youmyan’s diary

カントリーサイン好きの私 youmyan こと ゆうと が撮影したカントリーサインや旅の紹介をするブログです。

5日間長距離遠征!2020 (島原編③)

こんばんは、youmyanです(^_^) 最近忙しくてなかなか更新できず申し訳ありませんm(__)m

早速前回の続きから、書いていきます!

雲仙グリーンロードをひたすら南有馬方面へ進めるyoumyan。最初は晴れて気持ちいいなあと呑気なことを思っていたのですが登り坂が徐々に。。先程の境界から進むこと15分、旧深江町布津町の境へ。

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(雲仙グリーンロード 旧布津町境にて)

なんと、島原市との境界のものとイラストが違うではないか!!何とも面白い!

イラストは深江町のキャラクター「六兵衛どん」だそう。昔、深江で食糧難だったとき六兵衛どんという人が、とうじ主食だった甘藷(さつまいも)を粉状にしたものをお湯でねってうどんのようにしてだしで食べるという画期的な方法を編みだし村中に広がり今でも「ろくべえ」という郷土料理として残っているようです。確かにさつまいももデンプンなので麺にできるんですよね!どんなものか一度食べてみたいですね!(今回は食べていない‥‥)

因みに布津町側は残っていません。何故深江側だけ残したのか謎です‥‥

布津町域に入った私は坂道も落ち着くだろうと読んでいた通りまあ、それなりに進みやすい道が続いていつの間にか旧有家町域に入りました。こちらも布津町同様有家町にを示す標識は撤去された模様。

しばらく進むとまた登りが始まったと思え下っての繰り返しの連鎖が始まった頃、旧西有家町域に。

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(雲仙グリーンロード 旧有家町境にて)

こちらは西有家町側だけ放置残っていました。英無し文字のみとショボいタイプ。有家町側は撤去されてしまいましたが、おそらく同様のタイプがあったのでしょう。

ここまで、駅から約1時間位で順調に駒を進めて来ましたが、この境界はを過ぎた辺りからなんと登り坂の攻撃が‥‥‥

それに加えて晴れたことによる炎天下という悪条件。。実はこの日、朝食を抜いてしまい途中コンビニで買えるものと思っていたのですがコンビニ自体が無い!

そりゃここは農道だもん。買い物は下町(海側)へ行けということでしょう。

流石の私もかなり体調がやばくなりそうだと思い、持ってきた水分と千葉から持ってきた茶まんじゅうで何とか応急処置を。それでも水分が足りなくなりそうでどうするか困っていましたが流石に自販機は点在していたのでスポドリを補充することができました。今回は本当に自販機にはお世話になりました。

電動自転車を持っていて登りを歩く。これはかなりバカバカしいもので、この先に行く場所に坂があることを知っていたためあまり電動を使いたくなくそのため炎天下の中重い自転車を引きずって登り坂を歩くのは地獄でした。実際、電動を使用しても太刀打ちできなさそうだったし‥‥

そんなことを2回歩いて登って下ってをしていくと、県道47号とぶつかりました。今回は雲仙グリーンロードの旧自治体のカントリーサインを撮影することが目的だったのですが、実は長崎県に旅たつ1週間前に事前に南島原市の旧自治体の境界を詳しく知るため合併以前のロードマップのコピーを手にしていました。そのとき何気に、旧自治体の境界をストビューで見ていたとき 「とんでもねぇ」 カントリーサインを発見してしまい急遽撮影に廻ることに。

それが現役バリバリの県道47号に現存するようです!しかし、その道もとんでもねぇ登り坂でして、グリーンロードの分岐点から旧境界まで重い自転車を引きずり歩くはめに‥‥ しかも天気が良いため日光が私から体力を奪っていく‥‥

「なあにが、サイクリング日和だ!!呑気にも程があるぞ!島原は私を殺しに来てるんだぞ! 」

と1時間前の自分に言いたい気持ちでした。

島原が私を殺しに来てるというのは実際間違った表現ではなく、危うく熱中症になりかけました。一番の原因はやはり朝食を抜いたことでしょう。水分はこれでもかという位飲みましたがけっこうきつく意識が朦朧としかけました。幸い、自販機のある日陰と座れる場所を見つけ、少し休憩をしたら落着き何とか気力が戻ってきました。また茶まんじゅうの糖分が循環し始めたのでしょうね。みなさんはyoumyanのようにはならないように気を付けましょう!!

途中休憩をはさみ実に歩くこと40分ついに例のとんでもねぇカントリーサインの元へ到着!!それがこいつらです。

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(1枚目:県道47号 旧西有家町境  2枚:県道47号 旧北有馬町境)

ななんと、長崎県に通常サイズのイラストタイプが存在していたのです!!全国的にはあまり珍しいタイプでは無いのですが、長崎県に関してはイラストといえば独自の大型の標識になるため標準サイズのイラストタイプが存在していたことにはとても驚きました!!おそらくこの地点以外長崎県ではこのタイプを拝むことができないでしょう。

それにしても、合併から14年以上経つのに良くもまあ残っていたこと。これが旧道とかなら合併前の自治体でも残るケースがありますが、現役バリバリの県道に残っているのは珍しいです。。とか書きますが、実際佐世保の旧自治体でも堂々と残っていますし、長崎では普通なのかもしれません。その割には雲仙市の旧自治体の県道では支柱だけ残して撤去されていますが‥‥

さて、イラストはと言うと北有馬町は「先丸くん」(次回の記事で詳しく紹介します)、西有家町は「高岩山のみそ五郎」です。みそ五郎とは巨人のことで、ようは西有家に古くから伝わる巨人伝説のことですね。そのみそ五郎は町のPRキャラクターとして使われていていたそうで、その時のロゴがこのカントリーサインにも使われているのでしょう。

さて、無事レアなカントリーサインを撮影でき満足した私は今旅最大の目的であるある長崎県タイプのカントリーサインへと向かうのだった‥‥

(因みに、この境界からグリーンロードまでの道は下りで快適だったのは言うまでもない。)

続く

youmyan