浜松市。それは静岡県内で最大規模の人口を有し、平成の大合併では2市、8町、1村(2村)を吸収して全国で2番目の面積を誇る静岡県西部の大都市である。市内中央には浜松の駅があり、かつての浜松城の城下町の賑わいが今も残っている。また、面積が大きい故に北には不通国道152号の青崩峠や長野県と接し、西に行けば愛知県と接している。
また、東側には静岡県屈指の大河 天竜川を有し、浜松の大地を形成したのは言うまでもない。
そんな浜松と言えば、宇都宮と並ぶ餃子の町として有名だったり、また最近ドラマ化で話題となった「ゆるキャン△」の主人公 "各務原 なでしこ" の出身地でもあります。あと、2015年のゆるキャラ・グランプリにて浜松市のマスコットキャラクター「出世大名家康くん」がグランプリをとったことで(私の中で)いろいろ話題となっています。
さて浜松市は50万人以上の人口があるため政令指定都市に指定されている。当然、行政区と言うものがあるわけでして、東西南北はもちろんのこと 中 という全国の行政区にはお約束の区が存在し、それに加えて旧市の浜北、天竜と7区も存在するわけです。
そんな浜松の行政区ですがなんと!カントリーサインが全区設置してあるという珍しい自治体なのです!!
しかし、昨今の過疎化や各区の行政格差が生まれているため、改めて行政区の再編(合併に近いもの)しようという動きが加速しているようです。
現在ある、7区から東西南北中区と浜北区、天竜区の3区案と東西南北中に浜北区を加えた2区があるようで今後これらのカントリーサインは見れなくなってしまうのです。しかも2区案の場合天竜区も名称を変える可能性があり、現行7区のカントリーサインは全滅する可能性が出てきたのです(T_T)
そこで、youmyanは区が全滅する前に8月のくそ暑い時期に撮影に出掛けることに。
というのも浜松市の行政区の標識を撮影している人がほとんどいなく、かろうじて外部の自治体と接している中区以外の区標識は浜松市のものと撮影されていることがありますが、中区の単体や東区の単体を撮影している人はほぼ見かけることがありません。こんなに律儀に区境を示しているというのに誰にも気を止めてもらえない、しかも標識マニアからも撮影されずに引退してしまうのはあまりにも不憫すぎます。。
youmyanが撮影して無事成仏?できるようにしてあげるからね(涙)
と言うわけで今回のピックアップは浜松市の行政区のカントリーサインです!
クセの強い導入(苦笑)でしたが、今回は浜松市の行政区のカントリーサインのご紹介です。
基本的に浜松市では他の自治他の境界に浜松市〇〇区として設置されています。しかも区名だけではなく浜松市市章も入っていると言う章入り王国静岡県ならではの対応です。因みに浜松市の行政区には区章にあたるマークは制定されていないようです。ただ全境界で見られる訳で無いようなので場所を選ぶ必要があり面倒です。
また、内部の区単体のものは浜松市内を走る国道のすべての区境に設置されています。
果たして区の再編の際標識はどうなるのか気になるところですね。
皆様も余力があれば撮影されてはいかがでしょう?
今回、私は浜松市のレンタルサイクルと鉄道で1日で回りました。くれぐれも『夏』はやめた方が良いことyoumyanが宣言します。。(と~っても暑くて死にそうだったよ~。それもそのはず、旅に出た日の浜松市の最高気温41℃で全国で一番暑かった場所だったようです‥‥熱中症にならなかったのが不思議な位ですよ‥‥)
では(^_^)/
・追記:この記事で触れた「ゆるキャン△」ですが最近アニメの2期が放送されており、私も見ているのですが浜松が移るシーンがあるのですがちょうど国道150号の磐田市と浜松市との境の風景が出ており、なんと浜松市のカントリーサインではなく南区のカントリーサインがでかでかと映っていたのです!!まあ、南区の標識とセットで設置されている106系標識(要するに浜松市街地までの距離を映したかった)を描写する際にたまたま映ったのでしょうが、本記事で書いたように誰も浜松市の行政区のカントリーサインに見向きもしてくれないと嘆いていたところなのでなんだかうれしくなってしまいました。もともと「ゆるキャン△」の原作にも国道52号の県境だったり身延町のイラストタイプのカントリーサインが登場したりとカントリーサインを含め周りの景色描写が忠実に再現されていたり良い作品なのですが、原作には例の南区の標識の描写はなかったので新しく追加されたのでしょう。今後もカントリーサインの描写も出てくると思いますので引き続き見たいと思います。(いや、カントリーサイン出る出ない関係なくても、面白いのでぜひ見ましょう!!)(2021.02.05)
(クセ強)youmyan