youmyan’s diary

カントリーサイン好きの私 youmyan こと ゆうと が撮影したカントリーサインや旅の紹介をするブログです。

5日間長距離遠征!2021(都城・高原編)

こんにちは!youmyanでございます(^_^)

今回は前回に引き続いて九州での活動についてお伝えします!

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旅2日目は鹿児島市からスタートです。この日は宮崎県入りして都城市周辺で活動を予定しており、天候も晴れでちょうどサイクリング日和になりそうです。

その前に、少し鹿児島県でも活動をしてきました。

鹿児島中央駅から鹿児島本線に乗って湯之元駅を目指しました。

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電車に揺られること約30分で湯之元駅には到着しました。まあ、無人駅ではないものの田舎にある普通の駅ですね。

ここからカントリーサインがある場所までは約20分くらい歩きます。

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(1枚目:国道3号 日置市境 2枚目:国道3号 いちき串木野市境)

この地点のカントリーサインは立派な章入りとなっています。

「そりゃあ、国道3号だし?あたりまえだろう?」と思いたくなりますが、鹿児島県だけに限って国道3号は区間によって文字のみや章入りが混じっています。出張所の考え方の違い方かなとも思われますが、例えば鹿児島維持出張所の区間でも鹿児島市伊集院町境(現在日置市)が章入りに対して、旧東市来町境の伊集院町カントリーサインは文字のみだったり同じ管轄でもバラバラなのです。なので、国道3号が通ってる薩摩川内市阿久根市は残念ながら文字のみしかなかったりします。どうせなら章入りをと思うのですが、設置基準がよくわからんです。。

この地点は旧市来町東市来町時代から奇跡的に章入りだったため、今も章入りとなっています。因みに日置市が横長なのはいちき串木野市に合わせたわけではなく昔の東市来町のものを利用してるためです。なので、旧市来町もそれに合わせて横長だったようで、いちき串木野市になっても文字と章を入れることができてるようです。もっとも、東市来町の4文字に対していちき串木野市の7文字はちょっときつい気がしますが(^_^;)

無事2自治体を撮影できましたが、日置市側は早朝の逆光で満足できるものが撮影できなかったので、近くにも章入りが撮影できるポイントがあるようなのでそちらにも足を運びました。

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(1枚目:市道 いちき串木野市境 2枚目:市道 日置市境)

この場所は、先ほどの国道3号の脇を流れる川の対岸を走る道に設置しており、私はこの2自治体は国道3号にしか設置されていないものと思っていましたが、意外と市道にちらほら章入りが設置されているようです。

しかも国道にあるタイプとは若干違っていて、章部分に枠が無かったり、日置市は3文字タイプであったり(国道3号のものは旧東市来町伊集院町のものを使っているため横長)、いちき串木野市章のカラーリングが若干違う(正規なのは市道の方ですかね。)のです!!やっぱり文字数に標識のサイズは合わせたほうがバランスが良くて個人的にはこの措置はうれしいものです。それ以前に、章入りを市道に設置してくるあたり素晴らしいなと感心しました。文字のみしかない阿久根市薩摩川内市も見習ってほしいものです。。

無事日置市のきれいなものも撮影でき満足し、次の目的地へ。

次は、湯之元駅から鹿児島中央駅に戻って今度は日豊本線に乗って都城方面を目指しますが、ここで加治木駅で途中下車します。

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(1枚目:国道10号 姶良市境 2枚目:国道10号 霧島市境)

駅から徒歩で数分で目的地には着きます。

目的は、姶良市の章入りと、霧島市のカラータイプの撮影です。

前回紹介した通り、霧島市のカラー章タイプも国道に設置されています。モノクロよりカラーの方が見た目がよくなりますね。

そして、肝心の姶良市ですが。。

ブッシュ・イン!!!

カントリーサインの夏あるあるです。木が邪魔!!何とかして除けようと思いいろいろ試行錯誤しましたが、位置が思ったより高く、持ってきている傘を駆使しても改善できずこの写真で撤退するしかなかったです。。また、撮影に来るしかないですね。撮影に出向いてる時ほど、草木や直射日光が憎いと思うことはないかもしれないです。

というわけで、加治木駅に引き返して目的地である都城駅へ向かいました。

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やや、南国感が漂う都城駅に着いたのは10時40分過ぎ。本日のメインは都城市都城市の旧4自治体と高原町、旧野尻町のイラスト標識を撮影すること。

しかしながら、みんな山奥や辺鄙な農道ばかりに設置されているため一気に撮影は困難です。なので、ルートを分けて活動をすることにしました。

ルート1→都城駅からレンタサイクルで旧都城市・旧山田町

ルート2→高原町からレンタサイクルで高原町・旧野尻町・旧高崎町

ルート3→山之口駅から徒歩で旧高城町・旧山之口町

といった感じで計画を立てました。当初はすべて都城駅からレンタサイクルを借り、2日に分けて活動する予定でしたが翌日から確実に雨の予報だったため、急遽自転車が必要な地点は本日にすべて回れるように計画しました。ルート3は駅から徒歩圏内なので本日じゃなくても活動できそうだったため時間があればということにしていました。

