youmyan’s diary

カントリーサイン好きの私 youmyan こと ゆうと が撮影したカントリーサインや旅の紹介をするブログです。

冬の中距離遠征⑥(富山県編④/岐阜県編)

こんばんは!youmyanでございます(^_^)

さて、今回は長かった冬の遠征の完結編でございます。さっそく行ってみよう!!

旅5日目。この日は本来であれば砺波市小矢部市南砺市、プラスαの撮影計画でしたが、予報で天気が余りよろしく無いことを受け前者3自治体は昨日に撮影してきたのは前回の記事でお伝えしました。

実はこの日でもっとも心配したのはプラスαを撮影するにあたって場所が場所なだけに雪が平野部より降ることをあらかじめ知っており、一応富山県自体雪国であるためよっぽどなことが無ければ電車やバスの運休は無いだろうと括っていたのですが、やはり遅延は生じるという話をバスセンターでお話を聞いていたため、当初乗る予定だったプラスαの地点に向かうバスの時間を限りなく早めるため、小矢部市等を昨日に回したということなのです。

よってこの日は始発からそのプラスα地点に向かうことだけに専念できたのである。

さて、そのプラスα地点とはどこかと言いますと国道156号の富山県岐阜県の県境でして、何故にそこにこだわるのかと言いますと、富山県章入りが撮影できるからである!

というのも富山県章入りの標識があるのは国道156号の県境と県道206号の2ヶ所にしか設置されていないレアなものとなっています。もちろん、私はあくまでも章ラーですから富山県章入りも撮影しない訳行きません!(謎の使命感)

現実的に公共交通機関だけで行けそうなのは国道156号の県境だけなので迷わずこのルートを選択しました。

またこのルートを選定するにあたってこの県境付近にある世界遺産である五箇山の合掌造り集落にも是非足を伸ばしてみたく旅を決行したのです。

朝午前6時頃発の電車にのって目指すは城端線の終点城端駅。そこからバスを乗り継いで五箇山方面のバスに乗りました。このバスは、高岡駅城端駅、五箇山白川郷を結ぶバスとなっており、世界遺産のある五箇山白川郷を結ぶ観光バスとして毎日それなりに運航しているようです。

城端駅を出ること1時間くらいバスに揺られて最初の目的地である、道の駅上平 ささら館 に着きました。

そこから、県境まで歩きます。

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「ユキスゴイー!!!!」

この辺に住んでる人にとっては当たり前の光景かも知れませんが、冬はカンカンに晴れている茨城や千葉に住んでる私からすればなかなかな光景。しかも、これ一晩でここまで積もったというのだから驚きである。(これは今年の初雪だそうで、例の強烈な寒波の影響らしい‥‥)

雪もそれなりに降っている中30分かけて標識が設置されている県境へ到着しました。

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(1枚目:国道156号 岐阜県白川村境   2枚目:富山県南砺市境)

富山県の章入りを撮影してこれで真の富山県制圧完了!!やはり、富山県章入りもはずせませんな。因みに緑の富山県章入りはここ1ヶ所しか無く、もう1ヶ所の方は青色の県章入りであるため両者1つずつしか存在しないレアなものとなっています。

そして、実は何気に岐阜県自治体のカントリーサイン撮影は初めてなのです!!(2019年中津川には行っておりますがカントリーサイン撮影はしていない)しかも、比較的撮影しやすい岐阜市等の平野部の自治体ではなく山奥の秘境村の白川村が初って言うのはなんだかひねくれた私らしい記念の地となりました(笑)

余談ですが白川村はしばらく前まではカントリーサイン自体存在していなく、2010年初頭にやっと登場した比較的新しいお仲間です。この地点の岐阜県も白川村の代わりに昔は富山県同様に「ここから」の標識があったのですが白川村のカントリーサインが設置されて撤去されてしまったようです。

また、この地点は知っている人は知っているマニアックなところでして、富山県岐阜県富山県岐阜県→‥‥‥となんと県境を7回跨がる珍しい路線でして、県境を表す標識もちゃんと設置されているうれしい場所なのです。(一番端の県境に章入りの標識がありその他は文字のみ)

残念ながら時間の都合でこの地点以外は行けませんでしたが、是非気になる方は足を運んで見てください。

無事カントリーサイン撮影を終えた私はささら館まで戻りさらにバスである場所へ向かいました。

因みにこの日のカントリーサイン撮影は終了です。あとはただひたすら観光する記事になります。

向かったのは五箇山の合掌造り集落のひとつ菅沼合掌造り集落。世界遺産五箇山の合掌造り集落は上平にある菅沼合掌造り集落と平村にある相倉合掌造り集落の2ヶ所がありまして今回は菅沼合掌造り集落の方に足を伸ばすことに。

