youmyan’s diary

カントリーサイン好きの私 youmyan こと ゆうと が撮影したカントリーサインや旅の紹介をするブログです。

冬の中距離遠征③(富山県編①)

こんばんは、youmyanでございます!もういくつ寝るとお正月になってしまいますね。今年が過ぎるのは本当にあっという間でした。

さて、例によって前回の旅の続きを書いていこう思います。

旅の3日目の朝は糸魚川で迎えました。ここで今回の旅の真の目的について明かしたいと思います。

薄々お気づきの方もいらっしゃると思いますが、まずは新潟県の全市町村(離島の佐渡市粟島浦村カントリーサインが無いので除く)です。8月の遠征にて以前収集した妙高市上越市、未収集である十日町市津南町糸魚川市を除く23自治体を収集しており残りの3自治体をこの旅で集めて制覇してしまおうという考えです。実は8月の遠征にてこの十日町市津南町糸魚川市だけ未収集のままにしたのは時間的に無理だったのもありますが、「この旅」を計画したときこの自治体を上手く通ることができると知っていたため8月の遠征ではあえて無理をせず(旅の記録はブログには書いていませんがかなり無理矢理な旅だった‥‥)後回しにしたのです。

「この旅」の計画の主旨はもうひとつあって富山県15市町村制覇ということである。どちらかと言えばこちらがメインのものとなっていて、今回の旅では2県同時制覇というすごく達成感がある旅になるよう仕掛けたのです!(分かる人にしか分からない。)

と言うわけで糸魚川に泊まったのも糸魚川市カントリーサイン富山県自治体を多く回るためでありもちろんこの日も朝日が上らぬ内に活動を開始したのである。とは言うものの日の出が7時頃のため糸魚川駅を出たのは6時ごろといつもより遅め。

目的はもちろん糸魚川市カントリーサインが設置されている県境。ですが、早速寄り道をしました。今回どうしても行ってみたい場所があったので県境の最寄駅である市振駅の一つ先の越中宮崎駅で降りました。

越中宮崎駅に何があるかと言うと宮崎海岸という世界で大変珍しい海岸の最寄駅なのです。何が珍しいかというとヒスイ(宝石)が打ち上がる海岸として知られており糸魚川からこの宮崎海岸までの間で運が良ければヒスイを拾うことができるのです。また宮崎海岸がある富山県朝日町のカントリーサインに描かれていることもあり寄り道をすることを決めてました。

少し日が出掛けたころに宮崎海岸へ着きました。以外にも朝早くから釣りをする人がそれなりいたので一人じゃなくて安心しました。早速石ころハンティングを開始しましたが、なかなかそれらしい石は見つかりません。まあ、そう上手くは行きません。。ヒスイ探しを夢中でしている内に日の出の時刻を迎え、辺りは明るくなりはじめ私は素敵な景色を目にしました。

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※手違いで日付けが入ってしまっていますがご了承くださいm(_ _)m

写真では伝わりにくいですがとても幻想的な風景が広がり、日本海の澄んだ海に朝日を反射して雲と青い空が見事な演出で私を驚かせました。

実は宮崎海岸はヒスイが取れるだけではなく晴れた日は青い海に青い空が広がる景勝地なのですが、この日は曇り、雨の予報で青い海に青い空は拝めないと思っていたのでこのような景色が見れたのは奇跡だと思いました。(後半叙述しますが本当に奇跡です。)

きれいな景色を拝みながヒスイ探しをすること数十分、今回の目的はあくまでもカントリーサイン撮影なのでそちらを優先するため切り上げることに。それらしい石は見つかりませんでしたが、以外と石ころハンティングは楽しいもので時間が経つのはあっという間でまだ探し足りませんでした(笑) 是非また時間がある時ゆっくり探索してみたいです!

宮崎海岸を後にした私は目的のカントリーサインを撮影するため市振駅方面へ歩いて戻ることに。道中で糸魚川市に戻るためそこでカントリーサイン撮影をする算段です。歩くこと30分で県境へ!

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(1枚目:国道8号 新潟県糸魚川市境  2、3枚目:国道8号 富山県朝日町境)
この地点の糸魚川市を撮影にて新潟県本土の28市町村のカントリーサイン撮影は制覇です!!やっぱりすべて揃うとうれしいですね(*^▽^*)

この糸魚川市ですが海風にやられてしまいボロボロなのがちょっと残念です。

そして、この新潟県の標識が前回お話しした新潟県の県境によくある標識です。いつ頃からあるのかは不明ですが、少なくてもここ国道8号の県境では1993年には通常サイズの章入り新潟県カントリーサインが写った写真を見たことあるため、1990年代後半に変更されたと思われます。実は、この新潟県の標識には2種類あって空の背景がこの地点のもののようにベタ塗りのものと横縞模様のものが存在しています。私は後者のものは撮影していないのでいずれ撮影したいです。

さて、今旅の大舞台である富山県の方も見てみましょう。何気に富山県に踏み入れるのも人生初でもちろん富山県カントリーサインも撮影するのもはじめてであります。記念すべき(youmyanの)富山県カントリーサイン撮影第1号は立派なイラストタイプです!!やはりイラストタイプは映えますなあ。

ここで富山県カントリーサインの設置傾向を紹介するのですが、一言で言えば富山県はなかなか面白い経歴を持った県なのです。

基本的に国道県道問わず先ほどの写真のようにイラストタイプが主流となっており、市町村合併で市町村章に変更されてしまった黒部市南砺市射水市を除く自治体すべてでイラストタイプを見ることができる大変嬉しい県なのです!!また、平成の市町村合併以前の自治体ではなんとすべての自治体でイラストタイプが設置されており全国では極めて珍しい県なのです!!これだけでもすごいことなのですがさらに現在の15市町村すべてに章入りの標識が1ヶ所以上設置されているイラストタイプ、章入りタイプを両方味わえるカントリーサインマニアにしては天国のような県なのです!!

というのも、実はそれには理由がありまして、2000年以前(1990年代)は直轄国道では章入りが、県管轄には章入りもしくは文字のみが設置されており2000年に富山県で一斉にイラストタイプ仕様に変更した経緯があり直轄国道は章入りからイラストタイプにチェンジをして県管轄でもイラストタイプが積極的に設置されたのですが、一部章入りが残ったようなのです。(章入り標識は当時新しかったからそのまま使われたのでしょう。)

ずいぶんと長くなってしまいましたが富山県はかなり面白い県だということをお分かりいただけたでしょうか?もちろん、15市町村制覇を掲げているからには両タイプを撮影しなくちゃね!

本題に戻ります。富山県のイラストは立山連峰とチューリップ、雷鳥です。どれも富山県を象徴するものばかりですね。朝日町は先ほど紹介しました宮崎海岸(ヒスイ海岸)です。富山県カントリーサインの特徴として雪対策のため少し標識が傾いているのと屋根(私がかってに呼んでる)がついており板面を雪から守ってくれています。雪国ならではの光景ですね。

無事好調な滑り出しで始まった旅3日目ですがこのあと旅の女神は私に牙を向くのであった。。

続く

・おまけ

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一応、これがヒスイ海岸で拾った石たち。ヒスイっぽいかなあって拾ったものですが‥‥そうは見えませんね。。まあ、もっともよく目にする綺麗なみどり色の石はごく稀で基本的には白色をしているそうです。

それでも石拾いはかなり楽しかったですよ(^_^)  (某アステロイドな作品に影響されたことも要因の一つですが)

宮崎海岸には面白いことがもう一つありまして、夏の夏至の前後1ヶ月の間海から太陽が昇って海に沈むという面白い現象を見ることができるそうです。今度は夏に泊まりがけでヒスイ探しをしながらのんびり過ごすのありかなと思いました。

おわり

youmyan

 

冬の中距離遠征②(長野県後編)

こんにちは、youmyanです(^_^) 

lovecountrysignsyou.hatenablog.com

※この記事を読む際には上の記事を参照にしていただけるとなお読みやすくなると思います。

前回の続きを書いていきたいと思います!

旅の2日目は長野駅を始発で出発し、飯山線でお隣新潟県自治体を目指しました。というのも、今年の8月に行った新潟県遠征で行けなかった自治体が飯山線沿いにあるので撮影してしまおうという考えです。

飯山線で揺られること2時間位で目的である越後田沢駅へ着きました。しかし、天気予報どおりあいにく小雨が降っておりちょっと気持ちが下がり気味に‥‥‥それでも標識撮影へ歩くこと20分位で到着!

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(1枚目:国道117号 十日町市境  2枚目:国道117号 津南町境)

以前紹介しましたが、新潟県カントリーサイン直轄国道を除けば大体文字のみを占めておりあんまり面白味の無い県なのですが、この地点は直轄国道では無いのにも関わらずイラスト入りとうれしい標識となっています。

というよりもなぜか国道の十日町市カントリーサインは市章入りが多く、平成の大合併で標識の新調際に章入り標識の設置がなされた珍しい自治体なのです。

この地点は元々津南町・中里村境界でカントリーサインが設置されていなかったようで、中里村が十日町市になるに当たって新しく標識が設置された時についでに津南町にイラストタイプの標識が誕生したようなのです。元々津南町直轄国道が通っていなかったのでどこにもイラストタイプが無かったのでこの待遇はとてもラッキーなことでした。故に津南町のイラストタイプはここでしか拝めない貴重なものとなっています。(おそらく津南町新潟県内で最後にイラストタイプが新設設置された自治体なのでは?)

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因みにこの境界は川にあるため写真の通りこの大きな橋の両端にあるので橋を往復しなくてはならず大変でした(^_^;)
さて、撮影している内に雨も止み駅へ引き返し次の電車で次の目的へ。

飯山線沿いはまだ私がカントリーサイン未撮影自治体がわんさかあり、一つ一つ降りて撮影したかったのですがこの日はは長野市へ引き返し、妙高市によりつつ最終的には糸魚川駅まで行かなくてはならず、また飯山線は本数が少なく途中下車できるのは一ヶ所に限られていました。

候補として信濃白鳥駅(野沢温泉村、栄村のイラストタイプ、栄村、飯山市の章入り)、上境駅(野沢温泉村章入り)、蓮駅(飯山市中野市のイラストと章入り)の中からどうするか考えた結果、蓮駅で途中下車することに。理由としてまず電車の本数の関係で戸狩野沢温泉駅より豊野駅よりに行きたかったのと何よりも中野市のイラストタイプ(標高付)のものが撮影したかったからです。

蓮駅までは1時間半位で着きました。ここからひたすら歩いて国道117号のバイパスの境界へ目指しました。

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(1枚目:国道117号バイパス 中野市境  2枚目:国道117号 飯山市境)
長野県お約束標高入りのカントリーサインです!!やはりイラスト入りはいいですなあ(*^▽^*)

ここ国道117号は直轄国道では無いためカラーです。長野県におけるこの標高付のカントリーサイン直轄国道以外ではこうした少し大きい幹線国道に設置されていることが多いのですがどちらかと言えば章入りが多いため全市町村でこのイラストタイプが拝めないのが惜しいところですね。

イラストは飯山市の方がユキツバキ(新潟県加茂市のものと同じ花ですね。)、中野市の方は旧豊田村のものを仕様しておりイラストは同様「ふるさと」のモチーフの村で歌い出しの「兎追いしかの山 小鮒釣りしかの川」の兎、山、川といったイラストがかかれており日本古来の民家や菜の花といったふるさとを思い浮かべるような凝ったイラストとなっています。

「ふるさと」や「朧月夜」、「春の小川」などの有名な童謡の作詞を行ったのが高野辰之という人で現在の中野市豊田村領域の出身であり、「ふるさと」は高野の故郷の景色を綴ったものとされていることから豊田村はふるさとの村としているようです。

確か、中野市に高野辰之記念館があるようなのでいずれ訪れて昔の歴史を感じてみたいです。(今回はあくまでもカントリーサイン撮影なのでそんな余裕はなかった‥‥)

因みに上信越自動車道豊田村カントリーサインのイラストはこの地点のものと同じでした。現在は高速道路のものは撤去されてしまいましたが今でもイラスト拝めるのはうれしいものです。

無事カントリーサイン撮影は終わって蓮駅へ戻りそこからさらに反対側の国道292号にて章入りを撮影。

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(1枚目:国道292号 中野市境  2枚目:国道292号 飯山市境)

何気に飯山市は初撮影の自治体でして無事撮影できて満足!ただ色褪せがすごい(^_^;)  昭和60年代からあるため(裏の銘板には昭和とかかれており60何年かまでは読み取れず)仕方が無いのでしょう。何せ30年以上の代物ですから逆にすごいですよ!!反対の中野市は前にご紹介したように文字が長野県独自のナールDではない仕様となっています。こちも何気に初撮影でしたのでなんだかお得に感じました。

