん設置。合併に伴い崎戸町ののカントリーサインは撤去されてしまったのですが、何故か旧大島町と旧西海町の境界にはカントリーサインが残っているとのことで設置されているの大島大橋にバスで向かうことに。

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因みにこのイラストが崎戸町カントリーサインに描かれていたものです。(私が描いたものなので若干の違いがあるかもしれませんがご容赦ください。)イラストはアカラブですね。崎戸島にはアカラブをモチーフにしたバス停があり、有名なスポットとなっているそう。できるならカントリーサインを残していただきたかったですね。。

大島行きのバスまでは1時間以上あったのですが、バスターミナルには椅子しかなく町にもお店が近くに無かったのでぼーっと過ごすことに。

定刻にバスが到着し大島へ向かいました。大島大橋までは1時間位。バスではのんびり景色を楽しんでいるとあっという間に到着しました。

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やべっ!景色めっちゃきれいじゃん!(*^▽^*) 青い海に浮かぶ立派な大島大橋。雲に負けじと白い主塔は澄んだ青空にとても映えます!!今日の天気予報雨だったのに、曇りどころか青空まで見せてくれるなんて最高すぎる!!とても素敵な風景を見せてもらいました。それにしても立派な斜張橋ですね‥‥この橋は平成11年と最近に作られたもので、この橋の開通によって崎戸島まで陸続きになった記念の橋だそう。

ここからは本来の目的であるカントリーサインを撮影です。バス停は大島(正式には寺島)側にありここから、歩いて橋を渡り本土側の太田和港のバス停に行く算段です。

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(県道52号 旧西海町境にて)

こちらが大島町カントリーサインです!合併から約15年経った2020年にも健在で大島の入り口でお出迎えしてくれます。イラストは旧大島町の花のツバキと大島です。また、大島は大島造船所があり造船の町として大島の産業を支えており、大島造船所の製品である貨物船が描かれています。

大島町は西海町と崎戸町の2箇所しか境界がなく先述してる通り崎戸町側は撤去されているため、ここ一ヶ所しか現存しないものとなっています。

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橋からの景色です。めちゃきれいな海が一望できます。見えるのは佐世保市あたりです。まさしく長崎県カントリーサインに描かれている青い海と空に偽りない素敵な景色です。皆様も是非この景色を体感しに行ってみてください!

そうこう歩いているうちに約1kmある橋を渡りきり九州本土に戻りました。もちろん大島町カントリーサインがあるなら西海町のものも残っています。

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(県道52号 旧大島町境)

西海町は平成の大合併により外部の自治体と接しなくなったたためこの地点以外ではすべて撤去されてしまいました。なのでここに奇跡的に残っているゆえ今でも西海町 Ver.も拝むことができます。ありがたや~、ありがたや~。 

さて、イラストは横瀬浦の南蛮船ですね。西海町にある横瀬浦には「南蛮船来航の地」がありそれをイメージして南蛮船が描かれているものと思われます。長崎県は南蛮船とか外国船が昔から来ていたという他県にはない歴史を持つため案外カントリーサインに船が描かれる率が高いように思います。そもそも長崎県以外で海船がカントリーサインに描かれている自治体ってあんまりないですよね。船文化がある長崎県ならではのカントリーサインと言えるでしょう。

こうして無事レア物(いや何回めだよ)をゲットして太田和港に戻り時間があったのでランチをいただきました。

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太田和港から少し歩いたところにある「小安丸」という料亭で海鮮丼セットをいただきました。

もちろん、新鮮な魚を使っていますのでとっても美味しかったです。何よりも魚の油が染み出ているあら汁が絶品で疲れた体に染み渡りました(^_^)

昼食も取り終えて本日最後の目的地の西海橋にバスで向かいました。ここであらかじめ言っておくと実は農道に旧西海町と旧西彼町カントリーサインが残っていることをいつもお世話になっておりますブログの方に載っていて知っていたのですが、タイプが長崎県タイプではないのと、西彼側はイラストが剥げかけていたのでわざわざ撮影しに行かなくてもいいかと思いパスしました。

そうこうしているうちにバスは西海橋へ。名前は西海橋となっていますが、実は旧西彼町に属しています。西海市西彼町Ver.が本旅最後の長崎県タイプのカントリーサインになります。

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(国道202号 佐世保市境にて)

こちらが西彼町Ver.です。西彼町Ver.は他の旧自治体とは違ってこの地点以外にも何ヵ所かで見ることができます。それに、この地点でも西海橋の両端に何故か設置されており実質2回連続で見ることができるうれしい場所です。(正直しつこいと思う‥‥)

イラストは何かと言えば旧長崎オランダ村の風車と西海橋うずしおです。

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これが西海橋です。カントリーサインには赤色の橋として描かれていますが実際はまっ白でビックリでした。立派なアーチ橋です!!橋がかかる海峡(伊之浦瀬戸)はうずしおや急流の難所であり海に柱を建てずに架けるアーチ橋ができたことにより佐世保と西海・長崎市を短い距離で結ぶ重要な大動脈となっているようです。

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これが、カントリーサインにも描かれているうずしおです。なんともダイナミックな光景ですなあ。向こうに見えている橋は、西海パールライン(自専道)の新西海橋です。あちらも立派な橋です。これら二つの橋が西彼町のシンボルになっています。

佐世保市側と言えばかつては文字のみタイプが設置されていたようなのですが、撤去されて見当たりませんでした。。再設置されるといいなあ‥‥

さて、このあとはどうしたかと言えば、佐世保市に入ってそのままハウステンボス駅に歩いて行きました。こんな風に軽く書いていますが実は10Km以上の道のりを永遠直射日光に浴びながら歩くという苦行をしたのである。もっともバスを使えば良かったのですが、時間やお金といった問題から歩くこことが最良ということで決行しました。もう、4日間つらい自転車にのったり歩いたりしていたのでなんとも思いませんでした。感覚の麻痺です。

「10Km?まあ遠くはないかなあ。」

これはおかしな判断ですのでくれぐれも真似をしないほうが良いよということだけいっておきます。

午後から曇りもしくは雨の予報だったのに曇りがほぼない晴れとなってしまったのでピカピカの太陽攻撃をなんとか絶え歩くこと約3時間で無事にハウステンボス駅に着きました。

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これで、諫早駅に戻れば本日の活動は終了です。残すは明日収集予定の「あのカントリーサイン」のみとなりました。

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ハウステンボス駅からみたハウステンボスです。なんか異国の風景みたいですよね。。30分位待つと電車が来て諫早駅へと帰るのであった‥‥

次回が最終回です。お楽しみに!!

youmyan

5日間長距離遠征!2020 (長崎編)

 

こんばんはyoumyanです(^_^) 今日も長崎遠征の続きをやりますよ!(何せ記事の渋滞を起こしてまして‥‥) 本日は遠征4日目からいきます!

・2020年7月19日

この日は遠征4日にあたります。この日は、長崎県の南部(佐世保市以南)でまだ未踏の自治体である、長崎市をはじめとしたカントリーサインを収集する行程となっています。

始発で最初の目的地である本川内駅へ向かいました。しかし、朝初っ端から緊急事態発生!なんと、私のカメラの充電がされていなかったのである(T_T) 昨日、充電の表示マークがすでに1しか残っていなかったので寝る前に充電器にセットしたはずがなぜか充電がされていないということが起きてしまったのです!!私の使用しているカメラは何せ10年前から共にカントリーサインを撮影している仲なのでバッテリーの調子がおかしくなるのも無理ありません。実際、充電の減る速度が早くなっていること知っていて買い換えなくちゃと思っていた時についに異常を来してしまったようです。しかもよりによって旅の最中に‥‥最悪です(T△T)

それでもカントリーサインを撮影する枚数を1枚に制約することで残りの充電を保つという作戦にでて旅を開始しました。(まあ、最悪スマホのカメラがあるので撮影できないとはなりませんが、どうしてもデジタルカメラの方が写りがいいのでカントリーサインだけはデジタルカメラで撮りたかった‥‥)

さて、諫早駅から電車で揺られること10分位で本川内駅へ着きました。県道33号を諫早市方面へあること30分、目的地である長与町諫早市境へ到着しました。

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(1枚目:県道33号 長与町境  2枚目:県道33号 諫早市境)

こちらの境界はトンネルに位置しているため坑門にボルトで直接標識を留めているようです。

「あれっ、諫早市カントリーサインはめがね橋のイラストじゃなかったっけ?」

とお思いの方、実はこの地点のカントリーサインは旧多良見町(合併で諫早市になった)のものを使い回しています。しかも諫早市の場合境界が旧諫早市の場所じゃないところ、例えば国道251号の雲仙市境や長崎市の境それぞれ旧森山町飯盛町だったが合併で諫早市境になったところはすべて諫早市Ver.のめがね橋のイラストのやつに変更されてしまっているためこうして旧自治体のイラストをそのまま使うことは諫早市の方は珍しくおそらくこの地点だけが諫早市の別バージョンを見れる唯一の場所となっています。

イラストは多良見町の名産品 伊木力 ミカンのみかん坊やのイラストです。何故、こいつだけ生き残ったかシ○アに言わせれば「(イラストがみかん)坊やだからさ」ということなのでしょう。。(何故この地点だけ残ったか考えたらこの台詞が出てきてしまった‥‥)

まあ、多良見町Ver.だけ生き残ったかというのは実に簡単なことで、旧自治体のものから諫早市のめがね橋のイラストのやつに変わった地点、すなわち国道251号の旧森山町飯盛町、そして国道207号の旧小長井町ですがそれぞれの路線に旧諫早市カントリーサインがあり、旧境界の廃止に伴いその不要となった諫早市カントリーサインをそれぞれの境界に再利用したのではないかというのが私の推論です。(下の図を参照)

 

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この地点の路線、県道33号 は多良見町で途切れてしまうため諫早市カントリーサインの再利用できるものが無いゆえ多良見町のものの上から諫早市と訂正して使われた考えるのが自然では無いでしょうか?

