youmyan’s diary

カントリーサイン好きの私 youmyan こと ゆうと が撮影したカントリーサインや旅の紹介をするブログです。

つくばみらいのカントリーサイン

こんばんは!youmyanでございます(^▽^)/。最近ブログを書くのに使用していたタブレット端末が調子が悪くなってしまい、ノートパソコンからブログを書いてる次第です。(なんの報告だよ!) いつものお約束の挨拶の絵文字が違うのは絵文字を探し出せなかったため代わりによさそうなものを引っ張ってきた為であります。タブレットスマホの絵文字検索がつくづく便利だったというのを実感した今日この頃です。

今回からしばらくは過去に撮影した(youmyanの独断と偏見で感じた)ちょっと面白いカントリーサインを紹介していこうと思います。

今回は私の地元茨城県自治体をピックアップ。以前紹介したと思いますが、茨城県は比較的章入りが主流でイラストタイプが一切存在しない一見面白みがないと思われがち(かつては自分もそう思っていた)ですが、ネガ・ポジが入り乱れていたり標識のサイズ違い、カラーだったりと何かと撮影がいがある県であります。

さて、本題に入っていきます。今回はつくばみらい市カントリーサインについてピックアップします。その前につくばみらい市についてざっくりした概要を。つくばみらい市谷和原村伊奈町が合併してできた市であります。市名の「つくばみらい」ですが、両自治体にまたがっているつくばエクスプレスの「みらい平駅」に由来しているようで、いかに

平成の大合併で誕生した感じあふれる名前である。そもそも、地名に「未来」という時間を表す言葉を入れるというのは前代未聞で住民の間でもかなり問題になったようです。まあ、その他の候補も候補で「南つくば市」や「小貝市(市を流れる小貝川からきている。)」といった具合で何とも微妙な感じだったようです。個人的には「伊奈谷和原市」とか「いなやわら市」のほうがいさぎ良かった気がするのですがね。。(谷和原という地名を残してほしかった。) なんかへんてこな名前になってしまったつくばみらい市ですが、何があるのかといえば、綱花火だったり(常磐道の旧伊奈町カントリーサインのイラスト)、福岡堤の桜並木(常磐道の旧谷和原村カントリーサインのイラスト)だったりあとはサハリン島が島だということを発見した冒険家の間宮林蔵の出身地だったりします。

そんな、つくばみらい市カントリーサインですが基本的に章入りしか存在しないのですが、実は文字部分が2種類存在するのです。

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(1枚目:県道130号  取手市境   2枚目:県道46号(都市軸道路)  守谷市境)

このようにつくばみらい市には文字の大きさが異なる標識が存在します。本来のフォントサイズは2枚目のものなのですが、なぜかこの地点以外は1枚目のようなやや文字が小さめの独自のものを採用しており、「標準」のつくばみらい市カントリーサインは貴重と言えるでしょう。

余談ですが、この県道46号の境界はつくばみらい市のものもレアものですが、反対側の守谷市側もポジ章とレアもの(この地点以外はネガ)が設置されていたのですが私が訪れた時(昨年度)にはなぜか撤去されておりかなり落胆した記憶があります。同じ茨城県内でいうと美浦村にもかつてはポジタイプが1っか所存在していたのですがそれもなぜか撤去されてしまったという経緯があり珍しいかったり1か所しか存在しないタイプは撮影できるときになるだけ早く撮影するべきだなと感じた次第です。

では(^_^)/

youmyan

(今回はおまけはなし!!)

富山県のカントリーサイン

こんにちは、youmyanでございます(^_^) しばらく忙しくて更新ができていませんでした。。(決して、決してネタが尽きてたからじゃないですよ(;・∀・))

さて、昨年度末に行った富山県遠征に付随して富山県カントリーサインについての解説をすると言っており、情報が揃ったので書いていこうと思います。

おおまかな事は富山県遠征の記事を参照していただければお分かりになると思いますので、ここではもう少し深いお話を。

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f:id:youmyan:20210104145546j:plain(1枚目:国道8号 新潟県糸魚川市境  2枚目:県道135号 富山市境 3枚目:国道359号 南砺市境)

富山県では写真の通り基本的に直轄、県管轄に限らずカーラーのイラストタイプが設置されています。実は富山県は全市町村にイラストタイプが設置されている全国で珍しい県なのです!!(平成の大合併前の市町村で合併によって黒部市は市章に射水市南砺市はイラストが制定されず章入りになった)