さて、蓮駅には余裕で戻り次の目的である妙高高原駅へ。蓮駅から豊野駅へ戻りここからは北しなの線に乗って妙高高原駅へ向かいました。

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今回、私を妙高高原駅へ運んでくれる電車は今年の夏デビューした新型車輌「SR1系」でした。駅で待ってる際にポスターでこの事を知ってせっかくなら乗って見たいなと思っていたらバッチリ廻り会いました (笑)

内装はやはりモダンなおしゃれな感じで座席にはリンゴのイラストがびっしりと長野県らしい内装となっていて素敵でした。

電車で揺られること40分位で終点妙高高原駅へ着きました。またここから境界まで歩きます。

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(1枚目:県道96号 新潟県妙高市境  2枚目:県道96号 長野県信濃町境)

歩くこと15分位で着きました。目的は新潟県のシンボルマークタイプと妙高市信濃町の章入りです。

妙高市の方は私の新潟県カントリーサインのまとめてるページで分かるようイラストタイプは撮影していたのですが章入りタイプは未撮影だったので、章ラーとしてずっと撮影したかったのですがなかなか機会がなく今旅では遠廻りになりますがこの際撮影してしまおうということで訪れました。

またこのポイントを選んだのは新潟県のシンボルマークタイプも同時に撮影できるからであり、もっぱら新潟県の県境はトキと新潟県のシルエットが描かれた大きな看板しか設置しておらず、シンボルマークタイプも数ヵ所しかなく歩いて撮影できそうなのはここだけということで選びました。それに加えて信濃町の章入りも未撮影だったので一挙にお得な場所だったという訳です。

妙高市に関しては新潟県で唯一章入り王国でイラストタイプより章入りの方が多く見られるという謎の界隈となっています。因みに妙高市のイラストは旧妙高高原町Ver.、旧妙高村Ver.2種と旧新井市Ver.2種の計5種類存在しておりそれに加えて章入りと全部で6種類あるためすべてコンプリートするのは大変です。因みに私は妙高村の旧妙高高原町境にある標識と新井市2Ver.どちらも未撮影なのでいずれ妙高市には出向く必要がありそうです。

さてこれにて本日の活動は終わりです。後はひたすら電車に乗って糸魚川駅へ向かうだけです。(今回は青春18きっぷを活用すべく妙高高原駅から長野駅へ戻り篠ノ井線松本駅まで行きそこから大糸線でひたすら糸魚川駅に行くという長い行程を組んでいたため大糸線の終電を考えるとこの日はこれ以上寄り道は出来なかった。)

無事糸魚川駅に着いたのは22時半ごろ。妙高高原駅を出たのが大体15時頃なので7時間以上移動しっぱなしだったのでかなり疲れました。駅近のホテルを取っていたいたのでホテル到着にてこの日は終了です。

いよいよ、次回 私の今旅の野望が明かされることになります!!どうぞお楽しみに(^_^)

では(^_^)/

youmyan

冬の中距離遠征①(長野県前編)

どうも!ご無沙汰しております。youmyanでございます!前回の記事から1ヶ月ほったらかしてしまいました(^_^;)

今回は前回さらっとお伝えした通り12月の中旬(11日~16日)に行ったカントリーサイン撮影の模様をお届けします。

(コロナ騒動が再沸するなか、行くのをどうするか迷いましたしたが、一応マスクをし最大限人との接触をしないよう気を付け旅を行いました。)

さて、早速旅の模様をお伝えしたいと思います!

行き先はというと中部地方のをいくつかまわり未撮影の自治体のカントリーサインを撮影することです。

まず初日に向かった先は長野市です。今回はいつものように始発で出掛けるということができなかったためどちらかと言えば初日は長野市へ移動することが目的でした。ルートしては中央本線を使うのですが沿線の自治体で途中下車をして標識撮影をということを考えると、山梨県内は大体撮影したことある自治体ばかりだったので、長野県内の未撮影の自治体で撮影をしたいと思いました。しかしながら、今回は11時位に出発したためどうしても長野県に入る頃は日没近くなってしまい撮影が不可能となってしまうため、中央本線長野県の入り口である富士見町にあるすずらんの里駅周辺で活動することに。

すずらんの里駅に着いた頃はすでに15時30分を過ぎており日没が迫っていることからあまりのんびりはできません。目的地へはスタスタ歩くこと数十分で到着しました。

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(1枚目:国道20号 富士見町境   2枚目:国道20号 茅野市境)

長野県お約束標高入りの標識ですね!以前、茅野市側は紹介しましたがあれは8年前に撮影したもので、今回は再撮影を兼ねて訪れました。というよりもそのとき富士見町側は撮影していなかった(当時富士見町は別ヵ所で章入りを撮影していたためイラストタイプは撮影しなかった)ので撮影したかったというのが本音です(^_^;)

ここ国道20号直轄国道であるためモノクロイラストとなっています。そもそも長野県における直轄国道では平成初頭までは県管轄同様章入りタイプが設置されていたようで、平成6年頃に標識付きのイラストタイプに変更されたようです。なので同じ国道20号下諏訪町岡谷市境のものはその名残として章入りのようです。

そう言えばいつも思うのですがこのモノクロイラスト、デザイン(版画で描かれているようなタッチ)がかなり独特ですよね。。新潟県直轄国道のモノクロイラストも同じ感じなので同じところで作ってるのでしょうかね?なかなか興味深いです。

話しが脱線してしまいましたね(^_^;) 両自治体のイラストはというと、茅野市が棚畑遺跡の「縄文のビーナス」、富士見町がスズランと富士山。

茅野市の棚畑遺跡は縄文時代の遺跡であり市内最大級の遺跡だそうで、当時のことがわかるものが多く出土し、その内のひとつが縄文のビーナスだそう。

富士見町は先程出てきましたすずらんの里駅という名前にある通りスズランの群生地(入笠湿原)がありスズランを見ることができるそう。また富士見町の由来である富士山が町内各所で見ることができるようで、富士見町のホームページを見ると素敵な写真が多く掲載されていたので是非綺麗な富士山が見れるスポットを訪れてみたいです(^_^)

無事富士見町のイラストタイプをゲットした私は次の目的地へ。

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(1枚目:県道196号 茅野市境  2枚目:県道196号 原村)

富士見町の境界から歩くこと30分で目的地へ着きました。

今旅の初新規撮影自治体、原村。ここは県道のため普通に章入りです。残念ながら国道20号は通らないため標識付きイラストカントリーサインは存在しないようです。

それでも原村にはいくつか様式があるようで、私が今回撮影したような茅野市など3文字仕様の物に2文字の原村を入れたもの、原村専用に2文字の仕様のもの、そしてなぜか標識が正方形のものとなかなか面白いためすべての様式を撮影のため原村へは再訪必須です!

茅野市側ももちろん章入りです。何気に今回が章入りタイプは初撮影。茅野市には誤植の章入りも存在するようなので気を付けなくはなりません。ここはちゃんと正規のものが使われています。(いや、それが当たり前なんだけど‥‥)

この日は日没のためこれにて活動は終了です。ここから青柳駅へ戻り中央本線篠ノ井線経由で長野市ないのホテルに向かったのである。

続く‥‥

・おまけ

この日の夕食。

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(明治亭 長野駅前店)

この日は駒ヶ根名物ソースカツ丼をいただきました。かなりボリューミーで特に特性のソースとカツの相性が抜群で美味しかったです(*^▽^*) 

本場駒ヶ根市へは行ったこと無いのでいずれ行ってみたいです。

おわり

youmyan

埼玉遠征 2020 後編(小川町編)

こんばんは!youmyanでございます(^_^)

今回は前回お届けした深谷市探索の実質続きの旅の模様をお送りしたいと思います。(前回の記事は↓↓)

lovecountrysignsyou.hatenablog.com

上の記事を読んでいただけるとわかると思いますが、ふっかちゃんのためにカントリーサイン収集をすっぽかしてしまったため1ヶ月越しに本来行くところだった場所の補完を行っていきました。

深谷市探索の時同様、某所千葉県を始発で出て今回は寄り道をせず小川町駅へ。

しかしながら小川町についた時間帯はまだ自転車の貸出しは行っていなかったので丁度自転車の貸出しが始まるまでに戻ってこれそうな東秩父村カントリーサイン撮影に出向くことに。

とはいっても、4km以上の道のりなので1時間位かかりました(^_^;)

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(1枚目:県道11号 小川町境   2枚目:県道11号 東秩父村境)

埼玉県唯一の村である東秩父村東秩父村の章入りは県道11号の小川町境(この場所)と秩父市境の2ヵ所しか存在しないそこそこのレアなものとなっています。まあ、そもそも道自体そんなに多くは無いので仕方がないですが。その他英文字入り無しとそれぞれ文字のみが存在するようですがいずれも辺鄙な場所にあるのでいつ撮影に行けることやら(^_^;) とりあえず章入りが撮影ができて満足です。因みに小川町の方は丁度太陽と被ってしまいうまく綺麗な写真は撮れず‥‥(朝方カントリーサイン・アルアルですね) 

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東秩父村へ行く道中で撮影したとある風景。紅葉しがかってる山と青空のなんてこともない風景ですが、なんだか心がやすらぐ風景。とても気持ちよい散歩でした。

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さて小川町に戻って小川町の観光案内所である 楽市・おがわ にてレンタルサイクルを借り、紅葉狩りではなくカントリーサイン狩りへ出発です!!

まず目指したのは、小川町の隣に位置するときがわ町。スタートしてから10分位で境界に。

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(1枚目:県道30号 小川町境  2枚目:県道30号 ときがわ町境)

ここで東秩父村境で綺麗に撮影できなかった小川町を挽回。バッチリ満足の行く写真が撮れました(^_^)v

ときがわ町平成の大合併で できた町なので町章はカラーとなっています。ときがわとは町内を流れる「都幾川(ときがわ)」からきており旧玉川村と旧都幾川村対等合併(新設合併)をする際に都幾川村編入のイメージを避けるためひらがなにしたそうです。まあ、平成の大合併あるあるですが、やはりひらがな だと何て言うか変な感じがします。(某 時制を市名にしたひらがな自治体よりはましですが(^_^;))

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因みにこの写真に写ってるのが都幾川です。案外大きく綺麗な川でした。やっぱりのどかな自然は気持ちよいですな( 〃▽〃)

次なる目的地は鳩山町。先程の境界から30分位で到着です。

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(1枚目:県道171号 ときがわ町境 2枚目:県道171号 鳩山町境)

鳩山町も無事撮影完了です!ただ、車の交通量がそれなりにあって撮影が大変でした。特に吊り下げ式(逆L字支柱)の標識の撮影は車道にでなくては綺麗に撮影できないことが多く交通の妨げにならないように配慮するのが大変です。(なので個人的にはこの設置様式はあんまり好きじゃないんだよなあ。。)

お次は滑川町の方に向けて自転車を西に向けて進みました。

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(1枚目:県道172号 ときがわ町  2枚目:県道172号 嵐山町)

先程の地点から駒を進めること10分位で嵐山町へ突入です。嵐山町も何気に初のカントリーサイン撮影です。この地点は旧来の文字のみのようです。数年前までは見向きもしなかった文字のみですが、同じカントリーサインマニアさんの方々の影響で今ではオールマイティーに撮影するようになりました。章入りやイラストタイプに越したことは無いですが、文字のみは文字のみで独特の味を醸し出して歴史の重みを感じて趣のよい感じがまたいいのですよ(^_^) 

話しがそれましたね(^_^;) この地点はなんと比較的新しく誕生したときがわ町も英無し文字のみという対応!おそらくは玉川村の標識の使い回しのために文字のみになったのでしょう。でもせめて英文字を入れたら?と思うのはナイショね!