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(菅沼合掌造り集落にて)

これが菅沼合掌造り集落の家々。現在は9棟の合掌造りの家が残っています。

いかにも昔話に出てきそうな建物で日本の昔の風景を感じさせられました。

それに加えて雪化粧をした景色はより幻想的で美しい世界が広がっていました!せっかくなので五箇山の歴史が学べる家があり行ってみることに。江戸時代から残る合掌造りをそのまま利用した五箇山民俗館では家の内部をよく見ることができ釘を一切使わないでこの豪雪に耐えうる構造を間近に見ることができます。また、塩硝の館では五箇山地方の副業である塩硝(ようは鉄砲等の火薬)づくりについて学べます。ここで初めて知ったのが、実は五箇山は塩硝の一大産地で当事五箇山の塩硝は質が良いことで知られていたくらい有名な場所だったそう。つくり方は原料となる草と蚕の糞を用いて約5年をかけて醗酵させる「培養法」を使い作られており、天然の硝酸カリウム鉱石が無い日本ならではの作り方だなあと感心させられました。しかも、起源は古く明治の前300年前から五箇山では続いていたのだから驚きである。冬は豪雪地帯であったり、平地が少ないゆえ作物がそこまで取れない地域の生き延びる知恵だと私は感心しました。

是非皆さんもカントリーサイン撮影のついでに足を運んで見てはいかがでしょう?

一通り集落観光は済んで最後に菅沼集落が一望できるという展望台へ。

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本当に美しい‥‥タイムスリップをしたみたいというのはこの事を指すようで、今でこそ目の前に国道が通っていますが昔は山よ川に囲まれて本当に秘境にあった村なんだなあと改めて感じました。それに加え冬の厳しい寒さや雪もある中そこを知恵と努力で生き延びた人々がいると思うとその強さには私も見習わないとと思わせてくれました。とても有意義な時間が過ごせて良かったです。今回は行けませんでしたが、相倉合掌造り集落や白川郷の合掌造り集落にもいつか足を運びたいと思うのでした。

菅沼合掌造り集落を後にしてバスで向かったのはまた道の駅上平。というのも高岡駅方面に戻るバスまで2時間以上あったため流石に寒い中待つのは嫌だったので、それまで道の駅上平に戻った方が暖をとれると思い戻ることに。道の駅ではお土産を買ってのんびりしていたらあっという間にバスが来ました。高岡駅までは大体2時間くらい。流石に平日だけあって乗客は私一人。高岡駅まではそれなりの距離があるため大型バスで貸切状態。なんだかラッキーな感じ?がしました(笑)

高岡駅には14時頃に戻って来ました。このあとはもう千葉に向けて帰るのですが元々の計画では高岡駅に戻って来る時間が18時頃で、その日在来線(JR線)だけで千葉に帰るルートで行ける限界として岐阜県高山市(高山駅)だったため高山駅で宿を取っていたためまだ、移動しなくてはなりません。

高山駅に行くには高岡駅からはあいの風とやま鉄道を経由して高山本線をつかわなくては行けないため、青春18きっぷを使えないと思われるのですが、特別措置として高岡駅から富山駅の間だけ高山本線城端線氷見線の乗継ぎに限って使用できお金を節約したい私にとってうれしい措置である。

私は高岡駅から富山駅へ向い、次の高山方面へは時間があるため富山駅で遅めのお昼。(駅についた時は15時過ぎ)

富山に来たときから気になっていた、白エビ天のお店に迷わず行きました。

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(白えび亭にて富山スペシャル丼)

富山の名物である白えびをはじめ、ホタルイカやブリに赤かぶらの天ぷらをふんだんに使った贅沢などんぶり。味は言うまでもなく美味しかったです( 〃▽〃)!!

白えびのサクサクとした食感にエビの旨味がとても分かる天ぷら。ホタルイカやブリもとても美味しく、これも富山県の郷土で作られる赤かぶら(ようはあかかぶの漬けも)の天ぷらもちょうど味のバランスを取ってくれておりyoumyanの胃と心を満たしてくれました。大満足です!

食後は富山駅でお土産を見たりして電車の時刻まで過ごし、高山本線経由で高山駅へ無事着くのである。

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(桔梗屋にて中華そば)

高山のホテルについて荷物を置いたあと、夕食を食べに出掛けました。(さっきお昼食べた気が‥‥)

高山では有名な桔梗屋さんの中華そばを戴きました。しょう油ベースのさっぱりとした昔ながらのラーメンでした。私はよくこってりしたラーメンを食べるのですがこうしたさっぱりとしたラーメンも乙なもです。特にこの日は雪でとても寒かったので暖かいスープは体に染みます。もちろん、スープまできちんとたいらげ満足です(^_^)(それくらいおいしかった!)