この事についてなかなか面白い情報が入ったので後程紹介したいと思う。

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(1枚目:県道106号 朝日町境  2枚目 県道151号:富山市境  3枚目:国道156号 高岡市境)
続いて章入りの設置状況ですが、大半がイラストタイプが占めているため設置ヶ所は少ないですが全市町村に設置されています。小矢部市氷見市等1ヶ所しか現存しない自治体もありますがそれでも全市町村にイラストタイプと章入りが配置されている県は富山県宮城県位しか無い希なものとなっており富山県カントリーサインの設置に関して意識が高いと思います!(カントリーサイン愛好家に対してうれしい県ですね(^_^))
また、国道156号の砺波市のように元々イラストが入っていた部分に章を入れた標識もあったりします。(富山市黒部市高岡市射水市砺波市南砺市にあります。)

なかなか面白い富山県ですが、どうして章入りとイラストタイプが混じってるのか。他県においてイラストタイプと章入りが混じるというのはそこまで珍しくありませんので気にも留めていなかったのですが、以前昔のカントリーサインの情報収集していた(youmyanは平成の大合併前の市町村のカントリーサインについても調べるのが好きでいろいろ調査しているのです。)際にある画像を見つけてしまったことが発端で驚くべき事実を知ることになるのです。

その画像には1999年頃の国道8号新潟県との県境が写ており、なんと「朝日町の章入り標識」が写っていたのである!!

「何がすごいのか?」って?一番最初に貼った写真が同じ場所のカントリーサインのもの。つまり、章入りからイラストタイプに変更されていたのである!!章入りカントリーサインの歴史は実はそこまで古くなくて1986年の法改正によって設置が可能になっており、富山県国道8号は1993年時点でははまだ文字のみのカントリーサインの写真を見たことがあるのでそう考えると章入りに切り替わったのは1995年頃と推測しました。そして2000年初等頃にイラストタイプに替わったのではないかと思いました。そこで、国道8号を管理する富山河川国道事務さんの方に問い合わせをしたところ、予想通り国道8号、41号は1999年ごろまでは章入りで2000年にイラストタイプに変更したと返答をいただきました。

そう考えると、この直轄国道に設置された章入り標識はものの5年ほどで役目を終えたのである。(現在のイラストタイプと章入り標識はサイズが異なるため章の上にイラストを張り付けることをせず新調されている) この事で何が言いたいのかと言うと、文字のみが新調のためイラストタイプに変更なら分かりますが、章入りをイラストタイプに変更することはそれなりのコストがかかる上に章入り標識自体新しいため変更する理由があるのかということである。

しかし、これには納得する理由が存在したのです!!

上記の事実を知った私は次に富山県に問い合わせを送って見ることに。というのも、写真を見ていただけるとお分かりなると思いますが県管轄のカントリーサイン直轄国道カントリーサインは規格が同じであり、おそらく富山県が何か仕掛けたのではないかと推測したのです。そして、富山県の方からていねいな回答を頂きました。

それによると

『市町村のシンボルマーク入りの標識について2000年に富山県で開催されました国民体育大会に合わせて1999年から整備を行ったものです。

国民体育大会には、県内外から来訪者が想定されたことから、より利用者の視点に立った分かりやすい案内を目的として設置したもであり、市町村の名前とともに市町村の特色を表す絵を併記することにより、沿線市町村の特徴がドライバーの方々に一目でわかり、また各市町村のイメージアップにもつながることを意図しています。』

 (メール文抜粋。丁寧なご回答ありがとうございます!)

どうやら国体を行う際のまちづくりの一環だったようで、それでわざわざカントリーサインを一新するあたり富山県はすごいなと思いました。実際、富山県カントリーサインは他県のものに比べて配色がかなりはっきりしており見やすくまたイラストもシンプルながらも丁寧に作りこまれている印象で県外の人に向けての各自治体のアピールする役割がしっかりなされており素晴らしい取り組みだとと思います!!他県も見習ってくれるといいのですがね……

因みにですが、香川県富山県同様国体の整備(1993年の東四国国体)の一環で章入り標識から全市町イラストタイプの標識に一新した経緯があり、国体は県にとって県をPRするための重要なイベントだということがカントリーサインの変遷を見るだけで伝わってきますね。

以上

・おまけ

今回の旅で撮影した富山県カントリーサインは以下のサイトにまとめておきましたので、気になる方はおチェックくださいませ。

youmyan.hatenablog.com

次回は何を書くかは未定です。というのもしばらくカントリーサイン撮影に行けてないのでどうしようか考えているところなのです。まあ、何かしら考えます。

では(^^)/

youmyan

 