県道172号を嵐山市街地に進めること数十分、東松山市に入りました。

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(1枚目:県道172号 嵐山町境  2枚目:県道172号 東松山市境)

こちらはちゃんと章入りですね。東松山市自体は今回で3回目の突入です。東松山市はどちらかと言えば章入りが多いので以前も章入りはゲットしていますが再撮影です。また、この地点は東松山市の標識に合わせて嵐山町標識もやや横長となっています。東松山市の境界のカントリーサインはひとつの支柱に裏表セットになってることがあり嵐山町の他に滑川町(後で登場する)や吉見町、熊谷市にも同様の横長のものが設置されています。

ただ、残念なことに嵐山町の章部分が誤植です(T_T)(なんかバランスが悪いなあと思っていたら案の定‥‥)

まあ、嵐山町の章入り別の場所にもあるので安心です。この場所から農道でショートカットして国道254号に抜けました。丁度交差点が境界なのでカントリーサインもすぐ見つけることができました。

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(1枚目:国道254号 嵐山町境  2枚目:国道254号 東松山市境)

こちらは両方ともセパレートされているためそれぞれのサイズとなっています。

嵐山町の方ですが若干誤植?マジで?正規の章は上下部分もっとくっついているのですがカントリーサインに描かれているのは上下が若干離れています。これを誤植にするには細かすぎかもしれませんがなんかバランスが一目瞭然で悪いことが分かるので悔しいですがそうせざる得ないでしょう(トホホ‥‥) 因みに正規に近い章が描かれたカントリーサインは一ヶ所だけありますが、それもまた、別の点で誤植に見えるので正規なものは無さそうです。。(誤植には今現在、記事を起こしている時に気づいたためその正規に近いカントリーサインは撮影できず‥‥)

まさかの事実が発覚しましたがこの時には知るよしも無く張り切って滑川町に向かって駒を進めていました。

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(1枚目:県道69号 嵐山町境  2枚目:県道69号 滑川町境 

3枚目:県道173号 滑川町境  4枚目:県道173号 嵐山町境 

5枚目:県道173号 嵐山町境  6枚目:県道173号 滑川町境)

私はどこへ向かってるかというと滑川町の章入りがある県道47号の熊谷市境。というのも写真であげたように滑川町はこうした文字のみが多く、章入りは2ヵ所しか存在しないのです。しかも章入りがある場所は熊谷市東松山市境のために小川町の方から行くと若干遠いのです。しかし、平坦な道が続いてかそんなに遠く感じず目的の場所に着きました。

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(1枚目:県道47号 熊谷市境  2枚目:県道47号 滑川町境)

滑川町の章入りも無事ゲット!この地点は道路管理事務所の境界でもあるようで章入りが主流の熊谷土整備事務所さんの熊谷市に合わせて滑川町も章入りになった棚からぼた餅な場所なのです。

次が最後の目的地、これまた滑川町の章入りがある場所です。2ヵ所の内のもう1ヶ所ですね。もうひとつの場所は先程ちらっと紹介しましたが東松山市の境のためひらがなに会わせた横長となっておりこの場所とはまた違う特徴を持っておりそれぞれオンリーワンのレア物。この場所かそこまで遠く無いので寄ることに。

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(1枚目:県道307号 滑川町境  2枚目:県道307号 東松山市境)

木陰ってたーーーー(T_T) 盤面は見えてるのに近くの木々の影が写ってる一番悔しいやつ。しかも、1点もの滑川町側がこの状況は悲しい‥‥

まあ、こればっかりはタイミングが会わなかったと思うしか無さそうです。滑川町の章入りはもう一ヶ所のほうで満足行くものが撮影できたので良しとしよう。

これにてカントリーサイン撮影は終わりです。1時間位で小川町駅へ戻って来ました。

このあとは、ちょっと小川町散策をしたのでその模様をお届けします。もう少しだけお付きあいくださいませ。

小川町駅に戻って来た私はお昼を食べました。駅に着いたときから気になっていた「小川カレー」なるものを食しました。

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シンプルなカレーですが小川町の食材を使っており地消地産に貢献しています。お味はとっても美味しかったです(*^▽^*)家で作るカレーでは出せないお店独特の味です。多分ですが生姜が入っており、しっかりカレーなのにサッパリしている感じでした。餃子もついており、これも美味しく満足できる食事でした!!場所は駅前にある「ギャラリーレストラン エシカル」です。店内も落ち着いた雰囲気でカフェみたいな素敵な場所なので小川町に足を運んだ際には訪れてみてはいかがでしょう?

このあとは、ちょっと小川町駅周辺を散策して観光案内所で自転車を返して旅は終了です。

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お土産も買いました(^_^) 小川町は和紙が有名で小川町と東秩父村で生産されている手漉き和紙「細川紙」は世界無形文化遺産に登録されました。関越自動車道の小川町のカントリーサインも手漉き和紙のイラストですね。それだけ小川町では手漉き和紙産業が盛んのようです。なので少しでも伝統産業を応援できたらいいなと思いハガキと折り紙を買ってみました。

これにて旅は終わりです。今回の行程で新規に6自治体のカントリーサインを撮影することができ大満足です。埼玉県でどのタイプも撮影できていないのは残り伊奈町横瀬町の2つとなりました。ただ、その他まだ未撮影のタイプのカントリーサインが埼玉県には多くあり、特に秩父市地方では各旧自治体のイラストタイプが存在するためまだまだ埼玉県の旅は続きそうです。

さて、次回は12月までカントリーサインの旅(計画中)は無いためいつものネタ切れの時の過去から単発で何か紹介していこうと思います。お楽しみに!!

では(^_^)/

・おまけ

小川町駅周辺で見つけた通りを示す標識で気になった物が。

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なんと!関越自動車道の小川町のカントリーサインに使われているイラストではないか!!一般道のカントリーサインのイラストがキロポストやその他シンボルマーク的に使われることはありますが、高速道路のカントリーサインのイラストが町中にあるのは珍しいことです。若干の配色が違うものの高速道路に設置されているものは色落ちしているので綺麗なイラストが見れるのは喜ばしいことです。

こうして高速道路のカントリーサインのイラストが町中にも使われているのがなんだか嬉しくなったyoumyanでした。

おわり

埼玉遠征 2020 前編(深谷市探索)

こんばんは!youmyanでございます(^_^) さて今回は10月初頭に行った埼玉遠征の模様についてお伝えしようと思います!

埼玉県での活動は以前こちらの記事↓

lovecountrysignsyou.hatenablog.com

で書いたとき以来約1年振りです。

今回の目的は埼玉県でまだ撮影していない自治体のカントリーサインを撮影することで、小川町や嵐山町などの周辺が埋まっていなかったので小川町でレンタルサイクルを借りて活動することに。

早朝、いつもの千葉某所の始発に乗り、東京メトロ経由で東武東上線にて小川町駅を目指します。

ここで、自転車を借りる場所の営業時間にはまだ早いということで寄り道をいくつかしました。

東武東上線でそのまま小川町駅に行かず途中の坂戸駅東武越生線に乗換え、武州唐沢駅というところで下車。目的はもちろろんカントリーサイン撮影(^_^) 駅から歩くこと数分で目的地に到着です。

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(1枚目:県道30号 越生町境  2枚目:県道30号 毛呂山町境)

1年振りの埼玉県のご新規(自治体)さんはやはりうれしいです!!この地点は107・108系標識の間に設置してあるという珍しい様式。どちらも標準の章入りですが、毛呂山町に関してはあまり章入りが無いためまあまあレアなものです。埼玉県は章入りが基本ですが、文字のみもけっこうあるので油断していると(文字のみに)やられてしまいます。(どういうことだよ!)

写真も満足したのが撮れたので引き返して武州唐沢駅の方へ。そのまま駅に戻るのではなく駅を少し越えた先にも境界があるので撮影に向かいました。

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(1枚目:県道114号:越生町境  2枚目:県道114号 毛呂山町境)

この地点のカントリーサインは最近、埼玉県で設置されている枠いっぱいに文字をつめた文字のみのカントリーサインです。この様式を見ると埼玉県だなあと感じます。まあ、章入りは先程撮影 出来たので ついでに撮影した感じですね。

このあとは、駅に戻り越生駅まで行き八高線秩父鉄道経由で小前田駅に向かいました。小川町駅を過ぎてしまいましたが、ある目的を遂行するためにあるアイテムを手にいれるため小前田駅が最寄りの道の駅はなぞのに行ったのである。

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道の駅 はなぞの は深谷市の旧花園町にある道の駅で深谷市の農産物をはじめ、深谷市の名産品を多く取り揃えています。中でも深谷市のマスコットキャラクターのふっかちゃんのグッズも豊富に取り揃えており、ふっかちゃん好きの私としては夢のような場所なのだ。
さて、今回買うアイテムは2つで1つは深谷市名産の深谷ねぎです。言わずと知れた名品です。もう1つは先程ちらっとお話したふっかちゃんのグッズです。具体的には深谷市限定のふっかちゃんのハンドパペットぬいぐるみです。この2つで何をしようかこの時点でわかる人はいるまい。

まずは、野菜などが売っている道の駅の直売所へ。いろんな新鮮な野菜がずらりとならび、私の欲しい深谷ねぎもたくさん置いてあり無事ゲット!

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youmyan、深谷ねぎを手にいれる。(果たして何に使うのだろうか?)

お次はふっかちゃんのハンドパペット。が、しかしお店を見渡しても見つからない‥‥以前来たとき(実はこの道の駅は何度か訪れており、最後に来たのが2019年の5月)にはあったのに‥‥ 店員さんに聞いたところ売れ切れてしまったとのこと(T_T)  なんということだー!! 

このハンドパペットは数年前からずっと欲しかったのですが、少々お値が張るのでこの道の駅に来るたびに買うか迷った挙げ句買わないということが続いていたので今回ようやくお金を貯めて買うのを楽しみにしていたのでとてもショックでした。。しかも、通販では一切取り扱っていない上に道の駅はなぞ、おかべ、ふっかちゃん横丁の3箇所でしか取り扱っていないため手に入れるのはなかなか困難なのです。今回のことで欲しいものはそのときに買うべしということを学びました。

道の駅はなぞので売れ宣告を受けた私はどうしてもパペットを諦めきれません。しかし、小川町へ戻らなくてはならない制約があり、寄り道はあんまりしたくはありません。しかも別の場所でも売れ切れていた場合、カントリーサイン撮影もできず無駄な運賃を支払うことになりそれはあまりにもリスキーでした。そこで、このパペットを取り扱ってるふっかちゃん横丁と道の駅おかべに在庫があるか電話して在庫があればそこへ行き、無ければ潔く諦めカントリーサイン撮影に専念することに。

まずはふっかちゃん横丁の方にかけてみました。これは、深谷駅から近いのと以前にも訪れたことがありそこには私の欲しいパペットが置いてあったことを知っていたため、在庫がある可能性があったからである。しかし、ここでも売れ切れ宣告。

この時点で売れ切れ宣告のダブルパンチを喰らいもうどこにも置いていないかもと覚悟を決め、道の駅おかべの方へ問い合わせると、なんと!まだ残っているとのお返事が!

ヨッシャ!ラッキー!!

と言うわけで、道の駅 おかべ へ向かうことに。しかしながら、道の駅 おかべ はどちらかと言えば深谷市の東側にあり道の駅 はなぞ のある深谷市の西側からちょっと遠く、未撮影自治体の密集している小川町エリアからかなり遠くなってしまうことから今回はカントリーサイン撮影を諦めることに(トホホ‥‥)

まあ、カントリーサインはいつでもあるからいつ売れ切れるかわからないふっかちゃんのハンドパペットを優先しました。しかも、今回の旅ではどうしてもこのふっかちゃんが必要だったので。

さて、小前田駅に戻り秩父鉄道で熊谷駅に行きそこから高崎線に乗換え深谷駅へ。

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東京駅じゃないですよ(笑) 実は東京駅の丸ノ内駅舎の煉瓦は深谷市産の物が使われており、それにあやかって東京駅風の駅舎になっているそうです。最初に見たときは東京駅にそっくり!と思っていたのですが、意図的に東京駅を模していることを知ったときは驚きました。

2016年にも深谷駅を訪れているのですが、この間に改修工事が行われて前よりきれいになった印象でした。

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因みにこれが2016年に撮影した深谷駅です。漆喰の部分が塗り直されて綺麗になっています。

個人的にはお気に入りの駅なのでご紹介させていただきました。

このあと道の駅 おかべ に向かうのですが、駅からはちょっと遠いためレンタルサイクルを借りて行くことに。先程紹介したふっかちゃん横丁で貸出してるみたいなのでそこで借りることに。

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ふっかちゃん横丁を出発し、国道17号を北上して30分位で道の駅 おかべ へは着きました。

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もちろろんお目当てのふっかちゃんのパペットも無事ゲット!
このとき丁度お昼頃だったので道の駅で食事もすることに。

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ここでは、深谷市の郷土料理の『煮ぼうとう』と深谷ねぎのてんぷらをいただきました!とても美味しかったです(*^▽^*)
お腹も満たされ満足した私はこのあと、せっかくレンタルサイクルを借りてるんだから深谷市巡りをすることに。
まず、手始めに道中気になっていた「コスモス街道」とやらに寄ることに。「コスモス街道」なんて全国どこにでもありそうなありふれた街道の名前ですが、岡部とコスモスときたらカントリーサインマニアならわかるでしょうか?

そうです!関越自動車道の旧岡部町のカントリーサインに描かれているのです!正確には町の花としてコスモスが制定されていたからであり、コスモス街道を描いたものではないですが、是非岡部町のコスモスを見たいと思ったのです。

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これがコスモス街道のコスモスです!!思っていた以上に街道沿いにびっしりコスモスが植わってあり見事な花を咲かせていました!!

