youmyan’s diary

カントリーサイン好きの私 youmyan こと ゆうと が撮影したカントリーサインや旅の紹介をするブログです。

5日間長距離遠征!2021(はじめての大分編と旅の反省)

こんばんは!youmyanでございます。しばらく旅に出てないのでそろそろ出かけたい今日この頃。

さて、今回も5日間遠征の続きを書いていきたいと思います。予定では今回で完結の予定です。では行ってみよう!

旅4日目。この日も宮崎駅からスタートします。この日も昨日に引き続き雨。なので、使える手段は公共交通機関と歩きのみ。まあ、しゃあない。旅前から雨が降る予報は知っていたのでそこまで天気に期待もなかったし。今回の旅の最大の目的である宮崎県内のイラストタイプの収集の目標は果たせるので良しとしよう。

この日は、前回の記事でお伝えした通り大分県まで足を延ばしました。本当は晴れていたら、鹿児島の志布志市周辺でレンタサイクルをしたり、宮崎県の日南市や串間市辺りを攻略する予定でしたが、雨のため急遽予定を変更してまだ一度も行ったことの無い県の大分県に足を延ばしてみることにしたのです。これで九州で一度も足を延ばしたことの無い県は熊本県のみに。

さてこの日のルートとしては日豊本線に乗って別府まで行って、別府市大分市カントリーサインを撮影し、旅で疲れた体を癒しに別府温泉へ。そして、由布市の狭間町のカントリーサインを撮影し戻ってくるという、非常にのんびりとした計画を立てました。大分県に行ったのはやはり温泉大国ということに惹かれたのも理由の一つ。

まずは、昨日と同じ延岡駅方面の始発に乗り終点延岡を目指します。

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延岡駅には約1時間半で到着。思っていたより新しい駅舎でしかも、おしゃれなお店や施設が併設されているなど驚きでした。ここからは、特急にちりんに乗って佐伯駅を目指します。実は、延岡~佐伯区間普通列車の本数が上下線で一日3本というとてつもない少なさで、大分方面を目指すには強制的に特急に乗らないと目指せない区間となっており、しかも青春18きっぷの効果は使えず、普通乗車券と特急券を購入しなくてはいけないという不親切さ。それでも、大分県に行きたい!温泉に入りたい!その誘惑に負け乗車料金を支払った訳である。せっかくの観光だ、ケチってもしょうがねえ。むしろ、新しい領域に行けるわくわくに支払う代価としては安いものよ。

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というわけで特急にちりん号に乗車していざ大分へ。特急列車に乗って思ったこと。座席が、広くて快適すぎる。しかも静か。基本的に私は特急列車に乗る機会がめったになく、最後に乗ったのがおととしの北陸新幹線以来で、ああ特急列車はやっぱり楽だなと思いました。が、景色は写真のようにずっと緑緑していてあんまりよくは無いですね。通過する駅、駅みんないかにも秘境過ぎて電車の本数が無いのも納得である。

電車に揺られること1時間でついに大分県の玄関口である佐伯駅へ到着。ここからは大分市方面に電車はそれなりに走ってるので普通電車に乗って運賃の節約。

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3年間九州に通って初めて乗る系式の電車。今までは、817系や昔、私の地元を走っていた415系ばっかりだったので目新しい車両はやはりうれしいものです。ただ、座席が超が付くほど堅かった。。それでも温泉が待ってると思えば椅子が固いのなんてすべては誤差。1時間半くらい我慢すればいいんだから!

佐伯駅を出発して電車に揺られること約1時間40分定刻通り最初の目的地である、東別府駅へ。

が、雨が雨がすごい。。大分駅付近から怪しいとは思っていたがかなりすごい。ここから、約1㎞先の境界まで歩かないといけないのに相当やばい。。

それでも、覚悟を決め境界へ。が、かなり雨がやばい。大丈夫なのか?またまた、生地を思い出す。もはや傘も意味をなさず全身ずぶ濡れ。靴も言うまでもなく浸水して気持ちが悪い。でも、ここまで来たのだから標識を撮影に行かない訳にはという思い一心で足を動かしてやっと境界へ。

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(国道10号 大分市境にて)

私にとって大分県初のカントリーサインである。カントリーサインカントリーサインと散々言ってる私ですが、何気にこのような北海道本家に近いものって何気に初撮影である。大分県カントリーサインは写真の通り大型のイラストタイプが主流で全市町村に設置してあるという徹底ぶり。おそらくですが、北海道のものと同じ規格を採用している唯一の自治体だと思います。(まあ、実際に北海道のカントリーサインは見たことないのですが)昨日から撮影している宮崎県のカントリーサインと比較すると、サイズはこちらの方が大きい印象。