そんなレアなカントリーサインもゲットして次の地点に向かいました。尚長与町のものは次も出てくるのでそのときご紹介します。

次に向かうのはまた、長崎県タイプが設置されている県道。境界は先程同様長与町の境界のため電車には乗らず県道33号から歩くことに。目的地である県道45号の境界まで歩くここと約1時間で到着しました。

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(1枚目:県道45号 長与町境   2枚目:県道45号 長崎市境)

ここでの目的は長崎市長崎県タイプを撮影することです。実は長崎市長崎県タイプはここのみにしか現存していなく、かつては長崎市となった旧自治体との境にも設置されていたと思われますが残念ながら撤去されてしまいました‥‥そもそも、長崎市カントリーサインは案外文字のみも多く設置されているためイラストタイプを設置する隙を与えられていないためここの地点のカントリーサインは貴重な存在なのです。

イラストは長崎くんちの龍踊りです。言わずと知れた長崎市の名物ですね。

反対側の長与町は町の木・花のウメと山々です。先程の県道33号のものと同じデザインです。実は長与町長崎県タイプは県道33号の諫早市境とここ県道45号の長崎市境の2箇所にしか設置されていないまあまあレアなやつです。

余談ですがこの地点のカントリーサインですが、いつもお世話になっています同じカントリーサイン収集家さんのブログにて紹介されていたのですが、そのブログの写真を見たとき少々サイズが他の場所に設置されている長崎県タイプのものより小さいなと思っていたのですが、実際見たときの一言

「でかっ!!」。

ビックリしてしまいました。標識の設置する位置がやや高いためポールが余分に見えることによって小さく見える錯覚を起こしていたようです。実際は他の場所に設置されているのもと同じサイズでした。

無事、長崎市長崎県タイプを撮影し終わったので次の目的地である長崎駅へ行くのですが、最初に降りた本川内駅に戻るより隣の長与駅に行った方が近いということで長与駅に向かうことに。長与駅までは30分位で着いたのですが、ここでちょっと寄道。長与町の隣の時津町まで足を伸ばすことに。駅から近い時津町の境界は国道207号であり、15分位で到着しました。

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(1枚目:国道207号 長与町境   2枚目:国道207号 時津町境)

「えっ‥‥文字のみタイプかよ~。」

そうなんです。現在時津町長崎県では離島を除く自治体で唯一章入やイラストタイプが存在しない残念な自治体なのです(T_T) なので文字のみタイプが撮影できれば満足です。反対側の長与町も同様文字のみです。ただ、youmyan的にはこの地点のカントリーサインはかつて長崎県タイプが設置されていたのではないかと思ってたりします。

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 これは長与町カントリーサインのポールですが、文字のみの標識を設置するのにはやけに太く、さらに丸をつけた部分は標識板とポールを留める際の金具の跡ので色の若干の変色と傷あとにも見えなくないものが残っています。つまり、ポールの下の方まで傷があるということは標識が縦長の長崎県タイプが設置されていた可能性が無くはなさそそうな‥‥まあ、この傷は風化に伴う可能性の方が高いですがね‥‥それに仮にイラストタイプが設置されいたとしてもいつ、何故文字のみに交換されたか不明です。標識自体新しいものではなさそうですし、、それでもこの文字のみの標識にこの太さのポールが引っ掛かったので取り上げてみました。みなさんはどう思いますか??

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時津町のマンホール。もし、実際に時津町にイラストタイプ(長崎県タイプ)が存在していたのならこのイラスト(時津町の名物鯖くさらかし岩)が採用されていたのかもしれませんね。。

こうして、カントリーサインの撮影を終え長与駅に戻って行きました。

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長与駅に戻る途中見つけたものです。橋の欄干なのですがなんと長与町カントリーサインに採用されていたウメの花と全く同じウメの花のイラストがあるではないか!!ついついカントリーサインに関連するものに反応していまい撮影しました。こうやって町でも使われているのを見ると嬉しくなります(*^^*)

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長与駅に到着です。思ったより大きな駅舎でびっくり。なんとも独特な駅舎で面白いですね!

さて、youmyanは長与駅から電車へ長崎駅に向い次なるカントリーサインを撮影に行くのであった。。

続く 

youmyan

5日間長距離遠征!2020 (雲仙温泉と加津佐のカントリーサインの正体編)

こんにちは、youmyanでございます(^_^) 今回も例によって長崎での遠征の模様をお届けします。あと、今回のを合わせて4、5で完結する予定でいますのでもう少しお付き合いくだしませm(_ _)m

さて前回、旧南有馬町加津佐町カントリーサインを撮影して本日(7月18日)無事ミッションを終えることができ島原駅についたところで終わりました。

このあとの予定では、バスを使って雲仙温泉には入り昨日(7月17日)と同じ要領で体の疲れ(特に足の疲れ)をとる日程を組んでいました。しかし、今回の島原サイクリングにてカントリーサインは予定分すべて撮影することができたのですが、その他に重要な場所へ行くことを計画していたのですが予想以上のハードな道のりだったり天気の心配、時間の問題によりその場所に行くことを断念したのです。

その場所とは前回から引っ張ってきている「加津佐町カントリーサインのイラストの正体が分かる場所」である。せっかくならば、みなさんに是非見ていただきたい(いや、実際は自分が行ってみたかっただけなのですが‥‥)そんな思いで決めた計画は見事に打ち砕かれました。

そんなちょっと後悔した気持ちで雲仙温泉行きのバスに乗りました。ん?バス‥‥ そうか!バスを使っていけばいいのか!

島原鉄道のバスは鉄道が廃止された南島原エリアでは住民の貴重な足となっており、口之津、小浜、雲仙温泉、島原、諫早島原半島を網羅するように走っています。

そんな中、島原半島をぐるりと一周する国道251号を走るバス(島原駅→口之津→小浜)という路線に目をつけました。実は例の場所は国道251号沿いのとある公園にあるのでこの路線をうまく使えば行けるのではと思いついたのです。そして時刻表を見るとなんと、雲仙温泉でゆっくりしたあとでも乗り継げるバスがあることを発見!これは行くしか無い!

と言うわけで、雲仙温泉でのんびりしたあとに例の場所に行くことにしたのです。

島原駅からバスで揺られること30分で雲仙温泉街へ。次の小浜行きは1時間半あとにあるようなのでのんびりできそう。

まず向かったのは温泉。

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だんきゅう風呂。今回私が入った共同浴場。この温泉の浴槽にはかつて使われていたらっきょうの漬け物をつくる樽を使っており、そこかららっきょう風呂という言葉が訛ったことでだんきゅう風呂と呼ばれているそうです。

もちろん、雲仙温泉なので硫黄塩泉です。街じゅう硫黄の香りに包まれていていました。

お風呂はとても気持ち良かったです( 〃▽〃) 昨日入った嬉野温泉もなかなかいい湯でしたが、雲仙温泉もなかなかのもの。ちと、熱いかなと思いましたけどそれだけに源泉に近い証拠。(因みに加水はしていない100%雲仙温泉だそう)お陰で、疲れが取れました。

温泉に入ったあとは、共同浴場の番人さんと少し世間話をしてのんびりしてから街を散策しバスの時間を待ちました。

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至るところで湯気が立ち込め硫黄の臭いを放っています。よくこの臭いを腐卵臭とかゆで卵の腐った臭いと言いますが、卵が腐ったら硫黄のような臭いでは済まない臭いを放つのではと思うのは私だけ?(実際卵を腐らした経験が無いのでそもそも臭いがにているのかわかりませんが)

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街を一通り散策し終えて、それでも少し時間があったので、温泉街の中心辺りに温泉神社(うんぜんじんじゃ)と言うところに寄って、旅が無事終わるように祈願しました。
そしてバスの乗る時間になり定刻通り出発し、小浜温泉方面へ。

小浜バスターミナルへは30分少々で到着し口之津方面のバスに乗るのですが、当初小浜から口之津方面バスは1時間待たされる予定だったのですが、前のバスが遅れていたようでそれに乗ることができラッキーでした(^_^)

そして、30分位で例の場所に!

大変お待たせ?しました!ついに加津佐町カントリーサインのイラストの正体見たり!

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加津佐町カントリーサインのイラストの正体は「加津佐道路公園のシンボル塔とそこから見える海と島(長崎半島)」のようです。

このシンボル塔ですが、なかなか探すのに難儀しました。私は加津佐にある何かの像や彫刻あたりかなと検討はつけておりましたが、ネットではそれらしき情報が見当たらず。そこで加津佐町史とかに何か情報が無いか国会図書館で探していたところた長崎県内の各自治体の郷土情報が載っている本になんと、カントリーサインのイラストに描かれているものと同じものが写った写真が!!それがこのシンボル塔です。

こうして、見つけたyoumyanは訪れる決意をし、今に至るわけです。

このシンボル塔は平成5年に建てられたようで、2つの釣り針をイメージして作られたそうです。ただ、作られた経緯は市の方にも問い合わせましたが不明のようです。

まあ、この地元民しか分からないイラストを採用した加津佐町ですがこの塔が建っている場所は海がとても綺麗に見える絶景スポットであるため綺麗な海をもつ町だよという思いをイラストに込めたのかもしれません。

今日はやや雲っていて綺麗な夕日は拝めませんでしたが、私が見つけた本の写真にはすごく綺麗で幻想的な夕日の景色が写っていたので、是非また行きたいと思いました(^_^)

こうして無事活動を終え、バスにて諫早駅へ戻り(シンボル塔最寄りのバス停 権田 から直通で諫早駅へ行けた)3日目の幕を閉じました。

続く4日目は長崎県タイプをさらに収集するべく長崎市の方へ行くのであった‥‥

続く

youmyan

5日間長距離遠征!2020 (島原編⑤)

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(1枚目:県道209号 旧南有馬町境  2枚目:県道209号 旧加津佐町境)
最大の目的であるこの南有馬町加津佐町長崎県タイプに到着し無事現存を確認!!
合併から約15年経った今でも残っています。これを撮影するため千葉からはるばる1200kmを越えてやって来ました。これで撤去されていたらどうしようと不安にもなりましたが見事裏切られず堂々と設置されていたのであります!!

