youmyan’s diary

カントリーサイン好きの私 youmyan こと ゆうと が撮影したカントリーサインや旅の紹介をするブログです。

春の東北遠征2023(秋田県後編)

こんにちは!youmyanでございます(^_^)

早速前回の続きを書いていきたいと思います!!

前回は潟上市カントリーサインを撮影して終わったところです。

この後は結構時間がきっかり決まっているので休む間も無く次の地点に行きます。

潟上市にある羽後飯塚駅に行きそこから奥羽本線秋田市方面、大張野駅で下車。

ここから歩いて国道13号の秋田市カントリーサインを目指します。

(1・2枚目:国道13号 大仙市境にて)

駅から15分くらいで境界に到着。前回お話ししたように直轄国道なので章入りです。意外と秋田市の境界は駅からって探すと少なくてここが一番近いということで選定したのですが、次の電車の待ち時間が40分なのに対して駅から歩くと境界まで往復50分という接続時間をミスったためにここまで走って何とか時間を短縮するという荒業を発動(勘弁してよ.......)

残念ながら大仙市は秋田市の標識から離れた場所にあって撮影に行って電車に間に合わなかったら目も当てられないので諦めることに。というか、別に境界が入り組んでないのに離れてるのか謎です。普通に隣においてくれるといいのに。こういう時は表裏一体型がいかに効率が良いかわかりますね。

帰りもダッシュして乗りたい電車には間に合って次の地点に向かいます。

秋田市から南下して湯沢市にある下湯沢駅で下車。

ここから歩いてまた国道13号の湯沢市横手市の境界を目指します。

(1・2枚目:国道13号 横手市境 3・4枚目:国道13号 湯沢市境)

駅から歩くこと数十分くらいで皆瀬川に架かる大きな橋で横手市に入ります。

もちろん、直轄国道なので高規格な標識が設置してあります。

まず、湯沢市ですね。こちらは市章では無く 犬っこまつりのイラストになっています。どうやら湯沢市横手市域では直轄国道でもイラストタイプが主流だった模様です。

因み湯沢市の元来のイラストタイプですが合併に伴ってカントリーサインの撤去が進み今ではこの国道13号の横手市境界と国道398号の羽後町境の2か所でしか見れなくなっています。他の地点では地味に湯沢市章になっており、計4か所とイラストタイプの数より多いみたいです。

一方、横手市ですが湯沢市と逆でだいたいの地点でイラストタイプの標識が設置されて、なぜかこの地点だけ章入りとなっています。横手市の境界に設置されているものだけを見ると横手市章入りはここだけのようです。十文字町時代はサクランボのイラストで合併後もしばらくは横手市の旧境界から持ってきたかまくらのイラストタイプだったのですが後に変更されています。

また、道の駅の案内標識と一体化していて独特ですね。ただ、雪の影響か頭の部分が剥げているのは少々残念ですね。

無事撮影も終わって横手市方面に歩き続けて十文字駅で次の目的地へ。

(1枚目:県道267号 美郷町境 2枚目:県道267号 横手市境)
十文字駅から秋田駅に戻って後三年駅で降りてすぐにある境界。

まずは先ほど話に出てきた横手市のイラストタイプ。このタイプがノーマルですね。イラストはかまくらですね。雪が多い地域ならではのイラストです。

もう一つの美郷町ですがうっすら見えていますが旧仙南村時代から張り替えたもので仙南村の花である菖蒲のイラストのようです。菖蒲の色が抜けていますが昔は紫だったようです。

今回は撮影していませんがこの美郷町ですが国道13号が通っていますがそちらは章入りのためイラストタイプはこの一か所だけのようです。そもそも美郷町の前身の六郷町、千畑村、仙南村時代でイラストタイプが確認できているのはこの地点だけなのですよね。国道13号の六郷、仙南は章入りだったし、その他の県道はもっぱら文字のみだったぽいので昔からレアな存在だったようです。

