youmyan’s diary

カントリーサイン好きの私 youmyan こと ゆうと が撮影したカントリーサインや旅の紹介をするブログです。

新しく芽吹く双葉のまちで

※この記事は東日本大震災関連のものです。被災者に対して不快な思いをさせない最大限配慮した記事を書きますが、どうしてもつらいものは当事者にしかわからないものもあり絶対的保証はできません。その点を留意したうえでお読みいただければ幸いです。それでも当事者の配慮には最大限の努力に努めてまいります。よろしくお願いいたします。

どうも、youmyanでございます。さて前回お話した通り、東北遠征5日目に訪れた話について書いていきます。舞台は福島県双葉町です。そう、このまちには福島第一原子力発電所がある場所です。あの事故から10年たった今でも町域の多くが帰宅困難区域に指定されています。それでも、2020年にやっと町内に特別な許可が無くても足を踏み入れる地域ができました。着実に復興に向けて歩みだしている双葉町に行ったお話を通じて東日本大震災原子力災害について私が見聞きしたことを書いていきたいと思います。

(今回書く双葉町訪問記ですが3月に行っただけだと書けることが少ないと思ったので7月に再度訪れた時のことを中心に書いていきます。)

・7月23日

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私はこの日の午前中、今年2度目の双葉駅へと 降りたった。私の地元茨城の幹線である常磐線と同じ路線、茨城から北に向かうと当駅はある。東日本大震災で長らく不通であった富岡駅~浪江駅は昨年度(2020年度)にやっと復旧を果たし約9年ぶりに常磐線前線開通したことが記憶に新しい。この不通区間にあった双葉駅は写真の通り新しく生まれ変わっていました。しかしながら、この写真にも写っている放射線量計はこの地が背負っている過去を重く思わせるものがあったことは否めないです。

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双葉駅には西口、東口(海側)があって基本的にメインは東口になるのですが、西口は現在は写真のように工事を行っており、将来的には住民が戻ってこれるように整備を進めており西口も将来的には使われるようです。因みに奥に見える黒い土嚢袋はすべて汚染土が入っており、まちでは至るとこことで見受けられます。こういった、汚染土の留置所や処分場の問題などまだまだ課題は多く残っているようです。

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こちらが、双葉駅の玄関口となっている東口です。昔は左側の建物が双葉駅舎として使われていました。現在は、町の情報を伝えるブースとなっています。

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この旧駅舎の時計ですが2時46分ごろを指して止まっていますが、これは地震が発生して電気が来なくなりそれ以来10年以上止まったのようです。本来ならば下のからくり部分が0分になるとからくり時計として何かアクションがあるのでしょうが、もう見れる日はきっと来ないのでしょうか。。どんなからくりがあったのか少し気になります。

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目的地である東日本大震災原子力災害伝承館へはこのだるまさん(双葉町の双葉のだるまがモチーフのキャラクター「双葉だるまさん」らしい。)が描かれたかわいいバスで向かいます。このバスは片道200円(私が最初に行った3月までは無料だった。)で電車の到着に合わせて運行してくれるので便利です。あとは、駅でレンタルサイクルもやっていて(現在は休止中)そちらでも行けます。

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(写真ですが行った日付けが違うので天気がばらばらです。ご了承ください。)

バスで揺られること数分で伝承館及び産業交流センタ―に着きます。

この一角だけが真新しい感じで震災復興の拠点として機能しているようです。

私はまず伝承館の方へ足を延ばしました。当館では原子力災害のあったこの地域での出来事や原子力発電との関わり、そして今後の課題、そして未来について一般の方でも分かるようにパネルや模型、映像などを用いて解説されていました。

中でも一番の印象として語り部さんによる震災当時のお話が聞けるということが大きいと思います。毎日2人ずつ違った方がご講演くださって、私が行った3月は大熊町の当時の職員さん、7月に行ったときには双葉町の町民の方と南相馬市の方の津波体験の話を伺いました。

これらの話はとても貴重なもので、震災でとてもつらい思いをされながらも私たち来客に向けてお話をして下さるのは、「伝えたい」、「知ってほしい」、「二度と同じ過ちを起こしてほしくない」といった共通な想いがあると感じました。震災から10年が経とうとしていますが、メディアは震災復興したところばかり、キレイなところばかり映して終わらせようとしていますが、実際は双葉町みたいにまだ復興が全然進んでいないところとかあんまり知られていない現状が多い気がします。実際のところこれを読んでる方で双葉町大熊町に普通の人が立ち入れる場所ができていることすら知らない人もいるのではないかと思います。

こういった現状や震災当時のリアルな話を知ってもらうことによって未来に同じ過ちを犯してほしくないという願いを込めてお話をしてくださってると私は思いました。

本当ならば、お話の内容を詳しく書きたいと思ったのですがなかなかまとまらない(あまりにもリアルすぎて文字で書き起こすのは私には無理)のと、ぜひ一度こちらの施設にあしを運んでいただいて直接お話を聞いていただいた方が心に響くものがあると思ったのであえて書きません。

皆さんもコロナ化が落ち着いたらぜひ訪れると良いと思います。

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ちょうど、お話を聞き終えたごろに昼食の時間だったので、浪江名物なみえ焼きそばをいただきました。

この焼きそば、普通と違うのは麺の太さがうどん並みに太いのです!触感は焼きそばなのですが焼うどんを食べているかのようです。味はソースがしっかり絡んでとても美味しかったです(*^▽^*)

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敷地内はとても広い芝生が広がっておりとてものびのびしていて気持ちが良いです。

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これはかつて双葉町の町中にあったアーケードモニュメントです。老朽化で処分が検討されましたが、こうして残しているようです。実際、館内の解説もありましたが、原子力発電と町の関係は密接でモニュメントなど至る所で見ることができたようです。(詳しくは実際に行って探してみてください。)

本当ならばこんな事態が起きたことでこの標語は一刻も捨て去りたいところですが、それでも残すと決めたのは未来にこのまちで起きたことをありのまま伝えたいという意思が感じられ、以前別の記事で紹介した長崎県諫早市眼鏡橋の件のように数十年後に生まれてくる人にもちゃんとこの出来事を知ることができる大事な取り組みだなと感じました。

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伝承館の展望デッキにて。目の前に見える建物が産業交流館。そして、奥の方には海も見えます。海がすごく近いのが印象的でした。震災以前は夏は海水浴ができたそうですが、現在は高い堤防ができてしまい、昔の面影は残っていないようです。

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海のそばまで行ってきました。このまちは原子力災害の印象が強いですが、実は津波の被害も相当大きいものだったらしく、伝承館周辺とかも人家が流されて亡くなった人いるということです。このまちの一番悲しいことは原子力災害によって町の立ち入りができなくなったことによって津波で流された人の捜索活動が約1か月以上ができなったことです。もしもこのような立ち入り規制が無ければ、助かった人も少なからずいたそうです。。それだけ原子力発電の事故は多くの犠牲を生んだ悲しいことだということを改めて感じました。

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最後に私のお気に入りの場所をご紹介。

産業交流センターの屋上はこうして展望デッキとなっており周囲360度見渡すことができます。
海と山そして青空に囲まれたどこにでもあるような田舎な風景ですがそれがとても美しくきれいだと思うのです。シンプルでありふれた日本のこの風景が私は好きです。

原子力災害という多くの苦難を少しずつ乗り越えようとして歩みだしている双葉町ですが、今後も定期的に足を運んでまちが復興していく様子を見届けられたらなと思います。将来的にはこの周辺は福島県復興記念公園となる予定ですので今後もっと多くの人に来てもらって多くの人に今の現状を知ってもらいたい、そして国民一人一人がこのまちのことを想っていただけますと私もうれしいです。是非、この記事を読んでくださった方々が一人でも多くの人がこの地に足を運んでくれることを願っています。

以上双葉町からのレポートでした。

・おまけ

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(国道6号 浪江町境にて)

因みですが、現在双葉町は多くの地域で帰宅困難区域となっておりカントリーサインを撮影することは極めて困難です。

しかし、唯一国道6号浪江町境はちょうど境界部分が帰宅困難区域の境界であるため合法的に撮影できます。しかし、この双葉町の標識が立ってる場所を越えると法的にマズいので気を付けて撮影ください。あと、周辺はやはりパトカーが多いのでくれぐれも気を付けて下さい。(堂々としてれば大丈夫ですが、万が一のトラブルがあっても自己責任でお願いします。)

 

youmyan
















 

南三陸町散策(後編)

こんばんは!youmyanでございます(*'▽') ご無沙汰しております。

かなり更新が途絶えてしまいましたね。。(もしかして、更新さぼり最長スパン?)

まあ、こちらも何かと忙しかったのがあるのですが、この先書くことがあんまり気が進まないというか、こちらとしても思うところがあるため2か月以上すっぽかしてしまったわけです。楽しみにしていた方々(そんな人いるのか?)には申し訳ありません。

やっと時間できたのと記事を書く覚悟を決めたので進めて参りたいと思います。

では書いていきます!スパンが開いてしまったので前回のおさらい。

私、youmyan は3月の初旬、東北を5日間まわりそのうちの3日目である南三陸町訪問譚の後編にあたるのが本記事。前回、気仙沼線に乗って南三陸町気仙沼市カントリーサインを撮影したところで終わりましたね。

この後、また気仙沼線にのって南三陸町中心市街地である志津川に戻りました。

目的は単純に町を散策することです。本当ならば南三陸町志津川バージョンイラストのカントリーサインを撮影したかったのですが場所が遠かったのでパスしました。

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志津川駅の目の前にあるここは南三陸志津川さんさん商店街で、地元でとれた新鮮な海産の販売だったり、その海鮮を使ったおいしい料理が食べれたり、また隣接する復興記念公園では東日本大震災の時の津波の凄まじさをじかに感じられたりと震災の復興拠点となっています。言っちゃえば道の駅のような町の情報発信拠点ですね。(正式に道の駅となるそうです。私が行ったときには近くにまだマスキングされた道の駅の標識があったので将来的にはと思っていましたが2022年の完成を目指すそうです。)

ここでの目的は南三陸町の隠れた名物?を買うことにあります。

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そうです、このタコの置物が欲しくてわざわざ南三陸町まで足を運んだわけです。

さて、この置物は何かと申しますと写真の台座に書いてある鎮の通り文鎮(ぶんちん)です。紙を押さえるやつですね。ここ南三陸町では全国有数のタコの捕獲量でして西の明石、東の志津川と言われるくらい良質なタコが採れる町として知られています。

そんなタコと文鎮の組み合わせ何がうれしいのか?

タコを英語にすると「オクトパス」→「置くとパス(pass:合格)!」

という訳です。つまり、この文鎮を勉強で用いることで試験に合格できるという縁起物なのです!面白いですよね??

私がこの文鎮を知ったのは2014年ごろテレビで復興のニュースの際に報道されたのがきっかけでした。この時からずっと欲しくって受験がある度親にせがみましたがうやむにされ(この間に2回ほど受験があった)忘れられたころやっと7年越しに買うことができたという訳です。(うれしいです!!)

因みにこの先に大事な試験が待ち構えているので大切に使いたいなと思いました。このほかにもぬいぐるみや、これよりさらに小さいマカロンをイメージしたカラフルな陶器製の置物など多彩なタコシリーズ。(因みに名前はオクトパス君と言います。)ぜひ、南三陸町を訪れた際にはお手にとってはいかがでしょう?かわいいタコさんがあなたを癒してくれるはずです。

目的を無事果たし次はどうするか?せっかく海産物が有名な町に来て食べない手は無い!ちょうどお昼ごろでしたので海鮮丼をいただきました。

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商店街内にある「創菜旬魚 はしもと」さんにて海鮮丼をいただきました。確か、日替わり丼でサーモンとマグロ、いくらのユッケ丼だったと思います。

味付けされたマグロやサーモンはとても美味しくいくらの相性は抜群でペロッとたいらげてしまいました。また、その他の副菜も丁寧に作られて一つ一つおいしかったです!!

中でも、カキの酢〆は絶品で火を通さないと生臭くて食べれないと思っていましたが、ここ三陸沖で水揚げされた新鮮なカキはその生臭など感じられずぷりぷりで驚きました。とてもおいしく満足です!!