かなりマニアックでありますがこれも立派な長崎県タイプですので撮影することをお勧めします!

ではこれらのカントリーサインのイラストを見てみましょう!

まず、南有馬町側。イラストは天草四郎です。天草四郎といえば有名な島原の乱の最高指導者です。島原の乱は悪政による住民の苦役や重税に加えて天候不良による農作物の不作が重なり住民が一揆をおこし、南有馬にあった原城に籠城し、幕府軍に反抗したが3ヶ月の籠城も空しく全滅してしまうのが一通りの出来事である。原城跡は現在長崎と天草の潜伏キリシタン関連の遺産として世界遺産となっており、当時のキリシタンの歴史や島原の乱について学ぶことができるそうです。この原城跡に天草四郎像があり、カントリーサインのイラストはそれをモチーフにしたものと思われます。

本当は原城跡に寄っていくつもりでしたが、この地点に到着した時間が予定より大幅に遅れていたことや体力と心身の消耗により原城を見学する余裕がなかったため断念しました(T_T) いつか訪れてみたいです。(もちろん自転車でなくです。)

続いて加津佐町側。

「えっ、これは‥‥何のイラストだ‥‥」

とお思いの方がほとんどでしょう。実際私も初見では何のイラストかわかりませんでした。ネットで探してもどこにも情報がなく、wikipediaの方にも加津佐町は空欄。そこで、私は長崎県に行く前に国会図書館にて加津佐に関連しそうな文献を探しました。そしたらある写真を見つけて何のイラストかわかりました。詳しくは次の記事辺りで現地に行ってきましたのでそのとき紹介します。

これにて本日のカントリーサイン収集は終わりでございます!!このあとはひたすら国道251号を島原駅に向けて走るだけです。

ここで北有馬町カントリーサインのイラストに描かれた「先まるくん」について紹介。というのも、国道251号にこんな像が立っていたからです。

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 そうです、前々回の記事で紹介した北有馬町カントリーサインに描かれていたやつです。どうやら町のキャラクターのようです。詳しくは銅像の台座に書かれていましたのでご紹介します。

「先まるくん」とは北有馬町の伝統的な踊り「先踊り」をイメージしたキャラクターです。

先踊りの歴史は古く約350年前、島原地方に新しい領主として松平忠房公が来た際に、町の有志らが殿様行列の先頭で舞った歓迎の躍りからきているそうです。

元々この踊りは大踊という名称で、城下の催しや祭礼で一番のメインの躍りだったそうです。大踊が終わらなければ他の躍りを踊ってはいけないという暗黙のルールや先踊りを踊っている行列が来ると他の躍りは途中でも止めさせられるという程の武士の踊りとして格式と権威を持っていたようです。

その後、奉祝行事として作踊り(豊年踊り)へ変容して先に踊るということから先踊りよ呼ばれるようになったそうです。一時期は継承者不足で途切れていた時期もあったようですが、地元の人により北有馬町の伝統的な踊りとして復活をとげ今なお先踊りを日本だけではなく海外にも披露してその名を広く知られるようになっているそうです。

先まるくんはそんな北有馬町のシンボルとして平成2年に誕生していろんな場所で活躍しているそうな。

なんとも歴史がつまったものだとは思わなかったです。カントリーサインにはどちらかと言えばシンボルマークとして使われたみたいです。是非先踊り見る機会があれば見てみたいものです。

さて、この時点でお昼はとっくに過ぎており、朝からまんじゅうと水分しか取っていない私はお腹ペコペコです。実は、この日のお昼は何を食べるか事前に目をつけておりそこへ向けて出発!

北有馬町から国道251号を島原方面に進むこと30分、西有家の市街地へ。そんな西有家ですが実は知る人ぞ知る手のべそうめんの発祥の地とされていて、須川そうめんもしくは島原そうめんとして日本屈指のそうめんの生産の町なのです。そこでこのそうめんを使った西有家町の郷土料理「地獄煮」とやらをいただくことに。お店は南島原市役所の真ん前にある素麺料理を扱う「面喰い」にお邪魔することに。店内はどちらかと言えばカフェみたいな感じで落ち着いた雰囲気が特徴的でした。そして次の写真が例の地獄煮です。

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 地獄煮とはしょう油ベースのスープつまりけんちん汁に近いものと一緒に食べるそうめんのことです。味は少し味の濃いしょう油が細いそうめんがマッチして美味しかったです(*^^*)

疲れた旅人の心と体を癒してくれるまさに優しい味でした。写真を良く見るとジャガイモが入っているのにお気づきでしょうか?普通はこういったしょう油ベースの汁ものにジャガイモは入れないと思いますが。島原半島はジャガイモの産地としても知られており、昔から身近にあったものを使って作るまさに郷土の味を堪能できました。

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そうめんの石像‥‥自分の自転車を停めたとき横に大きな石碑があるなと思っていたら、実は束のそうめんを型どっていました。実にユニークな像です。世界中探してもそうめんの像は西有家町にしかないでしょう。youmyanはこの像気に入りましたぞ!
こうして、無事食事も済ませ休憩もそれなりに捕ったのであとはひたすら島原へ進むだけ。残り約20kmもありダルいですが自転車を返さなくては帰れないのでやるしか無いってことです!私は海沿いの国道251号なら起伏が少なくて楽に帰れると読んだのですが、それなりに起伏があり登ったり下ったりとまあなんとも不毛な道のりで体力を削ぎ落とされました‥‥

西有家町から進むこと1時間、ついに南島原市島原市の境界に位置する深江町に戻ってきました。ここでちょっと寄り道を。

道の駅みずなし本陣深江というところ。目的は例の道の駅のマグネットを買うことと平成の雲仙普賢岳の噴火による遺構を見ることです。

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道の駅みずなし本陣ふかえでは平成3年に起きた雲仙普賢岳の噴火による土石流で家ごと飲み込まれたものを後生に伝えるため保存展示が行われています。写真の通り、山から流れてきた土石流が家々をまるごと飲み込み、まるで家が沈んだかのようになっています。とても恐ろしいです‥‥土木を学ぶ身として自然災害の在りかたとそのためのまちづくりを考える上で火山による災害はどんなものか一度見てみたかったので見ることができて良かったです。この噴火による被害について学ぶことがいろいろできますので島原に訪れた際には寄ってみてはいかがでしょう。

道の駅からそこまで離れていないところに島原市南島原市の境界があり、本日ラストのカントリーサイン撮影を行いました。

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(1枚目:国道251号 南島原市境   2枚目:国道251号 島原市境)
 国道251号は県管轄でありますが章入りタイプの設置です。南島原市の方は章部分が国道57号のもの同様青色です。英文字は「Minamishimabara」と区切られていないようです。

これで、長かった島原の旅は終わりです。南島原市ともお別れし、道の駅から数十分で島原駅に到着です。

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雨にも降られることなく、パンクもなく無事着いてホッと一安心です。このあとは、ボロボロになった体を癒すため温泉に向かうことに。もちろん島原半島で温泉といえば雲仙温泉です。 雲仙温泉へはバスでラクラク行くことができます。なんといっても今日は島原鉄道の電車バス乗り放題の切符を手にしているため移動費がかからないのです!!

そしてこの切符を駆使することにより加津佐町のイラストに描かれた場所にも行くことができましたので、その模様を次回お届けしようと思います!!

続く

youmyan

 

5日間長距離遠征!2020 (島原編④)

こんばんは!youmyanでございます(^_^) さて早速前回の続きを書いていきます。

youmyanはただいま、西有家町の県道47号と雲仙グリーンロードの分岐点に戻ってきました。そして、南有馬方面へひたすらグリーンロードを走りました。この辺りからだんだんと登りの数が減り下り坂も増え駒を進めるのが多少楽になりました。そうしているうちに旧自治体のカントリーサイン(跡)が。

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(1、2枚目:雲仙グリーンロード 旧北有馬町境 3枚目:雲仙グリーンロード 旧西有家町境)

この地点は境界がトンネルを挟んでいるので両者少し離れた場所にあります。

まず西有家町側から。有家町境に設置されていたものと同じ文字のみのやつとイラストタイプのカントリーサインが設置されているよう。深江町にもイラストタイプがありましたが、この西有家町カントリーサインはどちらかと言えば標準型に近いやつです。ただ、長崎県タイプとは異なっていて、雲仙グリーンロード独自のものとなっています。このタイプは雲仙グリーンロードに旧西有家町北有馬町南有馬町、撤去されてしまいましたが加津佐町に存在していたようです。

イラストは県道47号のものと同じくみそ五郎のイラストです。果たしてこのイラストが国道251号のカントリーサインに起用されていたかわかりませんが、このタイプの南有馬町加津佐町のイラストは長崎県タイプで使用されていたことからその可能性は高いと言えるでしょう。

続いて、北有馬町ですが西有家町同様文字のみとイラストタイプの組合せ。残念ながらイラストの方は雨風によって剥げてしまいました。ストビューではまだ何とか残っていたのですが、西有家町同様剥がれかけていたので完全に剥がれる前に撮影に行きたいと思っていたのですが、時既に遅し‥‥

西有家町側だけでも残っていたのはありがたかったです。とは言っても、写真の通り剥がれかけているので完全に剥がれるのも時間の問題でしょう。撮影をされるならお早めにどうぞ。

因みに北有馬町のイラストですが、これも県道47号のものと同じく緑の下地に先まるくんのイラストが描かれていました。気になる方はストビューの方で見れますので、見てみてください。

さて、北有馬町まで来たということは南有馬町まで後少し。そして、本旅最大の目的である長崎県タイプのカントリーサインも旧南有馬町にあるもの。すなわち、楽しみが近づいているということです。そもそも、島原半島長崎県タイプのカントリーサインの情報が皆無に等しいため旧自治体どれくらいあったのか未知数なのです。わかってるのは、口之津町南有馬町加津佐町に存在したことと、北有馬町西有家町に通常サイズのイラストタイプがあったことくらい。

そんな中、南有馬町加津佐町長崎県タイプが現存すると言うではないか!!それは撮影に行かない手はない。こうして、島原行きは決まったわけで楽しみなのである。

そんなワクワクを抱きながら順調に進むこと数十分、ついに南有馬町域へ!

