youmyan’s diary

カントリーサイン好きの私 youmyan こと ゆうと が撮影したカントリーサインや旅の紹介をするブログです。

玉川村、交換したのはいいが……

こんにちは!youmyanでございます (^_^)/ 今週も過去に撮ったカントリーサインの写真からお届けしたい思います。

最近、今まで撮ったカントリーサインの写真を整理していたところ面白そうなネタが出てきたのでそれを紹介したいと思います。

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(1枚目:国道118号 石川町境(2013.4.13撮影) 2枚目:国道118号 石川町境(2017.4.15撮影))
これらの写真は同じ場所で撮影したものになります。(これはいずれも福島県の三春町にある三春の滝桜を見て茨城に帰り道に撮影したもの)

実はこの4年の間に標識の更新が行われたようで2枚目の写真を見ていただけるとわかるようとても新しくきれいになっていました。(新品が故標識には近くの木の枝の影が反射して映ってしまっています。)

このように章入りをちゃんと新しく設置する気が福島県にはあるんだと感心した次第…… が、なんと更新された方の標識にとんでもないミスをしてしまっているのです!

「章部分の誤植?いや、どちらも同じように見えるが……あっ!英語部分が……」

そうなのです。英語表記の部分が「kawa」から「gawa」になっているのです!!

玉川村の正しい読み方は「たまかわむら」なのでもともと設置されていた標識が正式なのに更新のせいで誤植化してしまったという訳です。なぜ、このようなことが起きてしまったのかは謎ですが、かつて福島県湯川村飯舘村で同様なことをしており(Yugawaが正しいのにYukawaにしたりIitateが正しいのにIidate)修正跡が見られる標識もあるので今回もただ単にミスだったのかもしれません。(因みに埼玉県のときがわ町になった旧玉川村愛媛県今治市になった玉川町、漢字は違いますが同じ読みで山口県萩市になった田万川町、東京都の川多摩川はみんな「たまがわ」の読みなのでそれにつられてしまったのでしょうかね?)せっかく新しい標識なのでぜひ正しい表記の標識に訂正してほしいものです。

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(県道42号 矢吹町境にて (2020.3.25撮影))

場所は違いますが国道118号同様新しい標識に交換された県道42号の玉川村ですがこちらはちゃんと「たまかわ」表記のようです。

それにしても新品のカントリーサインはとても良いですね!

以上

youmyan

・おまけ

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(国道289号 田村市境(2013.4.13撮影))

非常にどうでも良いですが、写真を整理したとき自治体ごとに時系列にいつ初撮影したか並べて見たところ、福島県初の撮影自治体は三春の滝桜を見に行った時に撮影した三春町が記念すべき自治体だったようです。

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(2013年の三春の滝桜)

これが先ほどから話に出している三春の滝桜です。名前のごとく滝のように咲く桜は大迫力で見る者を圧倒します。この桜、樹齢が1000年以上と言われており、そのスケールの規模の大きさにも驚きます。その他周辺の桜の木々も一斉に花が咲きとてもきれいで高台から見下ろす桜もまた格別です。また周辺もお土産屋さんなど出店もあるので観光にはもってこいの場所です。今年はコロナ禍でどうなるかわかりませんが、ぜひ落ち着いた際訪れてみてはいかがでしょうか。

おわり

つくばみらいのカントリーサイン

こんばんは!youmyanでございます(^▽^)/。最近ブログを書くのに使用していたタブレット端末が調子が悪くなってしまい、ノートパソコンからブログを書いてる次第です。(なんの報告だよ!) いつものお約束の挨拶の絵文字が違うのは絵文字を探し出せなかったため代わりによさそうなものを引っ張ってきた為であります。タブレットスマホの絵文字検索がつくづく便利だったというのを実感した今日この頃です。

今回からしばらくは過去に撮影した(youmyanの独断と偏見で感じた)ちょっと面白いカントリーサインを紹介していこうと思います。

今回は私の地元茨城県自治体をピックアップ。以前紹介したと思いますが、茨城県は比較的章入りが主流でイラストタイプが一切存在しない一見面白みがないと思われがち(かつては自分もそう思っていた)ですが、ネガ・ポジが入り乱れていたり標識のサイズ違い、カラーだったりと何かと撮影がいがある県であります。

さて、本題に入っていきます。今回はつくばみらい市カントリーサインについてピックアップします。その前につくばみらい市についてざっくりした概要を。つくばみらい市谷和原村伊奈町が合併してできた市であります。市名の「つくばみらい」ですが、両自治体にまたがっているつくばエクスプレスの「みらい平駅」に由来しているようで、いかに

平成の大合併で誕生した感じあふれる名前である。そもそも、地名に「未来」という時間を表す言葉を入れるというのは前代未聞で住民の間でもかなり問題になったようです。まあ、その他の候補も候補で「南つくば市」や「小貝市(市を流れる小貝川からきている。)」といった具合で何とも微妙な感じだったようです。個人的には「伊奈谷和原市」とか「いなやわら市」のほうがいさぎ良かった気がするのですがね。。(谷和原という地名を残してほしかった。) なんかへんてこな名前になってしまったつくばみらい市ですが、何があるのかといえば、綱花火だったり(常磐道の旧伊奈町カントリーサインのイラスト)、福岡堤の桜並木(常磐道の旧谷和原村カントリーサインのイラスト)だったりあとはサハリン島が島だということを発見した冒険家の間宮林蔵の出身地だったりします。

そんな、つくばみらい市カントリーサインですが基本的に章入りしか存在しないのですが、実は文字部分が2種類存在するのです。

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(1枚目:県道130号  取手市境   2枚目:県道46号(都市軸道路)  守谷市境)

このようにつくばみらい市には文字の大きさが異なる標識が存在します。本来のフォントサイズは2枚目のものなのですが、なぜかこの地点以外は1枚目のようなやや文字が小さめの独自のものを採用しており、「標準」のつくばみらい市カントリーサインは貴重と言えるでしょう。

余談ですが、この県道46号の境界はつくばみらい市のものもレアものですが、反対側の守谷市側もポジ章とレアもの(この地点以外はネガ)が設置されていたのですが私が訪れた時(昨年度)にはなぜか撤去されておりかなり落胆した記憶があります。同じ茨城県内でいうと美浦村にもかつてはポジタイプが1っか所存在していたのですがそれもなぜか撤去されてしまったという経緯があり珍しいかったり1か所しか存在しないタイプは撮影できるときになるだけ早く撮影するべきだなと感じた次第です。

では(^_^)/

youmyan

(今回はおまけはなし!!)

富山県のカントリーサイン

こんにちは、youmyanでございます(^_^) しばらく忙しくて更新ができていませんでした。。(決して、決してネタが尽きてたからじゃないですよ(;・∀・))

さて、昨年度末に行った富山県遠征に付随して富山県カントリーサインについての解説をすると言っており、情報が揃ったので書いていこうと思います。

おおまかな事は富山県遠征の記事を参照していただければお分かりになると思いますので、ここではもう少し深いお話を。

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f:id:youmyan:20210104145546j:plain(1枚目:国道8号 新潟県糸魚川市境  2枚目:県道135号 富山市境 3枚目:国道359号 南砺市境)

富山県では写真の通り基本的に直轄、県管轄に限らずカーラーのイラストタイプが設置されています。実は富山県は全市町村にイラストタイプが設置されている全国で珍しい県なのです!!(平成の大合併前の市町村で合併によって黒部市は市章に射水市南砺市はイラストが制定されず章入りになった)

この事についてなかなか面白い情報が入ったので後程紹介したいと思う。

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(1枚目:県道106号 朝日町境  2枚目 県道151号:富山市境  3枚目:国道156号 高岡市境)
続いて章入りの設置状況ですが、大半がイラストタイプが占めているため設置ヶ所は少ないですが全市町村に設置されています。小矢部市氷見市等1ヶ所しか現存しない自治体もありますがそれでも全市町村にイラストタイプと章入りが配置されている県は富山県宮城県位しか無い希なものとなっており富山県カントリーサインの設置に関して意識が高いと思います!(カントリーサイン愛好家に対してうれしい県ですね(^_^))
また、国道156号の砺波市のように元々イラストが入っていた部分に章を入れた標識もあったりします。(富山市黒部市高岡市射水市砺波市南砺市にあります。)

なかなか面白い富山県ですが、どうして章入りとイラストタイプが混じってるのか。他県においてイラストタイプと章入りが混じるというのはそこまで珍しくありませんので気にも留めていなかったのですが、以前昔のカントリーサインの情報収集していた(youmyanは平成の大合併前の市町村のカントリーサインについても調べるのが好きでいろいろ調査しているのです。)際にある画像を見つけてしまったことが発端で驚くべき事実を知ることになるのです。

その画像には1999年頃の国道8号新潟県との県境が写ており、なんと「朝日町の章入り標識」が写っていたのである!!