そういえば秋田県カントリーサインと言えばこの茶色の支柱にフォークのように枝分かれしてる支柱が特徴ですが何気にこの地点で初めて撮影した気がします。

さて、次が本日最後かつメインのカントリーサインとなります。

後三年駅から1時間くらい山形方面に下ること院内駅で下車。立派な赤レンガの駅舎ですが人は全くいません。

さて、ここから私はどこへ向かうかというと湯沢市章入りの標識を撮影したいわけです。先ほど章入りは4か所あると言いましたがどれも駅からかなりの距離がありまして一番近いところで院内駅から松ノ木峠の約7㎞の道のりです。もちろん歩きです。往復14㎞という地獄の散歩をするという訳です。4年前の私なら無理だと諦めるところ年々一回の撮影で歩く距離を増やした結果「行けるっしょ」という軽い気持ちになって我ながら狂ってるなって思います。これが慣れというものですか。。。

今回は時間に余裕は持たせてありますがそれでも峠道なので何があるか分からないので気を引き締めて峠越えに挑みました。

歩いてると、もう4月なのにちらほら雪が残っていて同じ日本でも関東と東北じゃ全然気候がちがうんだなぁって改めて感じました。

さて駅から歩くこと1時間半で峠のあるトンネルに到着しました。

(1・2枚目:国道108号 由利本荘市境にて)

今回の一番のメインの湯沢市章入りカントリーサイン。私がまだ小学生のころですかね、その時くらいからずっと撮影したかったカントリーサイン。この章のカラーバランスが好きでいつかカントリーサインを撮影したいなと思っていたのでそれがやっと叶った感じです。しかも、冬なので草木で隠れるということが無く良いコンディションで撮影できて大満足。

これにて今回のカントリーサイン撮影は終わり!.........の予定だったのですが由利本荘市側も撮影に行くことに。というのも本来の市境はトンネル内で各標識はトンネルの出口付近にあるため、反対の由利本荘市を撮影するためには約2㎞あるトンネルを越える必要があり、流石に往復40分はきついなと思っていたのですがまだ体力もあるしということで撮影に行くことに。。。

トンネルにハイッチャッタ........... 行く予定無かったのに.........(だってトンネルがおいでおいでしてたんだもん。。)

(1枚目:国道108号 湯沢市境にて)

約20分間、トンネルを歩いて由利本荘市カントリーサインをゲット。数時間前までいたはるか遠くの秋田市とも接している由利本荘市湯沢市とも接しているなんて違和感しか無いですね(笑) 

という訳これで本日のカントリーサインの撮影は終わりです。この後はまた約10㎞の道のりを戻って無事駅に帰還して宿泊先である山形市に着くのでした。

以上で久しぶりの長距離歩き旅は幕を閉じます。

 

・総括

この記事を書いているのは旅から約半年がたった9月ですが、この旅でカントリーサインの撮影の旅が本格的に始まって約4年になります。ちょうど大学に入って卒業を迎える期間の自由な時間、標識撮影のためだけにいろいろな場所に行きました。電車やバス、レンタルサイクルの公共交通機関で撮影に出向き、時には同じカントリーサインの好きな仲間と一緒に撮影して喜びを分かち合いながら楽しい活動したりと楽しい思い出がたくさんできました。また、突然の大雨でびしょ濡れになったり、自転車のタイヤがパンクしたり、間違って人の敷地内に入って怒られたりとか苦い思い出もありますがそういった失敗もまた良い思い出です。

その中でも、私の撮影旅の代名詞と言ってもいいくらいのゴリ押し戦法「徒歩」は自分の中でも印象に深いです。2020年の群馬高山村の章入りを撮影するために往復約12㎞というあほらしい峠越えが完遂したことから年々20㎞くらいまでなら歩けるんじゃない?ということで数々の難所を歩いて踏破してきました。中には一日累計40㎞以上歩いた日もあります。

簡単に踏破しているようで実は靴擦れという苦痛を代償に旅をしているのですがそれでも何度もやってしまうのは標識が撮影したいのはもちろんですがそれよりも歩いてみる景色が好きだから何度も長距離徒歩にチャレンジしてみたくなっちゃうのです。

今回の松ノ木峠も4年間の集大成としてトラブルも無く良いコンディションで遂行できたということで大学生活最後の旅を飾れたなと思います。

一応大学院生として学校には残っているものやはり学部生のように自由はあまり無くて旅にはあんまり出れないことが予想されたため(実際に忙しい)私のカントリーサイン旅はこの旅にて一幕を閉じたいと思っています。

とはいえ、まだまだ未開拓の地もあるので時間を見つけて今後も細々と撮影を続けていきたいと思っていますのでペースはまばらですがブログも更新続けていきたいと思いますのでよかったら引き続きよろしくお願いいたします。

おわり

 

youmyan