こうして満足した私はさんさん商店街のとなりにある復興記念公園に足を運びました。

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いくつか写真を撮った中からセレクト。上の赤い建物はテレビなどで見たことあると思いますが、約10mある建物を上回る津波は多くの命を奪ったそうです。また最後の写真の方角には建物が入り乱れる「街」がありました。昔の写真を見たことがあり、比較しても本当に同じ場所と思うくらい変わってしまったようです。それだけ津波の被害が大きかったことが感じられる場所です。あえてここでは私の感想は書きません。皆さんが足を運んで多くの人にこのことを知っていただきたい。

一言いうならば、将来土木職に関わる身からして二度とこのようなことを起こしてはいけないと改めて感じました。

 

これにて南三陸町の散策は終了です。天気も良く散策日和でおいしいものも食べれて満足です。また訪れて南三陸町の復興を見守っていきたいなと思った次第です。

以上

・おまけ

カントリーサインが登場してねえじゃん!!プンプン」とお思いの方大丈夫です、もちろん登場しますよ!(カントリーサインがおまけ事項になるとは……)

志津川を後にした私はまだ日没まで時間があるのでカントリーサイン撮影に。

柳津駅に戻り来たルートを戻って石巻線上涌谷駅で下車。目的は涌谷町と美里町カントリーサイン。次の電車まで時間が無いためダッシュで地点へ。

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(1枚目:国道108号 美里町境 2枚目:国道108号 涌谷町境)

お約束のイラストタイプ+章入り、、と言いたいところですが美里町の方は章入りじゃないですね。。合併の際旧小牛田町のものを美里町に書き換えた際に章を入れ忘れたようです。因みにですが美里町の章入りは1か所にしかなく他の地点は章無しです。しかもイラストが残っているのはこの国道108号の両境のみであとは撤去されているという残念な状況です。ぜひイラスト+章入り誕生を期待したいところです。

次に向かったのは栗原市登米市上涌谷駅から小牛田駅に戻り東北本線瀬峰駅で下車。

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(1枚目:県道1号 栗原市境 2枚目:県道1号 登米市境)

登米市栗原市は旧自治体の使いまわしがほとんどです。登米市はこの旧登米町バージョンの他いくつか、栗原市は旧自治体の境界に町を修正したものが残っているので全制覇したいところです。

本当ならばもう少し収集に勤しめたはずなのですが強風の影響(台風なんじゃないのかってくらいすごかった)で電車の遅延のため無理はできないと思い撤収しまして、本日は終了です。

 

さて、この後の日程をざっくり紹介。4日目は仙台近郊を散策食道楽の旅でカントリーサインを撮影していないので紹介は割愛させていただきます。

次の記事では5日目のことを書こうと思います。先に言っておきますとカントリーサイン撮影の話はメインではありません。でも、これは日本に生きる上でぜひ聞いてほしい、心にとめて欲しいある意味今回の旅の目的である震災の遺構巡りの最大のメインの話です。つたない文章になると思いますがぜひカントリーサイン有無読んで下さると次の記事の意味を持つことができるはずです。どうぞよろしくお願い致します。

では近々お会いしましょう。(^_^)/

youmyan

南三陸町散策(前編)

こんばんは!yomyanでございます(^_^) また、ブログの更新のスパンが開いてしまい申し訳ないです。。

前回から引き続き3月の東北遠征の模様をお伝えします。

今回は旅3日目にあたる、南三陸町散策についてお届けします。

※なお今回からあと3回分までは東日本大震災関連の記事を予定しております。極力当事者にとって不快な思いをさせないよう記事を書いていきますが、そのところを留意した上で読みたい方は読んでくださいませ。(こうは書きましたが、そこまで掘り下げることはしませんのであくまでも現地に赴いたことをそのまま書く記事にするつもりです。)

旅3日目、仙台を始発で出発しました。前日と同様に東北本線に揺られること約45分、定刻通り乗り換え駅である小牛田駅に着きました。ここで、石巻線に乗り換えさらに前谷地駅気仙沼線に乗りかえ、気仙沼方面を目指しました。もちろん、気仙沼市カントリーサイン撮影が目的です。

この気仙沼線ですが、現在はは鉄道列車の区間登米市柳津駅までしか走っていないのです。かつては気仙沼駅までちゃんとレールがあったのですが、東日本大震災の影響で柳津駅から気仙沼駅間は壊滅な被害を受けました。そして、この区間は復旧に時間が要することや予算と乗客の比率を考慮して、区間をバスを用いたBRT方式を採用し震災以前と同じ駅と駅を結び事実上の復旧をしました。

ここで、軽くBRTについて説明するとBRT(Bus Rapid Transit)はバス高速輸送システムと直訳することができます。一般道路を走るバスは交通状況に左右されやすく、必ずしも定刻通りに一般客を輸送することができない課題に対して、BRTはバス専用道路を使うことによって、他の交通に邪魔されることが無いため安定して目的地に定刻通りに運輸ができるというところがメリットである。

気仙沼線では線路が敷いてあった敷地を舗装してバス専用道路にすることによってBTRの仕組みを採用している。この仕組みの良いところはバスを用いているため一般道にも侵入が可能であり、線路から離れた場所にバス停を設置することも可能であり、バス専用道路と組み合わせることによって鉄道と同じくらいの定刻到着のスペックを有するのです。それに加えて、線路を引きなおすより舗装をした道路にする方がコストが安上がりになるためさいようされたようである。

因みに気仙沼線の先にある同じく津波の影響を受けた大船渡線も同様BRTが採用されておりバスでありながら、運行形態はJR管轄なので青春18きっぷも特例で使えます。

実はこの珍しいバスに乗ることも目的だったりしました。

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定刻通りに柳津駅に着いた私は接続しているバスに乗り換えを待ちました。この日の天気は写真の通り晴れ。小牛田駅にいた時は気仙沼の方面が真っ黒な雲で覆われていたのでどうなることかと思っていたら案の定晴れていてくれてよかったです。

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これが気仙沼BRTの入り口です。震災前はこの先は線路が引かれていましたが、バスが走れるように舗装しなおされています。

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そうこうしているうちにバスが来ました。真っ赤なボディーが特徴的ですね。内装は、いたって普通のローカルバスと変わりませんし、乗降システムもブザーを鳴らして降りるという方式を採用しているため、通過する駅(バス停)も出てくるところが鉄道と異なるてんでしょうか。

バスに乗り発射定刻近くになり、鉄道跡にひかれた道路とはどんなものなのだろうとわくわくしていたところに、アナウンスが。

「ただいま、バス専用道路の一部区間で点検整備を行っている影響で一般道を走行するため定刻より遅れが生じます。」

「なん、だと!!」

まあ、今回は急いでるわけではないため遅れることに特に(私個人的に)問題は無かったのでよかったのですが、バス専道を通らないのは残念でした。

とは言え、一部の区間だけが通れないだけで全区間通れないわけでは無かったのでバス専道を楽しむことができました。特に隧道は鉄道のそのまま感が出ておりなかなか面白かったです!

バスの発車定刻になりいざ気仙沼に向けて走り出しました。本当ならば先ほどの写真の道を行くのですが、今回は使えないようなので迂回路の国道45号を使って向かいました。ある意味、このバスは本来は通らない道を走っていたためレアな体験でもありました。が、しかし一般道は信号などがあり思うようには進まず、また災害復興のため工事も多く見受けられれ片側通行の箇所もありやはり定刻通りには駒は進みませんでした。改めて、BRTは被災地においていかに有能であるか感じました。

それでも、遅れは数十分といったところで南三陸町に入り、本来鉄道が無かった市街地など周り(BTRだからできること)、歌津駅付近からバス専道に入り最初の目的地である、蔵内駅へ着きました。

そこから歩くこと20分くらいで気仙沼市南三陸町の境界へ到着。

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(1枚目:国道45号 気仙沼市境 2枚目:国道45号 南三陸町境)

宮城県タイプぅぅぅ!!!やっぱりイラストと章入り標識のセットは贅沢ですなあ。因みにですが、南三陸町側はしばらく前まで町章が入っていませんでしたが、数年前に管理事務所さんに「どうして町章が入っていないのですか?」と問い合わせたところ、「入れるのを忘れていたためであり、関係機関と調整して入れる。」とお返事をいただき、その数か月後にはよくお世話になっていますカントリーサインの写真を掲載されているサイトにて南三陸町章入りの写真を撮影されたことにより知り、ついに宮城県内全市町村章入り標識の復活(平成の大合併以前は全市町村に章入り標識があった)したのである。これが、唯一私が問い合わせて実現したカントリーサインの変化であり、ずっと撮影したかったのでやっと今回念願がかない大満足。

南三陸町の章入りはこの地点と国道45号の登米市境にもあり、両者イラストが異なっており(登米市側は旧志津川町志津川湾とヨット、ここ気仙沼市側は旧歌津町の魚竜の化石のイラストである)今回は歌津Ver.しか撮影できなかったのでいづれ志津川Vre.も撮影したいものです。

気仙沼市のイラストは写真の船とカモメのイラストですが、県境に旧唐桑町の折石、旧本吉町マンボウそしてなぜか一か所だけ旧本吉町ハマナスの県境の標識が設置されており、これもすべてコンプリートしたいものです。

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境界付近にあった案内板ですが、この境界は旧本吉町であったためか、カントリーサインに描かれていたマンボウのイラストが残っています。昔はようこそ本吉町へだったのだろうか?

この後は蔵内駅に戻り南三陸町の中心街の志津川に向かいました。

続く

youmyan

 

はじめての岩手県!(西和賀町編)

こんばんは!youmyanでございます(^_^) またまた、期間が開いてしまいました。。当方4月になって忙しかったのとブログを書く気が起きなかったということで約1か月放置してしまいまいた(^_^;) えっ、言い訳はいいから早く書けと?失礼いたしました。では前回の続き盛岡駅を種発したところからスタートです。

ジャージャー麵を掻き込み盛岡駅を慌ただしく発った私の目的は西和賀町盛岡駅から東北本線を仙台方面に戻り北上駅から北上線に乗り換え、和賀仙人駅というところを目指しました。今回、盛岡市滞在が短かったのはこの北上線の本数がとてつもなく少なくどうしても盛岡市カントリーサイン西和賀町カントリーサイン両方撮影するためにこういった強引な計画を立てたのです。(どちらかに絞ればもっと多くの自治体を回れたのですが、この2つは譲れませんでした。)

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盛岡駅を出て約1時間と数十分、目的地である和賀仙人駅に到着しました。いかにも秘境というった感じでまだ雪が残っていたことには驚きである。

ここからは駅のすぐそばを通る国道107号を西和賀町方面に向かって境まで歩くことに。次の電車までは約4時間あるので焦らず散策ができる。いつもは時間ギリギリに設定してるゆえに時間を気にしすぎてなかなかカントリーサインが見えてこなかったりして焦ったりイライラしたりすることがあるので、心に余裕があるというものはいいことである。

さて、今回なぜ西和賀町にこだわるのかと言いますと、この西和賀町の標識は岩手県内で唯一イラストが制定されていないのです。岩手県内は平成の大合併前は全市町村にイラストタイプがあって西和賀町の旧自治体、湯田町沢内村にも例に漏れずちゃんとイラストが付いた標識があったのですが合併に伴い西和賀町に変更されたと同時に左側にイラストが後から入れられる空白を残した標識が設置されたのです。しかし、同様に新しく誕生した八幡平市花巻市遠野市みたいに新しいイラスト(花巻市は旧イラスト仕様のものもある)ある中、西和賀町令和2年5月の時点でまだ空白を貫いていたのです。国道107号の県境には旧湯田町のイラストを使った標識は残っているので完全にイラストタイプがない自治体ではないですが。)なので、どうしてイラストを入れないのか岩手県に問い合わせを行ったところ、「今後イラストを町と協議して決める」との回答をいただいていたのです。

その回答から約1年が経ったこともあり丁度東北に行く機会があったのでどうなったのか気になり今回訪問をしたのです。

雪が残る国道をわくわくしながら歩くこと約30分。目的の境界があるトンネルに到着しました。

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(国道107号 西和賀町境にて)

まずはトンネルに入る前に北上市カントリーサインをパシャリ。だいぶ剝げているのは雪の影響でしょう。イラストは北上市伝統芸能鬼剣舞」。

因みにこの境界は旧和賀町ですが平成3年に合併して北上市になったということで、かつてはイラストタイプがあったのではと我々界隈では上がっていたのですが、支柱には平成5年の文字があったのでおそらく、旧和賀町にはイラストタイプは無かったと考えるのが妥当だということがわかりました。同じく江釣子村もイラストタイプは存在していなかったと思われます。

さて、本題の西和賀町はトンネルをくぐった先に!ついにご対面!私が見た光景とは?!

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(国道107号 北上市境)

真っ――――――白!!結果は変化なしでした(涙) まあ、なんとなく予想はしていたので ああやっぱりか という感じでしたが、ちょっと残念な感じです。それでもこの空白西和賀町もいずれはイラスト入りになるはず?なのでこのタイプはいつかは撮影できなくなると思われるので来た価値は十分にあったので満足です。入るとしたら旧湯田町湯田温泉バージョンもしくは無難に町章、または新しく錦秋湖のイラストが制定されるかなと当方は予想します。どうなるのか今後が楽しみであります。

この後私は近くの道の駅など周辺を散策して時間を過ごし、また仙台へと戻るのであった。

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因みにこれが錦秋湖湯田ダム岩手県有数のダム湖で有名ですがこの時は雪で覆っていて水面は見えませんでした。一見平らな土地に見えますがこの下には深い湖があると思うと不思議な感じがしました。

以上。

・おまけ

今回も夕食のご紹介。

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(口福吉祥 シーロンさんにて麻婆焼きそば)

仙台に戻った私は仙台で一度は食べておきたいB級グルメその名も麻婆焼きそばを駅近の中華料理屋さんでいただきました。

文字通り堅焼きそばに麻婆豆腐をぶっかけたシンプルなメニューですがピリ辛な麻婆豆腐と焼きそばの相性はよく病みつきになります。仙台には麻婆焼きそばを出してるお店がいろいろあり、それぞれ個性があるのでぜひぜひ食べ比べをしてみたいです。

私がいただいたシーロンの麻婆焼きそばはちょっとピリ辛な麻婆豆腐が特徴で、薬味
(多分ショウガかな?)の味が食欲をそそりおいしかったです!ぜひ皆さんも仙台に来た際牛タンやずんだに食べ飽きたときは麻婆焼きそば是非食べてはいかがでしょう?

