youmyan’s diary

カントリーサイン好きの私 youmyan こと ゆうと が撮影したカントリーサインや旅の紹介をするブログです。

微妙に変化した二本松市・桑折町のカントリーサイン

こんばんは!youmyanでございます(^_^)

前記事でようやく夏の遠征記が完結しました。実は昨年度の活動についてはだいぶ書いていない活動がありますので少しづつ出していこうと思います。

さて、今回はタイトルにある通り福島県二本松市桑折町カントリーサインを取り上げようと思います。

今回取り上げるカントリーサインは私の専門である一般道のものではなく高速道路のものです。具体的には東北自動車道二本松市桑折町に設置されているカントリーサインですね。

(東北自動車道 大玉村境にて)

まず、二本松市から。こちらは単純に新調されたということですね。図柄は前と変わっていないですが文字が公団ゴシックからヒラギノフォントに変更されています。おそらく付近で工事をした際に図柄がボロボロだった標識を新調したものと思われます。ただ、反対側の大玉村福島市側の二本松市に関しては2023年5月現在変更は無いようです。なぜ、この地点だけ変更されたのかは謎ですね。

(1枚目:東北自動車道 福島市境(2019年撮影) 2枚目:東北自動車道 福島市境(2023年撮影))

続いて桑折町。この2つの写真は同地点で撮影されたものです。一見、イラストが劣化しただけで変化は無いように思われますが実は文字の部分が取り換えられています。

最初に交換されたことを知った時はなんで交換したのかわかりませんでしたが英文表記をよく見ると「Kori」から「Koori」とoが付け加えられています。

実際「こおり」なので「Ko o ri」が正しいのですがヘボン式ローマ字において長音(例えば「おおの(おーの)」とか「ゆうと(ゆーと)」みたいな感じ)の同じ母音の2音目は省略します。なので おおの ならば「ono」、ゆうとならば「yuto」と書くのが正しいことになっています。だだ、「ono」って書けば「おおの」でも「おの」でもどちらでもとれちゃう訳なのです。どちらかというと後者の「おの」に取る方が自然かなと。大野と小野じゃ全く逆になってしまいますよね。細かいことを言えば おおの ならば「ohno

」と発音すれば「おほの」となり発音に近い感じになりますがこれはヘボン式のローマ字として認められていないそうです。

こうした、ややこしい表記のローマ字ですが例えば「Ono」を おおの と言いたいときは最初のOの上に「‾」を入れることで区別します。この表記は駅標など多くの場所で用いられています。しかし、なぜか道路標識では採用されていないのです。なので先ほどの「Kori」もそうですが多くの地点で変な英標記になっているようです。私の推測ですが道路標識を作成する工程でどうしても「‾」を入れることができなかったからなのではと推測しています。

なので今回の桑折町の文字部分の新調はある意味ヘボン式ローマ字のルールからすれば誤植ですが、発音的には別に間違いでは無いということになります。

では、なぜ今になって標記変更をしたのかと言えば最近桑折町東北中央自動車道とのJCTができその時に設置した標識がこういう表記だったので一緒に直したのかと思われます。

(桑折JCT付近にて)

桑折JCTの表記も「Koori」になっています。ただ、「Soma(相馬)」、「Joban(常磐)」は長音が省略されているのは謎ですね。

細かいところが気になるyoumyan でした。

おわり

youmyan