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(1枚目:雲仙グリーンロード 旧南有馬町境  2枚目:雲仙グリーンロード 旧北有馬町境)

この地点にもイラストタイプが設置されていた模様。残念ながら両者ともイラストは剥げています。。まあ、ストビューで予習した地点でもう剥げていたのでガッカリはしませんでした。イラストは、北有馬町はおそらく西有家町側と同じ先まるくんでしょう。

そして南有馬町のイラストはこれもストビューでタイムトラベルで確認できますが、この先紹介する長崎県タイプのものと同じイラストなのでそのとき紹介します。

ついに、目的地である旧南有馬町域へ突入!あとは加津佐町境界へひたすら進むだけ。なのですが、そのひたすらがなかなか厳しいもので、やはり自転車では上れないような登り坂が続きなかなか進めないのです。どうやら、レアなカントリーサインを簡単には撮影させてくれないようだ。それでも何とか撮影したいと言う思いだけで坂と格闘し島原駅から4時間かけ目標地点、南有馬町加津佐町の境界に到着したのである!!

続く

youmyan

5日間長距離遠征!2020 (島原編③)

こんばんは、youmyanです(^_^) 最近忙しくてなかなか更新できず申し訳ありませんm(__)m

早速前回の続きから、書いていきます!

雲仙グリーンロードをひたすら南有馬方面へ進めるyoumyan。最初は晴れて気持ちいいなあと呑気なことを思っていたのですが登り坂が徐々に。。先程の境界から進むこと15分、旧深江町布津町の境へ。

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(雲仙グリーンロード 旧布津町境にて)

なんと、島原市との境界のものとイラストが違うではないか!!何とも面白い!

イラストは深江町のキャラクター「六兵衛どん」だそう。昔、深江で食糧難だったとき六兵衛どんという人が、とうじ主食だった甘藷(さつまいも)を粉状にしたものをお湯でねってうどんのようにしてだしで食べるという画期的な方法を編みだし村中に広がり今でも「ろくべえ」という郷土料理として残っているようです。確かにさつまいももデンプンなので麺にできるんですよね!どんなものか一度食べてみたいですね!(今回は食べていない‥‥)

因みに布津町側は残っていません。何故深江側だけ残したのか謎です‥‥

布津町域に入った私は坂道も落ち着くだろうと読んでいた通りまあ、それなりに進みやすい道が続いていつの間にか旧有家町域に入りました。こちらも布津町同様有家町にを示す標識は撤去された模様。

しばらく進むとまた登りが始まったと思え下っての繰り返しの連鎖が始まった頃、旧西有家町域に。

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(雲仙グリーンロード 旧有家町境にて)

こちらは西有家町側だけ放置残っていました。英無し文字のみとショボいタイプ。有家町側は撤去されてしまいましたが、おそらく同様のタイプがあったのでしょう。

ここまで、駅から約1時間位で順調に駒を進めて来ましたが、この境界はを過ぎた辺りからなんと登り坂の攻撃が‥‥‥

それに加えて晴れたことによる炎天下という悪条件。。実はこの日、朝食を抜いてしまい途中コンビニで買えるものと思っていたのですがコンビニ自体が無い!

そりゃここは農道だもん。買い物は下町(海側)へ行けということでしょう。

流石の私もかなり体調がやばくなりそうだと思い、持ってきた水分と千葉から持ってきた茶まんじゅうで何とか応急処置を。それでも水分が足りなくなりそうでどうするか困っていましたが流石に自販機は点在していたのでスポドリを補充することができました。今回は本当に自販機にはお世話になりました。

電動自転車を持っていて登りを歩く。これはかなりバカバカしいもので、この先に行く場所に坂があることを知っていたためあまり電動を使いたくなくそのため炎天下の中重い自転車を引きずって登り坂を歩くのは地獄でした。実際、電動を使用しても太刀打ちできなさそうだったし‥‥

そんなことを2回歩いて登って下ってをしていくと、県道47号とぶつかりました。今回は雲仙グリーンロードの旧自治体のカントリーサインを撮影することが目的だったのですが、実は長崎県に旅たつ1週間前に事前に南島原市の旧自治体の境界を詳しく知るため合併以前のロードマップのコピーを手にしていました。そのとき何気に、旧自治体の境界をストビューで見ていたとき 「とんでもねぇ」 カントリーサインを発見してしまい急遽撮影に廻ることに。

それが現役バリバリの県道47号に現存するようです!しかし、その道もとんでもねぇ登り坂でして、グリーンロードの分岐点から旧境界まで重い自転車を引きずり歩くはめに‥‥ しかも天気が良いため日光が私から体力を奪っていく‥‥

「なあにが、サイクリング日和だ!!呑気にも程があるぞ!島原は私を殺しに来てるんだぞ! 」

と1時間前の自分に言いたい気持ちでした。

島原が私を殺しに来てるというのは実際間違った表現ではなく、危うく熱中症になりかけました。一番の原因はやはり朝食を抜いたことでしょう。水分はこれでもかという位飲みましたがけっこうきつく意識が朦朧としかけました。幸い、自販機のある日陰と座れる場所を見つけ、少し休憩をしたら落着き何とか気力が戻ってきました。また茶まんじゅうの糖分が循環し始めたのでしょうね。みなさんはyoumyanのようにはならないように気を付けましょう!!

途中休憩をはさみ実に歩くこと40分ついに例のとんでもねぇカントリーサインの元へ到着!!それがこいつらです。

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(1枚目:県道47号 旧西有家町境  2枚:県道47号 旧北有馬町境)

ななんと、長崎県に通常サイズのイラストタイプが存在していたのです!!全国的にはあまり珍しいタイプでは無いのですが、長崎県に関してはイラストといえば独自の大型の標識になるため標準サイズのイラストタイプが存在していたことにはとても驚きました!!おそらくこの地点以外長崎県ではこのタイプを拝むことができないでしょう。

それにしても、合併から14年以上経つのに良くもまあ残っていたこと。これが旧道とかなら合併前の自治体でも残るケースがありますが、現役バリバリの県道に残っているのは珍しいです。。とか書きますが、実際佐世保の旧自治体でも堂々と残っていますし、長崎では普通なのかもしれません。その割には雲仙市の旧自治体の県道では支柱だけ残して撤去されていますが‥‥

さて、イラストはと言うと北有馬町は「先丸くん」(次回の記事で詳しく紹介します)、西有家町は「高岩山のみそ五郎」です。みそ五郎とは巨人のことで、ようは西有家に古くから伝わる巨人伝説のことですね。そのみそ五郎は町のPRキャラクターとして使われていていたそうで、その時のロゴがこのカントリーサインにも使われているのでしょう。

さて、無事レアなカントリーサインを撮影でき満足した私は今旅最大の目的であるある長崎県タイプのカントリーサインへと向かうのだった‥‥

(因みに、この境界からグリーンロードまでの道は下りで快適だったのは言うまでもない。)

続く

youmyan

 

5日間長距離遠征!2020 (島原編②)

こんにちは!youmyanでございます(^_^)

前回の続きからお届けします。

島原鉄道愛野駅を出発して目指すは島原駅。レンタルサイクルを借りる駅である。因みに島原市でレンタルサイクルを借りれる場所として島原駅以外にも島原港島原城でも可能のようです。今回島原駅を選んだのは営業時間が8時からと早い上に18時までと遅くまで借りることができるということに他ならない。今日の予定では15時から雨の予報だったため朝早く出発してさっさと目的地へ行って帰ってこようという算段である。

愛野駅から45分位で島原駅へ到着。早速レンタルサイクルの手続きを済ませて旅をスタートです。

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駅を出た私の最初の目的は、南島原市島原市です。この境界は島原駅からあまり遠くありません。町を進むこと数分不安な出来事が発生。自転車のタイヤに違和感が‥‥ まさか、パンクか。。幸いパンクではないようですが空気圧がちょっと低くタイヤがヘコヘコしていたため急遽 島原港にて空気入れを貸してもらうことに。先程述べたように島原港の方でもレンタルサイクルをやっていることを知っていたため営業時間外ではあるものダメ元でお願いしたら快く貸していただけました。本当に感謝です!