おわり

youmyan

 

はじめての岩手県!(盛岡サイクリング編)

こんにちは!youmyanでございます(^_^) 今週は前回の記事にある東北旅の岩手県編をお届けします!早速行きましょう!

この日は旅の工程で行けば2日目にあたります。前の回で書いた通り前日は仙台市に宿泊したので仙台駅から始発で出発して岩手県盛岡市を目指しました。

なぜ、盛岡を目指したかというとずついでにらどうしても撮影したかったカントリーサインがあってこのほか岩手県に行きたい場所(もちろんカントリーサイン関係)がありそのついでに盛岡にも足を延ばしました。

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盛岡駅に着いたのは午前9時過ぎ。仙台からは鈍行で約3時間。岩手県は北海道に次ぐ面積の大きさなので県内かなり移動時間がかかります。

そして、個人的に岩手県は初上陸なのでいろいろはじめてでわくわくしていました!因みにですが、私が行ったところの最北端であった山形県鮭川村を約7年ぶりに更新しました。

そんな盛岡市ですが、今日の日程の都合上約3時間しか滞在できない上に、電車に遅れるのは絶対厳禁だったためかなり忙しない散策となっていました。

早速、駅近くでレンタルサイクルを借りて目的の場所に向かいました。

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この日は雲一つない快晴でサイクリング日和でした!遠方には岩手山が見えており、岩手富士という愛称がついておりまさしく富士山の並みにきれいな山です。

道なりまっすぐ自転車を進めること約30分で目的地に到着です。

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(1枚目:東北自動車道 盛岡市境側道より 2枚目:東北自動車道 矢巾町境)

記念すべき岩手県での初カントリーサイン!!かねてからずっと撮影したかったやつら。以前からずっとお話していますが基本的に高速道路のカントリーサインのものは対象外としているのですが、東北自動車道福島県青森県区間の標識は私個人的に黄金比で大好き(カラーリングから文字盤の配置イラストの枠がすごいバランスが良い。高速道路の市町村標識の中で一番好み!!)なため撮影できるところは撮影にまわっているのです。特に盛岡市はこのカラーリング(黄色とピンク)がとても気に入っており私が好きなカントリーサインランキングトップ10(だからそのランキングは何なんだよ!)にダントツで入っており、しかも側道からきれいに撮影できることを知っていたので撮影に訪れに来たという訳です。矢巾町もついではありますが、案外かわいいイラストで気に入りました。

因みにイラストは盛岡市が盛岡さんさ踊り矢巾町が名産のシイタケです。一般道とイラストが違うのも(あとで紹介します)ポイント高いです。

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実際足を運んでまじかで見るとこんな顔をしているんだなと高速道路走行中では絶対気づかないところとかも観察できるのが側道撮影の魅力であります。案外細かいところまで作りこまれていていかに標識に力を入れていたことがうかがえます。高速道路以外にももっと身近な場所でこのイラストが使われてくれるとカントリーサイン冥利に尽きるのですが、、本当にもったいない。

これで盛岡市での目的は完了!!(ガチでこれだけのために足を運んだ。)とは言うもののやはり一般道専門の私は盛岡市矢巾町の一般道のものを撮影せずには帰るわけにはいかないので、近くの県道に回ることに。

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(1枚目:県道13号 盛岡市境 2枚目:県道13号 矢巾町境)

一般道でも撮影1号は矢巾町盛岡市となりました!!

岩手県は直轄、県管轄関わらず上の写真のようなイラストタイプが主流の県です。なので、章ラーの私からしたら面白くない県でしたが、ようやっとイラストタイプの趣をわかってきたので撮影に赴いた次第。どうやら、支柱の設置年度を見ると平成4年と書いており岩手県は初期のころからイラストタイプが設置されていたことがうかがえます。

盛岡市矢巾町のイラストを見ていきましょう。

盛岡市盛岡城址公園の石垣と廊下橋の高欄(欄干)です。盛岡市のシンボル的なスポットらしいです。ただ、個人的にはもっと別のアングルのイラストにすればよかったのでは?と思ったり。あと、高欄の土台の部分の色が茶色から青に色あせているのは残念でならないです。。前回紹介した宮城県同様岩手県内でも色あせ現象が起きているので、きれいなイラストを求めるとなかなか、すべて撮影を回るのは至難の業になりそうです。(小さい声で「イラスト部分だけきれいにしてくれないかなぁ、岩手県さん。。」)

矢巾町は、音楽のまちということで音符をあしらったマークとなっています。このマークはどうやら、町内にある音楽ホール(田園ホール)のシンボルマークのようです。因み、音符の中にピリオドが1つ入っていてなんの意味があるんだろうと思って調べると、音符の中に町の鳥である かっこう が隠れており、その目にあたることらしいです。言われるまで気づかなかったので驚きです。ただの音符マークかと思いきや鳥をデザインするなんて!

さてこの後電車の時間までまだあったので、もう一か所足を延ばすことに。県道13号から離れること約30分、滝沢市へ。

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(1枚目:国道46号 盛岡市境  2枚目:国道46号 滝沢市)

村から市へと格上げされた滝沢市。イラストはチャグチャグ馬コです。盛岡市側は相変わらず色あせで残念です。この後は、国道46号をそのまま秋田方面に行って雫石町も撮影する予定でしたが、残り時間1半時間を切ってしまったため盛岡駅に撤収することに。

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盛岡駅には約30分で戻ってきました。盛岡駅付近でとった岩手山。やはりダイナミックな景色で、サイクリング中何回も止まっては撮影するほど魅了されました(笑)

これにて無事、盛岡探索終了です!しかし、この日はまだ終わらない。もう一つ岩手県で気になっている場所に向かうのであった。

続く

・おまけ

自転車を返して、電車まで少し時間があったので昼食を取りました。

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(白龍 フェザン店にてジャージャー麵。)

盛岡と言えば、わんこそばをはじめジャージャー麵、そして盛岡冷麺と王国であり、せっかく盛岡に来たんだからどれかを食べたいと思い今回は盛岡駅にある「白龍(パイロン)」でジャージャー麵いただきました。ここは元祖ジャージャー麵のお店であり、メニューもジャージャー麵しかないというジャージャー麵専門の店だそうです。

平日にも関わらずお客さんでいっぱいで、地元に愛されているんだなと感じました。

さてお味はというと、見た目はうどんににしか見えないですが、うどんとはまたがったとてもモチモチした触感で、上に載ってる肉みそと野菜たちとマッチしておりシンプルながら食べたことないよな味でとてもおいしかったです!!

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さらに面白いのが、ジャージャー麵を少し残したところに、机においてある卵を入れて店員さんに渡すことで麺のゆで汁を入れてもらうことができ追加で味噌を入れてもらったスープ(ちいたんたん)をいただくことができ、最後まできれいに食べることができるのです。これはなかなか面白い方式だなあと思いました。テーブルに調味料が置いてありお好みの味にして食べることができ、おいしさも満足です!!

今回は盛岡の散策は十分には出来なかったのでまたいつかのんびり観光に訪れたいです!

おわり

youmyan

多賀城市の3変化

こんにちは!youmyanでございます(^_^) 今週も引き続き宮城県ネタを。

今回は多賀城市をピックアップ。5年前にも多賀城市は撮影しているのですが、宮城県南東部で唯一未撮影だった七ヶ浜町を撮影した際に再撮影したものをお届けします。

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(国道45号 塩釜市境にて)

多賀城市カントリーサイン多賀城市文化財多賀城碑です。宮城県内の直轄国道に設置されている標識は比較的新しいためきれいなものが多いですね。

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(県道23号 塩釜市境にて)

続いてこちらの多賀城市。上の写真と見比べていただけると分かると思いますが、イラストが色あせて茶色が薄くなっています。カントリーサインあるあるなのですが、黄色や赤を使っている色(黄色、オレンジ、茶色)ってすぐ色あせてしまって見えづらいくなってしまうのです。さらには青+(赤or黄)で構成される色(茶色や紫、緑)のものは青の色素だけが残ってしまい青ざめる現象が起こってしまい残念なイラストと化してしまうのです。

実はこの多賀城市はまだ優しい?色あせの方で最終形態は次のようになってしまいます。

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(県道58号 七ヶ浜町境にて)

こうなってくるともはやイラスト自体が見えにくくなってきます。おそらくは一番上の写真と同じく茶色の背景のイラストだったと思われるのですが日光にやられるとここまで劣化してしまうようです。

全国でこの色あせ現象は起こっているのですが、北海道ではイラスト部分を新調していたり対策されている自治体もあるようです。しかし、大抵の県では放置のまま。せっかくイラストタイプを設置しているのだから、定期的に更新をしてきれいな状態にしていただけると良いと思うのですが、やはりカントリーサインごときにお金は使えないのが実情でしょう。まあ、きれいな状態の多賀城市が残っていたのでよしとしましょう。宮城県カントリーサインは早いうちにコンプリートしておかないときれいなものが撮影できなさそうなので時間があるときは率先して撮影に行きたいですね。

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(県道58号 多賀城市境にて)

因みにこれが七ヶ浜町カントリーサインです。この旅初の新規撮影自治体です。タヌキがウィンドウサーフィンしているという斬新なものですが、要はタヌキが七ヶ浜にたくさんきていたのとウィンドウサーフィンができる町としてイメージして作られたそうです。

以上

・おまけ

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(末廣ラーメン本舗 仙台駅前分店)

この日(旅初日)はひたすら常磐線で移動してそこでちょくちょくカントリーサインを撮影して仙台で泊まるという日程でした。

このラーメンはその日の晩食です。実はこの末廣ラーメンはずっと気になっており、今回ようやく足を運ぶことができました。(私の好きな某著名人がここのラーメンを勧めていたのですごく気になっていた。)写真に写っているのはシンプルな中華そばでかなり濃い醬油ベースのラーメンなのですが、見た目より優しい味で最後まで飽きないで食べることができおいしかったです!!薬味のネギも好きなだけトッピングできるため、スープを最後まで楽しむことができ大満足。また仙台に行った際には行きたいなと思えるお店でした。

おわり

youmyan

あべこべな亘理町と岩沼市

こんにちは! youmyanでございます(^_^) 今回は前回の続き宮城県のネタから。

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(1枚目:国道6号 岩沼市境 2枚目:国道6号 亘理町境)

写真の通り実は宮城県タイプにも縦型というのも存在します。橋の上ということで狭いスペースに設置されているから縦なのかもしれません。

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(1枚目:仙台東部道路 岩沼市境 2枚目:仙台東部道路 亘理町境)

こちらは仙台東部道路の境界に設置されている標識です。この道路は自動車専用道なので側道から撮影しています。写真を見ていただけるとイラストは一般道と同じかなと思っていましたが、実は岩沼市の方は若干違うことに現地でしりました。

通常カントリーサインは一般道は文字の横にイラストもしくは市町村章を置くのが一般的で、一方高速道路は上部分にイラストで下部分に市町村名を置くのが一般的なのですが、なぜかここだけしかも下道、バイパス関係の道で普通と逆の設置様式で面白いなと思ったので取り上げました。

youmyan

亘理町のカントリーサイン/山元町・亘理町散策

こんにちは!youmyanでございます(^_^)! 約1か月ほったらかしにしてしまいましたね(^_^;) それなりに忙しかったり、(ブログを)書く気が起きなかったりと時間が過ぎてしまったのです。

さて、今回から東北のネタを少し書いていこうと思います。3月の頭このようなご時世ですが、どうしても足を運びたく福島県宮城県そして岩手県をさすらってってまいりました。本当はいつものように旅日記として書きたいと思っていたのですが、何せ工程が複雑なのと今回はカントリーサイン撮影がメインでなかったため面白みに欠けるということでカントリーサインと旅の記録を織り交ぜた1回短い記事にしていこうと思います。なので、旅日程は日づけ順ではないのはご了承ください。

今日は宮城県亘理町をピックアップしてみたいと思います。

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(県道224号 山元町境にて)

宮城県と言えば、私のブログでも何回かご紹介したようにイラストと市町村名+市町村章がセットとなったカントリーサインが設置されています。

亘理町も同様に町の花であるサザンカが描かれている標識が設置されています。

実は私は5年前家族旅行に訪れた際に国道6号の方で亘理町は撮影しているのですが、今回亘理町に降り立った理由が亘理町には宮城県では非常に珍しいカントリーサインが設置されて言うとこと知り撮影したいと思ったからです。

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(農道 山元町境にて)

先ほど載せた亘理町(県道224号地点)からすぐ目の前にある交差点の農道に何と!通常のイラストタイプが存在していたのです!!しかもイラストが右側(通常は左側にイラスト)というレアもの!イラストもサザンカではなく特産品のイチゴという凝りようです。

そもそも宮城県においてカントリーサインの大部分を例の宮城県タイプ(イラストとし町村名+市町村章)が大半を占めておりその他、昔の文字のみが残っていたり、七ヶ宿町、大崎市に通常の章入りがある位とかなりレパートリーが少ない県なのです。(宮城県タイプにも富谷市みたいに色違いや柴田町のように若干イラストが豪華だったりとありますがほとんど同じ宮城県タイプに統一されています。)

なので通常のイラストタイプなど宮城県にはないものと思っていたので驚きです。おそらく通常サイズのイラストタイプは宮城県内ここ一か所だけだと思われます。

是非同士の方は撮影なされてはいかがでしょう?