とても素敵な風景ですので皆様も是非訪れて見てください。

素敵なコスモス街道を後にして次に向かって訪れたのは旧川本町某所の銅像前。

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 これもカントリーサインに深く関わっています。そうです!これは関越自動車道の旧川本町に描かれている「畠山重忠像」です!

畠山重忠氏は深谷市(川本町)出身の鎌倉時代の武将で、治承・寿永の乱 源兵側として活躍したそうです。この像は治承・寿永の乱で源氏側に優勢を与えた鵯越の逆落しの際、畠山氏の愛馬である三日月 が怪我をしてはいけないということから畠山氏が三日月を背負って崖を下ったという伝説を再現しているようです。馬を背負って崖を下るってなんて無茶苦茶すぎです。。この武勇を讃えて川本町の誇りとなっているようです。私はこの銅像案外気に入ってます。場所は畠山重忠公史跡公園にありますのでお近くに寄った際には訪れてみては?

さてさて、お待たせしました。この旅の計画を変更してまで欲しかったふっかちゃんのパペットとねぎを使うときが来ました!!

畠山氏のいる公園から自転車で数十分のところ。場所は某関越自動車道の側道。ここまで来れば一体何をしようかお分かりですね(笑)

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関越自動車道に設置されている深谷市カントリーサインとイラストに描かれている構図で写真を撮るということでした!

「なんとも、くっだらない。そんなことのためにわざわざふっかちゃんとねぎを買ったのかい。」

とお思いの方、ごもっとも大正解でございます。どうしてか、youmyanはこうしたくだらないことを考えるのが好きなのです。本当にこれだけのためにねぎとふっかちゃんを購入し写真を撮る以上です。

と言うわけでやりたいことも出来て満足です。因みにこのカントリーサインですが、数年前までは先述した旧川本町と旧岡部町のカントリーサインがそれぞれ使用されており、最近になってふっかちゃんのイラストに交換されたようです。しかも、上下線でふっかちゃんが持っているものが違い、下り線がねぎ、上り線がチューリップです。いずれも細かいですが、手が込んでます。関越自動車道を通った際には見てみてはいかがでしょう?あと残念ながら上り線の方のカントリーサインは側道から撮影できそうにないので今回は下り線でしか撮影できませんでした。

今回の最大の目的を果たし、時間もまだあるので未撮影自治体のひとつである滑川町にでも行こうと思ったその時、ポツポツと顔に冷たいものが。雨が降ってきたのである。そういえばこの日雨が降る予報だったなあ。。でも、まだ降る時間じゃないのに‥‥

どうするか迷った挙げ句、まだパラパラの内に深谷駅に戻ることに。

案の定、帰る途中どしゃ降りに合いましたが幸い折り畳み傘は持ってきていたので自転車を引いて傘を差して歩いたのでびしょびしょにならずにすみました。

無事ふっかちゃん横丁に自転車を返して今回の旅は終了です。

なんだかんだいろいろありましたが、それなりに有意義に過ごせたので満足な旅でした。

さて、今回行けなかった未撮影自治体はどうしたかと言えばつい先日 1ヶ月越しにリトライしてきましたので次回は後編としてお届けしようと思います!

では(^_^)/

youmyan

・おまけ

ふっかちゃんカントリーサイン撮影後、深谷駅に戻る途中に寄り道を。

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この写真は国道140号バイパスで撮影したものです。これは一体何なのかというと、旧川本町、旧花園町のカントリーサインの名ごりなのです!!この場所は丁度旧川本町と花園町の境界に位置しており合併してどちらも深谷市になった後にこうしてスピード注意の標識として代用されています。基本的に合併ごはカントリーサイン自体撤去されることが多いですが、こうして再利用してくれることによってここにはカントリーサインがあったんだということを感じることができてなんだか嬉しいものです(^_^)

この標識は以前、いつもお世話になっているカントリーサインマニアさんとドライブした際に見つけたものでずっと撮影したいと思っていたので寄ってきました。

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因みにこれは同じ国道140号バイパスの熊谷市深谷市境で撮影したもので、このような関東では珍しいイラストタイプが国道140号(彩甲斐街道)を通る自治体や秩父地域に多く生息しており旧川本町や旧花園町も例外では無かったようですが、残念ながら両境とも下の写真のように深谷市と市章入りとなってしまったため川本町と花園町タイプは全滅してしまったようです。

因みにイラストは川本町が先程紹介した三日月(馬)を背負う畠山重忠氏で、花園町は福寿草のキャラクター?だったらしいです。花園町に関しては実際の写真を見たこと無いので何とも言えませんが、深谷市の方に問い合わせた際に福寿草だったかもという証言があるので、おそらく福寿草のイラストだったのでしょう。

どうせならイラストを残して欲しかったですが、過ぎた話しいくら言っても仕方がないので今あるカントリーサインをたくさん写真に撮って楽しみたいと思いました(^_^)

おわり


 

広野町と楢葉町の珍しいカントリーサイン

こんばんは!youmyanでございます(^_^) 

久しぶりの更新となってしまいましたね(^_^;)  というのも本来なら御宿町遠征の次に行った日帰り旅についての紀行文を書くつもりでしたが、ちょっと『軽く』は書けない内容だったので慎重に下書きを書いていたのですが、やはり気持ち的にどうしてもリリースできずに数週間経ち今にいたる訳です。。(特に世間的にまずいとか、犯罪的な訳では全く無いのですが私としてはどうしても『この事』は軽くはかけないのです。。)

なので、このままではブログが滞ってしまうので、その日帰り旅からカントリーサインの部分だけを抜粋してお送りしたいと思います。(まあ、いづれにせよこの事は時が来たときにブログで書いていこうと思っていたのでそのときまでとっておくことにします。)

さて、空気は重いですが気を取り直してカントリーサインのご紹介を。

今回はタイトルにあるように福島県広野町楢葉町の珍しいカントリーサインについてです。

そういえば、福島県カントリーサインの設置傾向については触れたこと無かったのでざっくり説明します。

福島県は直轄、県管轄問わず章入りが基本ですが文字のみもそれなりにありまたイラストタイプも存在するそれなりにレパートリーが多い県のひとつです。しかもネガ、ポジが混在するためすべてを制するには時間がかかりそうです。

まあ、福島県は東北と関東の境界に位置するため、直轄に章入りで県管轄にイラストタイプや文字のみの傾向にある東北と直轄と県管轄に章入りがある傾向の関東の文化の2つの地域の影響を受けている東北と関東の中間の県と考えていただけると分かりやすいでしょう。(あくまでもカントリーサインの文化に関してだけですが)

話を戻しましょう。広野町楢葉町も例のごとく基本的に章入りが主流です。

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(1枚目:国道6号 いわき市境  2枚目:県道391号 楢葉町境  3枚目:国道6号 富岡町境  4枚目:県道391号:広野町境)
写真の通り場所によってネガ・ポジとバラバラです。県全体でみても直轄が基本的にはネガであることを除けば県管轄がポジというわけではなくネガも県管轄には存在しており地域によって異なっているようです。
次が本題の珍しいカントリーサインです。同じ愛好さんならわかるアイツです。

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(1枚目:国道6号 楢葉町境  2枚目:国道6号 広野町境)
なななんと、「宮城県タイプ」ではないですか!!

(※宮城県タイプとはイラスト+章入りがセットのカントリーサイン宮城県独自のカントリーサインのためにそう呼んでいる。)
以前もブログで紹介した通り、この様式は宮城県にしか見られることが無いのですが、最近千葉県で何ヵ所か似たようなタイプが設置されましたがそれ以外にはこの国道6号広野町楢葉町にしか存在しないという超がつくレアものとなっています。しかも千葉県のものよりこちらの方が本家に近い仕様となっています。
では、何故この地点だけ宮城県タイプが採用されたのか?以前、私もこの事について気になっていたので管理事務所さんに問い合わせたことがあり、こう言う返答をいただきました。

『2002年に行われた日韓FIFAワールドカップを盛り上げるためにこの頃設置しました。』

とのことです。

何がなんだかちょっとわからない方にざっくり説明。

2002 FIFAワールドカップは2002に行われたサッカーのワールドカップでざっくり説明するとこの年は韓国と日本が大会の会場となっており、そのときに広野町楢葉町にあるJ-ヴィレッジ(サッカートレーニング施設)がアルゼンチン代表のキャンプ地として使われるということで歓迎のためにカントリーサインをイラスト仕様にしたということらしい。

しかし、それなら他の地点もイラスト+章入り様式にすれば良かったのでは?疑問になるでしょう。私もその謎はずっと解けないままでした。しかし、現地を訪れてようやく謎が溶けました。

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実はJ-ヴィレッジ周辺では写真の通り信号や標識、掲示板にいたる道路構造物がみな同じように紺色に統一されていました。つまり、カントリーサインだけが変更されたのではなくJ-ヴィレッジ創設に当たって周辺の景観統一改良を行ったようです。カントリーサインの仕様変更はまちづくり改良の一環だったようです。

更に何故この地点だけがイラスト仕様になったかということですが、選手がJ-ヴィレッジにくるルートが関係しているようです。

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上の地図はJ-ヴィレッジ周辺の地図でこれを参考にしていただくとわかりますが、選手が自国から成田空港もしくは羽田空港経由で専用バスでJ-ヴィレッジに向かうルートとして当然、常磐自動車道を使い、地図で示したようにオレンジのルート(広野インターを降り、県道、国道6号を)経由して来たものと考えると、空港からJ-ヴィレッジにいたるまで通過する自治体にはほとんどの自治体はもともとイラストタイプがある高速道路を通過するため一般道でかつ自治体境界でイラストタイプではなく章入りが設置してある(当時はこの地点も章入りだった模様)のはここしかなく外国人でも分かるようにイラストタイプが設置されたものという事のようです!おそらくですが、宮城県タイプになったのは、日本人ように章入り(直轄は章入りを入れるのが慣習化している)と外国人ようにイラストを2つ採用したら宮城県タイプに行き着いたという事なのではと自分で納得しています。
そう考えれば他の地点に宮城県タイプがないのはその地点は「アルゼンチン選手が通らない」からイラストはいらないということでしょうか。

そういう、いきさつがこのカントリーサインには秘められているのです!!(私的にはこう言った物語や歴史が秘められている事にときめいちゃいます!これが"萌え"なのか?笑)

長々と解説失礼しましたm(_ _)m

と言うわけでこの珍しいカントリーサイン、近くにお越しの際は撮影してはいかがでしょう?

以上

・おまけ

このカントリーサインを撮影したあと境界近くにある道の駅ならはというところに寄ってきました。

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道の駅にいくとついついいろんなものを買ってしまいます(^_^;) 道の駅のマグネットもまさかあると思っていなかったのでラッキーでした。

楢葉町はユズが有名みたいでユズサイダーやユズコロッケなるものが売っていたり終いには町のキャラクターが「ゆず太郎」とド直球すぎる名前過ぎていかにもゆずを推していることがわかりました。

また、楢葉町カントリーサインに描かれている木戸川の鮭も売っており、旅の都合上冷蔵物は買えなかったので鮭フレークを買ってみました。カントリーサインは町の象徴であるからやはり木戸川の鮭を押さえないわけいきません!

このブログを書いてる時点ではまだ鮭フレークは未開封ですが、このとき鮭フライなるものを食べていてとても美味しかったので鮭フレークの方もきっと美味しいと思うので食べるのが楽しみです(^_^) 写真に写ってるようになんたってキドらない味らしいですから、木戸だけに!

なんだかサブくなってしまいました(いや、これは私のせいじゃないよ?パッケージに書いてあったんだもん。)が是非楢葉町にお越しの際は寄ってみては?(温泉もあるよ!)

おわり

大多喜町と総括

こんばんは!youmyanでございます(^_^)  今回は前回の御宿町遠征の続きとなる部分をざっくりと書いていくのと千葉県のカントリーサイン収集の総括といったところを書いていきます。

前回、御宿町で観光を終えた私はもうひとつの目的を果たしに。それは大多喜町の章入り+イラストタイプ(いわゆる宮城県タイプ)の撮影です。大多喜町自体は通常サイズの章入りや文字のみを撮影していたのですが宮城県タイプの物は都合上未撮影だったので今回近くを通ることから撮影に赴いてきました。

近くと言っても御宿駅から外房線で大原駅に行きいすみ鉄道に乗換え最寄駅(総元駅)まで行く工程なので案外時間がかかります。しかし、時間をかけるだけの価値がカントリーサイン撮影にはあります!そこまでして撮影したかったカントリーサインがこちらです!!

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(国道297号:勝浦市境にて)

章入り+イラスト入りはやはり見映えがええですなあ。。

やはりこのタイプを撮影しなくてはカントリーサインマニアの名が廃ります!!