空気も入れ改めて出発!(どうやら、この自転車はタイヤがへこむことによってパンクを防ぐタイプのものだったようだ‥‥)

最初の目的地 島原市南島原市境界の選択肢として国道251号、雲仙グリーンロード、そして国道57号の3択なのですがどれも違うタイプのカントリーサインが設置されているためどこから行こうか迷い、結果すべて廻ることに(笑) 迷ったらすべて行くのが私のポリシー。なかなか行けない島原半島を悔いのないように廻ることにしました。

国道251号の方は帰りに通る予定だったので先にグリーンロードと国道57号を廻りました。島原市街地から国道57号へ抜け今回の旅でお世話になるグリーンロードに入って記念すべき島原市南島原市カントリーサインを撮影。

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(1枚目:雲仙グリーンロード 島原市境  2枚目:雲仙グリーンロード 南島原市境)

ここ、雲仙グリーンロードは島原から南島原市加津佐を通って雲仙市の小浜まで、雲仙市の愛野から島原と島原半島を一周する広域農道です。

農道にも関わらずちゃんとした章入りのカントリーサインが設置されています!!嬉しいですね(*^^*)  

これにて島原半島の3市のカントリーサインは制覇です!!さてさて、国道57号のものと国道251号のものを撮影して駅へ引き返して島原観光を‥‥とは行かないんですよねえ。

まずはこの写真を見ていただきたい。

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(雲仙グリーンロード 島原市境にて)

こちら、先程紹介した南島原市カントリーサインの少し奥に設置されています。何と、旧深江町カントリーサインが残っているのです!!

実はこの雲仙グリーンロードには南島原市の旧自治体のカントリーサインがいくつか残っているのです!!しかも最終目的地では何とあの長崎県タイプが残っていれば撮影できる場所があるとのこと!!今回はこれが最大の目的なのです!!ただ、合併から15年以上経っているため撤去されている可能性が‥‥ なので、雲仙グリーンロードのカントリーサインの遺跡状況の調査が今回の目的です。

改めて、深江町カントリーサインを見てみましょう。この標識自体カントリーサインと呼べるものか微妙ですが、イラストタイプとして扱うことに。特産のメロンのようです。自治体名には英語ではなくひらがなが。

因みにこの独特のタイプ、雲仙市の旧自治体もグリーンロードにもあるようなので撮影してみてはいかがでしょう?(私は、撮影してませんが‥‥)

そもそも、島原半島は平成の愚の大合併をして実に16の町が消えてしまいその分のカントリーサインも消失してしまったのです。私としては非常に残念な話ですが、町の存続のために仕方がない選択だったのかもしれないと思うと複雑な気持ちです。

このあとはグリーンロードを南有馬方面に向けて進むのですが、先程述べたように国道57号へ寄り道を。先程の境界より少し進んだところを右に回り坂を上った先に国道57号の境界があります。

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(1枚目:国道57号 島原市境  2枚目:国道57号 南島原市境)
まず、南島原市を見ていきましょう。先程グリーンロードで撮影したものは章部分が紺色だったのに対し、こちらは文字と同じ青色。おそらく色褪せでは無さそうです。正式には紺色が正しいそうなので誤植‥‥(細かすぎっ!!)まあこれは見逃してあげようと思います。

ただ、この南島原市の最大の特徴、それは英文字が「Minami Shimabara」と南と島原市を分けていることにあります。これは国道57号雲仙市境界とここ島原市境にしか無く貴重なものとなっています。何故このようになったかは謎ですがこれと同じ例として山梨県南アルプス市も「Minami Alps 」というのもありますね。

お次は島原市。これはまた年期の入った文字のみですなあ。。かろうじて見えていますがもう消えかかってます。にしてもここは直轄国道なのに何故文字のみなのか不思議です。実際、国道57号の旧深江町(布津町境)に同様の文字のみタイプを設置していたことからこの地点の深江町も文字のみだったかもしれませんね。

さて、国道57号島原市南島原市カントリーサインを無事撮影した私は次の目的地へ向かうのであった。。

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(国道57号とグリーンロードの間の道で撮影) 

「てか、なんか晴れてるんですけど、、曇りと雨の予報はどこへ行った!!」

そう、冒頭で述べたように本日の天気予報はあまり良くなく実際前回の国道57号雲仙市諫早市カントリーサインの写真を見ていただけるとわかると思いますが曇りで残念に思っていたのですが、愛野駅から島原駅へ向かう際にだんだんと晴れていつの間にか晴れていたというわけです!長崎県タイプのごとく島原の青い空、青い海を見れるのがある意味楽しみにしていた私はこの待遇にはもう嬉しいです!!写真じゃ伝わりにくいですが、すごいきれいな景色でこれからのグリーンロードの旅は素晴らしいものになると胸を膨らませていました。

が、この晴れがこの先youmyanを苦しめる結果に‥‥続きは次回に!

youmyan

5日間長距離遠征!2020 (島原編①)

こんばんは!youmyanでございます(^_^) 引き続き不定期で長崎県遠征の続きを書いていきます。今回は3日目から。ではいってみよう!

・2020年7月18日

遠征3日目、本日は島原半島の方にある自治体とその遺跡群のカントリーサインを目指すことに。ただ、この日は天気予報が曇りのち雨と自転車を一部使うため少し不安でした。そんな中、旅をスタートさせました私は島原鉄道に乗るべく本諫早駅に徒歩で向かいました。

諫早駅にも島原鉄道は入っているのですが、島原駅方面の始発が本諫早駅だったので少しでも効率よくカントリーサイン撮影を行うために歩いて始発に乗ることに。

さて、諫早駅から本諫早駅へ向かう際に見覚えのある橋が!

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そうです!2日目の遠征で見た諫早市カントリーサインに描かれていためがね橋です!

諫早市のホームページの詳しい解説によればこの橋は約180年前に作られた石橋のようです。その昔諫早では中心部を流れる本明川でよく氾濫が起き川に架けてあった橋が破損してかなり不便な生活を送っていたそうです。飛び石という川に石をいくつもおいてそれを伝って渡ることで何とかしのいでいたようですが、幕府から使者が来ることになった際にこの川を渡る手段が飛び石しかないことを諫早市民は恥と思い、橋を架けることを決めたようです。「永久不壊の石橋」をつくろうとして長崎市にある眼鏡橋をモデルにしてできたのがこのめがね橋です。永久不壊の通り今まで一度も壊れたことがないそうです!すごいです!!

ただ、昭和の中頃に起きた本明川をはじめとする大氾濫の際に橋が丈夫な故に川の瓦礫とかを塞き止めていいわばダム状態になってしまい川の流れを大きく変えてしまったことにより大きな被害を出してしまったようです。

この事がきっかけで橋を取り壊そうという気運が高まったようです。しかし、市長が文化財として保存をすることを提案。これに対して市民は大激怒。被災でただでさえお金が無いのにどうするんだと言うことである。市長はこの市民の意見に負けること無く

「50年後の子孫の代を考えれば市の象徴であるめがね橋の保存が大事。」

と中央の政治家に対して働きかけて日本初となる石橋の重要文化財に指定されこの市長の思いが実を結んだのです。そして、前代未聞石橋の移設復元作業によって今に至るようです。(細かいことはこのサイトのURLを張っておきますので見てみてください。)

www.city.isahaya.nagasaki.jp

この橋の成り立ちや市長のエピソードが素晴らしかったので詳しく紹介しました。自然災害の遺構の保存、取り壊しはどうしても付き物で、災害の嫌な気持ちを思うと見たくない、一方で未来のためにこの事を語り継ぎ守りたいというのはかなりデリケートな問題で難しいものです。そんな中当時の諫早市長は市民の気持ちに抗ってまで橋を残す決断をしたのはすごいと思う。結果的、50年以上経つ現代においてこの橋を残すことは正解だったと思う。先人達が人々の暮らしを良くしようと英知の結晶を詰め込んだ橋がこうして現物が見れるか形で語り継がれることは未来に生きる私たちにいろいろ考えさせられるものがあります。一土木を学ぶ人間としてこの橋を見ることができてうれしい限りです。今回は公園内をあまり散策できなかったのでいずれのんびり訪れたいです。

めがね橋を後にすることを数分で本諫早駅へ到着しました。その途中面白いマンホールが。

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諫早市の旧市章がいっぱい‥‥‥

不規則に見えて実は規則的に並んでる。なんとも芸術的に見えてしまったyoumyanなのでした。

因みにこの旧章は諫早市の「イサ」を「イ」を3つ並べることで表しているようです。

さて、今回のメインの移動手段としてお世話になる島原鉄道さん。実は島原鉄道さんは鉄道だけでは無くバスやフェリーも運行しており、休日は何と2000円でどれも乗り放題!!

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何とも素敵な切符!実際諫早駅から島原駅を往復するだけで3000円位するため、とってもお得です。今回は、旅の日程に土日が含まれていたため実現できたことです。後々この切符が本日の旅をする上で切り札となってくれるとはつい知らずに。

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こいつが最初に乗る電車。その名も「さっちゃん号」。さっちゃんとは島原鉄道のキャラクターで外見がさっちゃんをイメージした塗装となっており、横にはさっちゃんが描かれています。この「さっちゃん号」は一両しか無くこの列車に当たればいいなあと思っていたのでラッキーでした。

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因みにこちらがさっちゃんについて書かれたテーブルです。さっちゃんは鯉なんだそうです。かわいいですね( 〃▽〃)

そんなさっちゃん電車は島原へとへと向かいますが私は島原へまではいかず途中下車しました。本諫早駅から電車で20分、愛野駅へ。もちろんカントリーサイン収集をするためです。

歩いて数分で目的地へ。

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(1枚目:国道57号 雲仙市境   2枚目:国道57号 諫早市境)

ここで章ラーの本業を発揮!昨日はイラストタイプの諫早市しか撮影できませんでしたが、しっかり章入りも撮影しないとシマりません(笑) 雲仙市もここで章入りを撮影。といって雲仙市の方は長崎県のイラストタイプは残念ながら無いので章入りを撮影できれば満足。

因みにこの地点は直轄国道なので章入りなのは言わずもがなですが、島原半島を一周する国道251号は何故かほぼ章入りで統一されています。合併前について詳しくは次回以降話していこうと思います。

あと雲仙市の方ですが、章の部分の配色紫じゃなくて水色が正しい気が‥‥ホームページや私が持ってる市町村章の図鑑では紫の部分水色になっていて市としてこれは公認なのか微妙なところです。他の地点のカントリーサインも紫だし、、どうなのでしょう??