・おまけ(旅記録山元・亘理編)

実は今回亘理町に降りたったのには他にも理由がありまして、先ほどご紹介したように亘理町そして隣の山元町は東北最大のイチゴの生産地であり、いちご狩りがしたいと思い亘理町周辺に行く計画を立てたのです。その時たまたまストビューで例のカントリーサインを見つけたのです。

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これがいちご狩りの時の写真です。(私の代わりに今回一緒に旅したリモちゃん(詳しくはまたいつか)とイチゴ狩りの写真を挙げておきます。人形と写真を撮るのはなかなかむずかしいなぁ。。)

今回は山元町にある山本いちご農園さんにお邪魔しました。定番「とちおとめ」から、宮城県オリジナル品種「もういっこ」、そしてこの2つを掛け合わせた「にこにこベリー」の3種類が食べ放題です。30分2000円とちょっと値段の割に短い気もしましたが、いざ食べてみるとそれなりに食べることができ満足するくらい食べれました。味も品種ごとに違いを楽しむことができとてもおいしかったです!皆さんもぜひ訪れてほしいです。(お土産にイチゴのワインも買い今後のむのが楽しみです(^_^))

この後、亘理町でレンタサイクルを借り鳥の海というところに行き温泉に入ってきました。日帰り入浴ができる「わたり温泉鳥の海」を訪れました。海が見渡せる露天風呂がうりでとても気持ちよかったです。また、なんといっても泉質がかなり良くすごくトロトロしたのが特徴でした。源泉かけ流しという。贅沢な温泉で久しぶりにこんなに気持ちいい温泉に入れて満足です(^_^)

最後に温泉に入った後、昼食を近くのお店「魚屋hide菊池食品」さんでいただきました。

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この時期が旬のホッキ貝を使ったホッキご飯定食を頂きました。目の前の海でとれた新鮮なホッキ貝を使っているためとてもおいしかったです!ホッキ貝をちゃんとしたものを食べたのは初めてで甘みがあってとてもおいしかったです!!

こうして山元・亘理を存分に楽しむことができ満足です!

おわり

youmyan

 

玉川村、交換したのはいいが……

こんにちは!youmyanでございます (^_^)/ 今週も過去に撮ったカントリーサインの写真からお届けしたい思います。

最近、今まで撮ったカントリーサインの写真を整理していたところ面白そうなネタが出てきたのでそれを紹介したいと思います。

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(1枚目:国道118号 石川町境(2013.4.13撮影) 2枚目:国道118号 石川町境(2017.4.15撮影))
これらの写真は同じ場所で撮影したものになります。(これはいずれも福島県の三春町にある三春の滝桜を見て茨城に帰り道に撮影したもの)

実はこの4年の間に標識の更新が行われたようで2枚目の写真を見ていただけるとわかるようとても新しくきれいになっていました。(新品が故標識には近くの木の枝の影が反射して映ってしまっています。)

このように章入りをちゃんと新しく設置する気が福島県にはあるんだと感心した次第…… が、なんと更新された方の標識にとんでもないミスをしてしまっているのです!

「章部分の誤植?いや、どちらも同じように見えるが……あっ!英語部分が……」

そうなのです。英語表記の部分が「kawa」から「gawa」になっているのです!!

玉川村の正しい読み方は「たまかわむら」なのでもともと設置されていた標識が正式なのに更新のせいで誤植化してしまったという訳です。なぜ、このようなことが起きてしまったのかは謎ですが、かつて福島県湯川村飯舘村で同様なことをしており(Yugawaが正しいのにYukawaにしたりIitateが正しいのにIidate)修正跡が見られる標識もあるので今回もただ単にミスだったのかもしれません。(因みに埼玉県のときがわ町になった旧玉川村愛媛県今治市になった玉川町、漢字は違いますが同じ読みで山口県萩市になった田万川町、東京都の川多摩川はみんな「たまがわ」の読みなのでそれにつられてしまったのでしょうかね?)せっかく新しい標識なのでぜひ正しい表記の標識に訂正してほしいものです。

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(県道42号 矢吹町境にて (2020.3.25撮影))

場所は違いますが国道118号同様新しい標識に交換された県道42号の玉川村ですがこちらはちゃんと「たまかわ」表記のようです。

それにしても新品のカントリーサインはとても良いですね!

以上

youmyan

・おまけ

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(国道289号 田村市境(2013.4.13撮影))

非常にどうでも良いですが、写真を整理したとき自治体ごとに時系列にいつ初撮影したか並べて見たところ、福島県初の撮影自治体は三春の滝桜を見に行った時に撮影した三春町が記念すべき自治体だったようです。

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(2013年の三春の滝桜)

これが先ほどから話に出している三春の滝桜です。名前のごとく滝のように咲く桜は大迫力で見る者を圧倒します。この桜、樹齢が1000年以上と言われており、そのスケールの規模の大きさにも驚きます。その他周辺の桜の木々も一斉に花が咲きとてもきれいで高台から見下ろす桜もまた格別です。また周辺もお土産屋さんなど出店もあるので観光にはもってこいの場所です。今年はコロナ禍でどうなるかわかりませんが、ぜひ落ち着いた際訪れてみてはいかがでしょうか。

おわり

つくばみらいのカントリーサイン

こんばんは!youmyanでございます(^▽^)/。最近ブログを書くのに使用していたタブレット端末が調子が悪くなってしまい、ノートパソコンからブログを書いてる次第です。(なんの報告だよ!) いつものお約束の挨拶の絵文字が違うのは絵文字を探し出せなかったため代わりによさそうなものを引っ張ってきた為であります。タブレットスマホの絵文字検索がつくづく便利だったというのを実感した今日この頃です。

今回からしばらくは過去に撮影した(youmyanの独断と偏見で感じた)ちょっと面白いカントリーサインを紹介していこうと思います。

今回は私の地元茨城県自治体をピックアップ。以前紹介したと思いますが、茨城県は比較的章入りが主流でイラストタイプが一切存在しない一見面白みがないと思われがち(かつては自分もそう思っていた)ですが、ネガ・ポジが入り乱れていたり標識のサイズ違い、カラーだったりと何かと撮影がいがある県であります。

さて、本題に入っていきます。今回はつくばみらい市カントリーサインについてピックアップします。その前につくばみらい市についてざっくりした概要を。つくばみらい市谷和原村伊奈町が合併してできた市であります。市名の「つくばみらい」ですが、両自治体にまたがっているつくばエクスプレスの「みらい平駅」に由来しているようで、いかに

平成の大合併で誕生した感じあふれる名前である。そもそも、地名に「未来」という時間を表す言葉を入れるというのは前代未聞で住民の間でもかなり問題になったようです。まあ、その他の候補も候補で「南つくば市」や「小貝市(市を流れる小貝川からきている。)」といった具合で何とも微妙な感じだったようです。個人的には「伊奈谷和原市」とか「いなやわら市」のほうがいさぎ良かった気がするのですがね。。(谷和原という地名を残してほしかった。) なんかへんてこな名前になってしまったつくばみらい市ですが、何があるのかといえば、綱花火だったり(常磐道の旧伊奈町カントリーサインのイラスト)、福岡堤の桜並木(常磐道の旧谷和原村カントリーサインのイラスト)だったりあとはサハリン島が島だということを発見した冒険家の間宮林蔵の出身地だったりします。

そんな、つくばみらい市カントリーサインですが基本的に章入りしか存在しないのですが、実は文字部分が2種類存在するのです。

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(1枚目:県道130号  取手市境   2枚目:県道46号(都市軸道路)  守谷市境)

このようにつくばみらい市には文字の大きさが異なる標識が存在します。本来のフォントサイズは2枚目のものなのですが、なぜかこの地点以外は1枚目のようなやや文字が小さめの独自のものを採用しており、「標準」のつくばみらい市カントリーサインは貴重と言えるでしょう。

余談ですが、この県道46号の境界はつくばみらい市のものもレアものですが、反対側の守谷市側もポジ章とレアもの(この地点以外はネガ)が設置されていたのですが私が訪れた時(昨年度)にはなぜか撤去されておりかなり落胆した記憶があります。同じ茨城県内でいうと美浦村にもかつてはポジタイプが1っか所存在していたのですがそれもなぜか撤去されてしまったという経緯があり珍しいかったり1か所しか存在しないタイプは撮影できるときになるだけ早く撮影するべきだなと感じた次第です。

では(^_^)/

youmyan

(今回はおまけはなし!!)

富山県のカントリーサイン

こんにちは、youmyanでございます(^_^) しばらく忙しくて更新ができていませんでした。。(決して、決してネタが尽きてたからじゃないですよ(;・∀・))

さて、昨年度末に行った富山県遠征に付随して富山県カントリーサインについての解説をすると言っており、情報が揃ったので書いていこうと思います。

おおまかな事は富山県遠征の記事を参照していただければお分かりになると思いますので、ここではもう少し深いお話を。

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f:id:youmyan:20210104145546j:plain(1枚目:国道8号 新潟県糸魚川市境  2枚目:県道135号 富山市境 3枚目:国道359号 南砺市境)

富山県では写真の通り基本的に直轄、県管轄に限らずカーラーのイラストタイプが設置されています。実は富山県は全市町村にイラストタイプが設置されている全国で珍しい県なのです!!(平成の大合併前の市町村で合併によって黒部市は市章に射水市南砺市はイラストが制定されず章入りになった)

この事についてなかなか面白い情報が入ったので後程紹介したいと思う。

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(1枚目:県道106号 朝日町境  2枚目 県道151号:富山市境  3枚目:国道156号 高岡市境)
続いて章入りの設置状況ですが、大半がイラストタイプが占めているため設置ヶ所は少ないですが全市町村に設置されています。小矢部市氷見市等1ヶ所しか現存しない自治体もありますがそれでも全市町村にイラストタイプと章入りが配置されている県は富山県宮城県位しか無い希なものとなっており富山県カントリーサインの設置に関して意識が高いと思います!(カントリーサイン愛好家に対してうれしい県ですね(^_^))
また、国道156号の砺波市のように元々イラストが入っていた部分に章を入れた標識もあったりします。(富山市黒部市高岡市射水市砺波市南砺市にあります。)

なかなか面白い富山県ですが、どうして章入りとイラストタイプが混じってるのか。他県においてイラストタイプと章入りが混じるというのはそこまで珍しくありませんので気にも留めていなかったのですが、以前昔のカントリーサインの情報収集していた(youmyanは平成の大合併前の市町村のカントリーサインについても調べるのが好きでいろいろ調査しているのです。)際にある画像を見つけてしまったことが発端で驚くべき事実を知ることになるのです。

その画像には1999年頃の国道8号新潟県との県境が写ており、なんと「朝日町の章入り標識」が写っていたのである!!

「何がすごいのか?」って?一番最初に貼った写真が同じ場所のカントリーサインのもの。つまり、章入りからイラストタイプに変更されていたのである!!章入りカントリーサインの歴史は実はそこまで古くなくて1986年の法改正によって設置が可能になっており、富山県国道8号は1993年時点でははまだ文字のみのカントリーサインの写真を見たことがあるのでそう考えると章入りに切り替わったのは1995年頃と推測しました。そして2000年初等頃にイラストタイプに替わったのではないかと思いました。そこで、国道8号を管理する富山河川国道事務さんの方に問い合わせをしたところ、予想通り国道8号、41号は1999年ごろまでは章入りで2000年にイラストタイプに変更したと返答をいただきました。

そう考えると、この直轄国道に設置された章入り標識はものの5年ほどで役目を終えたのである。(現在のイラストタイプと章入り標識はサイズが異なるため章の上にイラストを張り付けることをせず新調されている) この事で何が言いたいのかと言うと、文字のみが新調のためイラストタイプに変更なら分かりますが、章入りをイラストタイプに変更することはそれなりのコストがかかる上に章入り標識自体新しいため変更する理由があるのかということである。

しかし、これには納得する理由が存在したのです!!