「何がすごいのか?」って?一番最初に貼った写真が同じ場所のカントリーサインのもの。つまり、章入りからイラストタイプに変更されていたのである!!章入りカントリーサインの歴史は実はそこまで古くなくて1986年の法改正によって設置が可能になっており、富山県国道8号は1993年時点でははまだ文字のみのカントリーサインの写真を見たことがあるのでそう考えると章入りに切り替わったのは1995年頃と推測しました。そして2000年初等頃にイラストタイプに替わったのではないかと思いました。そこで、国道8号を管理する富山河川国道事務さんの方に問い合わせをしたところ、予想通り国道8号、41号は1999年ごろまでは章入りで2000年にイラストタイプに変更したと返答をいただきました。

そう考えると、この直轄国道に設置された章入り標識はものの5年ほどで役目を終えたのである。(現在のイラストタイプと章入り標識はサイズが異なるため章の上にイラストを張り付けることをせず新調されている) この事で何が言いたいのかと言うと、文字のみが新調のためイラストタイプに変更なら分かりますが、章入りをイラストタイプに変更することはそれなりのコストがかかる上に章入り標識自体新しいため変更する理由があるのかということである。

しかし、これには納得する理由が存在したのです!!

上記の事実を知った私は次に富山県に問い合わせを送って見ることに。というのも、写真を見ていただけるとお分かりなると思いますが県管轄のカントリーサイン直轄国道カントリーサインは規格が同じであり、おそらく富山県が何か仕掛けたのではないかと推測したのです。そして、富山県の方からていねいな回答を頂きました。

それによると

『市町村のシンボルマーク入りの標識について2000年に富山県で開催されました国民体育大会に合わせて1999年から整備を行ったものです。

国民体育大会には、県内外から来訪者が想定されたことから、より利用者の視点に立った分かりやすい案内を目的として設置したもであり、市町村の名前とともに市町村の特色を表す絵を併記することにより、沿線市町村の特徴がドライバーの方々に一目でわかり、また各市町村のイメージアップにもつながることを意図しています。』

 (メール文抜粋。丁寧なご回答ありがとうございます!)

どうやら国体を行う際のまちづくりの一環だったようで、それでわざわざカントリーサインを一新するあたり富山県はすごいなと思いました。実際、富山県カントリーサインは他県のものに比べて配色がかなりはっきりしており見やすくまたイラストもシンプルながらも丁寧に作りこまれている印象で県外の人に向けての各自治体のアピールする役割がしっかりなされており素晴らしい取り組みだとと思います!!他県も見習ってくれるといいのですがね……

因みにですが、香川県富山県同様国体の整備(1993年の東四国国体)の一環で章入り標識から全市町イラストタイプの標識に一新した経緯があり、国体は県にとって県をPRするための重要なイベントだということがカントリーサインの変遷を見るだけで伝わってきますね。

以上

・おまけ

今回の旅で撮影した富山県カントリーサインは以下のサイトにまとめておきましたので、気になる方はおチェックくださいませ。

youmyan.hatenablog.com

次回は何を書くかは未定です。というのもしばらくカントリーサイン撮影に行けてないのでどうしようか考えているところなのです。まあ、何かしら考えます。

では(^^)/

youmyan

 

・追記:この記事を書いたあと改めてネットで情報収集していたとき面白いものを発見しましたのでご紹介させていただきます!!

https://web.archive.org/web/20000416191053/http://www.pref.toyama.jp/sections/1501/hyosiki/index.htm

こちらのURLは2000年頃の富山県道路課にあった「道路案内標識の市町村イメージ図」というページになりまして、なんとこのページには富山県カントリーサインの設置概容や当時のカントリーサインのイラスト(市町村合併前の35市町村+富山県のもの)の解説(市町村イメージ図一覧とコンセプト)がかかれており、当時の貴重な情報が掲載されていたようです!!

しかも、この標識にはちゃんと事業名があったようで「チョットよってかれ!計画」というかなりインパクトが強い名前になっています。実はこのような市町村標識には各県によって独特の名称がつけられており「カントリーサイン」もそのひとつで元々は北海道の市町村境標識を指していました。私が知ってる範囲ですと、宮城県に「宮城の道しるべ事業」、山口県・福岡県に「ふるさとサイン」、大分県に「豊の国サイン」といったものがあり、富山県も同様の名称があったことに驚きである!!

あと、市町村標識を積極的にPRしている都道府県はこれまで北海道しか見たことなく、富山県も北海道並にカントリーサインに力を入れていたことにも驚きですです!!また、イラストの解説がされた資料が一般向けに配布していたようでこれも北海道以外見たことなく(北海道ではかつてカントリーサインMAPなるものを発行していた)カントリーサインに対して積極的でyoumyanは富山県を見直しました!!

実は富山県は隠れカントリーサインの聖地だったということで私は益々気に入ったぞ!いずれ今度は観光目的で富山県に遊びに行きたいと思う次第です。

おわり

我孫子市のアレコレ

こんばんは!youmyanでございます(^_^) 

さて、今回からしばらくは過去のネタをご紹介したいと思います。(3月まではカントリーサイン収集の予定が無いので(^_^;)) なお、前回予告していた「富山県カントリーサインについて(縮小版)」は正確な情報(カントリーサインについて)を調べるのに少々時間がかかりそうなので情報を入手次第記事を起こして行こうと思いますのでもう少々お待ちくださいませ。

本題に入って行きましょう!今回ピックアップするのは千葉県我孫子市。何故、我孫子市かと言うとちょっと面白いもの(もちろんカントリーサイン)があるのでそれに絡めて我孫子市内のカントリーサインについてご紹介しようと思います。

その前に我孫子市についてご紹介。我孫子市は千葉県の北西部に位置しており、常磐線国道6号といった交通の大動脈が走っており栄えている街です。また、市内には手賀沼という大きな湖があり、自然もかなり感じられる街です。

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(手賀沼の夕日)

これが手賀沼の写真でして、夕景がとてもきれいな場所です。都会のオアシスと言ったところでしょうか。
個人的には茨城県と東京を電車で往き来するとき利根川を渡って茨城県を脱出したときの最初の街が我孫子市なので我孫子市に入るとなんとなく雰囲気が東京に近いため、「やっと東京に近くなった」と感じる街であります。

あと、忘れてはいけないのは知る人ぞ知る(特に鉄道系が好きな人は知ってる人も多いはず。)我孫子のグルメ。

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(我孫子駅構内弥生軒のから揚げそば)

これが、我孫子駅名物である「から揚げそば」。すごいインパクトでしょ??