これにて、愛野での活動は終わりです。続きは次回以降書いていきますが最後に愛野駅周辺で撮った写真を紹介します。

まずはこちら

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市境のモニュメントです。何とも独特だったので撮影。この境界はかつて愛野町だったため市町村境によくある「ようこそ〇〇へ」のモニュメントと同等のものでしょう。なかなか面白い。
続いて愛野町のマンホール。

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マンホールには「愛野町」ではなく「愛の町」と書かれているのも面白いですね。イラストには町の花のコスモス、町の木のケヤキ、そして町の名産であるじゃがいもの花です。じゃがいもの花をマンホールに描かれているところって珍しいと思います。愛野町長崎県タイプのカントリーサインはきっとコスモスかじゃがいも、「愛の町」関連のものが描かれていたのかなあ。どんなイラストだったか気になります。。

最後は愛野駅舎です。

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何とも奇抜!!まるで結婚式の協会を模しているところがすごい!「愛の町」らしさが出てます。

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屋根の十字架の部分が愛のキューピットの矢に。すごく凝ってますなあ。。

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そして駅前の顔をはめて写真を撮るパネル。結婚式の装飾をした新郎夫婦。駅舎が結婚式式場なので自然な流れです。しかし、注目すべきは新郎夫婦が持ってるもの。

「じゃがいも!」「ブロッコリー!」

あまりにもシュール過ぎてyoumyan笑ってしまった。おそらく特産だからでしょう。この感じ私的には好きです(^_^)

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駅プレートも愛の仕様でピンク色。他の駅はみな青なの愛野駅だけ特別扱いです。にしてもこういう仕掛けをしておもてなしをしてくるところ素晴らしいです。気に入りました!

なかなか濃い、いや愛の町だけに恋 駅をあとにして次なる目的地である本旅最大の目的であるカントリーサインを撮影へ向かうべく再び島原鉄道に乗るのでした。。

続く

youmyan

5日間長距離遠征!2020 (佐賀県再び編③)

こんばんは!youmyanです(^_^)

前回の続きから書いて行きます!

前回の記事で嫌道6号にある東彼杵町長崎県タイプを撮影し私は嬉野温泉へ戻りました。本日は東彼杵町長崎県タイプを撮影することが主な目的であったためほぼ活動が終わったも同然。翌日の遠征も自転車を使ってカントリーサイン収集の予定だったため少しでも楽に駒を進めるため今回はある秘策を試すことに。

その秘策とは体の疲れを少しでも取ることに他なりません。レンタルサイクルを魔改造して高出力の電動自転車にするこはできないですから、自転車の主動力 youmyan のアップグレードをするしかありません。

実際初日からけっこう歩いていますし、険道で坂にコテンパンにされ正直かなり脚がつらく明日へのサイクリングが心配でした。

何か良い方法は無いか探しました。あるじゃないか目の前に!ここは嬉野温泉街。温泉がわんさか湧いてるではないか!これなら足の疲れを取ってくれそうだ!

と言うわけで嬉野温泉で少しのんびりすることに。観光協会から温泉マップを頂いていたのでいくつもあるなかで今回は「御宿 高砂 旅館」の日帰り温泉に行くことに。

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こちらが、その高砂旅館の正面玄関です。見ての通り高級旅館の佇まい入るのに躊躇してしまいそうでしたが、たまたまおかみさんがお見えになっていたので話すチャンスができ温泉に入ることができました(^_^) 

さて温泉はどうだったかと言うと、とっっっても気持ち良かったです( 〃▽〃)  

というのも嬉野温泉は栃木の喜連川温泉と島根の斐乃上温泉と並ぶ日本三大美肌の湯であり肌に対する効能が特に良いとされる温泉でアルカリ単純泉であるもののかなりヌメヌメとしたのが特徴です。以前喜連川温泉に入ったことがあるのですが、この温泉もかなり気持ちのいい湯でして私が入った温泉の中でも断トツ1位になるくらいだったのでそれと同じくらい良い湯と称される嬉野温泉には期待してましたので、見事に裏切られること無くとてもいい湯でした!!

この旅館の温泉は川沿いの露天風呂でして川の音を聞きながらのんびり温泉に入るのは風情があるものでした。

日帰り温泉は800円とお手頃になっていますので、是非嬉野温泉に行かれた際には訪れることをおすすめします。

温泉に入りリラックスしたところで昼食を取ることに。自転車で嬉野温泉名物の湯とうふを食べるため出発したのですが、なんとさっきの脚の痛みが嘘のように楽に!!ペダルを漕ぐ脚が軽いこと軽いこと!温泉の力はかなり効力があったようです。

さて、湯豆腐が食べられるお店ですがこれも観光協会の方からからマップを頂いていたので気になったお店に行くことに。

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チョイスしたのは「月 創采膳」さんです。こちらがお店の正面です。またもや、高級そうなお店に来てしまいましたが、850円でお手頃に食べられる湯豆腐のランチがあるとのこと。もちろん私はそれを注文することに。待つこと数十分くらいおまちかねの湯とうふランチが来ました。それがコチラ!

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かなりのボリュームでしょ!これで850円は安いです!!

お味はと言うとこれもとてもデリシャスです!!

湯どうふといえば昆布のだしにお豆腐を入れて食べるものだと思っていましたが、温泉を使っているため豆腐が溶けるために一部豆乳になり残った豆腐もとても柔らかくなるのが嬉野温泉の湯どうふだそうです。嬉野温泉では江戸時代から評判がよくその名を轟かせていたようです。

味も私が知っているお豆腐よりも甘味が多く感じられました。また、このお店では湯どうふの薬味として味噌ゴマだれが使われていてこれも温かいお豆腐とマッチして美味しかったです!!ゴマ味噌ダレにお豆腐がマッチすることも大発見でした。小鉢の前菜ももちろんおいしくいただき大満足です。

是非またいきたいです!!

このあとカントリーサイン収集を終えるにはまだ早い時間だったので私はもう少し進軍することに。嬉野温泉を後にした私は武雄温泉駅へバスで向かいました。

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武雄温泉駅へは1時間位で着きました。武雄温泉駅九州新幹線の長崎フル規格の起点で丁度改良工事が進められていました。なので駅構内はとても綺麗で線路では工事が続けられていました。暑いなか本当にご苦労様です。

私は武雄温泉駅から上有田駅へ行き有田町のカントリーサインを撮影することにしました。

上有田駅に着いて歩くこと数分で狙っていた場所へ到着しました。

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(1枚目:国道35号 武雄市境  2枚目:国道35号 有田町境)

有田町は未撮影自治体なのですが丁度逆光であまり綺麗に写真が撮れないのはなんとももどかしい。一応、それなりのは撮れましたが再撮影かなと。武雄市は前回の遠征で撮影済みですがこの地点でもしっかり撮影。この地点は直轄国道であるため、山内町時代から章入りでした。

目的の有田町のカントリーサインを撮影した私は上有田駅へ戻り早岐方面の電車を待つのですが、タイミング悪く2時間待ちに。。駅近くに有田焼の最大の販売ショップ「丸兄」さんを除くことに。有田焼のデパートと称するように店内にはたくさんの有田焼が!有田焼は日本で陶磁器の発祥と言われており、綺麗な絵が描かれたお皿や壷をはじめ、湯のみや箸置き等といった食器類も豊富に取り揃えていました。私はお玉が自立するお皿を購入しました!!

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これがお玉を自立させるお皿。なんとも画期じゃないですか!お料理する際お玉を避ける時どうしても横においてしまい面積をとってしまうため邪魔になりやすくそれを解消してくれるお皿!味見用のお皿としても活躍してくれそうです(^_^) 良いお買い物をしました。

有田焼のデパートを後にした私はそれでも時間が余っているためどうしようかと思った時駅に戻ると何やらカフェを発見!しかも「粉雪」とやら気になるものが。せっかくなので入ってみることに。

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上有田駅の隣にあるその名も「駅カフェ SARAYAMA」。粉雪と言う謎の食べ物を専門に扱うカフェのようです。

中に入ってみると昔ながらの駅舎を使ったオシャレな店内になっていました。壁には上有田駅有田駅の沿線を再現したNゲージジオラマがあり、これがまたよくできているのですよ。

さて、粉雪は何か気になるところですが軽食(ランチ)が食べられるとのことで早いですが夕食がてらいただくことに。

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嬉野茶をそのままふんだんに使用したパスタとお茶のスープです。

お茶の葉を大胆に使ったパスタはベーコンとにんにくとのシンプルな味にちょとほろ苦いお茶の味とマッチしてとてもおいしかったです。お茶の葉の使い方としてお茶を出すだけではないんだなと思いました。渋味が少ない嬉野茶だからできることなのでしょう。

また、お皿やマグカップもオシャレな有田焼でポイントが高いです。

食事も終わり本題の粉雪を頼むことに。

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こちらが粉雪のミニサイズでイチゴのソースがかかったものに(写真とるのが下手くそやな‥‥)

粉雪とはいわばかき氷のようなもので、削るのが氷ではなく特別に凍らせたミルクアイスを専用の機械で削ったもので見た目が粉雪のようにフワフワなので粉雪と呼ばれているようです。このカフェではこの粉雪を専門に扱っており、私が食べたものよりもっと大きいものがいろんな味で販売されています。

味は甘いミルクアイスなのですが、あまりにも柔らかく口の中ですぐ溶けてしまいなんとも不思議な感じがしました!!どうやらこの粉雪は韓国が発祥で日本ではこの上有田以外では食べられるところが少く日本では粉雪の先駆けとなっているようです!!