上記の事実を知った私は次に富山県に問い合わせを送って見ることに。というのも、写真を見ていただけるとお分かりなると思いますが県管轄のカントリーサイン直轄国道カントリーサインは規格が同じであり、おそらく富山県が何か仕掛けたのではないかと推測したのです。そして、富山県の方からていねいな回答を頂きました。

それによると

『市町村のシンボルマーク入りの標識について2000年に富山県で開催されました国民体育大会に合わせて1999年から整備を行ったものです。

国民体育大会には、県内外から来訪者が想定されたことから、より利用者の視点に立った分かりやすい案内を目的として設置したもであり、市町村の名前とともに市町村の特色を表す絵を併記することにより、沿線市町村の特徴がドライバーの方々に一目でわかり、また各市町村のイメージアップにもつながることを意図しています。』

 (メール文抜粋。丁寧なご回答ありがとうございます!)

どうやら国体を行う際のまちづくりの一環だったようで、それでわざわざカントリーサインを一新するあたり富山県はすごいなと思いました。実際、富山県カントリーサインは他県のものに比べて配色がかなりはっきりしており見やすくまたイラストもシンプルながらも丁寧に作りこまれている印象で県外の人に向けての各自治体のアピールする役割がしっかりなされており素晴らしい取り組みだとと思います!!他県も見習ってくれるといいのですがね……

因みにですが、香川県富山県同様国体の整備(1993年の東四国国体)の一環で章入り標識から全市町イラストタイプの標識に一新した経緯があり、国体は県にとって県をPRするための重要なイベントだということがカントリーサインの変遷を見るだけで伝わってきますね。

以上

・おまけ

今回の旅で撮影した富山県カントリーサインは以下のサイトにまとめておきましたので、気になる方はおチェックくださいませ。

youmyan.hatenablog.com

次回は何を書くかは未定です。というのもしばらくカントリーサイン撮影に行けてないのでどうしようか考えているところなのです。まあ、何かしら考えます。

では(^^)/

youmyan

 

・追記:この記事を書いたあと改めてネットで情報収集していたとき面白いものを発見しましたのでご紹介させていただきます!!

https://web.archive.org/web/20000416191053/http://www.pref.toyama.jp/sections/1501/hyosiki/index.htm

こちらのURLは2000年頃の富山県道路課にあった「道路案内標識の市町村イメージ図」というページになりまして、なんとこのページには富山県カントリーサインの設置概容や当時のカントリーサインのイラスト(市町村合併前の35市町村+富山県のもの)の解説(市町村イメージ図一覧とコンセプト)がかかれており、当時の貴重な情報が掲載されていたようです!!

しかも、この標識にはちゃんと事業名があったようで「チョットよってかれ!計画」というかなりインパクトが強い名前になっています。実はこのような市町村標識には各県によって独特の名称がつけられており「カントリーサイン」もそのひとつで元々は北海道の市町村境標識を指していました。私が知ってる範囲ですと、宮城県に「宮城の道しるべ事業」、山口県・福岡県に「ふるさとサイン」、大分県に「豊の国サイン」といったものがあり、富山県も同様の名称があったことに驚きである!!

あと、市町村標識を積極的にPRしている都道府県はこれまで北海道しか見たことなく、富山県も北海道並にカントリーサインに力を入れていたことにも驚きですです!!また、イラストの解説がされた資料が一般向けに配布していたようでこれも北海道以外見たことなく(北海道ではかつてカントリーサインMAPなるものを発行していた)カントリーサインに対して積極的でyoumyanは富山県を見直しました!!

実は富山県は隠れカントリーサインの聖地だったということで私は益々気に入ったぞ!いずれ今度は観光目的で富山県に遊びに行きたいと思う次第です。

おわり

我孫子市のアレコレ

こんばんは!youmyanでございます(^_^) 

さて、今回からしばらくは過去のネタをご紹介したいと思います。(3月まではカントリーサイン収集の予定が無いので(^_^;)) なお、前回予告していた「富山県カントリーサインについて(縮小版)」は正確な情報(カントリーサインについて)を調べるのに少々時間がかかりそうなので情報を入手次第記事を起こして行こうと思いますのでもう少々お待ちくださいませ。

本題に入って行きましょう!今回ピックアップするのは千葉県我孫子市。何故、我孫子市かと言うとちょっと面白いもの(もちろんカントリーサイン)があるのでそれに絡めて我孫子市内のカントリーサインについてご紹介しようと思います。

その前に我孫子市についてご紹介。我孫子市は千葉県の北西部に位置しており、常磐線国道6号といった交通の大動脈が走っており栄えている街です。また、市内には手賀沼という大きな湖があり、自然もかなり感じられる街です。

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(手賀沼の夕日)

これが手賀沼の写真でして、夕景がとてもきれいな場所です。都会のオアシスと言ったところでしょうか。
個人的には茨城県と東京を電車で往き来するとき利根川を渡って茨城県を脱出したときの最初の街が我孫子市なので我孫子市に入るとなんとなく雰囲気が東京に近いため、「やっと東京に近くなった」と感じる街であります。

あと、忘れてはいけないのは知る人ぞ知る(特に鉄道系が好きな人は知ってる人も多いはず。)我孫子のグルメ。

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(我孫子駅構内弥生軒のから揚げそば)

これが、我孫子駅名物である「から揚げそば」。すごいインパクトでしょ??

このから揚げそばを売っている弥生軒我孫子駅にある立ち食いそば屋なのですが、この店の目玉商品はこのバカでかいから揚げが乗ったそば。昔はそこまで大きくはなかったそうですが、お客様の要望に答えている内にだんだん大きくなって今のサイズになったそうです。私も鉄道好きの知人に我孫子に寄るならから揚げそばを食べた方が良いと勧められ食べたらハマってしまいそれ以来我孫子駅に寄る機会があれば必ず食べる程です(笑)

味はもも鶏肉に味が染み込んでいてジューシーで回りの分厚い衣にもしっかり味付けがされているので飽きずに食べることができます。皆さんも是非我孫子駅に足を運んだ際にはご賞味あれ。(写真は2個乗っていますが、1個入りもあります。また、から揚げだけをお持ち帰りすることもできます。)

我孫子市のご紹介はこれくらいにしておいて本題に入りましょう。

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(1枚目:国道6号 茨城県取手市境  2枚目:国道6号 柏市境)

まず、我孫子市直轄国道である国道6号が通っているのでもちろん通常サイズの章入りが設置されています。

ただ、写真の通り何故か国道6号の沿線自治体のカントリーサインは上下線で章部分がネガ ポジと異なっています。県境の方はポジで柏市境はネガ。まあ種類が増えるのでうれしいですけど不思議です。

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(1枚目:県道8号 柏市境  2枚目:県道8号 我孫子市境)

千葉県と言えば通常サイズの章入り標識は基本的に直轄国道でしか見られない(もちろん例外がありますが)のですが、何故か我孫子市は通常サイズの章入りの方が設置率が良いのです。一例として県道8号(上の写真)もそうです。こちらは柏市側も合わせるような形で章入りの通常サイズのものになっています。(柏市の方は旧沼南町時代から章入り)

しかし、残念ながらどちらも誤植っぽいのです。我孫子市の方は国道のものと見比べていただけるとわかると思いますが「,」と回りの円部分の繋ぎ目が若干変なのです。また、柏市の方はすべて同じ太さの線でできているのが正しいのですが、個の地点のは線の太さがバラバラ。

細かすぎっと思われるかもしれませんがこういう細かいことが気になっちゃうんですよね(^_^;) 

このほかにも県道170号にも通常サイズの章入りが設置されていますのでそちらも是非撮影に行きたいですね。

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(国道356号 印西市境にて)

我孫子市東葛地域では珍しく千葉県独特のサイズのものも一応存在します。おそらく、お隣印西市の管轄が千葉県タイプを設置する地域なのでそれに付随する形で誕生したようです。(県道59号の鎌ヶ谷市と設置経緯は同じ)

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(1枚目:国道356号 印西市境  2枚目:県道4号 茨城県利根町境)

昔ながらの文字のみもありまーす!現段階このタイプで残ってるのはこの2ヶ所のみですかね?あとは農道にここから我孫子市の英無し文字のみがある位で我孫子市は案外章入りが主流の自治体のようです。

次が今回ご紹介したい面白いカントリーサイン

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(市道にて)

何と、注意書とセットになっているイラスト入りのカントリーサインが存在するのです!!我孫子市にも

イラストタイプが存在していたことは驚きです。 カントリーサインとして扱うにはやや強引な気がしますが市境にちゃんと設置しており我孫子市の入り口をしっかり示している(1枚目のやつなんか「ここから」と親切に書かれている)ので私はカントリーサインとして扱うことにします。

これが面白いのは通常サイズのイラストタイプをしっかり踏襲しているところで、英語も親切に書いてありよりカントリーサインらしさがにじみ出ています。

イラストはツツジオオバンの2種類存在しているようなのでコアな方是非探して見てください。

因みにこのオオバンのイラストですが街の至るところで見ることができます。

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そしてこいつがオオバンご本人様。

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(手賀沼にて)

手賀沼で年中見られる鳥で鴨に似ていますが鶴の仲間だそうです。優雅に泳いでいました。他にも手賀沼では多くの種類の水鳥がいるのでバードウォチングには最適です。

以上我孫子市のレポートでした。

・おまけ

先程ご紹介した県道8号の市境付近で面白いものを見つけたのでちょっとご紹介。

カントリーサイン撮影を終えて我孫子駅に向かおうと橋下の交差点まであるいていると何とこんなものが!

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(手賀沼大橋付近)

一見普通のマンホールに見えますが‥‥何と長野県旧豊野町のマンホールが遠く離れた千葉県我孫子市に設置されていたのである!!

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(豊野駅前にて)

先日行った富山県遠征の際に丁度豊野駅に寄った際にたまたま撮影していた(豊野町カントリーサインにブドウとリンゴが描かれていて親近感がわいたのと豊野町章が気に入っていたので撮影した)ので

「どこかで見たことある‥‥って豊野町のマンホールじゃん!!」

と気づいたのと同時に驚きました。何故そのような現象が起きたのかは謎ですが、ごく稀に他の自治体のマンホールを使ってる例を知っているのでこういう発見をするのはとても面白いです。歩き旅ならではの発見です。

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(手賀沼公園付近)

因みにこちらが我孫子市のデザインマンホールです。カントリーサインにも描かれているツツジオオバンのイラストのようです。意外とマンホールとカントリーサインのイラスト内容が被ることが多いように感じるので旧自治体とかは昔カントリーサインに何のイラストが描かれていたのかマンホールを見れば推測ができ面白いです。

おわり

youmyan

冬の中距離遠征⑥(富山県編④/岐阜県編)

こんばんは!youmyanでございます(^_^)

さて、今回は長かった冬の遠征の完結編でございます。さっそく行ってみよう!!

旅5日目。この日は本来であれば砺波市小矢部市南砺市、プラスαの撮影計画でしたが、予報で天気が余りよろしく無いことを受け前者3自治体は昨日に撮影してきたのは前回の記事でお伝えしました。

実はこの日でもっとも心配したのはプラスαを撮影するにあたって場所が場所なだけに雪が平野部より降ることをあらかじめ知っており、一応富山県自体雪国であるためよっぽどなことが無ければ電車やバスの運休は無いだろうと括っていたのですが、やはり遅延は生じるという話をバスセンターでお話を聞いていたため、当初乗る予定だったプラスαの地点に向かうバスの時間を限りなく早めるため、小矢部市等を昨日に回したということなのです。

よってこの日は始発からそのプラスα地点に向かうことだけに専念できたのである。

さて、そのプラスα地点とはどこかと言いますと国道156号の富山県岐阜県の県境でして、何故にそこにこだわるのかと言いますと、富山県章入りが撮影できるからである!