このから揚げそばを売っている弥生軒我孫子駅にある立ち食いそば屋なのですが、この店の目玉商品はこのバカでかいから揚げが乗ったそば。昔はそこまで大きくはなかったそうですが、お客様の要望に答えている内にだんだん大きくなって今のサイズになったそうです。私も鉄道好きの知人に我孫子に寄るならから揚げそばを食べた方が良いと勧められ食べたらハマってしまいそれ以来我孫子駅に寄る機会があれば必ず食べる程です(笑)

味はもも鶏肉に味が染み込んでいてジューシーで回りの分厚い衣にもしっかり味付けがされているので飽きずに食べることができます。皆さんも是非我孫子駅に足を運んだ際にはご賞味あれ。(写真は2個乗っていますが、1個入りもあります。また、から揚げだけをお持ち帰りすることもできます。)

我孫子市のご紹介はこれくらいにしておいて本題に入りましょう。

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(1枚目:国道6号 茨城県取手市境  2枚目:国道6号 柏市境)

まず、我孫子市直轄国道である国道6号が通っているのでもちろん通常サイズの章入りが設置されています。

ただ、写真の通り何故か国道6号の沿線自治体のカントリーサインは上下線で章部分がネガ ポジと異なっています。県境の方はポジで柏市境はネガ。まあ種類が増えるのでうれしいですけど不思議です。

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(1枚目:県道8号 柏市境  2枚目:県道8号 我孫子市境)

千葉県と言えば通常サイズの章入り標識は基本的に直轄国道でしか見られない(もちろん例外がありますが)のですが、何故か我孫子市は通常サイズの章入りの方が設置率が良いのです。一例として県道8号(上の写真)もそうです。こちらは柏市側も合わせるような形で章入りの通常サイズのものになっています。(柏市の方は旧沼南町時代から章入り)

しかし、残念ながらどちらも誤植っぽいのです。我孫子市の方は国道のものと見比べていただけるとわかると思いますが「,」と回りの円部分の繋ぎ目が若干変なのです。また、柏市の方はすべて同じ太さの線でできているのが正しいのですが、個の地点のは線の太さがバラバラ。

細かすぎっと思われるかもしれませんがこういう細かいことが気になっちゃうんですよね(^_^;) 

このほかにも県道170号にも通常サイズの章入りが設置されていますのでそちらも是非撮影に行きたいですね。

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(国道356号 印西市境にて)

我孫子市東葛地域では珍しく千葉県独特のサイズのものも一応存在します。おそらく、お隣印西市の管轄が千葉県タイプを設置する地域なのでそれに付随する形で誕生したようです。(県道59号の鎌ヶ谷市と設置経緯は同じ)

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(1枚目:国道356号 印西市境  2枚目:県道4号 茨城県利根町境)

昔ながらの文字のみもありまーす!現段階このタイプで残ってるのはこの2ヶ所のみですかね?あとは農道にここから我孫子市の英無し文字のみがある位で我孫子市は案外章入りが主流の自治体のようです。

次が今回ご紹介したい面白いカントリーサイン

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(市道にて)

何と、注意書とセットになっているイラスト入りのカントリーサインが存在するのです!!我孫子市にも

イラストタイプが存在していたことは驚きです。 カントリーサインとして扱うにはやや強引な気がしますが市境にちゃんと設置しており我孫子市の入り口をしっかり示している(1枚目のやつなんか「ここから」と親切に書かれている)ので私はカントリーサインとして扱うことにします。

これが面白いのは通常サイズのイラストタイプをしっかり踏襲しているところで、英語も親切に書いてありよりカントリーサインらしさがにじみ出ています。

イラストはツツジオオバンの2種類存在しているようなのでコアな方是非探して見てください。

因みにこのオオバンのイラストですが街の至るところで見ることができます。

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そしてこいつがオオバンご本人様。

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(手賀沼にて)

手賀沼で年中見られる鳥で鴨に似ていますが鶴の仲間だそうです。優雅に泳いでいました。他にも手賀沼では多くの種類の水鳥がいるのでバードウォチングには最適です。

以上我孫子市のレポートでした。

・おまけ

先程ご紹介した県道8号の市境付近で面白いものを見つけたのでちょっとご紹介。

カントリーサイン撮影を終えて我孫子駅に向かおうと橋下の交差点まであるいていると何とこんなものが!

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(手賀沼大橋付近)

一見普通のマンホールに見えますが‥‥何と長野県旧豊野町のマンホールが遠く離れた千葉県我孫子市に設置されていたのである!!

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(豊野駅前にて)

先日行った富山県遠征の際に丁度豊野駅に寄った際にたまたま撮影していた(豊野町カントリーサインにブドウとリンゴが描かれていて親近感がわいたのと豊野町章が気に入っていたので撮影した)ので

「どこかで見たことある‥‥って豊野町のマンホールじゃん!!」

と気づいたのと同時に驚きました。何故そのような現象が起きたのかは謎ですが、ごく稀に他の自治体のマンホールを使ってる例を知っているのでこういう発見をするのはとても面白いです。歩き旅ならではの発見です。

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(手賀沼公園付近)

因みにこちらが我孫子市のデザインマンホールです。カントリーサインにも描かれているツツジオオバンのイラストのようです。意外とマンホールとカントリーサインのイラスト内容が被ることが多いように感じるので旧自治体とかは昔カントリーサインに何のイラストが描かれていたのかマンホールを見れば推測ができ面白いです。

おわり

youmyan

冬の中距離遠征⑥(富山県編④/岐阜県編)

こんばんは!youmyanでございます(^_^)

さて、今回は長かった冬の遠征の完結編でございます。さっそく行ってみよう!!

旅5日目。この日は本来であれば砺波市小矢部市南砺市、プラスαの撮影計画でしたが、予報で天気が余りよろしく無いことを受け前者3自治体は昨日に撮影してきたのは前回の記事でお伝えしました。

実はこの日でもっとも心配したのはプラスαを撮影するにあたって場所が場所なだけに雪が平野部より降ることをあらかじめ知っており、一応富山県自体雪国であるためよっぽどなことが無ければ電車やバスの運休は無いだろうと括っていたのですが、やはり遅延は生じるという話をバスセンターでお話を聞いていたため、当初乗る予定だったプラスαの地点に向かうバスの時間を限りなく早めるため、小矢部市等を昨日に回したということなのです。

よってこの日は始発からそのプラスα地点に向かうことだけに専念できたのである。

さて、そのプラスα地点とはどこかと言いますと国道156号の富山県岐阜県の県境でして、何故にそこにこだわるのかと言いますと、富山県章入りが撮影できるからである!

というのも富山県章入りの標識があるのは国道156号の県境と県道206号の2ヶ所にしか設置されていないレアなものとなっています。もちろん、私はあくまでも章ラーですから富山県章入りも撮影しない訳行きません!(謎の使命感)

現実的に公共交通機関だけで行けそうなのは国道156号の県境だけなので迷わずこのルートを選択しました。

またこのルートを選定するにあたってこの県境付近にある世界遺産である五箇山の合掌造り集落にも是非足を伸ばしてみたく旅を決行したのです。

朝午前6時頃発の電車にのって目指すは城端線の終点城端駅。そこからバスを乗り継いで五箇山方面のバスに乗りました。このバスは、高岡駅城端駅、五箇山白川郷を結ぶバスとなっており、世界遺産のある五箇山白川郷を結ぶ観光バスとして毎日それなりに運航しているようです。

城端駅を出ること1時間くらいバスに揺られて最初の目的地である、道の駅上平 ささら館 に着きました。

そこから、県境まで歩きます。

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「ユキスゴイー!!!!」

この辺に住んでる人にとっては当たり前の光景かも知れませんが、冬はカンカンに晴れている茨城や千葉に住んでる私からすればなかなかな光景。しかも、これ一晩でここまで積もったというのだから驚きである。(これは今年の初雪だそうで、例の強烈な寒波の影響らしい‥‥)

雪もそれなりに降っている中30分かけて標識が設置されている県境へ到着しました。

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(1枚目:国道156号 岐阜県白川村境   2枚目:富山県南砺市境)