カフェのオーナーさんがまた気さくな方でいろいろお話ができてとてもいい時間を過ごしました!私がたまたま訪れたとき地元の常連さんのお子さんを連れた方もいらっしゃっていて、その方の小さいお子さん(男の子)がまた可愛くって癒されました( 〃▽〃) 車や電車が好きなようで私に車のおもちゃを持ってきて見せてくれたりかくれんぼしたりなかなかないふれあいの時間を過ごすことができました!有田町のカントリーサインも綺麗に撮影できなかったので再訪するか迷ってましたが、こんな素敵な場所があればまた行きたくなっちゃうじゃないですか!

そして1時間以上あった待ち時間もあっという間に過ぎ電車がきて、早岐方面へ向かいました。最後カフェのオーナーさんと常連親子さんが駅で手を振って見送ってくれました。見ず知らずの人にここまでおもてなししてくれる。何か温かいものを感じました。いろいろありがとうございました。また遊びに行きます!

上有田駅から次へ の目的地を三河内駅設定。三河内駅へは数分で到着しました。

ここから少し歩きます。やはり温泉の力は侮れなく、歩くのがとても楽でした。やはり温泉に入ったことは正解のようです。

道中こんな珍しいものが。

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なんと白地の108系標識が!私はあくまでもカントリーサインが専門なので他の道路標識はよくわかりませんが、白青が逆転しているタイプはあんまりこのタイプをみないというかはじめて見たので珍しいと思います。地元茨城県国道245号の106系にに似たやつで白青反転のは見たことありますが‥‥他にもあったとは。

そんな珍しそうな標識が私の獲物ではありません。もちろんカントリーサイン以外ありえません!トコトコ歩くこと30分ようやく境界へ到着。

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(1枚目:県道1号 佐世保市境  2枚目:県道1号 波佐見町境)

ここへは波佐見町佐世保市長崎県タイプを撮影に。波佐見町佐世保市長崎県タイプはそれなりに設置しているようなのであまり珍しくはないですが、今回はここが唯一の撮影ポイントになりました。

イラストを詳しく見てみましょう。

まず、波佐見町から。イラストは波佐見焼とハサミックです。波佐見町は有田町同様焼き物が盛んのようで波佐見焼として有名です。またハサミックの本来の色は黄色です。(佐世保市カントリーサインの写真に写っている)。このキャラクターは波佐見温泉の湯気と波佐見焼きをイメージし、目は窯焼きの炎と農業の色を表しているようです。どうやら昔に使われていたようで、町のキャラクターではないそうな。

続いて佐世保市。イラストはハウステンボスと島々です。この大きく描かれた花が一体何の花かわかりません。おそらくハウステンボスの名物のチューリップなのではと思うのですがちょっと見えないですよね‥‥佐世保市ですが実はハウステンボスのイラスト以外に九十九島のサンセットが描かれたタイプと2種類ある珍しい自治体なのです!今回私は九十九島バージョンは撮影してないですがいずれ撮影に行きたいです(^_^)

これにて本日の活動はしゅーりょー! 三河内駅へ戻り早岐を経由して諫早に戻りました。

翌日3目、天気予報は曇り雨と微妙な天気ですがあの半島へ行くことに。今回の旅でかねてから一番撮影したかったやつを思わぬ形で実現することに!!

さて、一体どうなるのでしょうか?

続く 

youmyan

5日間長距離遠征!2020 (佐賀県再び編②)

深夜にこんばんは!youmyanです(^_^) 昨日うっかり昼寝をしてしまい眠れないのでブログを更新をすることに。。

例によって前回の続きから書いていきます!

遠征の2日目、最初のカントリーサイン撮影を終え肥前大浦駅に戻り、次の目的地である嬉野温泉へ向かうべく肥前浜駅へ。

肥前浜駅から嬉野温泉へ行くには路線バスを使うのですが、時間設定をタイトに設定しておりしかもバスが通るバス停が駅から離れているため走る羽目に。。駅に電車がついてドアが開いた瞬間からマラソン。昨日から今朝まで合計で10km以上歩いているため歩く慣れよりも疲労の方が勝りしときつかったです。。

必死に走ったお陰でなんとかバスに乗ることができ、無事嬉野温泉へ向かいました。

さてこの路線バスは昨年度カントリーサイン撮影で訪れた国道498号を通るルートで嬉野温泉へ向かいました。

lovecountrysignsyou.hatenablog.com

↑の記事はそのとき書いたものです。

私は鹿島市からバスに乗っているため嬉野温泉の所在地である嬉野市へ行くということは市境を跨ぐことは必須条件です。先述で国道498号と言ってることで市境は昨年度通った国道498号で通過するということは察していただけたと思います。

何故、ここまでこの地点の境界を引っ張るかと言えば、昨年度は無かった変化が起きていたからです!!ただし、残念ながら写真はバス乗車中だっため撮影できなかったこと何ぞとご容赦くださいm(_ _)m

さて、どんな変化があったか簡単にご説明します。

・昨年度時点:鹿島市→非設置  嬉野市嬉野市塩田町Ver.

・今年通った時:鹿島市→章入り  嬉野市→章入り

なんと鹿島市で章入りが新に新設されていたのです!!佐賀県は先程上げた昨年度の遠征記事に書いてある通り章入り王国なのですが、何故か鹿島市に限って非設置箇所が多く章入りは佐賀県内ではかなり後に設置されたようなのです。前回訪れた際には国道498号(嬉野市境)、国道444号(白石町境)は未設置だったので今回の発見はうれしいものです。もしかしたら国道444号の方も設置されたかもしれませんね!因みに形式は県道41号に設置されているものと同じです。

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 (県道41号 嬉野市境にて2019年8月に撮影したもの)

驚くのはこれだけじゃないのです!なんと嬉野市側も取り替えが行われていたのです!!

昨年度は先程から述べてます佐賀県遠征にて紹介しているような嬉野市塩田町と書かれた独特のタイプが設置してありました。

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(国道498号 鹿島市境にて2019年8月に撮影したもの)

↑こちらですね。しかし、今回の遠征で通った際には鹿島市側と同じような嬉野市章入りタイプが設置されていました。おそらく鹿島市側を設置した際に取り替えた模様ですが何故そうしたのかは不明です。今回の遠征で県境の太良町の対応や鹿島市の対応の発見は佐賀県カントリーサインの更新に積極的であることを知ることができ、あわよくば佐賀県唯一章入りが存在しない玄海町でも何か変化があるのではないかと期待が膨らんだものでした。今回はあくまでも長崎県がメインであるため玄海町の方やその他佐賀県の地点は調査していないですが近い将来調査したいなと思っています。

長崎県がメインだとか言ってよ、佐賀県でのんびりしているじゃないか!しかも温泉だと?!」と聞こえて来そうなのでそろそろ本題へ。もちろん嬉野温泉へ行ったのは長崎県の激レア(SSR位)なカントリーサインを撮影するためです。何故、長崎県側からアプローチしなかったかといえば場所が峠にあり徒歩では到底厳しい上に長崎県側県境までの道のりがかなり厳しいとのこと、また麓で一番近く貸し自転車を受けれるのが今向かっている嬉野温泉ということもあり、佐賀県側からアプローチすることに。(前々から日本三大美人の湯である嬉野温泉にとても入りたかったというのも理由のひとつ。)

バスで揺られること約1時間で嬉野温泉観光協会へ。早速自転車を借り目的地へ向かいました。

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空もからっと晴れてサイクリング日和になりました(^_^) 観光協会の方がここまで晴れたのは本当に久しぶりだとおっしゃっていたので、この日の段取りを組んでラッキーだなと思いました。そもそも天気予報では遠征の日程である7月16日~20日まで雨予報だったため自転車で回る日程をどうするか悩んでいて特に今回目指す場所はバスも極端に無く今回は諦めるかと思っていたので晴れて本当に良かったです!

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観光協会から自転車を走らせること数分、例のカントリーサインが設置されている路線 険道 6号(大村嬉野線)に合流。あとはひたすらこの路線を大村方面を走れば良いという訳です。いつも近道をするために複雑な工程が多いため今回はシンプルで楽です。写真は県道から見たカントリーサインのある場所を眺めたものです。赤丸してある場所より奥に県境はあるようです。。(うん!かなり高いところにありそうだ!)この時私はそこまで大変な峠道ではないだろうと思っており、気合いと根性で行けるとばかり思っていました。

しかし待ち構えていたのは登坂地獄と灼熱地獄でした。私が想定していたのは登坂と平地の連続で多少は自転車を押して歩くことは覚悟していたのですが、ビックリするほど勾配がきつくほぼほぼ自転車を押して歩く羽目に(T_T) しかも、快晴だったため太陽の日差しが体力を奪っていき何度も挫折しそうになりました。。

 

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道中でこんなものを。12%の登り坂って。。こんなの見せられたらやる気なくすよ。。私が今まで実際に見た注意標識のなかで10%が一番の急勾配でしたが、あっけなく塗り替えられました。。それでもなんとか坂と格闘すること1時間半ようやく県境付近へ。

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県境付近はこのような開けた平地になっておりお茶畑が一面に広がってます。そしてついに死にそうな思いをしてまで撮影したかった激レアなカントリーサインとようやくご対面をしました!

