youmyan’s diary

カントリーサイン好きの私 youmyan こと ゆうと が撮影したカントリーサインや旅の紹介をするブログです。

5日間長距離遠征!!2022(大分・別府編)

こんにちは!youmyanでございます(^_^)

早いものでゴールデンウイークも終わってしまいましたね。皆様はいかがお過ごしだったでしょうか?私は法事で福島に出向く以外は家で引きこもっていました。最近はあんまり出かける気力よりも家で過ごしたいという気持ちが大きくなりつつあります(^_^;)

それでもブログに書くことはだいぶ滞っているので定期的には更新しようと思っています。

さて、前回の続き、2022年の九州遠征の4日目、5日目をちゃっちゃかと書いていこうと思います。

4日目(2022年8月4日)

昨日は熊本で活動していましたが本日から大分県内で活動をします。この日のスケジュールは大分市別府市を観光するだけなので9時過ぎから活動できるゆとりあるものでした。しかし、私は友人より寝床を出てカントリーサイン撮影。やはり、私の旅は始発から活動するに限ります。

大分駅の始発列車で向かうは幸崎駅。今回撮影するのは、前回の悲惨な滝修行旅で撮影できなかった大分市のイラストタイプと、旧佐賀関町カントリーサインです。大分県内では離島である姫島村を除く自治体では立派なイラストタイプの標識(豊の国サインと呼ばれているらしい)が設置されており、しかも合併で消滅した自治体すべて現存するありがたい県なのです。その中で、拠点から一番近い佐賀関町大分市を狙うことにしたのです。

駅から歩くこと30分くらいで目的地に到着です。

(1枚目:国道197号 旧大分市境 2枚目:国道197号 旧佐賀関町境)

実は現存するものが一か所しかない佐賀関町バージョン。その他の境界では大抵文字のみの大分市に取り換えられたため貴重な存在です。一方、大分市も何気に文字のみに取り換えられた場所も多いため撮影場所は選ぶ必要があります。こちらは旧境界なので市が消されていますがもちろん大分市の現境界にも設置されていますので訂正されていないやつもあります。

イラストは大分市が大友義鎮と高崎山のサルと別府湾、佐賀関町が関あじと関サバ、関埼灯台とみかんです。こうしてみるとカラフルでわかりやすいイラストですね。全国各地、大型のイラストタイプが点在していますが本家北海道のカントリーサインに近いのって大分県くらいなんですよね。

無事佐賀関バージョンを撮影終え、ホテルに戻り朝食を取った後観光に向かいました。

まず、向かったのは先ほど大分市カントリーサインに描かれていましたサルが生息している高崎山自然動物園大分市からバスで30分ほどで到着します。

山のふもとで受付を済ませ、サルが群生している場所まで徒歩かケーブルカーの2択がありましたが私たちは徒歩で向かいました。

サル!サル!サル!!!!どこを見渡してもサルがうじゃうじゃ。下手したら踏んでしまいそうなくらいに道端に群生していました。ここにいるサルは野生で山から下りて来て集まっているようです。だいたい、1000頭以上この周辺で生息しているっていうからびっくりです。私も野生のサルをここまでまじかに見るのは初めてで、子どもの世話をしてるやつからおっさんみたいにくつろいでるやつまで様々なサルがいました。時間帯で、引き連れる群れが交代するようなので本当に様々なサルが見れるスポットのようです。なかなか、面白いスポットでした。

次に向かったのは別府の観光の定番である地獄めぐりです。その名の通りこの地では温泉の蒸気や熱湯などで近づけないことから地獄に例えたことが由来なようです。この地獄です狭い地域の範囲に様々な様態の源泉を見ることができることでこれを見て回ろうって言うのが地獄めぐりです。私たちも7か所ある全地獄を回ってきました。

まずは、海地獄。地獄という名とは程遠いくらいにきれいなコバルトブルーの源泉。もちろん海のようにきれいだからと言って飛び込めば水温約98℃で火傷の地獄行きになります。このきれいな色は硫酸鉄の青が溶けているからだそうです。

続いては鬼石坊主地獄。灰色の泥がポコポコ湧く様子が坊主に似ていることからその名が付いたようです。泥で蓋がされているゆえに湯気が派手に出てこないため、温度が低いのかなって思って手を入れるとこちらも99℃くらいあるため地獄です。温泉の泥ってことは泥パックによさそうだなって思ってしまいました。因みこの地獄の湯を使った足湯があるので気になる方は入ってみるといいかもですね。もちろん泥は無いので無色透明のお湯ですが。

こちらはかまど地獄。かまど地獄はいろんな種類の泉質が湧いているのが特徴です。写真は5丁目の池です。こちらは先ほどの海地獄のように青いですが、泉質はシリカが溶けたものとまた違ったものになります。こちらでも足湯があって坊主頭地獄とはまた違ったお湯を楽しむことができます。

こちらは、鬼山地獄。名物はなんといってもワニ。温泉の熱を利用したワニの飼育を行っておりいたるところにワニがうじゃうじゃ。。確かに熱帯に生息しているワニに温泉はぴったりです。もしも、池に落ちるもんならこいつらの餌に。。柵も他の地獄に比べて厳重なものでした。