・追記:この記事を書いたあと改めてネットで情報収集していたとき面白いものを発見しましたのでご紹介させていただきます!!

https://web.archive.org/web/20000416191053/http://www.pref.toyama.jp/sections/1501/hyosiki/index.htm

こちらのURLは2000年頃の富山県道路課にあった「道路案内標識の市町村イメージ図」というページになりまして、なんとこのページには富山県カントリーサインの設置概容や当時のカントリーサインのイラスト(市町村合併前の35市町村+富山県のもの)の解説(市町村イメージ図一覧とコンセプト)がかかれており、当時の貴重な情報が掲載されていたようです!!

しかも、この標識にはちゃんと事業名があったようで「チョットよってかれ!計画」というかなりインパクトが強い名前になっています。実はこのような市町村標識には各県によって独特の名称がつけられており「カントリーサイン」もそのひとつで元々は北海道の市町村境標識を指していました。私が知ってる範囲ですと、宮城県に「宮城の道しるべ事業」、山口県・福岡県に「ふるさとサイン」、大分県に「豊の国サイン」といったものがあり、富山県も同様の名称があったことに驚きである!!

あと、市町村標識を積極的にPRしている都道府県はこれまで北海道しか見たことなく、富山県も北海道並にカントリーサインに力を入れていたことにも驚きですです!!また、イラストの解説がされた資料が一般向けに配布していたようでこれも北海道以外見たことなく(北海道ではかつてカントリーサインMAPなるものを発行していた)カントリーサインに対して積極的でyoumyanは富山県を見直しました!!

実は富山県は隠れカントリーサインの聖地だったということで私は益々気に入ったぞ!いずれ今度は観光目的で富山県に遊びに行きたいと思う次第です。

おわり

我孫子市のアレコレ

こんばんは!youmyanでございます(^_^) 

さて、今回からしばらくは過去のネタをご紹介したいと思います。(3月まではカントリーサイン収集の予定が無いので(^_^;)) なお、前回予告していた「富山県カントリーサインについて(縮小版)」は正確な情報(カントリーサインについて)を調べるのに少々時間がかかりそうなので情報を入手次第記事を起こして行こうと思いますのでもう少々お待ちくださいませ。

本題に入って行きましょう!今回ピックアップするのは千葉県我孫子市。何故、我孫子市かと言うとちょっと面白いもの(もちろんカントリーサイン)があるのでそれに絡めて我孫子市内のカントリーサインについてご紹介しようと思います。

その前に我孫子市についてご紹介。我孫子市は千葉県の北西部に位置しており、常磐線国道6号といった交通の大動脈が走っており栄えている街です。また、市内には手賀沼という大きな湖があり、自然もかなり感じられる街です。

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(手賀沼の夕日)

これが手賀沼の写真でして、夕景がとてもきれいな場所です。都会のオアシスと言ったところでしょうか。
個人的には茨城県と東京を電車で往き来するとき利根川を渡って茨城県を脱出したときの最初の街が我孫子市なので我孫子市に入るとなんとなく雰囲気が東京に近いため、「やっと東京に近くなった」と感じる街であります。

あと、忘れてはいけないのは知る人ぞ知る(特に鉄道系が好きな人は知ってる人も多いはず。)我孫子のグルメ。

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(我孫子駅構内弥生軒のから揚げそば)

これが、我孫子駅名物である「から揚げそば」。すごいインパクトでしょ??

このから揚げそばを売っている弥生軒我孫子駅にある立ち食いそば屋なのですが、この店の目玉商品はこのバカでかいから揚げが乗ったそば。昔はそこまで大きくはなかったそうですが、お客様の要望に答えている内にだんだん大きくなって今のサイズになったそうです。私も鉄道好きの知人に我孫子に寄るならから揚げそばを食べた方が良いと勧められ食べたらハマってしまいそれ以来我孫子駅に寄る機会があれば必ず食べる程です(笑)

味はもも鶏肉に味が染み込んでいてジューシーで回りの分厚い衣にもしっかり味付けがされているので飽きずに食べることができます。皆さんも是非我孫子駅に足を運んだ際にはご賞味あれ。(写真は2個乗っていますが、1個入りもあります。また、から揚げだけをお持ち帰りすることもできます。)