富山県の章入りを撮影してこれで真の富山県制圧完了!!やはり、富山県章入りもはずせませんな。因みに緑の富山県章入りはここ1ヶ所しか無く、もう1ヶ所の方は青色の県章入りであるため両者1つずつしか存在しないレアなものとなっています。

そして、実は何気に岐阜県自治体のカントリーサイン撮影は初めてなのです!!(2019年中津川には行っておりますがカントリーサイン撮影はしていない)しかも、比較的撮影しやすい岐阜市等の平野部の自治体ではなく山奥の秘境村の白川村が初って言うのはなんだかひねくれた私らしい記念の地となりました(笑)

余談ですが白川村はしばらく前まではカントリーサイン自体存在していなく、2010年初頭にやっと登場した比較的新しいお仲間です。この地点の岐阜県も白川村の代わりに昔は富山県同様に「ここから」の標識があったのですが白川村のカントリーサインが設置されて撤去されてしまったようです。

また、この地点は知っている人は知っているマニアックなところでして、富山県岐阜県富山県岐阜県→‥‥‥となんと県境を7回跨がる珍しい路線でして、県境を表す標識もちゃんと設置されているうれしい場所なのです。(一番端の県境に章入りの標識がありその他は文字のみ)

残念ながら時間の都合でこの地点以外は行けませんでしたが、是非気になる方は足を運んで見てください。

無事カントリーサイン撮影を終えた私はささら館まで戻りさらにバスである場所へ向かいました。

因みにこの日のカントリーサイン撮影は終了です。あとはただひたすら観光する記事になります。

向かったのは五箇山の合掌造り集落のひとつ菅沼合掌造り集落。世界遺産五箇山の合掌造り集落は上平にある菅沼合掌造り集落と平村にある相倉合掌造り集落の2ヶ所がありまして今回は菅沼合掌造り集落の方に足を伸ばすことに。

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(菅沼合掌造り集落にて)

これが菅沼合掌造り集落の家々。現在は9棟の合掌造りの家が残っています。

いかにも昔話に出てきそうな建物で日本の昔の風景を感じさせられました。

それに加えて雪化粧をした景色はより幻想的で美しい世界が広がっていました!せっかくなので五箇山の歴史が学べる家があり行ってみることに。江戸時代から残る合掌造りをそのまま利用した五箇山民俗館では家の内部をよく見ることができ釘を一切使わないでこの豪雪に耐えうる構造を間近に見ることができます。また、塩硝の館では五箇山地方の副業である塩硝(ようは鉄砲等の火薬)づくりについて学べます。ここで初めて知ったのが、実は五箇山は塩硝の一大産地で当事五箇山の塩硝は質が良いことで知られていたくらい有名な場所だったそう。つくり方は原料となる草と蚕の糞を用いて約5年をかけて醗酵させる「培養法」を使い作られており、天然の硝酸カリウム鉱石が無い日本ならではの作り方だなあと感心させられました。しかも、起源は古く明治の前300年前から五箇山では続いていたのだから驚きである。冬は豪雪地帯であったり、平地が少ないゆえ作物がそこまで取れない地域の生き延びる知恵だと私は感心しました。

是非皆さんもカントリーサイン撮影のついでに足を運んで見てはいかがでしょう?

一通り集落観光は済んで最後に菅沼集落が一望できるという展望台へ。

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本当に美しい‥‥タイムスリップをしたみたいというのはこの事を指すようで、今でこそ目の前に国道が通っていますが昔は山よ川に囲まれて本当に秘境にあった村なんだなあと改めて感じました。それに加え冬の厳しい寒さや雪もある中そこを知恵と努力で生き延びた人々がいると思うとその強さには私も見習わないとと思わせてくれました。とても有意義な時間が過ごせて良かったです。今回は行けませんでしたが、相倉合掌造り集落や白川郷の合掌造り集落にもいつか足を運びたいと思うのでした。

菅沼合掌造り集落を後にしてバスで向かったのはまた道の駅上平。というのも高岡駅方面に戻るバスまで2時間以上あったため流石に寒い中待つのは嫌だったので、それまで道の駅上平に戻った方が暖をとれると思い戻ることに。道の駅ではお土産を買ってのんびりしていたらあっという間にバスが来ました。高岡駅までは大体2時間くらい。流石に平日だけあって乗客は私一人。高岡駅まではそれなりの距離があるため大型バスで貸切状態。なんだかラッキーな感じ?がしました(笑)

高岡駅には14時頃に戻って来ました。このあとはもう千葉に向けて帰るのですが元々の計画では高岡駅に戻って来る時間が18時頃で、その日在来線(JR線)だけで千葉に帰るルートで行ける限界として岐阜県高山市(高山駅)だったため高山駅で宿を取っていたためまだ、移動しなくてはなりません。

高山駅に行くには高岡駅からはあいの風とやま鉄道を経由して高山本線をつかわなくては行けないため、青春18きっぷを使えないと思われるのですが、特別措置として高岡駅から富山駅の間だけ高山本線城端線氷見線の乗継ぎに限って使用できお金を節約したい私にとってうれしい措置である。

私は高岡駅から富山駅へ向い、次の高山方面へは時間があるため富山駅で遅めのお昼。(駅についた時は15時過ぎ)

富山に来たときから気になっていた、白エビ天のお店に迷わず行きました。

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(白えび亭にて富山スペシャル丼)

富山の名物である白えびをはじめ、ホタルイカやブリに赤かぶらの天ぷらをふんだんに使った贅沢などんぶり。味は言うまでもなく美味しかったです( 〃▽〃)!!

白えびのサクサクとした食感にエビの旨味がとても分かる天ぷら。ホタルイカやブリもとても美味しく、これも富山県の郷土で作られる赤かぶら(ようはあかかぶの漬けも)の天ぷらもちょうど味のバランスを取ってくれておりyoumyanの胃と心を満たしてくれました。大満足です!

食後は富山駅でお土産を見たりして電車の時刻まで過ごし、高山本線経由で高山駅へ無事着くのである。

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(桔梗屋にて中華そば)

高山のホテルについて荷物を置いたあと、夕食を食べに出掛けました。(さっきお昼食べた気が‥‥)

高山では有名な桔梗屋さんの中華そばを戴きました。しょう油ベースのさっぱりとした昔ながらのラーメンでした。私はよくこってりしたラーメンを食べるのですがこうしたさっぱりとしたラーメンも乙なもです。特にこの日は雪でとても寒かったので暖かいスープは体に染みます。もちろん、スープまできちんとたいらげ満足です(^_^)(それくらいおいしかった!)

こうして5日目を終え、旅の最終日を迎えました。この日は基本的に千葉に帰ることが目的でしたが、せっかく高山に来たのに観光をしないのは勿体無いと言うことで高山市飛騨市カントリーサインを撮影と高山市市街地の散策を千葉に帰れる電車の時刻ギリギリまですることに。(タイムリミットは10時24分高山駅発の電車)

この日の活動開始は午前5時頃。結局旅の初日以外朝早くの活動になってしまいました(^_^;) ある方(いつもカントリーサインのことでお世話になってる方)が仰っていましたが

「旅をしているときの方が生活の規則が正しい」

と 。確かにそうなのかもしれないと納得してしまった‥‥

まず向かったのは飛騨国府駅。高山市飛騨市の境界が一番近い駅。高山駅から2駅しか離れていないので10分位で着くので始発の5時31分発のに乗ると40分頃に着きます。

しかし、この時期はまだ夜が開けていないため活動が出来ないのです。別にこの事を忘れていた訳では無いのです。

簡単に言えば電車の本数が無いから駅まで先に行っておいて日の出を待てカントリーサイン撮影をしようということである。一応、始発の次の電車でも千葉に帰る電車に影響無いのですが、それよりも私を誘惑するものがありそれに間に合うために寒い中駅舎で待つことにしたのである。

それは、

"朝食バイキング"

である!