そんな、私にとって記念の地ですが、とにかく雨が凄すぎる。写真にも雨が写るほどひどいものであった。いつもなら、カントリーサイン撮影するときは標識本体をまじまじ観察しながらちゃんと楽しんで撮影をするのですが、そんな余裕もなくただ写真を必死に撮って終わるというだけになってしまった。それだけ雨が凄かった。むしろ、雨の記憶しかない(苦笑)

反対側の大分市も撮影すべく歩道橋を渡った時も、ひどいもので階段がまさに滝になっており、水が脚にジャバジャバ。。

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(国道10号 別府市境にて)

道の反対側に必死に渡り、撮影した大分市。なぜかここは文字のみタイプ。昔はイラストタイプが設置されていたと思うのですが、道の拡幅とかで撤去交換されてしまったのでしょう。(因みですが、大分県直轄国道では先ほどの別府市のようなイラストタイプが設置されていますが、そのイラストタイプが設置される以前の直轄国道ではどうやら文字のみが設置されていたそうです。基本的に直轄国道では章入りがメジャーなのですが大分県はイレギュラーな県でもあったようです。そういえば、全国を見渡しても市町村部で章入りが全く無いのって大分県だけかもしれないですね。)

これにて、この地点での撮影は終了。大分市のイラストタイプが無いのは残念ですが、最後に向かう由布市との境で撮影できるから問題無い。

さて、早く駅へ戻って別府温泉で冷えた体を癒そう。温泉という希望を片手にさっきより強まる雨の中何とか駅へ戻りました。

しかし、ここで問題が発生。なんと、大雨の影響で日出行き、大分行きともに電車が止まってしまったのです。。これじゃ、どこにも動けないや。別府温泉がある市街地までは東別府から少し距離があるし、しかもこの大雨の中歩くのは嫌である。それよりも、心配なのは電車が止まってしまったら宮崎へ帰れなくなるのではということである。というのも雨雲レーダーを見る限り、雨が止むどころか酷くなる一方である。これは観光している場合じゃねえ。とりあえず、大分駅へ戻って佐伯方面はまだ動いているとのことだったので電車が完全に止まる前に戻ることを決意。ああ、温泉……無念である。

駅から大分駅行きのバスがあるとのことでそれに乗車し、とりあえず大分駅へ向かいました。

大体30分くらいで駅には着いたのですが、なんと、大分県内の電車はみんなストップ。時すでに遅し。。駅では多くの人だかりができ駅員さんがしきりにお客の対応をしているのが見受けられました。

「ああ、これやっちまったのか??宮崎に戻れないのか?まずい、まずいこれじゃ明日の活動に影響がでるし、泊まる場所が無い。どうしよう。。」

軽いノリで来てしまった大分県。まさか大分県に閉じ込められるとは。

そうだ!バスだ、バス。電車がダメならばバスを使えばいいのでは?あくまでも電車が大雨で止められているのは線路が使えなくなるというだけであり、その点バスは道路の陥没や通行止めが無い限り動くだろう、そう考えた。

心の中焦り、動揺しつつも冷静な表情でカッコつけて観光案内所でバスについて聞いてみることに。(以下ゆ:youmyan 観:観光案内所)

ゆ「すみません。宮崎県に行けるバスありますか?」

観「そうですね。。無いですね。。」

ゆ「そうですか。(内心:えっ、嘘だろ?まじで、本当に宮崎に帰れないの??)そしたら、なるべく宮崎県に近い南へ向かうバスはありますか?」

観「佐伯駅行きならありますよ。」

ゆ「本当ですか?(佐伯駅まで行けるのか!!よしよし、まずまずだ。)」

というわけで、何とか佐伯駅まで行けそうなので、その先どうなるかわかりませんがとりあえず、それに乗ることに。観光案内所では時刻と乗り場を教えてもらいお礼を言ってバスまで時間があったので、大分名物のかしわめしととり天を買い、いざ佐伯駅へ戻ります。時間にしては電車で来るより約1時間長い乗車時間。途中、豊後大野市臼杵市佐伯市の弥生バージョンを通過し、一か所一か所降りて撮影したかったがそれもできず指をくわえて眺めるしかできない屈辱を味わい何とか駅にたどり着きました。