こうして5日目を終え、旅の最終日を迎えました。この日は基本的に千葉に帰ることが目的でしたが、せっかく高山に来たのに観光をしないのは勿体無いと言うことで高山市飛騨市カントリーサインを撮影と高山市市街地の散策を千葉に帰れる電車の時刻ギリギリまですることに。(タイムリミットは10時24分高山駅発の電車)

この日の活動開始は午前5時頃。結局旅の初日以外朝早くの活動になってしまいました(^_^;) ある方(いつもカントリーサインのことでお世話になってる方)が仰っていましたが

「旅をしているときの方が生活の規則が正しい」

と 。確かにそうなのかもしれないと納得してしまった‥‥

まず向かったのは飛騨国府駅。高山市飛騨市の境界が一番近い駅。高山駅から2駅しか離れていないので10分位で着くので始発の5時31分発のに乗ると40分頃に着きます。

しかし、この時期はまだ夜が開けていないため活動が出来ないのです。別にこの事を忘れていた訳では無いのです。

簡単に言えば電車の本数が無いから駅まで先に行っておいて日の出を待てカントリーサイン撮影をしようということである。一応、始発の次の電車でも千葉に帰る電車に影響無いのですが、それよりも私を誘惑するものがありそれに間に合うために寒い中駅舎で待つことにしたのである。

それは、

"朝食バイキング"

である!

私のブログからはあまり感じられないと思うのですが、実は普段のyoumyanは食べるのが大好きで、特にバイキングとか大好物です。(私の生き甲斐は旅をすることと食べること!と掲げてるくらい(笑))

旅中はカントリーサイン撮影を優先するあまり食事を疎かにしたり、お金を節約するゆえに少食なことが多いですが今回ばかりは、時間があることやとても美味しそうなバイキングだったため試行錯誤してカントリーサイン撮影とバイキングを両立させたのである。(欲張りだなあ‥‥)

日が登りカントリーサイン撮影に外に出たのですが‥‥

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雪!!

例の大寒波の影響で昨日から雪が降り続いておりそれなりに積もっていました。現に歩いてるときも雪が降っていましたけどね(^_^;)

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(1枚目:国道41号 高山市境  2枚目:国道41号 飛騨市境 3、4枚目:それぞれの遠景)

珍しく遠景を載せたのはいかに雪がすごいかということを伝えるためである。

カントリーサインも案の定雪できれいに撮影できません。。飛騨市側はまだ良いのですが高山市側は風向きが悪かったため雪が吹き付けられ盤面をはじめ支柱まで雪に覆われてしまっています。

まあ、仕方ありません。高山市はまた別の機会に撮影することにします。

これにてカントリーサイン撮影の行程は終わりです。

高山駅近のホテルに戻りバイキングを堪能して、少し高山市街地を散策して高山駅から千葉まで約10時間かけて無事帰路に着くのであった。

さて、今回の旅の総括ですがいろいろハプニングはありましたが新潟県富山県の市町村制覇をするという目標を達成したので満足です!富山県に関してはまだ未撮影のタイプのカントリーサインがあるのでまた再訪したいのと今度はもっとゆっくり観光したいなと思いました。

これにて冬の中距離遠征は完結です!

完結

・おまけ

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雪に覆われた高山市市街地。どこも雪掻きで大変そうでした。子供の頃は雪が降ってほしいなと思っていましたが、この歳になると雪が振ると大変だからあまり降らないでほしいなと思うようになったり。時としては昨日の五箇山のように素敵な景色になりますが、住んでる人にとっては厄介なのかもしれません。。
ほら、あまりの雪の寒さにサンタクロースも鼻を真っ赤にしていますよ。あれ鼻が赤いのはトナカイさんじゃん。。これじゃ真っ赤なお鼻のサンタさんになっちゃうわ()
厳しい寒さの高山市から中継でした。
おわり

さて、次回は以前書いた新潟県カントリーサインが好評?(私のブログの中で一番読まれている)ので、富山県の縮小版として書いていこうと思います。

youmyan.hatenablog.com

因みにこちらの新潟県カントリーサインをまとめたページですが今回の分を更新しましたので是非気になる方は見てみてください!(富山県版は次回以降まとめていきます。)

以上!では(^_^)/

youmyan