私のブログからはあまり感じられないと思うのですが、実は普段のyoumyanは食べるのが大好きで、特にバイキングとか大好物です。(私の生き甲斐は旅をすることと食べること!と掲げてるくらい(笑))

旅中はカントリーサイン撮影を優先するあまり食事を疎かにしたり、お金を節約するゆえに少食なことが多いですが今回ばかりは、時間があることやとても美味しそうなバイキングだったため試行錯誤してカントリーサイン撮影とバイキングを両立させたのである。(欲張りだなあ‥‥)

日が登りカントリーサイン撮影に外に出たのですが‥‥

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雪!!

例の大寒波の影響で昨日から雪が降り続いておりそれなりに積もっていました。現に歩いてるときも雪が降っていましたけどね(^_^;)

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(1枚目:国道41号 高山市境  2枚目:国道41号 飛騨市境 3、4枚目:それぞれの遠景)

珍しく遠景を載せたのはいかに雪がすごいかということを伝えるためである。

カントリーサインも案の定雪できれいに撮影できません。。飛騨市側はまだ良いのですが高山市側は風向きが悪かったため雪が吹き付けられ盤面をはじめ支柱まで雪に覆われてしまっています。

まあ、仕方ありません。高山市はまた別の機会に撮影することにします。

これにてカントリーサイン撮影の行程は終わりです。

高山駅近のホテルに戻りバイキングを堪能して、少し高山市街地を散策して高山駅から千葉まで約10時間かけて無事帰路に着くのであった。

さて、今回の旅の総括ですがいろいろハプニングはありましたが新潟県富山県の市町村制覇をするという目標を達成したので満足です!富山県に関してはまだ未撮影のタイプのカントリーサインがあるのでまた再訪したいのと今度はもっとゆっくり観光したいなと思いました。

これにて冬の中距離遠征は完結です!

完結

・おまけ

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雪に覆われた高山市市街地。どこも雪掻きで大変そうでした。子供の頃は雪が降ってほしいなと思っていましたが、この歳になると雪が振ると大変だからあまり降らないでほしいなと思うようになったり。時としては昨日の五箇山のように素敵な景色になりますが、住んでる人にとっては厄介なのかもしれません。。
ほら、あまりの雪の寒さにサンタクロースも鼻を真っ赤にしていますよ。あれ鼻が赤いのはトナカイさんじゃん。。これじゃ真っ赤なお鼻のサンタさんになっちゃうわ()
厳しい寒さの高山市から中継でした。
おわり

さて、次回は以前書いた新潟県カントリーサインが好評?(私のブログの中で一番読まれている)ので、富山県の縮小版として書いていこうと思います。

youmyan.hatenablog.com

因みにこちらの新潟県カントリーサインをまとめたページですが今回の分を更新しましたので是非気になる方は見てみてください!(富山県版は次回以降まとめていきます。)

以上!では(^_^)/

youmyan

冬の中距離遠征⑤(富山県編③)

 こんにちは、youmyanでございます(^_^)  前回の記事からあまりスパンがありませんが旅の続きを書いていきたいと思います。

高岡市で迎えた冬の遠征4日目。北陸の冬らしくこの日は雨のち雪の予報。というよりもこの先ずっと雪の予報が出ておりカントリーサイン撮影にどれだけ影響が出るのか心配でした。

この日は計画では早朝から歩いて境界へ向かうのですが、当日の天気次第で今後どうするか決めることに。幸い、小雨でなんとか歩けそうなのでホテルから約7kmある境界に向かいました。

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(市道 高岡市境にて)

本日最初の撮影自治体は氷見市です!!実は氷見市の標準の章入りはここ市道の桜峠トンネルの境界にしか設置されていないレアなものとなっています。(昔は国道415号にもあったようですが例によってイラストタイプに変更されてしまった。)他の地点では前回から度々登場しているイラスト仕様のものもしくは英文字無しの章入り(この様式は富山県でよく見られる)しか無く、氷見市には通常の英文字入りの章入り標識は無いものと思っていましたが数年前某SNSでこの地点の氷見市カントリーサインを掲載されていたことにより存在を知ったため歩いてでも撮影に来たわけです。

しかしながら見ての通り小枝が邪魔していたり、日が明けたばかりでカメラのピントが合わなかったりときれいな写真を撮ることができませんでした(T_T) 小枝だけでもなんとかどかそうと努力しましたが撓りがすごく1枚目のアングルで撮影するので精一杯でした。これはまた再訪(今度は高岡市からレンタルサイクルでくるかな)するということで高岡駅へ引き返すことに。

因みに反対側の高岡市ですが、氷見市同様の通常サイズのカントリーサインが設置されていましたが何故か無くなっていました‥‥(高岡市側から歩いて来たので最初に高岡市側が無いことに気づき氷見市側も撤去されていたらどうしようとヒヤヒヤしていた。)

歩いて高岡駅に着いたのは午前9時過ぎ。旅の計画的には定刻通りといったところ。しかし、前日の生地駅での事件(詳細は前回の記事を参照↓↓)

lovecountrysignsyou.hatenablog.com

にてひどい目に合わされており、ましてや今後雪など天候の悪化が見込まれるためこのあとの計画がどうなるかも分からない状況。

そこで、まだ天気が悪化していない内に行けるところまで行こうと作戦を変更したのである。

具体的には、本日分の撮影と翌日分の撮影を今日中に圧縮してしまおうと考えたのである。しかし、電車の本数や境界まで歩く時間そして日没を考えると少し厳しいと思われるのですがそこはyoumyanの押しきりの強さで強行するのであった。。

ここからはyoumyanの逆襲だ!!見てろよ旅の女神よ!!youmyanのもっとも得意とする強引とも言える力技ですべて回って見せる!!

まずは、高岡市から遠い場所から攻めていこうと言うことで氷見市へ向かった。もちろんイラストタイプの撮影のためである。

高岡駅から氷見線に乗って高岡市氷見市境付近にある島尾駅へ。ここでの勝負は次の電車の発車時間約20分後発のに乗ること。これを逃せば1時間後になるという。しかも境界まで歩いて行くと往復20分前後とかなりシビアな状況。そこに何と島尾駅の前の駅で幼稚園児の遠足(散歩)とも思われる集団の乗車に時間がかかったため発車時刻が数分遅れる事態が発生したのである。通常ならほんの数分の遅延なんて誤差に等しいですが、このときはただでさえ境界の往復が間に合うかの一分一秒を争う瀬戸際にも関わらずこの遅延は大きな痛手ある。(生地駅でのデジャブが‥‥)

えい、遅延したものはしょうがない!!こうなったらダッシュで境界へ向かってやる!!

この日は重い荷物はすべてホテルに置いてあるため防寒で着てる重いコートを除けばある程度動きやすく走るという技も難なくこなせるのである。

島尾駅に着いたとたんダッシュを繰り広げ境界へは5、6分で到着。モタモタしている余裕はない。とっとと撮影だ!!

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(1枚目:国道415号 高岡市境  2枚目:国道415号 氷見市境)

イラストタイプゲット!!氷見市のイラストは知らない人はないだろう氷見の寒ブリ。(本当ならこの日はこのあと氷見駅まで行き番屋で氷見の海産物を堪能しようと考えていましたが断念。。無念である。)このブリのイラストもよく見るとかわいいではないか!!