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(県道6号 佐賀県嬉野市境にて)

こちらがその激レアなカントリーサイン!って草木に侵食されてるうう!!何てことを‥‥‥ここまで苦労して来たのにそれはないよ(涙) まあ、なんとかイラスト部分が見えているので良しとしますが、やっぱり夏だと草木に埋もれてしまいがちのカントリーサイン。特にここはあまりにも長崎県からはかなり険しい道を通らなくてはならず不便な場所にあるためあまり手入れがされにくいのでしょう。

何故、この地点にこだわるのかと言えば、長崎県タイプの東彼杵町カントリーサインはここにしかなくどうしても長崎県タイプの東彼杵町を撮影したかったらです。そもそも東彼杵町国道34号以外に県道で境界を跨ぐのはこの県道6号しかなくこの県境のみがイラストタイプが設置されているようなのです。もっともこの県境の先に大村市境がありますがなんのタイプのカントリーサインが設置されているのかはストビューがないため確認できていないですが、、本当は調査に行きたかったのですが、長崎県側の方が佐賀県側より道が険しいということはわかっていてかつ佐賀県側でも登りが相当きつかったことを体で体験したばかりだったためおとなしく嬉野温泉方面に戻ることに。どちらにせよ東彼杵町カントリーサインがこの有り様なので再撮影は確定事項なので何で行くかは未定(少なくても自転車は嫌よ)ですがそのときにでも大村市境側を調査しようかなと。

因みに東彼杵町のイラストは初日に撮影した長崎自動車道のもの同様「そのぎ茶」ですね。厳密に言えば、そのぎ茶の段々畑と大村湾です。この辺は嬉野茶を含め良質なお茶がとれるようです。嬉野茶、そのぎ茶どちらも飲みましたが他の緑茶より甘く渋味が全くないという点で人気のお茶なんだなと思ったほど。とてもおいしくいただきました(*^^*)

さて、佐賀県側のカントリーサインもちゃんと紹介しましょう。

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(県道6号 長崎県東彼杵町境にて)

こちらは先程紹介しました嬉野市塩田町の嬉野町Ver.です。どうやら塩田町タイプと嬉野町の2タイプがちゃんと存在しているようです。国道498号の嬉野市件があり通常の嬉野市に交換されていないか心配でしたがちゃんと健在していました。まあ、東彼杵町のものとは違ってここにだけしか無いものではないですが今回の旅工程上ここしか嬉野町タイプを撮影する機会が無かったため良かったです。

とりあえず撮影したかったカントリーサインが撮影できて満足したので嬉野温泉へ戻りました。帰りは行き苦労して登って分下り坂が待っていたので超楽に戻ることができました。所要時間なんと20分!これでどれだけ厳しい登り坂だったかお分かりいただけますよね?

そんなこんなんで、嬉野温泉へ戻った私は今回の旅を順調に進めるための作戦?を遂行するのであった。。

続く

youmyan

5日間長距離遠征!2020 (佐賀県再び編①)

 こんにちは、youmyanでございます(^_^) 長崎県遠征の続きから書いていきます!

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・2020年7月17日
長崎県カントリーサイン収集2日目。天気予報通り超快晴!私は諫早駅から始発に乗ってある場所へ向かいました。

写真は諫早駅のものです。現在九州新幹線の開通に向けて大改修工事をしており新しい駅舎がちらりと見えております。今回の遠征ではよく新幹線長崎ルートが見える場所を通りましたが、かなり完成しており新幹線で長崎県へ行ける日が近づいているなと感じさせられました(*^^*) 

話がそれてしまいました。始発に乗ること30分。最初の目的地の最寄りの駅、肥前大浦駅に降り立ちました。

「えっ、肥前大浦駅佐賀県じゃん!長崎県遠征なのにどうして!」とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。実は今回佐賀県を訪れた理由には長崎県のレアタイプが県境にありそれを撮影するためには佐賀県からアプローチする方が便利ということがありまして、そのついでに佐賀県の未撮影自治体を撮影ができるということがあり長崎県遠征と言いながら佐賀県に来たという訳です。

最初の目的地のカントリーサインも実はここ一ヶ所しか設置していないレア物でしてそれを撮影しに来たわけです。駅から30分歩くこと県境へ到着しました。

しかし、ここで想定外の出来事が佐賀県側のカントリーサインに起こっていました!!

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(国道207号 長崎県諫早市境にて)

なっ、なんということでしょう!章部分が みどりぃい!!

しかも佐賀県の方はシンボルマークになってるし‥‥‥

この地点のカントリーサインはこの写真のように訂正される前は青色の章で佐賀県側も佐賀県章だったのですが章部分が海風の影響で消えかかっていたらしくそれで新しく章を取り替えた模様です。ただ、何故か佐賀県章ではなく佐賀県のシンボルマークに‥‥‥

実はこの地点を選んだのも佐賀県章タイプが撮影したいということもあり、多くの地点で写真のようなシンボルマークだったり県章タイプだとしても誤植だったりと正規の佐賀県章タイプが少ない中この対応は(私にとって)ひどいです(T_T)

今回は撮影に行けてないですが国道34号、202号に正規の佐賀県章タイプが存在しますがどちらも赤色なので国道207号のがシンボルマークタイプに変更したことにより青色の佐賀県章タイプは絶滅してしまいました‥‥何とも切ない‥‥

(追記:佐賀県章タイプは国道208号と県道17号(ただし、自専道)にも存在するようです。)

そんな想定外でありましたが、未撮影自治体であった太良町の章入りタイプがゲットできたので良しとしよう(^_^)

さて、佐賀県の話はこれくらいにしておいて、今回の「レア物」は長崎県側であり、そちらは見たところ問題は無さそう。では紹介しましょう!

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(国道207号 佐賀県太良町境にて)

この大型イラストタイプこそが前回の記事で書きました長崎県タイプのカントリーサインなのです!!

基本的に私のブログでは章入りタイプばかり紹介してしまい(まあ、私が章入りタイプが専門だったので仕方ありませんが)「カントリーサイン」の名の原点である北海道の様なイラスト入り市町村標識をおろそかにしてきました。だが、ついにイラストタイプのカントリーサインをこのブログでバンバン紹介する時代がやって来たのです!!その最初のカントリーサイン長崎県タイプ。

一見して、北海道や大分県で見られるようなカントリーサインと変わりが無いように見えますが他県の大型イラストの配色がカラフルであるのに対し長崎県タイプはイラスト部分の配色が基本的に赤、水色、緑の3色(稀に青、黄色、紫がありますが)で統一されており、イラストの背景が水色で空や海を表していることが多いのが特徴です。

この水色をやけに強調してくるのには理由があり、長崎県章の説明で長崎県章が水色な理由を「長崎県の明るい海と空を表している。」としていることから、大半を海で囲まれている長崎県の象徴としてイラストにも多く水色が使われているものと考えられます。言っちゃえば長崎県のイメージカラーなのかもしれません。

そんな素敵な長崎県タイプのカントリーサインですが、「長崎県」の長崎県タイプはここ一ヶ所しか存在しない(他の箇所は章入りが主流)ということが今回ここを訪れた最大の理由です。では、長崎県及び諫早市長崎県タイプについて詳しく見ていきましょう!

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まずは長崎県Ver.から見ていきます。イラストは県の鳥の「オシドリ」と長崎県章が描かれています。本来ならオレンジや茶色といった色を使うのでしょうが、赤、水色、緑の3色でイラストを表す長崎県タイプはなかなか独特ですが違和感があまり感じられないという点ですごいなと思います!!もはや、芸術の作品だと私は勝手に思っています。実物を見せられちゃ存在する長崎県タイプすべてコンプリートしたくなるじゃないですかぁ!!何とも長崎県は嫌らしい(いい意味で)

実はこの長崎県カントリーサインは全国的に珍しい点がもうひとつありまして、英表記をご覧いただくと「Nagasaki Prefecture」となっており注目すべきは「Prefecture(県)」がフルバージョンで書かれていることです!

基本的にカントリーサインにおいて村(Village)や都(Metropolitan)のように長い物は「Vill.」Met.」と省略されることがほとんどで県(Prefecture)も「Pref.」と省略され表記されています。

実際「Village」のフルバージョンはそれなりに設置されていますが、「Metropolitan」、「Prefecture」のフルバージョンはそもそも見たことがなくせいぜい「Metr.」「Prefe.」が最長だったためフルバージョンの「Prefecture」は激レアであり全国でここだけのものと思われます!(まあ、すべての県境を調べた訳ではないですが‥‥)

(追記:「Prefecture」のフルバージョンは国道3号の鹿児島県もそうらしいです。)

いろいろと珍しい長崎県長崎県タイプ。他の県境にも設置すればいいのにと思うのですが何故かそうはならないのですよね‥‥‥

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続いて諫早市Ver.です。イラストは、諫早公園にある眼鏡橋ツツジです。眼鏡橋のある諌早公園では毎年4月のツツジが咲くころに諌早ツツジ祭りが開催されきれいなツツジが見れるそうです。

www.nagasaki-tabinet.com

こちらに詳しく載っています。私も次の日諌早公園を訪れましたが当然ながらツツジは咲いておらず植木の緑だけがありました。是非春にも訪れたいです。

さてここをあとにして近くの県境(おそらく国道207号の旧道)にもちょとレアなカントリーサインを設置していたことを予習していたので訪れてみました。

が、しかしその予習していたレア物が別のレア物と変貌を遂げていたのです!(またもや想定外‥‥)

それがこちらです!

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(市道 佐賀県太良町境にて)

いかにも新しいカントリーサイン。最近設置されたようです。実はこの地点にはかつてA型と呼ばれるいわゆる激レア白看板の長崎県が設置されていたのですが残念ながら新調されたようです。まあ、すでに焼おにぎりならぬ焼き蒲焼き状態でボロボロだったのでいつ撤去されてもおかしくなかったのですが撮影できず非常に残念です。

ただ、新しく設置されたやつもなかなかおもしろく、県と市名が一体となっているのはかなり珍しく、長崎県ではここのみにしかないでしょう。個人的にはここで章入りが設置されれば面白かったのにと(笑)

これにてこの地点での活動は終了し肥前大浦駅に戻り電車で次なる目的地へ向かうのであった。

続く

youmyan