ちょうど駅に着いた頃ににちりんは動きだしたようなのでこれで何とか宮崎には戻れることが確約したのでほっと一安心。

定刻から遅れること一時間、にちりん号が来て無事に延岡駅へたどり着き、なんとか宮崎駅行きの電車に乗ることができ無事、ホテルへ着くのであった。

とんだ、一日でしたが、とりあえず別府市だけでも撮影でき、ちゃんとホテルに戻れたのでまずまずでしょう。しかし、やはり大分県に負かされた気がして悔しいのも事実。本当は県都鹿児島市宮崎市大分市とイラストもしくは章入りを並べたかったのにそれができなかった。それに加え、大分県のイラストタイプをますます集めたくなってしまったので、近い将来リベンジすることを宣言したい。待ってろよ大分!!私の計画を滑って転ばせておおいたたさせたことは忘れんぞ!次は攻略してやる!!

こうして4日目は終えたのです。

 

そして、旅終わり5日目。流石に体はかなり疲弊してしまっていた。本当は温泉に入って回復するはずができなかった。それでも宮崎県のイラストタイプ全攻略にはあと一か所訪問しなくてはならなかった。しかし、昨日から降り続いている大雨は翌日になった今もしきりに降り続いている。昨日は宮崎県内はそこまで影響はなかったが、今日の予報では宮崎県も油断ができない状況となっていた。本日のミッションとしては、国道10号の都城市の撮影を行って、それから宮崎空港に午後4時までに戻ることである。ここで、心配されるのが宮崎駅都城駅区間の運休と標識の最寄り駅である五十市駅の間の列車の運休である。とりあえず、始発で西都城駅へ。こちらは難なくクリア。だが、その先隼人方面は列車の運行本数が少ないうえ、昨日もこの区間は運転取りやめがあったのですごく心配であった。それでも、奇跡的に付近の雨が弱まってくれたおかげで、何とか列車の運行がなされた。ということで最後の目的地である、五十市駅へ着きました。

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ここから、20分かけて歩き、目標のカントリーサインが設置されている境界へ。

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歩き始めはパラパラ雨が降っていましたが、途中で青空が顔を出しなんと雨がやんでくれました。やっぱり、雨が降ってないだけで気持ちが軽やかになるものです。

そして本旅最後の境界地点へ!

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(1・2枚目:国道10号 鹿児島県曽於市境 3枚目: 宮崎県都城市境)

旅の計画から約1年半の月日がたったこの瞬間念願の宮崎県のイラストタイプすべてコンプリートです!!!はるばる遠くから来たかいがありました。都城市ですが、2日目に撮影したものとイラストが違って、こちらの方は市の花のアヤメとなっています。余談ですが、前回紹介した宮崎市の花しょうぶと都城市のあやめは漢字で書くと花菖蒲と菖蒲とどちらも同じように見えますが、実際は両者とも別の種となっています。同じアヤメ科ではありますが大きな違いは生える場所で花しょうぶは湿地に、あやめは乾燥してる場所つまり普通の土に生えているという点で見分けられます。また、花の形も若干違います。これはカントリーサインのイラストを比較してみると一目両全です。

私の地元茨城県潮来にアヤメが咲く有名な場所に水郷潮来あやめ園があるのですが、あれは潮来の水郷地域の湿地帯に咲いてるので実際はアヤメではなくハナショウブなのです。こんな感じで、ハナショウブカキツバタをひっくるめてアヤメと呼ぶのが普通だそうです。カントリーサインではアヤメがかかれたイラストが多い気がしますが、それって案外ハナショウブだったりするのかもしれませんね。

それと、この地点で驚いたのが、鹿児島県と宮崎県の吊り下げられた標識が地味に更新されていたことである!!昔までは英文字なしの文字のみだったのになんと英文字入りに!!直轄国道なのだから章入りにしてほしかった気持ちがありますが、英語併記しただけでも見栄えが良くなったので満足です。(宮崎県内では英文字が大きい表記のものが多く設置されているが、ここは普通のサイズなんだ。)

これにて、活動は終了。ここからは西都城駅へ歩いて戻ります。五十市駅は次の電車が大幅に遅れそうだったので、西都城駅まで行ってしまって確実に宮崎市に戻ろうという算段です。幸い雨は止んでくれたおかげで予定通り1時間くらいで駅に着きました。

これにて、すべて無事に終わったかと思ったが、実はこの先が大変だったのです。あんまり、書きたくないですが、皆さんが私のようにならないための教訓と私の戒めのために赤裸々に書きます。

無事西都城駅に着き宮崎駅行きの電車に乗ることができ、空港へは余裕でフライトに間に合うくらいに着くことが確約され安心した、私ですが電車に乗った時からなんと体調に異変が。