高岡市側もパシャリ。高岡市も合併の際イラスト部分が章入りに変更された場所もあるようですが、黒部市と違ってちゃんとイラストタイプが残っています。

無事目的を果たし駅へ再びダッシュ。なんとか発車時刻の数分前に到着。(アブナカッタ‥‥)

次なる目的は翌日撮影しようとしていた南砺市小矢部市砺波市を一気に回ること。氷見線で一旦高岡駅まで戻り、今度は城端線で高儀駅まで行き下車をしました。ここからは約2時間の徒歩旅。天気予報ではすでに雪が降る時間だったのですが、なんとか小雨でおさまってくれていたため通常通り駒を進められました。

駅から歩くこと40分くらいで最初の撮影ポイントへ。

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(1枚目:県道143号 南砺市境  2枚目:県道143号 小矢部市境)

この地点は通常の章入りです。

小矢部市氷見市同様で基本的にはイラストタイプもしくは英文字無しの章入り文字のみ、文字のみが主流であるため章入りはかなり貴重。と言うかこの地点しかし現存していないのでは?(確定できないのは、前にこの地点とは違う(章が緑だったり文字間隔が違う)ものの写真を見たことありもう一ヶ所存在すると思われるのですが、ストビューで探しても見つからない。何かご存じの方教えていただけますとありがたいです。)

南砺市はすべての地点で章入りが採用されているため、さほど珍しく無いのですが実は「通常サイズ」の章入りはこの地点のみの設置と思われるレアな標識!というのも他の地点は章入りというのも元々南砺市の旧自治体のイラストタイプ標識のイラスト部分に南砺市章をいれているため、文字とセパレートが施されているので、このように章部分と文字部分が一体化しているのは南砺市では極めてレアなケースと言えるでしょう。なので、大半インターネットでは元イラストタイプだった南砺市カントリーサインの写真をよく目にするため、通常サイズの南砺市はなんか違和感を感じます。(個人的感想)

無事、小矢部市南砺市の章入りをゲットし次の目的地へ。小矢部市のイラストタイプはもちろんのこと、砺波市のイラストタイプもここで回収。最初の境界から歩くこと30分、目的のポイントへ到着。

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(1枚目:国道471号 小矢部市境  2枚目:国道471号 南砺市境)

ここで小矢部市のイラストタイプと先ほどお話した南砺市の元々イラストタイプに章を入れられたタイプの標識を撮影。このタイプの南砺市がほとんどの割合を閉めています。因みに南砺市の旧自治体にはちゃんと各イラストタイプが存在していたのですが8自治体からなるため入れるイラストの選定を1つに絞ることが出来なく章を入れることで落ち着いたのでしょう。(合併後カントリーサインあるある)

一応、かつての自治体のイラストを紹介すると

・旧福野町→キク

・旧福光町→シャクナゲ

・旧城端町城端むぎや祭り

・旧井口村→ユキツバキ

・旧利賀村富山県利賀芸術公園

・旧井波町→井波の獅子舞い

・旧平村→相倉合掌造り集落

・旧上平村→タカンボースキー場

といった具合いです。富山県全体的にそうですが各自治体ちゃんとイラストが丁寧に作られており、かなりカントリーサインに力を入れている印象です。比較的新しくイラストタイプが採用されたこともあり(採用されたのが2000年。なんか親近感が湧きます。。)色の配色のバリエーションやコントラストが他県のイラストタイプより強くとてもみやすい印象です。また、カントリーサインあるあるの黄色や茶色の色褪せが早いと言う現象が一切起きていないのも特徴で平成初頭よりの印刷技術の進化が進んだ証なのだと感じられます。10年で物事は大きく変わる、そんなことを富山県カントリーサインが教えてくれるのです。(話がおおげさ(笑))

せっかくならこれらのイラストを残していただけたら良かったのですが、現実そう簡単には行かないようです。。

この地点での撮影を無事終え、この地点からさほど距離が離れていないところに砺波市のイラストタイプが設置されているのでそちらにも足を伸ばしました。

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(国道359号 南砺市境にて)

イラストは富山県を代表するチューリップ。砺波市には砺波チューリップ公園があり毎年時期になるとチューリップ畑を見ることができるそうです。機会があれば是非行って見たいものです。

これにてこの区間での撮影は終了で駅に戻るのですが、降りてきた高儀駅ではなく1つ高岡側にある東野尻駅が近いのでそちらを目指すことに。しかし、次の電車の時刻はここから駅まで戻るために必要な時間とほぼ同じだったため、途中走りながらなんとか間に合わせました。この日はかなり歩いている上に走ることも多かったのでかなり疲れました。。もし、この電車が間に合わなければ次は1時間後で何も無い駅で寒い中待つ羽目になりそのあとの行程にも大きく響くためもはや執念といわんばかり必死に走りました。

さて、次は高岡市方面へ戻り、油田駅というところに降りました。目的は今朝撮影し損ねた高岡市の章入りと砺波市の章入り。こちらは駅から歩くこと20分くらいと、比較的近い場所にあります。

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(1枚目:国道156号 砺波市境  2枚目:国道156号 高岡市境)

ここは直轄国道であるため、章入り。というのも直轄国道では合併した自治体(富山市を除く)はすべてこのように元々はイラストタイプだった部分に章入りにする施しをされています。実際、この地点は合併前も合併後も高岡市砺波市境なのですがなぜか上記の施しで章入りとなっています。まあ、砺波市高岡市はちゃんとイラストタイプが現存している場所があるのでよいのですが‥‥

因みに砺波市はこのタイプの他に通常サイズの章入りが市道にいくつか設置されています。(今回は時間上の都合で元々計画に組み込んでなかった。)

それにしても富山県は色褪せが無くて本当に素敵( 〃▽〃) 砺波市の章部分に黄色が使われているので色が薄くなっててもおかしくは無いのですがかなり丈夫な施工のためきれいな状態です。

油田駅に戻ると先ほどまでほとんど降ってなかった雨がしかも雪が混じったみぞれが振りだしたのである。「ああ、とうとう来ちゃったなあ‥‥」と言った感じ。このあとはとりあえず高岡駅へ戻り、雨の状況で最後の1ヶ所は今日行くか、明日行くか迷っていました。そして、電車にのって高岡駅へワープ。というのも、この日はかなり朝早くから歩いていたためかなり疲れており、電車に乗った瞬間寝落ちをしており気づいた時にはあっという間に高岡駅にいたというワープ現象が起きたのです。(何が言いたいかって、かなり疲れた。)

高岡駅へ戻ると雨は止んでおり、時間的にも撤収する時間では無いため最後の1ヶ所を回ることに。

高岡駅の隣である越中大門駅へ。富山県の最後の訪問自治体である射水市に足を踏み入れたのである。もちろん目的は射水市カントリーサイン。駅から歩くこと20分位で目的地に着きました。

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(1枚目:県道73号 高岡市境  2枚目:県道73号 射水市境)

射水市平成の大合併で誕生した市であるため、南砺市同様の理由でイラストは制定されず章を入れた標識が作られました。と言うか、射水市は章入りしか無いんだよなあ。元々文字だったとこにも無理矢理章入りにしたりと射水市章をごり押ししてきます(^_^;)

ただ、北陸自動車道には旧新湊市のイメージの海王丸(船)が新しく設置されており、全くイラストタイプが見れない訳では無いのです。因みに北陸自動車道新湊市領域を通らないので射水市として全く新しく作られたものとなっています。どうせなら一般道も旧新湊市で使われていたイラスト(海王丸)を使い回して欲しかったですが。(対等合併なので他の自治体に反感を買うことになるのですが。)

というわけで、この地点で富山県の全15市町村コンプリートです!!やはり全市町村制覇は気持ち良いものです(*^^*)  本当は3日で制覇だったのが2日で1県、制覇できるものと自分自身驚いています。もちろん、1県制覇の最短記録です!まあ、無理矢理感がありあんまりこの行程はお勧めしませんが(^_^;) 

この日はこれにて全行程終了です。高岡駅へ戻り夕食を取りました。

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(「ごっつお」 にて漬け丼)

高岡駅の地下にあった「ごっつお」というお店で氷見直送の魚介類の丼ぶりをいただきました。もちろん、ぶりです。今日食べる予定だった氷見の寒ブリが漬け丼で食べることができました。身がしっかりしていてとてもさっぱりとした漬け丼でした!美味しくて満足です(^_^)

ホテルに戻り十分な急速を取り明日へ備えるのであった。

続く

次回、北陸の冬の真の姿の一角を目の当たりにする。えっ、何か撮影忘れているカントリーサインがある?? これに気づくとは鋭いな!私はあくまでも章ラーだ。あいつを忘れる訳が無いだろ(笑) そのための今日があるのだよ。。

次回が富山県偏最後です。お楽しみに!!

youmyan

冬の中距離遠征④(富山県編②)

あけましておめでとうございます!!youmyanでございます。ついに2021年が始まりました。今年はコロナが落ち着いて少しでも平和な生活が送れることを願いたいです。今年もいろいろカントリーサインについて熱く語っていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m

新年早々早速、昨年度の冬の遠征の続きを書いていこう思います。

国道8号新潟県富山県境を後にして市振駅へ向い歩いて行きました。ここで事件が。。雨が降って来たのである。雨が降ることは今日の天気予報で知っていたので問題では無いのですが、なんと強風によって傘が壊れかけたのである。

「風が少し強いなあ。でも新品でちゃんとしたやつ(旅にでる時千葉で新品の傘を買った。)だから、大丈‥‥」

(パキッ!)