続いて、白池地獄。えっ、白池なのに白くないって?本来は青白池らしいですが池に居る藻類のせいで緑に見えるようです。こちらでは別館で熱帯魚も見ることができるようです。もちろん温泉熱を利用しているようです。

さて、地獄めぐりも終盤戦、こちらは血の池地獄。もう、名の通り血のような色をした池です。おそらく、地獄という名はこのあからさまに血を溶かしたような光景から来ているように思います。まあ、この赤の色は酸化鉄由来のようなのであながち血の成分と違いはないんですが。にしても、今でこそなんでこういう色の池ができるかは知られていますが、科学が発達していなかった昔は不気味だったでしょうね。本当に人の血でできたって言われても信じてしまうかもしれないです。

地獄めぐり最後を飾るのは龍巻地獄。この地獄の正体は間欠泉のことです。熱湯が噴出する姿がたつ巻のように見えるから名付けられたのでしょう。私たちも場所に着いたときにちょうど噴水が始まっていて時間待たず見ることができました。間欠泉を見るのは初めてでこんなに迫力があったんだなと驚きです。

こうして、7か所すべての地獄回り終えました。思っていた以上に時間がかかり、思って以上に楽しめました。温泉をただ見て回るだけなのにこんなに面白いんだなぁって。とても満足です。

この後はもちろん温泉に入ってきました。

私たちは観光案内所でおすすめされたひょうたん温泉で一日の疲れを癒しました。別府市の鉄輪にある源泉かけ流しの温泉なので泉質もいいものでした。

また、別府市内を写した写真ですが、この街中で煙が立っている光景がいかにも別府の温泉地って感じがしてお気に入りです。こうして一日別府を観光しつくしたのであった。

さて、本当ならこのまま大分駅に戻っておいしいお酒でも飲んでのんびりと行くとこなのですがまだ明るいうちにやることを終えてしまった。せっかくならカントリーサイン撮影をしたい。この気持ちを抑えられず、日没ギリギリ電車の接続が良い撮影場所に向かいました。

(1枚目:県道631号 豊後大野市境 2枚目:県道631号 大分市境)
日没間際できれいに撮影できない挙句、竹や汚れ攻撃でもう散々です。まあストビューでも既に悲惨な状態になっていたのは分かっていたので仕方は無いのですが。それでも、なかなか来れない地で後悔はしたくないと思ったので来てよかったと思います。まあ、いずれ大分県中心の旅計画は立てたいとは思っているのでその時にもっときれいなやつが撮影できればいいなと思っています。
これにて本日の活動は終わりです。

 

5日目(2022年8月5日)

九州旅の最終日、大分市で迎えた朝。昨日同様始発でカントリーサイン撮影活動。


天気は快晴とはいかずとも良い天気。きれいな朝の景色を拝めました。

(1枚目:国道10号 別府市境 2枚目:国道10号 日出町境)
旅最後のカントリーサイン撮影は日出町と別府市です。別府市は一昨年に撮影していますが雨のためきれいに撮影できなかったので再撮影ということです。こちらも立派なイラストタイプが設置されています。かつて直轄国道では英入り文字のみタイプが設置されていたようですが平成8年頃の豊の国サインの計画で交換がなされたようです。現在設置されている標識の支柱をよく見ると逆L字支柱の跡が見られます。かつては吊り下げ式の文字のみがあったようです。そういえば、全国各地カントリーサインの種類はバラバラといえ、章入りタイプはどこかしらの自治体に各県1ヶ所以上はあるはずなのですが大分県は唯一市町村部で章入りが見られないレアな県なのようです。

イラストは別府市が温泉街とハングライダーと別府湾、日出町が城下カレイのイラストです。普通は視認性の観点から標識に薄い黄色は使われないのですが、大分県カントリーサインは何の色を使っても良いためカラフルな印象があり、イラストの幅が増えて良いなと思います。

これにて、この旅でのカントリーサイン撮影は終了です。

この後はホテルに戻り朝食を取った後、大分空港に向かい無事成田へ戻るのでありました。

今回の旅の総括ですが、おそらく過去4作の九州遠征の中で良い旅だったのかなと思います。いつも旅はひとり(趣味がアレだからね......)なのですが友人と出かける旅もなかなか面白いなって思いました。今回はいつもより観光メインなこともあったからかとても楽しい思い出という感じの旅になってよかったと思います。また、学生生活4年間で九州の7県の踏破できたことも喜びのひとつです。まぁ、市町村単位で行けばまだまだ行きたい場所はたくさんあるのですが長い人生、ゆっくり時間をかけて制覇していきたいと思います。果たして、今年は九州に行けるか、または別の地方の初踏破になるか。どうなるでしょう?行きたいなぁ今年も九州......

ということで、だいぶかかってしまいましたが長距離遠征2022編は完結です。最後に毎年恒例の空港(今年は大分空港)のデッキ写真でお別れです。

では(^_^)/

youmyan