しかしこの旅の心配事として、ルート1を遂行して都城駅に戻ってくる時間が次の高原駅方面の発車時刻に間に合うかかなりギリギリでしてこの電車を逃すと確実に本日は高原駅からの活動は時間的にできないため油断ならない状況でした。

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ということで、時間がない中急いで駅前のレンタサイクルを借り活動を開始しました。因みにこの自転車は無料で貸し出しを行っており、すごい太っ腹。(5月に行った千葉の活動で借りた自転車は9時間4千円以上とぼったくられたのでそれを思うとすごく親切である。)

イムリミット2時間30分、果たして無事電車に間に合うかといった不安な気持ちを残してスタートしました。

目的地は旧都城市・山田町境です。道なりは思ったより起伏が多く行きはずっと登りでなかなか進まないもどかしさを感じながらそれでもきれいな景色を眺めながら、約1時間でポイントにつきました。

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(1枚目:農道 旧都城市境 2枚目:農道 旧山田町境)

どうでしょう?すごく立派なイラストタイプが設置されていますでしょ!!

宮崎県では一部の地域でこうした北海道のカントリーサインのような大型イラスト標識が設置されています。ただ、残念なことに大分県長崎県ほどではなく国道10号となぜか都城市周辺を通る広域農道にしか設置されていないため数自体は1自治体1~2か所しかないため撮影はなかなか大変です。今回はその現存するイラスト標識を全種類撮影するために宮崎県に来たわけです。夢にまで見た、宮崎県タイプの標識とやっとご対面、なのに、なのにですよ、また草木に埋もれて都城市に関してはきれいに撮影できず(T_T)

まあ、かろうじてイラストが見えるので良しとしますが、都城市に関しては関尾の滝バージョンはここにしか無いから草木を剪定して見えるようにしてほしいものです。

因みにここで宮崎県のイラスト標識の特徴をご紹介すると、サイズは長崎県大分県のものと大して変わらず、見た目よりも大きいです。ただ、ほかの大型イラスト標識と異なるのは、少し細長でイラスト部分に枠が設けられて無く標識いっぱいにイラストが描かれているのが特徴です。また、設置年度が比較的新しいこともあって、かなりカラフルで、色あせがあんまり起きないような構造となっています。規格はどの自治体も統一されており、宮崎県独自のものとなっています。設置箇所は国道10号の都濃町~都城市区間、広域農道に都城市、山田町、高城町、高崎町、山之口町、高原町野尻町の全14自治体が設置しており、そのうち国道10号の高城町(イラストは農道のものと同じ)と佐土原町、高岡町は合併に伴い撤去されたため現在は8自治体13タイプが撮影することが可能です。

というわけでこれから10何箇所も回るわけですが、一番ネックだったこの地点で無事撮影できたので良かったです。時間もなんとかなりそうだったので一安心。

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(農道の先ほどの地点付近)

先ほどの山田町のカントリーサイン付近にあった標識。昔は山田町の文字のみがあったのですかね?

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帰り道で撮った霧島山。昨日は雲で見えませんでしたが、今日はくっきりはっきり見えました。すごく雄大で立派な山ですね!霧島山が見守る中無事に都城駅には電車の時刻に間に合うように着きました。ほんとならば、お昼にしたかったのですが、さすがにそこまでの時間はなかったので、断念しました。

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高原駅に着いたのは13時30分過ぎ。こちらでもレンタルサイクルを借りれるらしいのでこちらから活動を開始しました。因み料金は普通の自転車がタダ、電動が300円という破格なお値段!今回は起伏も多そうだったので電動を借りました。関東で電動自転車を借りるとなると1000円前後はするので300円はすごくありがたいです。

駅から自転車を走らせること約40分くらい思ったよりスムーズに目的のポイントへ。

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(1枚目:農道 高原町境 2枚目:農道 小林市境)

この地点もやはり宮崎のイラストタイプです。詳しく見ていきましょう。

まず野尻町ですが、現在は小林市なのですが2021年現在でも野尻町表記のままです。小林市にイラストタイプや章入りが無いだけ、この地点が小林市表記になれば、晴れて小林市のイラストタイプが誕生するのですが、さすがに農道までは手が回らないのですかね?

あとイラストですが、野尻湖と書いてあります。宮崎県のイラストカントリーサインの特徴としてちゃんと何のイラストか説明文字があると非常に親切な標識となっています。他の県を見てもイラストの文字紹介を行っているところはほぼ皆無なため宮崎独自ということです。しかしながら、野尻町カントリーサインをまじかで見て思ったのが、

「イラストがカオス!!」

なんだか情報量が多すぎて何が何だか分からなくなっていますね。釣ってる魚もごついし、カエルの下に大量のサル?すごくとっ散らかっています。まあ、これはこれで面白いので好きですわ(笑)

高原町の方はというと、まさかの

「バンブー・イーン!!」

これは夏じゃなくてもきれいに撮影できないですよ。。カントリーサイン撮影者泣かせ。クソ、高原町カントリーサインきれいに撮影できない。。

でも、大丈夫!!なんと都城市側にも同じやつが設置されているのである!