「傘の骨折れた‥‥」

新品の傘なのに逆さ傘になり骨が折れたのである。幸い使えない訳では無いので大丈夫だろうと思っていたのですが後にこの事が旅に大きく響くことに‥‥

とりあえずは市振駅に到着し乗ろうとしていた電車には余裕に間に合いました。

さて、次に向かうのは入善駅です。朝日町の隣にある町入善町カントリーサインを狙う訳です。

入善駅へは20分位で着きました。ここからは境界まで35分歩いて行きます。

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(1枚目:県道106号 朝日町境  2枚目:県道106号 入善町境)

この境界は章入りです。前回お話しした通り富山県は章入りとイラストタイプが混在しているため、もちろん朝日町や入善町にも章入りタイプは存在しています。今回の旅はこうして各自治体、イラストタイプ、章入りタイプと2つずつ別境界を回らないと行けないので厄介なのです。だけど、大変という気持ちよりすべてコンプリートしたい気持ちが勝っているため苦ではありませんでした(笑)

もう一つこのカントリーサインで見て頂きたいポイントがございまして、英文がなんと標準よりも大きめなのです!!

最近は外国人観光客に分かりやすいように静岡県や東京都でカントリーサインを含む案内標識で英文が標準より大きくなっているのですが実は富山県の方が先に標準より大きめの英文を採用していたようなのです!とはいっても静岡県や東京都のように多くの地点で採用されている訳では無く、カントリーサインで言えば現在は朝日町と入善町の章入りだけと少くあとは108系案内標識に見られる位です。昔は黒部市宇奈月町庄川町利賀村の章入りにもありましたが合併で消えてしまいました。おそらくですが、黒部ダム宇奈月温泉五箇山白川郷の合掌造り集落など一大観光地が近くにあったため外国人観光客に分かりやすいように英文字が大きめの標識を設置したのだと思われます。

話を戻すと、実はこの朝日町や入善町カントリーサインは全国的に先駆けたグローバルな標識なのです!(言い方が大袈裟。。)

私的にはこのバランスの良い入善町のNyuzenや入をあしらった斬新な町章がすごく気にっており撮影したいカントリーサインベスト30(一体どんなランキングだよ‥‥)に入っていたので撮影できて満足です(*^^*)

撮影も済ませボチボチ入善駅へ引き返し次の目的地へ向かうのですがこのあととんでもない目に合うことに‥‥

入善駅から次ぎは生地駅へ向い今度は入善町のイラストタイプを狙うことに。数分で生地駅に着いたのですがなんと強風と強めの雨‥‥かなりヤバイ感じ‥‥ さっきまでは小雨だったのに‥‥ 強い雨だからといって次の電車の関係で待つわけに行かないので強行で境界へ突き進むことに。というのも次の生地駅発の電車はカントリーサイン撮影して戻って来てちょうど位の時間であり、その上さっき乗ってきた電車が5分以上遅延したため時間が無いのである。急ぎ足で歩きますが風と雨が強くてなかなか思うように進めません。

そしてこの瞬間がやって来てしまったのである。

傘が破壊(再起不能)‥‥‥

市振駅のとき骨が折れたところがきっかけで強風に煽られ瞬間に傘の骨組みがとんでもなく曲がり傘として使えない事件が発生したのである。私、20年間生きていますが、傘がここまで破壊されたのは初めてですよ‥‥‥

傘が壊れてもなお雨風は強いままこのままではまずいので応急措置としてたまたまリュックに刺しておいた折り畳みの傘を使いました。(今後この旅ではずっとお世話になる)

しかし、折り畳み傘なので通常の傘と違いなかなか安定せず大変でした。それでもなんとか境界にたどり着きましたが、今度は傘を持ちながら撮影するのは難しく何枚か撮影しましたが上手く撮影できたのは1枚だけでした‥‥しかも、近景は撮影できず‥‥

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(1枚目:県道2号 黒部市境  2枚目:県道2号 入善町境)

写真をよく見ていただくと分かりますが斜めに雨がふってるのが写っておりかなりの強風だったことがわかるでしょう。

また黒部市側は横着して反対車線からしか撮影してなく余程余裕がなかったことが伺えます。

ここまでたどり着くのに予定時刻より少しオーバーしているため急いで戻ろうとしましたが雨風でやはりなかなか進めません。とここで電車の到着時刻になり逃してしまいました。。電車の遅延さえ無ければぎりぎり間に合ったのに‥‥

次の列車は約40分。ここでの40分のロスはでかいです。このあとも何回も駅を降りるため1本でも逃すと次の電車の時刻の関係で日没によりカントリーサイン撮影ができないヶ所が出てきてしまうのです。私の場合は少しでも多くの地点で撮影できるよう電車の時刻と歩き時間をギリギリに詰めているため1本逃すと大きな痛手になることが多いのです。幸い今回最後に回していたものはちょっとレアなタイプのカントリーサインだったため通常サイズのイラスト、章入りタイプを全市町村収集には影響が無かったので良かったです。生地駅では何もすることが無かったのでストーブが炊かれた部屋で濡れた体(主にくつですが)をぼおっと暖め待っていました。

そうこうする内次の電車が来ました。次の目的地は黒部駅

黒部駅は隣の駅なので数分で着きました。ここからはこの日で一番長く歩く行程を組んでいたため電車のことを考えて油断ができない勝負。雨は小降りになっていたためなんとか進めそう。黒部駅を降りてまず向かったのは電鉄黒部駅。ここでは富山地方鉄道の1日乗車券を求めに向かいました。というのもここからは先は富山地方鉄道を使って移動するためこの乗車券を使った方がお得なのである。しかし、この駅では乗車せず、境界へ向かったのである。

ここから歩くこと40分位で目的地へ到着しました。

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(1枚目:県道150号 魚津市境  2枚目:県道150号 黒部市境)

ここは国道8号の旧道にあたる場所で近くにバイパスができたため県道に降格したようです。

先ほどきれいに撮影出来なかった黒部市カントリーサインをバッチリ回収!黒部市は平成の合併ですべて章入りになってしまいましたがかつてはちゃんとイラストタイプが存在しており黒部ダム?を表すイラストでした。確か、北陸自動車道高岡市~朝日町の区間で最近市町村を表す看板の新調が行われたようで一般道のカントリーサインと同じイラストが採用され黒部市のものもかつて合併前に使われていたイラストが思わぬ形で復活を遂げたので気になる人は見てみてください。

・追記:黒部市の旧イラストのカントリーサインのイラストですがあれは黒部ダムではなく「黒部川扇状地が作り上げた黒部の名水」という意味があるそうです。要するに黒部川扇状地湧水群を表しているようです。

魚津市のイラストは富山湾で見られる蜃気楼を表すイラストになっています。なお、イラストに描かれている建物は実在しませんのでお気を付けあれ。(蜃気楼=竜宮城のイメージから来てるよう)