我孫子市のご紹介はこれくらいにしておいて本題に入りましょう。

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(1枚目:国道6号 茨城県取手市境  2枚目:国道6号 柏市境)

まず、我孫子市直轄国道である国道6号が通っているのでもちろん通常サイズの章入りが設置されています。

ただ、写真の通り何故か国道6号の沿線自治体のカントリーサインは上下線で章部分がネガ ポジと異なっています。県境の方はポジで柏市境はネガ。まあ種類が増えるのでうれしいですけど不思議です。

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(1枚目:県道8号 柏市境  2枚目:県道8号 我孫子市境)

千葉県と言えば通常サイズの章入り標識は基本的に直轄国道でしか見られない(もちろん例外がありますが)のですが、何故か我孫子市は通常サイズの章入りの方が設置率が良いのです。一例として県道8号(上の写真)もそうです。こちらは柏市側も合わせるような形で章入りの通常サイズのものになっています。(柏市の方は旧沼南町時代から章入り)

しかし、残念ながらどちらも誤植っぽいのです。我孫子市の方は国道のものと見比べていただけるとわかると思いますが「,」と回りの円部分の繋ぎ目が若干変なのです。また、柏市の方はすべて同じ太さの線でできているのが正しいのですが、個の地点のは線の太さがバラバラ。

細かすぎっと思われるかもしれませんがこういう細かいことが気になっちゃうんですよね(^_^;) 

このほかにも県道170号にも通常サイズの章入りが設置されていますのでそちらも是非撮影に行きたいですね。

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(国道356号 印西市境にて)

我孫子市東葛地域では珍しく千葉県独特のサイズのものも一応存在します。おそらく、お隣印西市の管轄が千葉県タイプを設置する地域なのでそれに付随する形で誕生したようです。(県道59号の鎌ヶ谷市と設置経緯は同じ)

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(1枚目:国道356号 印西市境  2枚目:県道4号 茨城県利根町境)

昔ながらの文字のみもありまーす!現段階このタイプで残ってるのはこの2ヶ所のみですかね?あとは農道にここから我孫子市の英無し文字のみがある位で我孫子市は案外章入りが主流の自治体のようです。

次が今回ご紹介したい面白いカントリーサイン

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(市道にて)

何と、注意書とセットになっているイラスト入りのカントリーサインが存在するのです!!我孫子市にも

イラストタイプが存在していたことは驚きです。 カントリーサインとして扱うにはやや強引な気がしますが市境にちゃんと設置しており我孫子市の入り口をしっかり示している(1枚目のやつなんか「ここから」と親切に書かれている)ので私はカントリーサインとして扱うことにします。

これが面白いのは通常サイズのイラストタイプをしっかり踏襲しているところで、英語も親切に書いてありよりカントリーサインらしさがにじみ出ています。

イラストはツツジオオバンの2種類存在しているようなのでコアな方是非探して見てください。

因みにこのオオバンのイラストですが街の至るところで見ることができます。

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そしてこいつがオオバンご本人様。

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(手賀沼にて)

手賀沼で年中見られる鳥で鴨に似ていますが鶴の仲間だそうです。優雅に泳いでいました。他にも手賀沼では多くの種類の水鳥がいるのでバードウォチングには最適です。

以上我孫子市のレポートでした。

・おまけ

先程ご紹介した県道8号の市境付近で面白いものを見つけたのでちょっとご紹介。

カントリーサイン撮影を終えて我孫子駅に向かおうと橋下の交差点まであるいていると何とこんなものが!

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(手賀沼大橋付近)

一見普通のマンホールに見えますが‥‥何と長野県旧豊野町のマンホールが遠く離れた千葉県我孫子市に設置されていたのである!!

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(豊野駅前にて)

先日行った富山県遠征の際に丁度豊野駅に寄った際にたまたま撮影していた(豊野町カントリーサインにブドウとリンゴが描かれていて親近感がわいたのと豊野町章が気に入っていたので撮影した)ので

「どこかで見たことある‥‥って豊野町のマンホールじゃん!!」

と気づいたのと同時に驚きました。何故そのような現象が起きたのかは謎ですが、ごく稀に他の自治体のマンホールを使ってる例を知っているのでこういう発見をするのはとても面白いです。歩き旅ならではの発見です。

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(手賀沼公園付近)

因みにこちらが我孫子市のデザインマンホールです。カントリーサインにも描かれているツツジオオバンのイラストのようです。意外とマンホールとカントリーサインのイラスト内容が被ることが多いように感じるので旧自治体とかは昔カントリーサインに何のイラストが描かれていたのかマンホールを見れば推測ができ面白いです。

おわり

youmyan

冬の中距離遠征⑥(富山県編④/岐阜県編)

こんばんは!youmyanでございます(^_^)

さて、今回は長かった冬の遠征の完結編でございます。さっそく行ってみよう!!