イラストは大多喜城徳川四天王の一人 本多忠勝 のようです。大多喜城と言えば先日放送されていました「ローカル路線バス乗継ぎ対決旅陣取り合戦」にて我が千葉が出てきた際に大多喜町の名所として登場していました。余談ですが、私はローカル路線バス乗継ぎ旅が好きでよく見るのですが、県境や今回のように市町村境がキーポイントとなるためカントリーサインが映ることがよくありカントリーサインマニアとしてはうれしい番組であります。

そんな大多喜城ですが本当はこの日観光する予定でしたがいすみ鉄道の本数が少ないためのんびりできず見学できませんでした(T_T) いずれ再訪したいです!

これにて今回の旅は終了です。

さて、今回の旅で千葉県の全市町村のカントリーサイン1ヶ所以上撮影が完了し千葉県コンプリートとなりましたが、本ブログにてさんざん言っているように千葉県にはいろいろなタイプのカントリーサインがありすべてを押さえるにはまだまだ時間がかかりそうです。実際、未撮影のものとして我孫子市柏市香取市のネガ通常サイズや君津市九十九里町などの千葉県タイプ、その他標識の長さの比率違い‥‥など数えきれないほどあります。ですので、これからも千葉県の旅は続きそうです。また何か面白そうなカントリーサインがあればご紹介していこうと思いますので今後もよろしくお願いします。

最後に、こちらに私が撮影した千葉県の市町村のカントリーサインを独断と偏見で通常サイズ、ネガ、イラストタイプの基準でまとめてみましたのでよろしければご覧くださいませ(^_^)

youmyan.hatenablog.com

では、(^_^)/

 

・おまけ

因みに国道297号大多喜町境の勝浦市カントリーサインと言うと‥‥

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ブッシュ!!にストライクイン!!

夏あるあるの木のブッシュに覆われてしまい綺麗に撮影できず。。何気に勝浦市の千葉県タイプ初撮影だったのでこの待遇にガッカリ。。やはり時期を選ばないといけないとつくづく感じさせられたyoumyanでした(^_^;)

終わり

youmyan

御宿町へミニ遠征

こんばんは!youmyanでございます(^_^)

さて今回は18きっぷの残りで行った御宿ミニ遠征の模様をお伝えしたいと思います。

御宿町は千葉県の太平洋側の中より南より位置する町です。千葉のハワイと言われるくらい海が青く綺麗で白い砂浜が特徴の御宿海岸はサーフィンスポットとしても人気のエリアです。

今回、御宿町で活動を行ったのは千葉県でまだ未撮影の御宿町勝浦市カントリーサインを撮影することが目的です。

今回は御宿駅そばの観光案内所でやってるレンタルサイクルを利用しました。早速撮影してきたカントリーサインをご紹介していきます!

まず、向かったのは勝浦市方面 ではなくいすみ市方面。いすみ市は以前一宮町の境で撮影していますが、御宿町境にちょっとレアなやつがあることを知っていたので撮影に。御宿駅から自転車で数十分で目的の境界へ。案外すぐいすみ市に到着しました。

ん?目的のカントリーサインじゃないよ‥‥って、あれ?場所間違えた?

そうです。私がいるのは県道176号のいすみ市御宿町境。目的のカントリーサインが設置されているのは県道174号のいすみ市御宿町境にあります。

ナビ設定をミスってしまったようです。。まあ、ここのカントリーサインも一応撮っておくか。

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(1枚目:県道176号 御宿町境  2枚目:県道176号 いすみ市境)

ここで初の御宿町カントリーサインを撮影!!このブログではお馴染み千葉県タイプですね。御宿町ではこのタイプと章入り+イラストタイプ(後にご紹介)しか存在しないため文字のみは無いようです。

いすみ市は合併して出来た自治体のため章入りがほとんどです。(文字のみあったかな‥‥)この地点も例に漏れず普通の章入りです。しかし、県道174号に設置されているものは同じ章入りでもネガタイプとなっており、おそらくその地点1箇所にしか存在しないレアなものとなっています。

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(1枚目:県道174号 御宿町境  2枚目:県道174号:いすみ市境)

これが唯一のネガタイプのいすみ市です。(もちろん撮影してきましたよ!!)何故この地点だけネガにしたのか謎です。。しかも木の葉が邪魔できれいに撮影が出来ない‥‥せっかくレア物なのに‥‥

御宿町というとこちらは県道176号同様ポジタイプです。そもそも御宿町にネガタイプは存在しないようです。

そもそも、千葉県の 千葉県タイプ(章部分が小さいやつ)に関してポジ、ネガは統一性がなく大体の自治体でネガタイプとポジタイプ両方持っていることが多いです。ただ、御宿町勝浦市見たいにポジタイプしかなかったり、逆に船橋市印西市見たいにネガタイプしか無かったり設置基準はマチマチです。強いて言うなら北部(北総)にネガタイプ、南部(房総)にポジタイプが多く見受けられます。

また、面白いことに平成の大合併にて出来た自治体の章は基本的にネガタイプが多いです。(横芝光町南房総市など)これは珍しいことで他県では大抵合併で出来た自治体のカントリーサインはカラーもしくはモノクロのポジタイプが主流ですが、千葉県では新しく出来た9自治体(成田市鴨川市も含む)の内、7自治体で何らかのネガタイプを1ヶ所以上あるという珍しい県になっています。

個人的にはネガタイプの方が好きなのでこの待遇はうれしいものです。(あくまでも個人的に、個人的に好きなだけ 笑)

なのでこのネガタイプのいすみ市もしっかり撮影しました。

このあとは先程少し触れた御宿町のイラストタイプと同じく勝浦市のイラストタイプの撮影です。

県道174号の境界から御宿駅の方へ戻り設置場所である国道128号へ勝浦市方面へ進むこと30分くらい目的地へ。

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(1枚目:国道128号 勝浦市境  2枚目:国道128号 御宿町境)

これが章入り+イラストタイプのカントリーサインです!!大網白里市の回で紹介したいわゆる宮城県タイプのものです。

実は大網白里市周辺だけではなく、2010年代初頭に御宿町周辺にも何故か設置されたようです。この周辺だと御宿町がこの地点以外に同じ国道128号のいすみ市側に、大多喜町国道297号市原市勝浦市境に、一宮町が国道128号のいすみ市境に設置されているようです。因みに勝浦市はこの地点のみです。いすみ市は標識が新しいため(合併で新調されたため)標識の交換は必要が無いと言うことでこの宮城県タイプは存在していないようです。

さて、イラストについて見てみましょう。

勝浦市の方は勝浦市のマスコットキャラクターの「カッピー」です。市の特産のカツオをモチーフにしているようで、勝浦市のカツとカツオを掛けたのでしょう。ゆるキャラをイラストに使うのはシンプルで分かりやすく町をアピールできるためカントリーサインでもよく見受けられます。

そして、この地点をもって千葉県内の市町村すべてのカントリーサインをコンプリートしました!!とは言っても勝浦市は境界しか踏み込めていないためいずれ観光に訪れたいところです。

お次に御宿町です。御宿町カントリーサインのイラストは月の沙漠の記念像です。

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これが御宿海岸にある月の沙漠の記念像です。「月の沙漠」とは詩人・加藤まさをの作品でありこの沙漠のモチーフが御宿海岸と言われておりその記念として建てられたのがこの像だそうです。(因みにこの像は加藤まさを監修だそうです。)

この近くに月の沙漠記念館があり御宿町と月の沙漠についていろいろ知ることができる場所がありますので気になる方は訪れて見てください。(私はもちろん寄ってみました。)

月の沙漠の像のイラストは御宿町至るところにあり町の街灯やら役場の看板、御宿駅の駅名プレートにまで描かれているくらい町の目玉スポットとなっているようです。カントリーサインにも描かれるのも納得です。

そういえば、御宿町カントリーサインのイラストですが現地で見て初めて気づいたのですが、月の沙漠像の部分だけイラストではなく元物の写真を使っているのですね。。

これにて御宿町周辺での活動は終わりです。千葉県の全市町村制覇ができて満足したのですが、御宿町で少し観光したあと寄り道を。もちろんカントリーサイン撮影です(笑)

この模様は次回お届けします。(超短編になりますが)

ではこの辺で(^_^)/

youmyan

 

新潟県のカントリーサイン

こんにちは、youmyanでございます(^_^) 今回は8月後半に行った新潟県カントリーサイン大規模収集からタイトルにあるように新潟県カントリーサインについてご紹介したいと思います。

新潟県と言えば、直轄国道にイラストタイプが設置されている全国で珍しい県のひとつです。

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 (1枚目:国道8号 三条市境  2枚目:国道17号 長岡市(川口)境)

写真の通り同じ直轄国道ですがイラスト部分はモノクロかカラーか管理事務所によってバラバラです。また本来自治体の章が入る部分に各地のイメージするイラストが入っています。新潟市は『萬代橋』、小千谷市は特産の『錦鯉』といった具合い。因みに小千谷市は数年前までは市の花のスイセンが描かれていました。しかし、いつの間にかイラスト変更がなされていました。2015年ここを通った際にはスイセンのイラストだった(当時撮影し損ねた‥‥今思えば惜しいことしたなと‥‥)のでその間にイラスト変更があったのでしょう。

しかし、新潟県内の国道17号のkmポストには市町村の花が描かれているようで旧川口町や小千谷市カントリーサインのイラストと同じものがキロポストに描かれていますので今でも拝むことができるようです。気になる方はぜひ撮影してみてください。(未確認ですがもしかしたら旧堀ノ内町のものも残っているかも‥‥)

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(国道17号 起点から263.6km地点にて)

次に県管轄はどうかと言えばほとんど文字のみが主流のようです。

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(1枚目:県道141号 加茂市境 2枚目:県道7号 新潟市境)

ご覧の通りこういったテンプレートの文字のみが新潟県内では主流となっています。ただし、例外も一部存在しており県管轄でもイラスト入りもしくは章入りが見られたりします。

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(1枚目:国道403号(バイパス) 加茂市境  2枚目:国道403号(バイパス) 田上町境 3枚目:県道369号 柏崎市境)

写真のように県管轄にもイラストタイプがあったりします。特に柏崎市刈羽村上越市辺りは昔からイラストタイプが多く設置されています。また、直轄国道を通らない加茂市田上町にもイラストタイプが存在するようです。

因みに直轄国道を通らない加茂市田上町津南町十日町市弥彦村五泉市の内五泉市以外はなぜかイラスト入りもしくは章入りが設置されているので実質一般道に両タイプ存在しないのは五泉市のみとなりなんとも惜しい存在です。。(佐渡市粟島浦村は離島なので除く)

五泉市ですが磐越道にはカントリーサインが設置されているので一応イラスト入りはあるにはありますが高速道路は極めて撮影困難なため範囲外としています‥‥

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(磐越自動車道:新潟市境にて)

因みにこれが磐越自動車道五泉市です。これは2011年に磐越自動車道を通過した際に撮ったものです。もちろん、助手席から走行中に撮影したため綺麗には撮影できていませんが。。イラストは上下線別々でして会津行きはボタン(写真のやつ)、新潟市行きはニット服と凝っていますが一般道にイラストタイプが無いのは非常に残念です。

さてさて、新潟県はイラストタイプもしくは文字のみが主流であることはわかりましたが、私の好きな章入りは無いのか?いえ、ほんの一部の自治体に存在しています。

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(1枚目:国道113号 山形県小国町境  2枚目:国道116号 長岡市境  3枚目:国道291号 長岡市境)

まず、1枚目の関川村ですがなぜかここの標識は県共々章入りと大変珍しいものとなっています。と言うのも平成の大合併以前で新潟県内で章入りが確認できているのは新潟県関川村山北町妙高村だけです。関川村山北町に関しては直轄国道に設置されているのですが、なぜか県境はイラストタイプでは無いのです。反対の県の標識に合わせて章入りにしたのか?または直轄国道カントリーサインはかつて章入りだったのか?とても謎なカントリーサインです。(山北町妙高村は後に消滅してしまうため元来からの章入りが見れるのは国道113号の県境の関川村だけとなる。)

2枚目、3枚目のカントリーサインのように併によって新しく誕生した自治体にイラストの変わりに市章を使っているようです。

燕市直轄国道(国道116号)を通りますが通るのは旧分水町と吉田町領域のため旧燕市のイラスト標識は存在しなく使い回しできないため、また新設の対当合併のためイラストも旧分水町や吉田町の使うのではなく 新 燕市 章を使うことで落ち着いたようです。

魚沼市ですが、直轄国道(国道17号)を通るのにも関わらず文字のみ仕様のため魚沼市にはイラストタイプなどのタイプが無いと思われたのですが、なぜか県管轄である国道291号に章入りが設置された模様。

この他にも十日町市妙高市にも章入りが存在しているようなのでいずれ撮影に行きたいです。

今回の新潟県の旅では今回紹介したカントリーサイン以外にも素敵なカントリーサインを撮影してきましたので、以下のブログサイト(このブログとは別にカントリーサインの写真をまとめたもの。)にて私が撮影した新潟県カントリーサインの写真をまとめましたので気になる方は覗いて見てください(^_^)

youmyan.hatenablog.com

では(^_^)/

youmyan

浜松市の行政区のカントリーサイン

浜松市。それは静岡県内で最大規模の人口を有し、平成の大合併では2市、8町、1村(2村)を吸収して全国で2番目の面積を誇る静岡県西部の大都市である。市内中央には浜松の駅があり、かつての浜松城の城下町の賑わいが今も残っている。また、面積が大きい故に北には不通国道152号の青崩峠や長野県と接し、西に行けば愛知県と接している。

また、東側には静岡県屈指の大河 天竜川を有し、浜松の大地を形成したのは言うまでもない。

そんな浜松と言えば、宇都宮と並ぶ餃子の町として有名だったり、また最近ドラマ化で話題となった「ゆるキャン△」の主人公 "各務原 なでしこ" の出身地でもあります。あと、2015年のゆるキャラ・グランプリにて浜松市のマスコットキャラクター「出世大名家康くん」がグランプリをとったことで(私の中で)いろいろ話題となっています。

さて浜松市は50万人以上の人口があるため政令指定都市に指定されている。当然、行政区と言うものがあるわけでして、東西南北はもちろんのこと 中 という全国の行政区にはお約束の区が存在し、それに加えて旧市の浜北、天竜と7区も存在するわけです。

そんな浜松の行政区ですがなんと!カントリーサインが全区設置してあるという珍しい自治体なのです!!