無事、黒部市カントリーサイン魚津市のイラストタイプをゲットし次の目的地へ急ぎました。この時点で雨はほとんど降っていなかったためずいぶんと歩くのが楽になりました。次の目的地へは10分位で着きました。

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(1枚目:県道314号 黒部市境  2枚目:県道314号 魚津市境)

ここで魚津市の章入りをゲット。何気に魚津市の章入りの設置ヶ所が少ないためレア度は高いです。

また、この地点の黒部市は何故か縦型。どうやら合併以前から縦型のようです。

これにてこの区間の撮影ポイントは無事済ませあとは最寄りの経田駅に向かいます。さっきの電車逃しがどう響くか分からなかったので急ぎ足です。

なんとか経田駅に着いたのですが乗ろうとしていた電車はあと少しのところで逃してしまいやはり1本ずつ遅れることに。。次ぎは1時間待ちです。ここで最後の1ヶ所は間に合わないことが確定しました。。まあ、そこまで重要な地点じゃなかったので諦めはつきました。

1時間後次の電車が定刻通りやって来て目的地へ。

降りたのは西滑川駅。この地点も電車の乗継ぎと歩く時間の設定がギリギリになっていたので速足、時には走って間に合わせようとしました(^_^;) 生地駅との違いは雨は完全に止みそれどころか晴れ間さえ見える状況だったため巡回しやすかったです。目的地へは数十分で到着。

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(1枚目:県道151号 滑川市境  2枚目:県道151号 富山市境)

ここは章入りタイプのようです。富山市はあちらこちらで章入りタイプは見かけますが、滑川市の章入りも魚津市同様あんまり設置されていないため場所を選ぶ必要があります。まあ、滑川市の場合駅から近かったのでラッキーです。それにしても滑川市章は青枠に黄色となかなか独特ですなあ。。

実はこの場所の近くに富山市滑川市のイラストタイプも設置されているのでそれも撮影に行きました。

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(1枚目:県道135号 富山市境  2枚目:県道135号 滑川市境)

ここは立派なイラストタイプ。同じ県管轄なのに章入りにしたりイラストタイプにしたりと基準がよくわかりませぬ。

イラストは滑川市が名産ホタルイカ富山市チンドン屋です。もちろんチンドン屋の広告は名産の富山の薬と大変凝ったものとなっています。

またこのホタルイカのイラストですが近くで見ると案外かわいいイラストだと気づかされました。カントリーサインって案外近景で撮影する人はあんまりいないためこうしてみずから足を運ばないと気づかないことも多いのです。まあ、それが旅の醍醐味なんですが。

こうして富山市滑川市の両タイプをお得に一挙に撮影でき次の電車が来る前になんとか駅に戻りました。

この時点でカントリーサインを多く撮影した気がしますがまだまだ行きますよ。

西滑川駅を出て次に向かったのは相ノ木駅。この駅から目的地の境界までの距離は近いためは数分である。

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(1枚目:県道4号 上市町境  2枚目:県道4号 立山町境)

この地点はイラストタイプ。上市町劔岳と大岩不動、立山町立山雷鳥

立山町のイラストですが富山県のものとイラスト被ってるじゃんとは言ってはいけません(笑)

上市町側ですが文字部分だけ新しく張り直されていました。雪とかで文字が消えかかっていたからでしょうか?

そしておまけとしてこいつも撮影。

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(北陸自動車道の側道にて)

北陸自動車道の市町村境をお知らせする看板(例の件から高速道路のものはカントリーサインと呼ぶのをやめた。実際カントリーサインじゃないもん。そもそも‥‥ 長くなりそうなのでまた改めて高速道路の市町村標識については熱く語ることにします。ご了承ください。。)の上市町バージョン。先ほどチラッと話しましたが、一般道のイラストに変更されたようです。とは言っても昔も劔岳と大岩不動の別のイラストだったのでマイナーチェンジと言ったところでしょう。

さて、次の地点でこの日の撮影活動は終了です。相ノ木駅から電車で寺田駅で下車。ここではそれなりに撮影をしたので一気にご紹介。

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(1枚目~4枚目:県道15号各境界 5・6枚目:県道4号にて  7・8枚目:町道にて)
ご覧の通り寺田駅は1駅でこんなに撮影できるうれしい駅なのです。
まず県道15号のカントリーサインですがどうやら章入りが設置されている路線です。ただ、残念なことにみんな雪の影響で色落ちしています(>_<) 特に上市町のものはひどいです。新しく交換して欲しいものです。。上市町には実は誤植バージョンもあるため正規のきれいなタイプと併せて再訪確定です。
立山町舟橋村と言えば実は誤植の章でして、立山町の方は真ん中の三角の部分に線が無い、舟橋村は回りの円の部分の左側のしたら辺に凹みが無いという残念な物になっています。しかも町道に設置してある各自治体で設置した物も誤植となっていて救い用のない始末。。どうやらこの誤植章タイプしか存在しないようなのとりあえずは良しとしますがいずれは正規のものが現れることを願うばかりです。

舟橋村のイラストタイプは何のイラストか分かりません。何かのキャラクターでしょうか?今度舟橋村に問い合わせて見たいと思いますので追記をお待ちください。

・追記:この舟橋村カントリーサインのイラストですが村に問い合わせたところどうやら明治2年に起きた農民一揆「ばんどり騒動(わかっていると思いますがB〇nG Dr〇am!ではないですよ)」に由来しており、農民が菅笠とばんどり(蓑)を身に着けて集合したことからそう呼ばれているそう。そのばんどりをモチーフにしたキャラクターで「バン ドリ君」というそうです。まあ、公式のキャラクターではなくカントリーサインのためだけに作られたもののようです。

駆け足気味ですがこれにてこの日のカントリーサイン撮影活動は終了です。最後に行きたい場所がありましたがまた富山県に行った際のお預けです。それでもこの日は10自治体18タイプ撮影できたので大満足です。この日は高岡市まで行き宿泊するのですがその前に寄り道です。この模様はおまけ(何か恒例となってる)でお伝えします。

 

・おまけ

せっかく富山県に来たのに観光しないのは勿体ないので富山地方鉄道フリー切符を使って宇奈月温泉へ行ってきました。

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宇奈月温泉駅に着いたのは18時頃、駅前には温泉の噴水がお出迎え。

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今回訪れたのは宇奈月温泉観光協会併設の日帰り入浴ができる「湯めどころ宇奈月」。

さすがに一日歩き続けたので少しでも疲れを取りたかった。

温泉は透明でとても柔らかい良い湯で気持ちが良かったです( 〃▽〃) もっと明るい内なら商店街だったり、旧宇奈月町カントリーサインに採用されていた黒部峡谷鉄道の有名な赤い山彦橋など観光できたのですが流石に無理だった‥‥また改めて行きたいです。

宇奈月温泉駅を後にしてそのまま富山駅に向かいました。ここで夕食をとることに。(朝のバナナ2本以外今までほとんど口にしていなかったので流石にお腹が空いた)

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(麺バルプライド 富山ブラックラーメン富山駅前店 にて)
富山名物ブラックラーメンを頂きました。名の通り黒い醤油ベースのスープが特徴です。味はというと思っていたよりしょっぱくなくどちらかというとスープのだしが効いておりとても美味しかったです。久しぶりにこんなに美味しいラーメンを食べました。危うくスープを飲み干してしまうところでした。(流石に美味しくてもこの黒さから醤油をかなり使ってると思われたのですべては飲みませんでした。)私の場合は基本的にスープは残すのですが、本当に美味しいところは飲み干してしまうときがありこのお店のラーメンは本当に美味しい部類に入ると思います。おすすめですので富山に来た際には寄って見てみてください。

前半なんやかんやありましたがそれを忘れるくらいお腹も心も満たされた私は高岡駅まで行きその日を終えるのであった。

次回、生地事件を巻き返す逆襲を繰り広げます。どうぞお楽しみに!!

続く

youmyan