早速、反対側へ向かいました。

しかし、この農道の起伏はすごくやばかった。。上っては下っての繰り返しですが、登りは電動でもギリギリ厳しい登り坂で、下りはブレーキがないと怖くなるような下り坂とまあ、ジェットコースターのような道でした。そんなこんなで、30分もかからず境界へ。

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(1枚目:農道 都城市境 2枚目:農道 高原町境)

今度は草木などに邪魔されずきれいな状態のものを撮影できました。

高原町は町内にある御池と高千穂峰ですね。かなり大きな湖で町のシンボルのようなのでいずれ行ってみたいものです。

反対の都城市は旧高崎町のものを使っています。野尻町と違ってこちらはちゃんと都城市と書いてあります。イラストは、たちばな天文台です。高崎町は星がきれいな街として知られており、大型の望遠鏡が備えてあり星空観賞ができるみたいです。

因みに高崎町ですが、高城町側にも現存しているみたいですが、英語表記が、Takazaki となっていて、こちらのTakaski表記はどうやら間違っているようです。なぜバラバラになってしまったか不明ですが地名の読み方はちゃんと正しくしてほしいものです。

これにて目的はすべて果たしたのですが、時間が想定よりはるかに余っていたのでせっかくはるばるたかはるに来たので観光案内所で勧められた霞神社というところへ行ってきました。

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県道から山に登ること数分で鳥居に着きます。ここでさえかなり高いところなのに、写真の長い階段を上って境内を目指します。

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階段を上ること数分、で境内に到着します。この神社はもともと巨岩が信仰の対象で、その盤座の奥には5色の蛇が住み、その姿を見ることで幸せになれるという言い伝えがあるそうで、農業や畜産、病気の治癒や開運、商売繁盛といったご利益があるそうです。また、神社の欄干から見渡す展望はすごく絶景です。

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高原町が一望できすごくきれいでした。晴れた日の夕日とかは特に絶景だろうなと思ったり。良い場所を見つけました。皆さんもぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
神社で旅の無事を祈願して、余裕をもって高原駅へと戻りました。

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途中で見つけた唐揚げ屋さんで買った唐揚げと、鳥皮。さすがに朝から何も食べていなかったので。宮崎といえば鶏肉ということで鶏肉といえば唐揚げしかないでしょということで購入しました。とてもおいしかったです。やっぱり新鮮な鶏肉は違いますね!!

これにて高原での活動を終え、観光協会の方と少しお話をして電車に乗って高原駅を後にしました。実にのんびりしたところでまた来たいなと思いました。

さて、本日はこれで終わりにする予定でしたが、時間が思ったより空いたのでルート3も撮影しに行くことに。

日豊本線山之口駅を下車。そこから歩いて撮影に。

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(1枚目:農道 旧山之口町境 2枚目:農道 旧高城町境)

両町都城市になって15年以上たつのに2021年現在も健在です。しかも、高城町に関しては本当は同じやつが国道10号にも設置されていたのですが撤去されたためこの地点に残っていてくれたおかげで今でも拝むことができるというわけです。ありがたいですね。

高城町のイラストですが、なぜかイラストの解説がついてないみたいです。(撮影したときにはじめて知った。同じく川南町も解説が無い。)イラストは、月山日和城跡の郷土資料館と町の鳥メジロ、町の花のツツジですね。カントリーサインにありがちな町の花だけでは無く、ちゃんと別の凝ったイラストが使われており、関心します。

山之口町は弥五郎どんです。弥五郎どんは言っちゃえば巨人伝説の一人で、南九州に伝わる巨人で、この町では祭りが開催されイラストのような巨人がまちを練り歩くそうです。ぜひ、都城に来る機会でタイミングがあれば見てみたいものです。ただ、祭り系はなかなかタイミングが合わないと参加できないので難しそうです。

こうして、本日のミッションは終え、本日から最終日までの宿泊ホテルがある宮崎市へと向かうのであった。

次回は3日目の様子をお届けします。天気予報では2日目の晴れが嘘のような雨。さて無事、カントリーサイン撮影はできるのだろうか?お楽しみに!


では(^_^)/

youmyan

・おまけ

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高原町観光協会で紹介されて食べた、鳥刺し。宮崎県や鹿児島県では鶏肉を生で食べる文化があり、畜産が盛んで新鮮な鳥が手に入る県ならではのグルメです。個人的には、鶏肉は生で食べたらいけないものだと思っていたが、新鮮かつちゃんとした方法で捌かれたものならば大丈夫のようで、観光協会の方もすごく勧めていて一度も当たったことがないから大丈夫だということですごく気になったので、駅前にある人気の精肉店で購入して食べました。めちゃくちゃおいしかったです。鶏肉ってこんなにもコリコリしてるんだってくらい弾力がよく今までに食べたことのないものでした!それに、鶏肉って意外と甘味、うまみがしっかりしていて鶏肉がだしにも向いてるって言うのがよくわかる一品でした。すごく気に入りました。ぜひ、また食べたいなと思わせるものでした。

おわり