しかし、昨今の過疎化や各区の行政格差が生まれているため、改めて行政区の再編(合併に近いもの)しようという動きが加速しているようです。

現在ある、7区から東西南北中区と浜北区天竜区の3区案と東西南北中に浜北区を加えた2区があるようで今後これらのカントリーサインは見れなくなってしまうのです。しかも2区案の場合天竜区も名称を変える可能性があり、現行7区のカントリーサインは全滅する可能性が出てきたのです(T_T)

そこで、youmyanは区が全滅する前に8月のくそ暑い時期に撮影に出掛けることに。

というのも浜松市の行政区の標識を撮影している人がほとんどいなく、かろうじて外部の自治体と接している中区以外の区標識は浜松市のものと撮影されていることがありますが、中区の単体や東区の単体を撮影している人はほぼ見かけることがありません。こんなに律儀に区境を示しているというのに誰にも気を止めてもらえない、しかも標識マニアからも撮影されずに引退してしまうのはあまりにも不憫すぎます。。

youmyanが撮影して無事成仏?できるようにしてあげるからね(涙)

と言うわけで今回のピックアップは浜松市の行政区のカントリーサインです!

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クセの強い導入(苦笑)でしたが、今回は浜松市の行政区のカントリーサインのご紹介です。

基本的に浜松市では他の自治他の境界に浜松市〇〇区として設置されています。しかも区名だけではなく浜松市市章も入っていると言う章入り王国静岡県ならではの対応です。因みに浜松市の行政区には区章にあたるマークは制定されていないようです。ただ全境界で見られる訳で無いようなので場所を選ぶ必要があり面倒です。

また、内部の区単体のものは浜松市内を走る国道のすべての区境に設置されています。

果たして区の再編の際標識はどうなるのか気になるところですね。

皆様も余力があれば撮影されてはいかがでしょう?

今回、私は浜松市のレンタルサイクルと鉄道で1日で回りました。くれぐれも『夏』はやめた方が良いことyoumyanが宣言します。。(と~っても暑くて死にそうだったよ~。それもそのはず、旅に出た日の浜松市の最高気温41℃で全国で一番暑かった場所だったようです‥‥熱中症にならなかったのが不思議な位ですよ‥‥)

では(^_^)/

 

・追記:この記事で触れた「ゆるキャン△」ですが最近アニメの2期が放送されており、私も見ているのですが浜松が移るシーンがあるのですがちょうど国道150号磐田市浜松市との境の風景が出ており、なんと浜松市カントリーサインではなく南区のカントリーサインがでかでかと映っていたのです!!まあ、南区の標識とセットで設置されている106系標識(要するに浜松市街地までの距離を映したかった)を描写する際にたまたま映ったのでしょうが、本記事で書いたように誰も浜松市の行政区のカントリーサインに見向きもしてくれないと嘆いていたところなのでなんだかうれしくなってしまいました。もともと「ゆるキャン△」の原作にも国道52号の県境だったり身延町のイラストタイプのカントリーサインが登場したりとカントリーサインを含め周りの景色描写が忠実に再現されていたり良い作品なのですが、原作には例の南区の標識の描写はなかったので新しく追加されたのでしょう。今後もカントリーサインの描写も出てくると思いますので引き続き見たいと思います。(いや、カントリーサイン出る出ない関係なくても、面白いのでぜひ見ましょう!!)(2021.02.05)

(クセ強)youmyan

長野県のカントリーサインについてアレコレ

こんばんは!youmyanでございます(^_^)

今回は前回お伝えしました通り長野県でお馴染みの"あの"カントリーサインについて書いていこうと思います。というのも、例の長崎県遠征から戻って来たあとも実は青春18きっぷ(結局買った)で日帰りで点々とカントリーサイン撮影に勤しんでいたのであります。その中に長野県は南佐久地方でいくつか撮影してきたのでご紹介したいと思います。

長野県のあのカントリーサインと言えばこちらのものを思い浮かべる人がほとんどでしょう。

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(1枚目:国道141号 山梨県北杜市境  2枚目:国道20号:富士見町境)

同じ愛好家の方々にはお馴染みですよね。一見山梨県や埼玉県の秩父地方で見られるイラストタイプと同じような様式ですが長野県では標高が記されています。(因みに写真にある南牧村の標高表示がおそらく一番大きい数字(高さ)になっています。)

標高が高い長野県ならではの仕様ですね(^_^)(果たしてドライバーが標高を知って何かとくすることがあるのだろうか疑問である。。)

この長野県のイラスト標識ですが、実は2種類あって1枚目のようにカラータイプと2枚目のようにモノクロタイプがあります。設置基準としては直轄国道はモノクロ、県管轄国道にカラータイプとなっているようです。

長野県のカントリーサインの特徴としてイラストタイプのイメージがつきがちですが章入り王国であることも忘れてはいけません。章入り王国と名乗る(いや、勝手に私が章入り王国と言ってるだけですが)にふさわしく77市町村すべて(全市町村)に章入りが存在する全国数少ない県でもあります。平成の大合併前の自治体も上村、南信濃村以外は章入りが存在していたという徹底ぶりには感服です。

そんな長野県ですが章入りが設置され始めた時期もかなり早くて、法改正によって章入りやイラスト(法文中にはシンボルマークとして書かれていますが要はイラストのこと)が案内101系標識につけることが認められたのが昭和61年10月なのに対して早くて昭和62年3月に設置された長野市の章入りが設置されていることが確認できており長野県は章入りの先駆けと言っても過言ではないくらい章入りに積極的だったのです!

さて、今回撮影に赴いた南佐久地方ですが国道141号以外の県道にはもちろん章入りが存在しています。しかし、南佐久地方ではちょっと変わったカントリーサインが存在しています。

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(1枚目:県道68号 川上村境  2枚目:県道68号 南牧村境)

一見普通の章入りに見えますが、実は文字フォントが特殊で標準のナールDが使われていないのです。文字が太いことや南の右下の跳ねがないこと以外はナールとほとんど変化はなくは少し太いナールシリーズを使っているようにも見えますが決定的にナールフォントでは無いことを言付けるカントリーサインが存在しています。

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(1枚目:県道2号 佐久穂町境 2枚目:国道141号佐久穂町境)

小海町のカントリーサインですね。二つのカントリーサインを見比べてみるとお分かりいただけるでしょうか?「海」の「毎」の部分が大きく違っているのです!

何故これがナールシリーズではないと断言できるかというと、実はナールの特徴としてなるべく一筆書きとなるよう細かい跳ねの省略しているところにあり、特に「海」「毎」「母」のように正方形に近いが跳ねが出ている字に関して跳ねを省略して一筆の線で四角にするという斬新をとっておりかなり独特のものとなっています。それが2枚目の標識の小海町の「海」です。私は茨城県東海村付近に住んでいたので最初に東海村カントリーサインを見たときにこの「海」には違和感しかなかったことを覚えています(笑)

なのでこの特徴的な「海」ではなく普通の「海」を使ってる1枚目の標識はナール仕様ではないと言うわけであります。

この謎のフォントですが実は南佐久地方の他にも長野県内でも点在しており、知る限りでは長野県、軽井沢町小布施町中野市山ノ内町岡谷市下諏訪町で確認しており、群馬県にも一部採用されているようなので昔に群馬県と長野県に納品していた標識の製作所のフォント仕様がナールでは無いものを使っていたことが原因なのではと考えます。

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因みにこれが長野県独自のフォントの岡谷市下諏訪町の標識です。(8年ほど前に家族旅行のドライブの時に撮影)
個人的にはこの太めのフォントの方が見やすくていいと思うのですがね(^_^;)

上記に挙げた以外にも、もしかしたら長野県独特のフォントが存在しているかもわかりませんので長野県で収集活動する際には細かく探して見たいですね(^_^)

以上

・おまけ 

最近、知り合いのいつもお世話になっていますカントリーサイン愛好家さん達が「佐久穂町」のカントリーサインの写真を挙げていたので便乗して私も載せておきますね(笑)

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(1枚目:国道141号 佐久市境   2枚目:県道2号 小海町境)
1枚目の写真は8年前(2012年)に撮影したもので、これは先程さらっと述べたように家族旅行の際に撮影したものでルートとして国道141号を通り清里高原に向けて移動した時ですね。このときはカントリーサインを撮影し始めたころで撮影できる場所でしか撮影を行っておらず(特にイラストタイプは撮影の範疇外だったためスルーしていたことが多い。今思えば、かなり持った得ないと思う‥‥)、同時に国道141号しか通らなかったため小海町をはじめ南佐久地方で章入りを撮影できていなかったのでその補完として今回8年越しに南佐久地方に赴き未撮影タイプを思う存分撮影したという訳です。

佐久穂町はラッキーなことに長野県の標高入りの標識が章入りだったので章入り撮影済みとしていましたが、通常サイズの章入りも無事撮影完了です!

ただ、南牧村のイラストが色褪せてないやつや(今回撮影したやつは柵の部分が色褪せている‥‥)、北相木村南相木村が撮影できていない、ノーマルフォントの小海町章入り等々未撮影タイプが存在するので南佐久地方には何度か足を運ばなくてはならなそうです。

では(^_^)/

youmyan

 

東吾妻町の2タイプのイラスト?

こんにちは!youmyanでございます(^_^)

9月から通常営業かと思えば、引き続きオンラインを用いているためこうして午前中に時間が空いてしまいました(^_^;)

なので前回の続きを書いていこうと思います。

前回の記事↓↓

lovecountrysignsyou.hatenablog.com

(こちらと併せて読むことをお奨めします。)

群馬県に前代未聞のカントリーサインが誕生したということで前回は長野原町のものを取り上げましたが、今回は長野原町の反対側にあたる東吾妻町のものをご紹介したいと思います。

 

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(国道145号(八ッ場バイパス) 長野原町境にて)

長野原町同様巨大な新様式の物が採用されています。イラストはこの周辺で発掘されたハート形土偶です。それにしても奇抜なイラストだこと‥‥‥ 

少し余談ですが8年前にこのバイパスを通ったことがありまして、その時はこのカントリーサインは未設置なのはもちろんのこと、通常のカントリーサインすら設置されていませんでした。しかしながら、実はカントリーサイン同様の表示がトンネル内に存在していました。

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(茂四郎トンネル内壁に設置)

群馬県の考えとしてカントリーサイン(市町村標識)はきっちり境界に設置したいらしく、トンネルの外ではなくトンネル内に市町村境界を表示しているようです。以前紹介した高山村・みなかみ町を結ぶ赤根トンネルにも同様の施しがされています。

しかし、車は前を見て運転してしなくてはならず壁に境界を示されていても気づかないでしょうし、わき見運転はもっての他なので(しかもトンネル内)あんまりあんまり案内標識としては不便なものに思われます。

なので当時の私はこれがあるから八ッ場バイパスには普通のカントリーサインは設置しないのだと残念に思っていましたが、8年越しについに八ッ場バイパスで長野原町東吾妻町カントリーサインを見ることができてとても喜ばしい思いで一杯です(*^▽^*)

さて、東吾妻町カントリーサインはこれだけじゃ終わらないのですよ!!なんと上信道(八ッ場バイパスも含まれる)の上下線で東吾妻町カントリーサインのイラストが違うのです!!