というのも富山県章入りの標識があるのは国道156号の県境と県道206号の2ヶ所にしか設置されていないレアなものとなっています。もちろん、私はあくまでも章ラーですから富山県章入りも撮影しない訳行きません!(謎の使命感)

現実的に公共交通機関だけで行けそうなのは国道156号の県境だけなので迷わずこのルートを選択しました。

またこのルートを選定するにあたってこの県境付近にある世界遺産である五箇山の合掌造り集落にも是非足を伸ばしてみたく旅を決行したのです。

朝午前6時頃発の電車にのって目指すは城端線の終点城端駅。そこからバスを乗り継いで五箇山方面のバスに乗りました。このバスは、高岡駅城端駅、五箇山白川郷を結ぶバスとなっており、世界遺産のある五箇山白川郷を結ぶ観光バスとして毎日それなりに運航しているようです。

城端駅を出ること1時間くらいバスに揺られて最初の目的地である、道の駅上平 ささら館 に着きました。

そこから、県境まで歩きます。

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「ユキスゴイー!!!!」

この辺に住んでる人にとっては当たり前の光景かも知れませんが、冬はカンカンに晴れている茨城や千葉に住んでる私からすればなかなかな光景。しかも、これ一晩でここまで積もったというのだから驚きである。(これは今年の初雪だそうで、例の強烈な寒波の影響らしい‥‥)

雪もそれなりに降っている中30分かけて標識が設置されている県境へ到着しました。

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(1枚目:国道156号 岐阜県白川村境   2枚目:富山県南砺市境)

富山県の章入りを撮影してこれで真の富山県制圧完了!!やはり、富山県章入りもはずせませんな。因みに緑の富山県章入りはここ1ヶ所しか無く、もう1ヶ所の方は青色の県章入りであるため両者1つずつしか存在しないレアなものとなっています。

そして、実は何気に岐阜県自治体のカントリーサイン撮影は初めてなのです!!(2019年中津川には行っておりますがカントリーサイン撮影はしていない)しかも、比較的撮影しやすい岐阜市等の平野部の自治体ではなく山奥の秘境村の白川村が初って言うのはなんだかひねくれた私らしい記念の地となりました(笑)

余談ですが白川村はしばらく前まではカントリーサイン自体存在していなく、2010年初頭にやっと登場した比較的新しいお仲間です。この地点の岐阜県も白川村の代わりに昔は富山県同様に「ここから」の標識があったのですが白川村のカントリーサインが設置されて撤去されてしまったようです。

また、この地点は知っている人は知っているマニアックなところでして、富山県岐阜県富山県岐阜県→‥‥‥となんと県境を7回跨がる珍しい路線でして、県境を表す標識もちゃんと設置されているうれしい場所なのです。(一番端の県境に章入りの標識がありその他は文字のみ)

残念ながら時間の都合でこの地点以外は行けませんでしたが、是非気になる方は足を運んで見てください。

無事カントリーサイン撮影を終えた私はささら館まで戻りさらにバスである場所へ向かいました。

因みにこの日のカントリーサイン撮影は終了です。あとはただひたすら観光する記事になります。

向かったのは五箇山の合掌造り集落のひとつ菅沼合掌造り集落。世界遺産五箇山の合掌造り集落は上平にある菅沼合掌造り集落と平村にある相倉合掌造り集落の2ヶ所がありまして今回は菅沼合掌造り集落の方に足を伸ばすことに。

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(菅沼合掌造り集落にて)

これが菅沼合掌造り集落の家々。現在は9棟の合掌造りの家が残っています。

いかにも昔話に出てきそうな建物で日本の昔の風景を感じさせられました。

それに加えて雪化粧をした景色はより幻想的で美しい世界が広がっていました!せっかくなので五箇山の歴史が学べる家があり行ってみることに。江戸時代から残る合掌造りをそのまま利用した五箇山民俗館では家の内部をよく見ることができ釘を一切使わないでこの豪雪に耐えうる構造を間近に見ることができます。また、塩硝の館では五箇山地方の副業である塩硝(ようは鉄砲等の火薬)づくりについて学べます。ここで初めて知ったのが、実は五箇山は塩硝の一大産地で当事五箇山の塩硝は質が良いことで知られていたくらい有名な場所だったそう。つくり方は原料となる草と蚕の糞を用いて約5年をかけて醗酵させる「培養法」を使い作られており、天然の硝酸カリウム鉱石が無い日本ならではの作り方だなあと感心させられました。しかも、起源は古く明治の前300年前から五箇山では続いていたのだから驚きである。冬は豪雪地帯であったり、平地が少ないゆえ作物がそこまで取れない地域の生き延びる知恵だと私は感心しました。

是非皆さんもカントリーサイン撮影のついでに足を運んで見てはいかがでしょう?

一通り集落観光は済んで最後に菅沼集落が一望できるという展望台へ。

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本当に美しい‥‥タイムスリップをしたみたいというのはこの事を指すようで、今でこそ目の前に国道が通っていますが昔は山よ川に囲まれて本当に秘境にあった村なんだなあと改めて感じました。それに加え冬の厳しい寒さや雪もある中そこを知恵と努力で生き延びた人々がいると思うとその強さには私も見習わないとと思わせてくれました。とても有意義な時間が過ごせて良かったです。今回は行けませんでしたが、相倉合掌造り集落や白川郷の合掌造り集落にもいつか足を運びたいと思うのでした。

菅沼合掌造り集落を後にしてバスで向かったのはまた道の駅上平。というのも高岡駅方面に戻るバスまで2時間以上あったため流石に寒い中待つのは嫌だったので、それまで道の駅上平に戻った方が暖をとれると思い戻ることに。道の駅ではお土産を買ってのんびりしていたらあっという間にバスが来ました。高岡駅までは大体2時間くらい。流石に平日だけあって乗客は私一人。高岡駅まではそれなりの距離があるため大型バスで貸切状態。なんだかラッキーな感じ?がしました(笑)

高岡駅には14時頃に戻って来ました。このあとはもう千葉に向けて帰るのですが元々の計画では高岡駅に戻って来る時間が18時頃で、その日在来線(JR線)だけで千葉に帰るルートで行ける限界として岐阜県高山市(高山駅)だったため高山駅で宿を取っていたためまだ、移動しなくてはなりません。

高山駅に行くには高岡駅からはあいの風とやま鉄道を経由して高山本線をつかわなくては行けないため、青春18きっぷを使えないと思われるのですが、特別措置として高岡駅から富山駅の間だけ高山本線城端線氷見線の乗継ぎに限って使用できお金を節約したい私にとってうれしい措置である。

私は高岡駅から富山駅へ向い、次の高山方面へは時間があるため富山駅で遅めのお昼。(駅についた時は15時過ぎ)

富山に来たときから気になっていた、白エビ天のお店に迷わず行きました。

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(白えび亭にて富山スペシャル丼)

富山の名物である白えびをはじめ、ホタルイカやブリに赤かぶらの天ぷらをふんだんに使った贅沢などんぶり。味は言うまでもなく美味しかったです( 〃▽〃)!!

白えびのサクサクとした食感にエビの旨味がとても分かる天ぷら。ホタルイカやブリもとても美味しく、これも富山県の郷土で作られる赤かぶら(ようはあかかぶの漬けも)の天ぷらもちょうど味のバランスを取ってくれておりyoumyanの胃と心を満たしてくれました。大満足です!

食後は富山駅でお土産を見たりして電車の時刻まで過ごし、高山本線経由で高山駅へ無事着くのである。

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(桔梗屋にて中華そば)

高山のホテルについて荷物を置いたあと、夕食を食べに出掛けました。(さっきお昼食べた気が‥‥)

高山では有名な桔梗屋さんの中華そばを戴きました。しょう油ベースのさっぱりとした昔ながらのラーメンでした。私はよくこってりしたラーメンを食べるのですがこうしたさっぱりとしたラーメンも乙なもです。特にこの日は雪でとても寒かったので暖かいスープは体に染みます。もちろん、スープまできちんとたいらげ満足です(^_^)(それくらいおいしかった!)

こうして5日目を終え、旅の最終日を迎えました。この日は基本的に千葉に帰ることが目的でしたが、せっかく高山に来たのに観光をしないのは勿体無いと言うことで高山市飛騨市カントリーサインを撮影と高山市市街地の散策を千葉に帰れる電車の時刻ギリギリまですることに。(タイムリミットは10時24分高山駅発の電車)

この日の活動開始は午前5時頃。結局旅の初日以外朝早くの活動になってしまいました(^_^;) ある方(いつもカントリーサインのことでお世話になってる方)が仰っていましたが

「旅をしているときの方が生活の規則が正しい」

と 。確かにそうなのかもしれないと納得してしまった‥‥

まず向かったのは飛騨国府駅。高山市飛騨市の境界が一番近い駅。高山駅から2駅しか離れていないので10分位で着くので始発の5時31分発のに乗ると40分頃に着きます。

しかし、この時期はまだ夜が開けていないため活動が出来ないのです。別にこの事を忘れていた訳では無いのです。

簡単に言えば電車の本数が無いから駅まで先に行っておいて日の出を待てカントリーサイン撮影をしようということである。一応、始発の次の電車でも千葉に帰る電車に影響無いのですが、それよりも私を誘惑するものがありそれに間に合うために寒い中駅舎で待つことにしたのである。

それは、

"朝食バイキング"

である!

私のブログからはあまり感じられないと思うのですが、実は普段のyoumyanは食べるのが大好きで、特にバイキングとか大好物です。(私の生き甲斐は旅をすることと食べること!と掲げてるくらい(笑))

旅中はカントリーサイン撮影を優先するあまり食事を疎かにしたり、お金を節約するゆえに少食なことが多いですが今回ばかりは、時間があることやとても美味しそうなバイキングだったため試行錯誤してカントリーサイン撮影とバイキングを両立させたのである。(欲張りだなあ‥‥)

日が登りカントリーサイン撮影に外に出たのですが‥‥

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雪!!

例の大寒波の影響で昨日から雪が降り続いておりそれなりに積もっていました。現に歩いてるときも雪が降っていましたけどね(^_^;)

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(1枚目:国道41号 高山市境  2枚目:国道41号 飛騨市境 3、4枚目:それぞれの遠景)

珍しく遠景を載せたのはいかに雪がすごいかということを伝えるためである。

カントリーサインも案の定雪できれいに撮影できません。。飛騨市側はまだ良いのですが高山市側は風向きが悪かったため雪が吹き付けられ盤面をはじめ支柱まで雪に覆われてしまっています。

まあ、仕方ありません。高山市はまた別の機会に撮影することにします。

これにてカントリーサイン撮影の行程は終わりです。

高山駅近のホテルに戻りバイキングを堪能して、少し高山市街地を散策して高山駅から千葉まで約10時間かけて無事帰路に着くのであった。

さて、今回の旅の総括ですがいろいろハプニングはありましたが新潟県富山県の市町村制覇をするという目標を達成したので満足です!富山県に関してはまだ未撮影のタイプのカントリーサインがあるのでまた再訪したいのと今度はもっとゆっくり観光したいなと思いました。

これにて冬の中距離遠征は完結です!

完結

・おまけ

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雪に覆われた高山市市街地。どこも雪掻きで大変そうでした。子供の頃は雪が降ってほしいなと思っていましたが、この歳になると雪が振ると大変だからあまり降らないでほしいなと思うようになったり。時としては昨日の五箇山のように素敵な景色になりますが、住んでる人にとっては厄介なのかもしれません。。
ほら、あまりの雪の寒さにサンタクロースも鼻を真っ赤にしていますよ。あれ鼻が赤いのはトナカイさんじゃん。。これじゃ真っ赤なお鼻のサンタさんになっちゃうわ()
厳しい寒さの高山市から中継でした。
おわり

さて、次回は以前書いた新潟県カントリーサインが好評?(私のブログの中で一番読まれている)ので、富山県の縮小版として書いていこうと思います。

youmyan.hatenablog.com

因みにこちらの新潟県カントリーサインをまとめたページですが今回の分を更新しましたので是非気になる方は見てみてください!(富山県版は次回以降まとめていきます。)

以上!では(^_^)/

youmyan

冬の中距離遠征⑤(富山県編③)

 こんにちは、youmyanでございます(^_^)  前回の記事からあまりスパンがありませんが旅の続きを書いていきたいと思います。

高岡市で迎えた冬の遠征4日目。北陸の冬らしくこの日は雨のち雪の予報。というよりもこの先ずっと雪の予報が出ておりカントリーサイン撮影にどれだけ影響が出るのか心配でした。

この日は計画では早朝から歩いて境界へ向かうのですが、当日の天気次第で今後どうするか決めることに。幸い、小雨でなんとか歩けそうなのでホテルから約7kmある境界に向かいました。

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(市道 高岡市境にて)

本日最初の撮影自治体は氷見市です!!実は氷見市の標準の章入りはここ市道の桜峠トンネルの境界にしか設置されていないレアなものとなっています。(昔は国道415号にもあったようですが例によってイラストタイプに変更されてしまった。)他の地点では前回から度々登場しているイラスト仕様のものもしくは英文字無しの章入り(この様式は富山県でよく見られる)しか無く、氷見市には通常の英文字入りの章入り標識は無いものと思っていましたが数年前某SNSでこの地点の氷見市カントリーサインを掲載されていたことにより存在を知ったため歩いてでも撮影に来たわけです。

しかしながら見ての通り小枝が邪魔していたり、日が明けたばかりでカメラのピントが合わなかったりときれいな写真を撮ることができませんでした(T_T) 小枝だけでもなんとかどかそうと努力しましたが撓りがすごく1枚目のアングルで撮影するので精一杯でした。これはまた再訪(今度は高岡市からレンタルサイクルでくるかな)するということで高岡駅へ引き返すことに。

因みに反対側の高岡市ですが、氷見市同様の通常サイズのカントリーサインが設置されていましたが何故か無くなっていました‥‥(高岡市側から歩いて来たので最初に高岡市側が無いことに気づき氷見市側も撤去されていたらどうしようとヒヤヒヤしていた。)

歩いて高岡駅に着いたのは午前9時過ぎ。旅の計画的には定刻通りといったところ。しかし、前日の生地駅での事件(詳細は前回の記事を参照↓↓)

lovecountrysignsyou.hatenablog.com

にてひどい目に合わされており、ましてや今後雪など天候の悪化が見込まれるためこのあとの計画がどうなるかも分からない状況。

そこで、まだ天気が悪化していない内に行けるところまで行こうと作戦を変更したのである。

具体的には、本日分の撮影と翌日分の撮影を今日中に圧縮してしまおうと考えたのである。しかし、電車の本数や境界まで歩く時間そして日没を考えると少し厳しいと思われるのですがそこはyoumyanの押しきりの強さで強行するのであった。。

ここからはyoumyanの逆襲だ!!見てろよ旅の女神よ!!youmyanのもっとも得意とする強引とも言える力技ですべて回って見せる!!