「なんか、電車すごく寒くないか?」

汗が冷房で冷えて寒くなったのだろうか?いや、そうじゃない、だって私の服装は秋用の羽織ものを着ており(日焼け防止のため)明らかに夏じゃ熱いだろうという服装でもすごくが付く寒さを感じだしたのです。次第、体を動かすのがだるくなり、空港に着いてからは、椅子に座るのがしんどいほどに。顔を触ると、熱い……

「これ、まさかやってしまったか……コロナじゃないだろうね……」

そう感じ始めたのですが、のどの痛みなどコロナには必須の症状が無かったので、違うのではと思った。いや、そう思いたかった。

「早く、帰りたい……」

フライトよりやく3時間前にはついていたのですが、体調が悪いだけで時間の流れが長く感じました。

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それでも熱がある現実を受け止められず、私はいたって普通ですよアピールで最初空港に着いた時には気づかなかったきれいなステンドグラスを撮影したのですが、写真を見返すとブレブレ。確か、写真を撮った時はちゃんと撮れていると思っていたのですが、カメラはちゃんと証言していますね、

「この時のお前の感覚は異常なんだよ」

と。明らかに体調を崩していたのです。

それでも何とか、飛行機に乗って千葉に戻ることができ、意識は何とか保ちながら家へと戻りましたが体調は悪化。夜もよく眠れず、体がとにかくだるいし熱いし。

そして案の定次の日、熱は38.9℃の高熱。ああ、これはやってしまったのか?

コロナか?コロナにかかってしまったのか?しかし、体調の異変はのどでは無くお腹つまり下痢がとまらなくなっていたので、ただの胃腸炎の可能性が高いなと思い始めました。どのみち対処療法しかないのですが、一応高熱があるのでPCR検査を受けてちゃんとはっきりさせようと病院に行きPCR検査を受けました。

結果から書きますと「陰性」でした。つまり、ただの胃腸炎だったようです。

というか、食中毒でしょこれ?

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犯人は明らかにこいつだろ?絶対。

「生の鶏肉!!」

最初は鶏肉の食中毒は食べた直後に出るものと思っていましたがどうやら食後2~5日後に症状が出るようです。症状として激しい下痢とも当てはまるし、絶対当たった気がする。ただ、これを毎日食している人の話だと当たったことはないと話していたし、宮崎県や鹿児島県では厳しいガイドラインに沿って鳥刺しを提供していることから普通は食中毒は起きないはずです。

なぜ、私が当たってしまったのか考えるとおそらく旅で体が弱っており、免疫機能が低下していたこと、あと私の体質的に生肉に対処できる力が無かったことなのではないかと思います。でも一番は免疫系統が弱っていたのが一番だと思います。あと旅先では、ひどい食生活だったので胃腸が荒れていたのもあると思います。

このことから、旅ではかなり体力を消耗して病気になり易くなっていることを改めて知った。今回はたまたま、コロナでありませんでしたがここまで免疫が落ちていたならばかかっていた可能性も十分あり得ます。旅のリスクというものを改めて知ったのと、自分は大丈夫と思っていた体調の管理をできていなかったこと、標識にしか目が回らず無茶をしすぎたことと反省ばかりです。何より、コロナでひっ迫している病院にこの時期に旅をして体調を崩したことで不必要に迷惑をかけてしまったことに対して申し訳なさと反省するばかりです。(実際、病院は大変そうだった。)

なので、これを読んでくださってる皆さんは良識ある方々ばかりだと思いますがこのバカみたいにならないように気を付けていただきたい。遠出することには個人の自由です。しかしながら自己責任だとしても体調を崩してこうして病院などに迷惑がかかることがあるということが誰にでもありうるということをしっかり覚えておいてください。まあ、まさか私みたいにコロナ禍でもひょいひょい旅に出かける人はいないと思いますので大丈夫だと思いますが。

その後のyomyanはというと、幸い熱は帰宅後2日目には平熱に戻り、体も下痢以外は通常営業に戻りました。下痢はその後1週間ぐらい続いてました。それ以降は回復もして今に至ります。今は元気です!

というわけで、以上今年の九州遠征のレポートは終わりです。

さて、次回はもちろん決まっていません。というか、しばらくは反省の意味を込めてカントリーサイン撮影は自粛です。(今回の件で旅をしたい欲が十分削がれてしまったし、宮崎のイラストタイプを攻略してしまったため情熱的に行きたい場所が無いというのもある。)

なので、過去のものから何か考えておきます。

本当に反省です。。

youmyan