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(国道353号(上信道) 渋川市境にて)

こちらは国道353号のバイパス部分にあたる今年の6月に開通した上信道の区間内に設置されています。しかし、自専道のため人や自転車は入ることができないため境界付近の一般道(今回は県道)から撮影しています。

先述してる通り上信道は自専道であるため実質高速道路と同じなことから飛ばしてる車からでも分かりやすいように大型の物が採用されたようです。それに合わせる形で八ッ場バイパスの方にも同様の物が設置せれたと思われます。

しかも、上下線でイラストが違うというのもポイントが高いです。では何故、上下線でイラストが違うのか?私のいつもお世話になっています同じカントリーサイン愛好家さんの推測がかなり鋭かったのでご紹介させていただきます。

東吾妻町の合併前の自治体である東村(あずまむら)と吾妻町の2Ver.として製作されたのでは?というものである。確かに渋川市境は旧東村境、長野原町境は旧吾妻町境となります。実際にイラストを照合すると渋川市境に設置されているものは「箱島湧水のホタルとスイセン」で箱島湧水は旧東村領域にあり、長野原町境に設置されているものは「ハート形土偶」で旧吾妻町領域にある郷原遺跡で発掘されたものです。なるほど確かにこの2自治体をイメージして作られているのでしょう。

実際に市町村合併後に旧の自治体のバージョンを新しく制定した自治体が存在しており、例として広島県三次市になった作木村ですが合併前はイラストタイプがありませんでしたが合併後三次市作木町として独自のイラストのカントリーサインが作られました。また、福岡県の東峰村にも合併後に設置されたにも関わらずイラストカントリーサインで旧宝珠山村Ver.と旧小石原村Ver.と2タイプ存在しています。

話を東吾妻町の方に戻すと、東吾妻町東峰村同様旧自治体のイラスト2タイプとして作られた可能性が高いです。

しかし、1点気になることが。

それは東村Ver.のものに描かれている「スイセン」です。確かに箱島湧水は旧東村にありますが、スイセンは岩井親水公園のスイセン畑のものをイメージしていると思われるのですが、岩井親水公園は旧吾妻町地区にあり旧東村のものとしてスイセンが描かれているのは突っかかります。

そこで、何故上下線でイラストが違うのかの真相を知るため東吾妻町の方に直接メールで問い合わせてみました。そしたら、とても丁寧で分かりやすい回答をいただきましたのでご紹介させていただきます。

(いただいたメール文章をそのまま抜粋したものが以下のものになります。)

"上下線で標識イラストが違う理由については、当町の東西に広く地域ごとの自然や歴史の特色が異なるという点が関係してきます。

渋川市境は東地区といい箱島のホタルが見られる地区となります。

また、東地区隣の太田地区では、約30万本のスイセンが咲く畑があります。

長野原町境は岩島地区といい、ハート形土偶が出土された地です。

走ってる車中からご覧いただく看板標識という前提のため、これらを一枚のイラストに落とし込むことは内容が込み合ってわかりづらくなってしまい、取捨選択する判断も難しかったことから、設置場所に近い地区の特色をそれぞれ盛り込んだ標識を設置しました。"

ということです。(このような丁寧な回答の方ありがとうございます!)

というわけで、ほぼ推測通りでしたが設置場所が近い旧自治体ではなく地域の特色を採用されたが故に箱島湧水とスイセンのイラストが誕生したようです。

それにしても、ここまでカントリーサインに力を入れる自治体は今の時代珍しいです。現代の効率・利益重視の社会ではやはりカントリーサインは必要ないものと言われていますが、言わばカントリーサインは「町の宣伝広告」なので多くの人にこの町の魅力を伝えることができる標識(看板)だと私は思っています。

これは私だけかもしれませんがカントリーサインを撮影してイラストを見てその場所に行ってみたくなったり、食べ物なら食べたいと思ったりして実際に行けるなら行ってみたりと旅を一層良いものにしてくれます。

なのでこのご時世で勇気をもって新様式のカントリーサインを設置した渋川市東吾妻町長野原町にもこの標識きっかで少しでも観光客が増えることを期待します。(正式には群馬県が設置なんですけどね(^_^;))

今回はカントリーサイン撮影だけのために訪れたため観光なんぞろくにできなかったのでいづれ再訪して町巡りをしたいです。

えっ、新様式の渋川市カントリーサインの写真が無いって?

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残念ながら木に隠れてしまい撮影できませんでした(T_T)(赤丸の部分にカントリーサインがある)

まあ、夏だったのである程度覚悟はしていましたが案の定でした。。東吾妻町側だけでも撮影できたことがせめてもの救いです。

ただ、現地で調査してみてわかったのが冬の草木が枯れた時に撮影ができそうな場所を見つけたのでまた冬にでも撮影に行ければと思っています。

因みにイラストは縄文時代の鎧兜を着た人とへその町渋川市です。最近イラストが変更された関越道のものと内容は同じですが、イラストの感じが新様式の独特のものとなっています。

すべての新様式のカントリーサインを撮影することは難しいですが是非撮影してはいかがでしょうか?

次回は、長野県ではお馴染みのあのカントリーサインの紹介です。

ではここいらで(^_^)/

youmyan

 

群馬県の新様式?

こんばんは!youmyanでございます(^_^)

さて、今週のネタは少し前に話題になった群馬県の新様式?のカントリーサインについて紹介したいと思います。

まずはこちらの写真を見ていただきましょう。

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(国道145号(八ッ場バイパス):東吾妻町境にて)

なんと、あのカントリーサインにやる気の無い群馬県が大型イラストタイプのカントリーサインを設置したのです!!

関東地方は基本的に直轄、県管轄ともに章入りが圧倒的に多く、イラストタイプはほとんど存在しません。

関東地方でイラストタイプといえば、私のブログに登場したことがある千葉県の章入り+イラストタイプのやつ(いわば宮城県タイプ)が山武地方に、また埼玉県の秩父地方にイラスト+自治体名のタイプが設置されている位で両者とも一部の限られた場所でしか見られない稀な存在であります。

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(1枚目:埼玉県道37号(旧道) 小鹿野町境  2枚目:国道126号 東金市境)

参考までに、以前撮影した秩父地方に生息するやつ(1枚目)と山武地方に生息するやつ(2枚目)の写真です。いずれも一定の路線にしか存在していなくしかも各自治体1、2ヶ所にしか存在しないというなかなかレアなものとなっています。

話が逸れてしまいましたが何が言いたいかと言えば関東地方のイラストタイプは基本的に「横型」であり先程の長野原町カントリーサインのような縦型は基本的に存在しないということです。というよりは全国を見渡しても縦型はカントリーサイン本家の北海道や京都の舞鶴地方、中国地方、大分県、そして以前紹介した長崎県の限られた場所でしか見られない様式でしてどちらかと言えば少数派でしょう。

実はこの少数派の縦型イラストタイプですが関東地方のある県でも見ることが可能なのです。それは群馬県です。先程の長野原町カントリーサインが誕生する前にも実は群馬県内には縦型イラストタイプが存在していました。

また、これも面白いことに群馬県内の縦型イラストカントリーサインの設置場所ですが直轄国道国道17号と国道18号。直轄国道といえば、私のブログに散々書いているように章入りが主流であるため、この事は大変レアなケースとなっています。とは言え群馬県内の直轄国道でイラストタイプが採用されているのは、国道18号の安中市高崎市国道17号藤岡市高崎市前橋市と限られた地域にしか設置されておらず、その他の場所(群馬県内の直轄国道)では章入りが主流になっているようです。

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(国道17号 高崎市境にて)

因みにこれが前橋市カントリーサインです。これと同じようなタイプが高崎市藤岡市安中市で見ることができます。私は前橋市高崎市でしか撮影できていないのでいずれ撮影に訪れたいところです。

しかし、何故に一部の限られた場所でイラストタイプのやつを採用されたのか不思議です。

ここからが本題です。もう一度長野原町カントリーサインを見てみましょう。

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このカントリーサインには他のカントリーサインに前例の無い特徴がぎっしり詰め込まれています。

まず、文字の部分。背景がなんと茶色です!基本的に一般道における案内標識101系市町村標識(カントリーサイン)の文字部分は白地に青字が基本であり、高速道路の緑地や白青が逆転した珍しいやつなどはあるにはありますが茶色地のやつははじめてでは無いでしょうか?

また、文字自体も一般道の基本であるナールDでもなければ、高速道路で主流のヒラギノ角ゴシックでもない別のフォントが使われています。(フォントには詳しくありませんが、おそらくヒラギノではない一般的によく使われる角ゴシックだと思うのですが何のタイプかはわからん‥‥)

英文も2段組とカントリーサイン史上初の形式を取っています!!

そして何よりもデカイ!!実際撮影する前にTwitterにこのカントリーサインを掲載されているのを見ていて大きいカントリーサインだなあと思っていましたが いざ直接対面をするとまあなんと大きいこと大きいこと。標識というより看板に近いサイズ感。

八ッ場バイパスは群馬県渋川市と長野県東御市を結ぶ「上信道」という高規格幹線道路として将来的に組み込まれる道路として作られており一応自専道として機能する予定(八ッ場バイパスの一部には歩道があり人や自転車も通れる。今後自動車専用になるのかはわからない。)であるためそれなりの速度でも見えるようにカントリーサインも高速道路と同じ仕様の大型の物が設置されたと思われます。

にしても、高速道路のカントリーサインもここまででかくはないぞ‥‥‥

いずれにせよ群馬県に前例の無いカントリーサインが爆生したわけで、あの章入りにすらやる気を見せなかった群馬県のやる気には驚きです。今後上信道は嬬恋村も通る予定なのでどうなるか楽しみです(*^^*)

さて、長野原町カントリーサインですが東吾妻町境に設置されたということはもちろん東吾妻町にも同様タイプが設置されました。

東吾妻町カントリーサインについてはまた次回以降話を掘り下げようと思っています。

今週はここまで!では(^_^)/

youmyan

 

 

 

5日間長距離遠征!2020 (完結編)

こんばんは!youmyanでございます(^_^) 前回から期間が空いてしまいましたね(^_^;) また、カントリーサインを撮影に出掛けていたり、他にも急がしくてなかなか更新できず申し訳ありません。。とりあえず今回は長崎県遠征を完結しようと思います。早速いってみましょう!

・2020年7月20日

長崎県遠征5日目にして最終日です。この日のカントリーサイン収集は、前4日間にギッチリカントリーサイン収集をしてしまったため1箇所撮影できれば終わりです。

今回は寄る場所が1箇所しかないため諫早駅へはいつものように始発ではなく少し遅めの電車に乗りました。4日間お世話になった諫早のホテルを出て諫早駅とも最後のお別れをし、長崎本線に乗って市布駅へと向かいました。目的地は駅から歩いて数分のところに立っています。

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(1枚目:国道34号 諫早市境  2枚目:国道34号 長崎市境)

そうです。直轄国道34号は長崎市にも通るため章入りがちゃんと存在しています!!章ラーである私がこのカントリーサインの撮影を忘れるわけは無く、しっかり撮影してきましたよ(*^^*) 因みに国道34号長崎市が終点なので長崎市章入りはここ一ヶ所のみしか存在しない貴重な存在です!なのに、なのにですよ写真の通りゴミカスシールが貼られていて折角のカントリーサインが台無しですよ(怒) どうしてこうもいたずらでシールとか貼るのかなぁ‥‥‥ カントリーサインって案外こういう被害に遭いやすい標識なのでなんとかしてほしいものです。まあ、今回は文字や章部分に被っていないということで多目に見ますが、こういういたずらはやめていただきたいです。。

また、諫早市側も劣化によってシールが焼けるだけではなく剥がれかけているという醜い状態に‥‥ この標識は国道34号の旧多良見町境で使われていたものを流用しており、旧章部分に新市章を張り付けるという対応をとっているのですが、残念ながらシールの劣化によって章部分が消えかかっています。まあ、今回は雲仙市境できれいな諫早市章入りが撮影できているので文句はありません。むしろ、このまま劣化が続けばいづれかシールが剥がれて旧章タイプの復活を遂げる日が来るのではと期待してたりします(笑)(いや、しっかり補修をお願いしたい。)

というわけで、章入りタイプが存在する長崎県内の自治体で一ヶ所ずつ撮影でコンプリートすることができました!!これにてこの旅悔いなしであります。

さて、無事に長崎市の章入りの撮影が終わり最後におまけのカントリーサインを撮影しに。場所は国道34号からほど遠くない場所にあります。

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(国道34号 長崎バイパス 長崎市境にて)

こちらは自専道の長崎バイパスに設置されているカントリーサインです。側道からきれいに撮影できるスポットがありましたので撮影。

「みかん坊や やないか!!」

そうです。前前回の記事で紹介した旧多良見町のイラストに描かれていたものと同一みかん。もちろんこの境界は旧多良見町だったのでイラストはみかん坊やとみかん畑。

実はこのカントリーサインですが長崎自動車道に設置されていたものと同じなのですが現在長崎自動車道の旧多良見町境のカントリーサインは旧諫早市バージョンのものに交換されてしまい高速道路タイプの多良見バージョンはここ一ヶ所でしか見ることができません。この長崎バイパスは起点が旧多良見町なので旧諫早市の標識が無いため多良見町のものを使い回しているため故にこのような現象が起きている訳です。かなりマニアックですが是非「撤去」される前に撮影してはいかがでしょうか?