まずは、高岡市から遠い場所から攻めていこうと言うことで氷見市へ向かった。もちろんイラストタイプの撮影のためである。

高岡駅から氷見線に乗って高岡市氷見市境付近にある島尾駅へ。ここでの勝負は次の電車の発車時間約20分後発のに乗ること。これを逃せば1時間後になるという。しかも境界まで歩いて行くと往復20分前後とかなりシビアな状況。そこに何と島尾駅の前の駅で幼稚園児の遠足(散歩)とも思われる集団の乗車に時間がかかったため発車時刻が数分遅れる事態が発生したのである。通常ならほんの数分の遅延なんて誤差に等しいですが、このときはただでさえ境界の往復が間に合うかの一分一秒を争う瀬戸際にも関わらずこの遅延は大きな痛手ある。(生地駅でのデジャブが‥‥)

えい、遅延したものはしょうがない!!こうなったらダッシュで境界へ向かってやる!!

この日は重い荷物はすべてホテルに置いてあるため防寒で着てる重いコートを除けばある程度動きやすく走るという技も難なくこなせるのである。

島尾駅に着いたとたんダッシュを繰り広げ境界へは5、6分で到着。モタモタしている余裕はない。とっとと撮影だ!!

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(1枚目:国道415号 高岡市境  2枚目:国道415号 氷見市境)

イラストタイプゲット!!氷見市のイラストは知らない人はないだろう氷見の寒ブリ。(本当ならこの日はこのあと氷見駅まで行き番屋で氷見の海産物を堪能しようと考えていましたが断念。。無念である。)このブリのイラストもよく見るとかわいいではないか!!

高岡市側もパシャリ。高岡市も合併の際イラスト部分が章入りに変更された場所もあるようですが、黒部市と違ってちゃんとイラストタイプが残っています。

無事目的を果たし駅へ再びダッシュ。なんとか発車時刻の数分前に到着。(アブナカッタ‥‥)

次なる目的は翌日撮影しようとしていた南砺市小矢部市砺波市を一気に回ること。氷見線で一旦高岡駅まで戻り、今度は城端線で高儀駅まで行き下車をしました。ここからは約2時間の徒歩旅。天気予報ではすでに雪が降る時間だったのですが、なんとか小雨でおさまってくれていたため通常通り駒を進められました。

駅から歩くこと40分くらいで最初の撮影ポイントへ。

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(1枚目:県道143号 南砺市境  2枚目:県道143号 小矢部市境)

この地点は通常の章入りです。

小矢部市氷見市同様で基本的にはイラストタイプもしくは英文字無しの章入り文字のみ、文字のみが主流であるため章入りはかなり貴重。と言うかこの地点しかし現存していないのでは?(確定できないのは、前にこの地点とは違う(章が緑だったり文字間隔が違う)ものの写真を見たことありもう一ヶ所存在すると思われるのですが、ストビューで探しても見つからない。何かご存じの方教えていただけますとありがたいです。)

南砺市はすべての地点で章入りが採用されているため、さほど珍しく無いのですが実は「通常サイズ」の章入りはこの地点のみの設置と思われるレアな標識!というのも他の地点は章入りというのも元々南砺市の旧自治体のイラストタイプ標識のイラスト部分に南砺市章をいれているため、文字とセパレートが施されているので、このように章部分と文字部分が一体化しているのは南砺市では極めてレアなケースと言えるでしょう。なので、大半インターネットでは元イラストタイプだった南砺市カントリーサインの写真をよく目にするため、通常サイズの南砺市はなんか違和感を感じます。(個人的感想)

無事、小矢部市南砺市の章入りをゲットし次の目的地へ。小矢部市のイラストタイプはもちろんのこと、砺波市のイラストタイプもここで回収。最初の境界から歩くこと30分、目的のポイントへ到着。

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(1枚目:国道471号 小矢部市境  2枚目:国道471号 南砺市境)

ここで小矢部市のイラストタイプと先ほどお話した南砺市の元々イラストタイプに章を入れられたタイプの標識を撮影。このタイプの南砺市がほとんどの割合を閉めています。因みに南砺市の旧自治体にはちゃんと各イラストタイプが存在していたのですが8自治体からなるため入れるイラストの選定を1つに絞ることが出来なく章を入れることで落ち着いたのでしょう。(合併後カントリーサインあるある)

一応、かつての自治体のイラストを紹介すると

・旧福野町→キク

・旧福光町→シャクナゲ

・旧城端町城端むぎや祭り

・旧井口村→ユキツバキ

・旧利賀村富山県利賀芸術公園

・旧井波町→井波の獅子舞い

・旧平村→相倉合掌造り集落

・旧上平村→タカンボースキー場

といった具合いです。富山県全体的にそうですが各自治体ちゃんとイラストが丁寧に作られており、かなりカントリーサインに力を入れている印象です。比較的新しくイラストタイプが採用されたこともあり(採用されたのが2000年。なんか親近感が湧きます。。)色の配色のバリエーションやコントラストが他県のイラストタイプより強くとてもみやすい印象です。また、カントリーサインあるあるの黄色や茶色の色褪せが早いと言う現象が一切起きていないのも特徴で平成初頭よりの印刷技術の進化が進んだ証なのだと感じられます。10年で物事は大きく変わる、そんなことを富山県カントリーサインが教えてくれるのです。(話がおおげさ(笑))

せっかくならこれらのイラストを残していただけたら良かったのですが、現実そう簡単には行かないようです。。

この地点での撮影を無事終え、この地点からさほど距離が離れていないところに砺波市のイラストタイプが設置されているのでそちらにも足を伸ばしました。

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(国道359号 南砺市境にて)

イラストは富山県を代表するチューリップ。砺波市には砺波チューリップ公園があり毎年時期になるとチューリップ畑を見ることができるそうです。機会があれば是非行って見たいものです。

これにてこの区間での撮影は終了で駅に戻るのですが、降りてきた高儀駅ではなく1つ高岡側にある東野尻駅が近いのでそちらを目指すことに。しかし、次の電車の時刻はここから駅まで戻るために必要な時間とほぼ同じだったため、途中走りながらなんとか間に合わせました。この日はかなり歩いている上に走ることも多かったのでかなり疲れました。。もし、この電車が間に合わなければ次は1時間後で何も無い駅で寒い中待つ羽目になりそのあとの行程にも大きく響くためもはや執念といわんばかり必死に走りました。

さて、次は高岡市方面へ戻り、油田駅というところに降りました。目的は今朝撮影し損ねた高岡市の章入りと砺波市の章入り。こちらは駅から歩くこと20分くらいと、比較的近い場所にあります。

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(1枚目:国道156号 砺波市境  2枚目:国道156号 高岡市境)

ここは直轄国道であるため、章入り。というのも直轄国道では合併した自治体(富山市を除く)はすべてこのように元々はイラストタイプだった部分に章入りにする施しをされています。実際、この地点は合併前も合併後も高岡市砺波市境なのですがなぜか上記の施しで章入りとなっています。まあ、砺波市高岡市はちゃんとイラストタイプが現存している場所があるのでよいのですが‥‥

因みに砺波市はこのタイプの他に通常サイズの章入りが市道にいくつか設置されています。(今回は時間上の都合で元々計画に組み込んでなかった。)

それにしても富山県は色褪せが無くて本当に素敵( 〃▽〃) 砺波市の章部分に黄色が使われているので色が薄くなっててもおかしくは無いのですがかなり丈夫な施工のためきれいな状態です。

油田駅に戻ると先ほどまでほとんど降ってなかった雨がしかも雪が混じったみぞれが振りだしたのである。「ああ、とうとう来ちゃったなあ‥‥」と言った感じ。このあとはとりあえず高岡駅へ戻り、雨の状況で最後の1ヶ所は今日行くか、明日行くか迷っていました。そして、電車にのって高岡駅へワープ。というのも、この日はかなり朝早くから歩いていたためかなり疲れており、電車に乗った瞬間寝落ちをしており気づいた時にはあっという間に高岡駅にいたというワープ現象が起きたのです。(何が言いたいかって、かなり疲れた。)

高岡駅へ戻ると雨は止んでおり、時間的にも撤収する時間では無いため最後の1ヶ所を回ることに。

高岡駅の隣である越中大門駅へ。富山県の最後の訪問自治体である射水市に足を踏み入れたのである。もちろん目的は射水市カントリーサイン。駅から歩くこと20分位で目的地に着きました。

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(1枚目:県道73号 高岡市境  2枚目:県道73号 射水市境)

射水市平成の大合併で誕生した市であるため、南砺市同様の理由でイラストは制定されず章を入れた標識が作られました。と言うか、射水市は章入りしか無いんだよなあ。元々文字だったとこにも無理矢理章入りにしたりと射水市章をごり押ししてきます(^_^;)

ただ、北陸自動車道には旧新湊市のイメージの海王丸(船)が新しく設置されており、全くイラストタイプが見れない訳では無いのです。因みに北陸自動車道新湊市領域を通らないので射水市として全く新しく作られたものとなっています。どうせなら一般道も旧新湊市で使われていたイラスト(海王丸)を使い回して欲しかったですが。(対等合併なので他の自治体に反感を買うことになるのですが。)

というわけで、この地点で富山県の全15市町村コンプリートです!!やはり全市町村制覇は気持ち良いものです(*^^*)  本当は3日で制覇だったのが2日で1県、制覇できるものと自分自身驚いています。もちろん、1県制覇の最短記録です!まあ、無理矢理感がありあんまりこの行程はお勧めしませんが(^_^;) 

この日はこれにて全行程終了です。高岡駅へ戻り夕食を取りました。

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(「ごっつお」 にて漬け丼)

高岡駅の地下にあった「ごっつお」というお店で氷見直送の魚介類の丼ぶりをいただきました。もちろん、ぶりです。今日食べる予定だった氷見の寒ブリが漬け丼で食べることができました。身がしっかりしていてとてもさっぱりとした漬け丼でした!美味しくて満足です(^_^)

ホテルに戻り十分な急速を取り明日へ備えるのであった。

続く

次回、北陸の冬の真の姿の一角を目の当たりにする。えっ、何か撮影忘れているカントリーサインがある?? これに気づくとは鋭いな!私はあくまでも章ラーだ。あいつを忘れる訳が無いだろ(笑) そのための今日があるのだよ。。

次回が富山県偏最後です。お楽しみに!!

youmyan

冬の中距離遠征④(富山県編②)

あけましておめでとうございます!!youmyanでございます。ついに2021年が始まりました。今年はコロナが落ち着いて少しでも平和な生活が送れることを願いたいです。今年もいろいろカントリーサインについて熱く語っていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m

新年早々早速、昨年度の冬の遠征の続きを書いていこう思います。

国道8号新潟県富山県境を後にして市振駅へ向い歩いて行きました。ここで事件が。。雨が降って来たのである。雨が降ることは今日の天気予報で知っていたので問題では無いのですが、なんと強風によって傘が壊れかけたのである。

「風が少し強いなあ。でも新品でちゃんとしたやつ(旅にでる時千葉で新品の傘を買った。)だから、大丈‥‥」

(パキッ!)

「傘の骨折れた‥‥」

新品の傘なのに逆さ傘になり骨が折れたのである。幸い使えない訳では無いので大丈夫だろうと思っていたのですが後にこの事が旅に大きく響くことに‥‥

とりあえずは市振駅に到着し乗ろうとしていた電車には余裕に間に合いました。

さて、次に向かうのは入善駅です。朝日町の隣にある町入善町カントリーサインを狙う訳です。

入善駅へは20分位で着きました。ここからは境界まで35分歩いて行きます。

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(1枚目:県道106号 朝日町境  2枚目:県道106号 入善町境)

この境界は章入りです。前回お話しした通り富山県は章入りとイラストタイプが混在しているため、もちろん朝日町や入善町にも章入りタイプは存在しています。今回の旅はこうして各自治体、イラストタイプ、章入りタイプと2つずつ別境界を回らないと行けないので厄介なのです。だけど、大変という気持ちよりすべてコンプリートしたい気持ちが勝っているため苦ではありませんでした(笑)

もう一つこのカントリーサインで見て頂きたいポイントがございまして、英文がなんと標準よりも大きめなのです!!