長崎市側はというと設置される場所へは草木やクモの巣バリアによってたどりつくことができなかったため未撮影でございます(^_^;)

これにてカントリーサイン収集活動はすべて終わりました!!このあとは長崎空港へ一直線。行きと同じ道を逆に戻るように大村駅から歩いて長崎空港に。

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行きに見た ようこそ大村市へ のモニュメント。反対側すなわち空港方面は またお越しください大村市 となっていました。なんだか長崎県とのお別れは寂しいです。。橋を渡れば九州本土とはおさらばです。

今回の旅の総括ですですが、撮影したかったカントリーサインはすべて撮影できとても満足できる度でした(*^^*)

長崎県で未撮影なのは1島自治体の離島を除けば残すは佐々町松浦市平戸市の3自治体なので長崎県の制圧は楽勝楽勝!とは行かないんだよなこりゃ‥‥

36%。この数字は「長崎県タイプの撮影率」です。えっ、残り3自治体なのに何故こんなに撮影率が低いのか。実は、1島1自治体の対馬壱岐島などにはなんと旧自治体の長崎県タイプのカントリーサインが現存している場所が存在しており、また本土でも合併で佐世保市となった旧自治体4町にも長崎県タイプが存在しているためこのような収集率となっているようです。(現在長崎県タイプが存在する自治体(旧自治体も含め)は42自治体あるようです。)長崎県タイプが気に入った私は42自治体すべて収集するまで長崎県の旅は終わりそうにありません。対馬壱岐島など離島はハードルが高いですがいづれ撮影に訪れたいです。

また今回の旅はカントリーサインに描かれている長崎県の青い空と海も見ることができ、きれいな景色をたのしむことができてすごい良かったです。また、時間ができたときは長崎県に訪れたいです!

これにて、2020年の長距離遠征は閉幕です。長い間読んでくださった皆様ありがとうございました\(^_^)/ 

次回以降は何を書くかまだ検討中ですが今後もよろしくお願いいたしますm(_ _)m

最後に長崎空港からみた大村湾大村市街地の写真でお別れです。

では(^_^)/

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-完結-

youmyan

5日間長距離遠征!2020 (西海市編)

こんにちは!youmyanでございます(^_^) 急遽やることがなくなったのでブログを更新していきます!では行ってみよう~!

前回長与駅から長崎駅へ向かったyoumyan。長崎駅までは15分位で到着するのですが、安全点検のため数分遅れで到着。長崎駅に着いたらすぐこのあとバスに乗って移動するためバス停を探しに走り回りました。というのも電車の遅延のせいでバスの発車時刻ギリギリに駅についてしかも、今長崎駅は新幹線のための改良工事が進められていて敷地が広くてバスターミナルに行くのにかなり焦りました(^_^;) それでもなんとかバス停を見つけ数分遅れで到着で来たバスに無事乗ることができました。

さて、向かう先といえば大村湾五島灘に挟まれる西彼杵半島にある西海市です。もともとの旅の計画の段階では西海市に行く計画は無かったのですが、西海市だけ佐世保市以南の自治体で行かないのもなんか嫌だったのと、長崎県タイプをガッツリ収集したいという欲が勝りむりくり計画にねじ込み今日に至ります。

西海市にはもちろん長崎県タイプのイラスト入りカントリーサインは存在しています。しかし、面白いのは西海市の旧自治体の5町の内なんと4町ものイラストバージョンが現存するうれしい自治体となっています!今回はすべてのバージョンを順を追って説明していきます。

長崎を出て板の浦行き(西海市大瀬戸)のバスに乗って揺られること1時間。途中雨が降ってきて心配していたのですが、バス停に到着する頃にはやんでいて安心。バス停は国道202号長崎市西海市の境界に近い「日の頭」というところで下車。目的のカントリーサインは目の前に ウフフ。。

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(1枚目:国道202号 西海市境  2枚目:国道202号 長崎市境)

これが大瀬戸Ver.のカントリーサインです!ここ1箇所ここと別の県道一ヶ所の2ヶ所にしか現存しない貴重なカントリーサイン!イラストはつがね落としの滝と五島灘の夕陽ですね。この西海市カントリーサインの写ってる写真に「ながさきサンセットロード」という標識が写りこんでいるように国道202号は海がとてもきれいに見える路線のようでカントリーサインに描かれているようにさぞ夕陽もきれいだと思います。

反対側の長崎市も見ていきましょう!前回紹介したものとはイラストが違っています。これは旧外海町のものをそのまま使われているためイラストも外海町の花のスイセンと町の魚のアカラブ(カサゴ)が描かれています!長崎市長崎県タイプは前回ご紹介した長崎市Ver.のものとここの外海町Ver.の2箇所しか現存しないしかもイラストが別々でそこにいかないと見れないレアなものとなっています。

長崎市平成の大合併で7町を編入しているのですが、長崎市の境界に接するのは旧長崎市外海町琴海町とあるのですがなぜか琴海町の境界は文字のみに変更されており残念ながら琴海Ver.を拝むことができないのです。このように文字のみに格下げされた境界もある中、外海町みたいに自治体名だけを変えて使ったり同じ管轄内でも対応がバラバラです。

バラバラといえば、この地点のカントリーサインの表記文字の訂正方法も見ての通りバラバラで文字フォントが異なっていて統一感が無いです。何故そうなったのか不思議ですなあ。。

無事レア物をゲットしてまた、バスに揺られること20分位で板の浦のバスターミナルに到着です。

次なる目的は西海市大島です。西海市になった離島の寺島、大島の大島町崎戸島崎戸町は橋で陸と繋がっておりカントリーサインももちろん設置。合併に伴い崎戸町ののカントリーサインは撤去されてしまったのですが、何故か旧大島町と旧西海町の境界にはカントリーサインが残っているとのことで設置されているの大島大橋にバスで向かうことに。

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因みにこのイラストが崎戸町カントリーサインに描かれていたものです。(私が描いたものなので若干の違いがあるかもしれませんがご容赦ください。)イラストはアカラブですね。崎戸島にはアカラブをモチーフにしたバス停があり、有名なスポットとなっているそう。できるならカントリーサインを残していただきたかったですね。。

大島行きのバスまでは1時間以上あったのですが、バスターミナルには椅子しかなく町にもお店が近くに無かったのでぼーっと過ごすことに。

定刻にバスが到着し大島へ向かいました。大島大橋までは1時間位。バスではのんびり景色を楽しんでいるとあっという間に到着しました。

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やべっ!景色めっちゃきれいじゃん!(*^▽^*) 青い海に浮かぶ立派な大島大橋。雲に負けじと白い主塔は澄んだ青空にとても映えます!!今日の天気予報雨だったのに、曇りどころか青空まで見せてくれるなんて最高すぎる!!とても素敵な風景を見せてもらいました。それにしても立派な斜張橋ですね‥‥この橋は平成11年と最近に作られたもので、この橋の開通によって崎戸島まで陸続きになった記念の橋だそう。

ここからは本来の目的であるカントリーサインを撮影です。バス停は大島(正式には寺島)側にありここから、歩いて橋を渡り本土側の太田和港のバス停に行く算段です。

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(県道52号 旧西海町境にて)

こちらが大島町カントリーサインです!合併から約15年経った2020年にも健在で大島の入り口でお出迎えしてくれます。イラストは旧大島町の花のツバキと大島です。また、大島は大島造船所があり造船の町として大島の産業を支えており、大島造船所の製品である貨物船が描かれています。

大島町は西海町と崎戸町の2箇所しか境界がなく先述してる通り崎戸町側は撤去されているため、ここ一ヶ所しか現存しないものとなっています。

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橋からの景色です。めちゃきれいな海が一望できます。見えるのは佐世保市あたりです。まさしく長崎県カントリーサインに描かれている青い海と空に偽りない素敵な景色です。皆様も是非この景色を体感しに行ってみてください!

そうこう歩いているうちに約1kmある橋を渡りきり九州本土に戻りました。もちろん大島町カントリーサインがあるなら西海町のものも残っています。

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(県道52号 旧大島町境)

西海町は平成の大合併により外部の自治体と接しなくなったたためこの地点以外ではすべて撤去されてしまいました。なのでここに奇跡的に残っているゆえ今でも西海町 Ver.も拝むことができます。ありがたや~、ありがたや~。 

さて、イラストは横瀬浦の南蛮船ですね。西海町にある横瀬浦には「南蛮船来航の地」がありそれをイメージして南蛮船が描かれているものと思われます。長崎県は南蛮船とか外国船が昔から来ていたという他県にはない歴史を持つため案外カントリーサインに船が描かれる率が高いように思います。そもそも長崎県以外で海船がカントリーサインに描かれている自治体ってあんまりないですよね。船文化がある長崎県ならではのカントリーサインと言えるでしょう。

こうして無事レア物(いや何回めだよ)をゲットして太田和港に戻り時間があったのでランチをいただきました。

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太田和港から少し歩いたところにある「小安丸」という料亭で海鮮丼セットをいただきました。

もちろん、新鮮な魚を使っていますのでとっても美味しかったです。何よりも魚の油が染み出ているあら汁が絶品で疲れた体に染み渡りました(^_^)

昼食も取り終えて本日最後の目的地の西海橋にバスで向かいました。ここであらかじめ言っておくと実は農道に旧西海町と旧西彼町カントリーサインが残っていることをいつもお世話になっておりますブログの方に載っていて知っていたのですが、タイプが長崎県タイプではないのと、西彼側はイラストが剥げかけていたのでわざわざ撮影しに行かなくてもいいかと思いパスしました。

そうこうしているうちにバスは西海橋へ。名前は西海橋となっていますが、実は旧西彼町に属しています。西海市西彼町Ver.が本旅最後の長崎県タイプのカントリーサインになります。

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(国道202号 佐世保市境にて)

こちらが西彼町Ver.です。西彼町Ver.は他の旧自治体とは違ってこの地点以外にも何ヵ所かで見ることができます。それに、この地点でも西海橋の両端に何故か設置されており実質2回連続で見ることができるうれしい場所です。(正直しつこいと思う‥‥)

イラストは何かと言えば旧長崎オランダ村の風車と西海橋うずしおです。

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これが西海橋です。カントリーサインには赤色の橋として描かれていますが実際はまっ白でビックリでした。立派なアーチ橋です!!橋がかかる海峡(伊之浦瀬戸)はうずしおや急流の難所であり海に柱を建てずに架けるアーチ橋ができたことにより佐世保と西海・長崎市を短い距離で結ぶ重要な大動脈となっているようです。

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これが、カントリーサインにも描かれているうずしおです。なんともダイナミックな光景ですなあ。向こうに見えている橋は、西海パールライン(自専道)の新西海橋です。あちらも立派な橋です。これら二つの橋が西彼町のシンボルになっています。

佐世保市側と言えばかつては文字のみタイプが設置されていたようなのですが、撤去されて見当たりませんでした。。再設置されるといいなあ‥‥

さて、このあとはどうしたかと言えば、佐世保市に入ってそのままハウステンボス駅に歩いて行きました。こんな風に軽く書いていますが実は10Km以上の道のりを永遠直射日光に浴びながら歩くという苦行をしたのである。もっともバスを使えば良かったのですが、時間やお金といった問題から歩くこことが最良ということで決行しました。もう、4日間つらい自転車にのったり歩いたりしていたのでなんとも思いませんでした。感覚の麻痺です。

「10Km?まあ遠くはないかなあ。」

これはおかしな判断ですのでくれぐれも真似をしないほうが良いよということだけいっておきます。

午後から曇りもしくは雨の予報だったのに曇りがほぼない晴れとなってしまったのでピカピカの太陽攻撃をなんとか絶え歩くこと約3時間で無事にハウステンボス駅に着きました。

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これで、諫早駅に戻れば本日の活動は終了です。残すは明日収集予定の「あのカントリーサイン」のみとなりました。

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ハウステンボス駅からみたハウステンボスです。なんか異国の風景みたいですよね。。30分位待つと電車が来て諫早駅へと帰るのであった‥‥

次回が最終回です。お楽しみに!!

youmyan