最近は外国人観光客に分かりやすいように静岡県や東京都でカントリーサインを含む案内標識で英文が標準より大きくなっているのですが実は富山県の方が先に標準より大きめの英文を採用していたようなのです!とはいっても静岡県や東京都のように多くの地点で採用されている訳では無く、カントリーサインで言えば現在は朝日町と入善町の章入りだけと少くあとは108系案内標識に見られる位です。昔は黒部市宇奈月町庄川町利賀村の章入りにもありましたが合併で消えてしまいました。おそらくですが、黒部ダム宇奈月温泉五箇山白川郷の合掌造り集落など一大観光地が近くにあったため外国人観光客に分かりやすいように英文字が大きめの標識を設置したのだと思われます。

話を戻すと、実はこの朝日町や入善町カントリーサインは全国的に先駆けたグローバルな標識なのです!(言い方が大袈裟。。)

私的にはこのバランスの良い入善町のNyuzenや入をあしらった斬新な町章がすごく気にっており撮影したいカントリーサインベスト30(一体どんなランキングだよ‥‥)に入っていたので撮影できて満足です(*^^*)

撮影も済ませボチボチ入善駅へ引き返し次の目的地へ向かうのですがこのあととんでもない目に合うことに‥‥

入善駅から次ぎは生地駅へ向い今度は入善町のイラストタイプを狙うことに。数分で生地駅に着いたのですがなんと強風と強めの雨‥‥かなりヤバイ感じ‥‥ さっきまでは小雨だったのに‥‥ 強い雨だからといって次の電車の関係で待つわけに行かないので強行で境界へ突き進むことに。というのも次の生地駅発の電車はカントリーサイン撮影して戻って来てちょうど位の時間であり、その上さっき乗ってきた電車が5分以上遅延したため時間が無いのである。急ぎ足で歩きますが風と雨が強くてなかなか思うように進めません。

そしてこの瞬間がやって来てしまったのである。

傘が破壊(再起不能)‥‥‥

市振駅のとき骨が折れたところがきっかけで強風に煽られ瞬間に傘の骨組みがとんでもなく曲がり傘として使えない事件が発生したのである。私、20年間生きていますが、傘がここまで破壊されたのは初めてですよ‥‥‥

傘が壊れてもなお雨風は強いままこのままではまずいので応急措置としてたまたまリュックに刺しておいた折り畳みの傘を使いました。(今後この旅ではずっとお世話になる)

しかし、折り畳み傘なので通常の傘と違いなかなか安定せず大変でした。それでもなんとか境界にたどり着きましたが、今度は傘を持ちながら撮影するのは難しく何枚か撮影しましたが上手く撮影できたのは1枚だけでした‥‥しかも、近景は撮影できず‥‥

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(1枚目:県道2号 黒部市境  2枚目:県道2号 入善町境)

写真をよく見ていただくと分かりますが斜めに雨がふってるのが写っておりかなりの強風だったことがわかるでしょう。

また黒部市側は横着して反対車線からしか撮影してなく余程余裕がなかったことが伺えます。

ここまでたどり着くのに予定時刻より少しオーバーしているため急いで戻ろうとしましたが雨風でやはりなかなか進めません。とここで電車の到着時刻になり逃してしまいました。。電車の遅延さえ無ければぎりぎり間に合ったのに‥‥

次の列車は約40分。ここでの40分のロスはでかいです。このあとも何回も駅を降りるため1本でも逃すと次の電車の時刻の関係で日没によりカントリーサイン撮影ができないヶ所が出てきてしまうのです。私の場合は少しでも多くの地点で撮影できるよう電車の時刻と歩き時間をギリギリに詰めているため1本逃すと大きな痛手になることが多いのです。幸い今回最後に回していたものはちょっとレアなタイプのカントリーサインだったため通常サイズのイラスト、章入りタイプを全市町村収集には影響が無かったので良かったです。生地駅では何もすることが無かったのでストーブが炊かれた部屋で濡れた体(主にくつですが)をぼおっと暖め待っていました。

そうこうする内次の電車が来ました。次の目的地は黒部駅

黒部駅は隣の駅なので数分で着きました。ここからはこの日で一番長く歩く行程を組んでいたため電車のことを考えて油断ができない勝負。雨は小降りになっていたためなんとか進めそう。黒部駅を降りてまず向かったのは電鉄黒部駅。ここでは富山地方鉄道の1日乗車券を求めに向かいました。というのもここからは先は富山地方鉄道を使って移動するためこの乗車券を使った方がお得なのである。しかし、この駅では乗車せず、境界へ向かったのである。

ここから歩くこと40分位で目的地へ到着しました。

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(1枚目:県道150号 魚津市境  2枚目:県道150号 黒部市境)

ここは国道8号の旧道にあたる場所で近くにバイパスができたため県道に降格したようです。

先ほどきれいに撮影出来なかった黒部市カントリーサインをバッチリ回収!黒部市は平成の合併ですべて章入りになってしまいましたがかつてはちゃんとイラストタイプが存在しており黒部ダム?を表すイラストでした。確か、北陸自動車道高岡市~朝日町の区間で最近市町村を表す看板の新調が行われたようで一般道のカントリーサインと同じイラストが採用され黒部市のものもかつて合併前に使われていたイラストが思わぬ形で復活を遂げたので気になる人は見てみてください。

・追記:黒部市の旧イラストのカントリーサインのイラストですがあれは黒部ダムではなく「黒部川扇状地が作り上げた黒部の名水」という意味があるそうです。要するに黒部川扇状地湧水群を表しているようです。

魚津市のイラストは富山湾で見られる蜃気楼を表すイラストになっています。なお、イラストに描かれている建物は実在しませんのでお気を付けあれ。(蜃気楼=竜宮城のイメージから来てるよう)

無事、黒部市カントリーサイン魚津市のイラストタイプをゲットし次の目的地へ急ぎました。この時点で雨はほとんど降っていなかったためずいぶんと歩くのが楽になりました。次の目的地へは10分位で着きました。

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(1枚目:県道314号 黒部市境  2枚目:県道314号 魚津市境)

ここで魚津市の章入りをゲット。何気に魚津市の章入りの設置ヶ所が少ないためレア度は高いです。

また、この地点の黒部市は何故か縦型。どうやら合併以前から縦型のようです。

これにてこの区間の撮影ポイントは無事済ませあとは最寄りの経田駅に向かいます。さっきの電車逃しがどう響くか分からなかったので急ぎ足です。

なんとか経田駅に着いたのですが乗ろうとしていた電車はあと少しのところで逃してしまいやはり1本ずつ遅れることに。。次ぎは1時間待ちです。ここで最後の1ヶ所は間に合わないことが確定しました。。まあ、そこまで重要な地点じゃなかったので諦めはつきました。

1時間後次の電車が定刻通りやって来て目的地へ。

降りたのは西滑川駅。この地点も電車の乗継ぎと歩く時間の設定がギリギリになっていたので速足、時には走って間に合わせようとしました(^_^;) 生地駅との違いは雨は完全に止みそれどころか晴れ間さえ見える状況だったため巡回しやすかったです。目的地へは数十分で到着。

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(1枚目:県道151号 滑川市境  2枚目:県道151号 富山市境)

ここは章入りタイプのようです。富山市はあちらこちらで章入りタイプは見かけますが、滑川市の章入りも魚津市同様あんまり設置されていないため場所を選ぶ必要があります。まあ、滑川市の場合駅から近かったのでラッキーです。それにしても滑川市章は青枠に黄色となかなか独特ですなあ。。

実はこの場所の近くに富山市滑川市のイラストタイプも設置されているのでそれも撮影に行きました。

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(1枚目:県道135号 富山市境  2枚目:県道135号 滑川市境)

ここは立派なイラストタイプ。同じ県管轄なのに章入りにしたりイラストタイプにしたりと基準がよくわかりませぬ。

イラストは滑川市が名産ホタルイカ富山市チンドン屋です。もちろんチンドン屋の広告は名産の富山の薬と大変凝ったものとなっています。

またこのホタルイカのイラストですが近くで見ると案外かわいいイラストだと気づかされました。カントリーサインって案外近景で撮影する人はあんまりいないためこうしてみずから足を運ばないと気づかないことも多いのです。まあ、それが旅の醍醐味なんですが。

こうして富山市滑川市の両タイプをお得に一挙に撮影でき次の電車が来る前になんとか駅に戻りました。

この時点でカントリーサインを多く撮影した気がしますがまだまだ行きますよ。

西滑川駅を出て次に向かったのは相ノ木駅。この駅から目的地の境界までの距離は近いためは数分である。

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(1枚目:県道4号 上市町境  2枚目:県道4号 立山町境)

この地点はイラストタイプ。上市町劔岳と大岩不動、立山町立山雷鳥

立山町のイラストですが富山県のものとイラスト被ってるじゃんとは言ってはいけません(笑)

上市町側ですが文字部分だけ新しく張り直されていました。雪とかで文字が消えかかっていたからでしょうか?

そしておまけとしてこいつも撮影。

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(北陸自動車道の側道にて)

北陸自動車道の市町村境をお知らせする看板(例の件から高速道路のものはカントリーサインと呼ぶのをやめた。実際カントリーサインじゃないもん。そもそも‥‥ 長くなりそうなのでまた改めて高速道路の市町村標識については熱く語ることにします。ご了承ください。。)の上市町バージョン。先ほどチラッと話しましたが、一般道のイラストに変更されたようです。とは言っても昔も劔岳と大岩不動の別のイラストだったのでマイナーチェンジと言ったところでしょう。

さて、次の地点でこの日の撮影活動は終了です。相ノ木駅から電車で寺田駅で下車。ここではそれなりに撮影をしたので一気にご紹介。

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(1枚目~4枚目:県道15号各境界 5・6枚目:県道4号にて  7・8枚目:町道にて)
ご覧の通り寺田駅は1駅でこんなに撮影できるうれしい駅なのです。
まず県道15号のカントリーサインですがどうやら章入りが設置されている路線です。ただ、残念なことにみんな雪の影響で色落ちしています(>_<) 特に上市町のものはひどいです。新しく交換して欲しいものです。。上市町には実は誤植バージョンもあるため正規のきれいなタイプと併せて再訪確定です。
立山町舟橋村と言えば実は誤植の章でして、立山町の方は真ん中の三角の部分に線が無い、舟橋村は回りの円の部分の左側のしたら辺に凹みが無いという残念な物になっています。しかも町道に設置してある各自治体で設置した物も誤植となっていて救い用のない始末。。どうやらこの誤植章タイプしか存在しないようなのとりあえずは良しとしますがいずれは正規のものが現れることを願うばかりです。

舟橋村のイラストタイプは何のイラストか分かりません。何かのキャラクターでしょうか?今度舟橋村に問い合わせて見たいと思いますので追記をお待ちください。

・追記:この舟橋村カントリーサインのイラストですが村に問い合わせたところどうやら明治2年に起きた農民一揆「ばんどり騒動(わかっていると思いますがB〇nG Dr〇am!ではないですよ)」に由来しており、農民が菅笠とばんどり(蓑)を身に着けて集合したことからそう呼ばれているそう。そのばんどりをモチーフにしたキャラクターで「バン ドリ君」というそうです。まあ、公式のキャラクターではなくカントリーサインのためだけに作られたもののようです。

駆け足気味ですがこれにてこの日のカントリーサイン撮影活動は終了です。最後に行きたい場所がありましたがまた富山県に行った際のお預けです。それでもこの日は10自治体18タイプ撮影できたので大満足です。この日は高岡市まで行き宿泊するのですがその前に寄り道です。この模様はおまけ(何か恒例となってる)でお伝えします。

 

・おまけ

せっかく富山県に来たのに観光しないのは勿体ないので富山地方鉄道フリー切符を使って宇奈月温泉へ行ってきました。

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宇奈月温泉駅に着いたのは18時頃、駅前には温泉の噴水がお出迎え。

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今回訪れたのは宇奈月温泉観光協会併設の日帰り入浴ができる「湯めどころ宇奈月」。

さすがに一日歩き続けたので少しでも疲れを取りたかった。

温泉は透明でとても柔らかい良い湯で気持ちが良かったです( 〃▽〃) もっと明るい内なら商店街だったり、旧宇奈月町カントリーサインに採用されていた黒部峡谷鉄道の有名な赤い山彦橋など観光できたのですが流石に無理だった‥‥また改めて行きたいです。

宇奈月温泉駅を後にしてそのまま富山駅に向かいました。ここで夕食をとることに。(朝のバナナ2本以外今までほとんど口にしていなかったので流石にお腹が空いた)

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(麺バルプライド 富山ブラックラーメン富山駅前店 にて)
富山名物ブラックラーメンを頂きました。名の通り黒い醤油ベースのスープが特徴です。味はというと思っていたよりしょっぱくなくどちらかというとスープのだしが効いておりとても美味しかったです。久しぶりにこんなに美味しいラーメンを食べました。危うくスープを飲み干してしまうところでした。(流石に美味しくてもこの黒さから醤油をかなり使ってると思われたのですべては飲みませんでした。)私の場合は基本的にスープは残すのですが、本当に美味しいところは飲み干してしまうときがありこのお店のラーメンは本当に美味しい部類に入ると思います。おすすめですので富山に来た際には寄って見てみてください。

前半なんやかんやありましたがそれを忘れるくらいお腹も心も満たされた私は高岡駅まで行きその日を終えるのであった。

次回、生地事件を巻き返す逆襲を繰り広げます。どうぞお楽しみに!!

続く

youmyan