旅5日目。この日は本来であれば砺波市小矢部市南砺市、プラスαの撮影計画でしたが、予報で天気が余りよろしく無いことを受け前者3自治体は昨日に撮影してきたのは前回の記事でお伝えしました。

実はこの日でもっとも心配したのはプラスαを撮影するにあたって場所が場所なだけに雪が平野部より降ることをあらかじめ知っており、一応富山県自体雪国であるためよっぽどなことが無ければ電車やバスの運休は無いだろうと括っていたのですが、やはり遅延は生じるという話をバスセンターでお話を聞いていたため、当初乗る予定だったプラスαの地点に向かうバスの時間を限りなく早めるため、小矢部市等を昨日に回したということなのです。

よってこの日は始発からそのプラスα地点に向かうことだけに専念できたのである。

さて、そのプラスα地点とはどこかと言いますと国道156号の富山県岐阜県の県境でして、何故にそこにこだわるのかと言いますと、富山県章入りが撮影できるからである!

というのも富山県章入りの標識があるのは国道156号の県境と県道206号の2ヶ所にしか設置されていないレアなものとなっています。もちろん、私はあくまでも章ラーですから富山県章入りも撮影しない訳行きません!(謎の使命感)

現実的に公共交通機関だけで行けそうなのは国道156号の県境だけなので迷わずこのルートを選択しました。

またこのルートを選定するにあたってこの県境付近にある世界遺産である五箇山の合掌造り集落にも是非足を伸ばしてみたく旅を決行したのです。

朝午前6時頃発の電車にのって目指すは城端線の終点城端駅。そこからバスを乗り継いで五箇山方面のバスに乗りました。このバスは、高岡駅城端駅、五箇山白川郷を結ぶバスとなっており、世界遺産のある五箇山白川郷を結ぶ観光バスとして毎日それなりに運航しているようです。

城端駅を出ること1時間くらいバスに揺られて最初の目的地である、道の駅上平 ささら館 に着きました。

そこから、県境まで歩きます。

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「ユキスゴイー!!!!」

この辺に住んでる人にとっては当たり前の光景かも知れませんが、冬はカンカンに晴れている茨城や千葉に住んでる私からすればなかなかな光景。しかも、これ一晩でここまで積もったというのだから驚きである。(これは今年の初雪だそうで、例の強烈な寒波の影響らしい‥‥)

雪もそれなりに降っている中30分かけて標識が設置されている県境へ到着しました。

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(1枚目:国道156号 岐阜県白川村境   2枚目:富山県南砺市境)

富山県の章入りを撮影してこれで真の富山県制圧完了!!やはり、富山県章入りもはずせませんな。因みに緑の富山県章入りはここ1ヶ所しか無く、もう1ヶ所の方は青色の県章入りであるため両者1つずつしか存在しないレアなものとなっています。

そして、実は何気に岐阜県自治体のカントリーサイン撮影は初めてなのです!!(2019年中津川には行っておりますがカントリーサイン撮影はしていない)しかも、比較的撮影しやすい岐阜市等の平野部の自治体ではなく山奥の秘境村の白川村が初って言うのはなんだかひねくれた私らしい記念の地となりました(笑)

余談ですが白川村はしばらく前まではカントリーサイン自体存在していなく、2010年初頭にやっと登場した比較的新しいお仲間です。この地点の岐阜県も白川村の代わりに昔は富山県同様に「ここから」の標識があったのですが白川村のカントリーサインが設置されて撤去されてしまったようです。

また、この地点は知っている人は知っているマニアックなところでして、富山県岐阜県富山県岐阜県→‥‥‥となんと県境を7回跨がる珍しい路線でして、県境を表す標識もちゃんと設置されているうれしい場所なのです。(一番端の県境に章入りの標識がありその他は文字のみ)

残念ながら時間の都合でこの地点以外は行けませんでしたが、是非気になる方は足を運んで見てください。

無事カントリーサイン撮影を終えた私はささら館まで戻りさらにバスである場所へ向かいました。

因みにこの日のカントリーサイン撮影は終了です。あとはただひたすら観光する記事になります。

向かったのは五箇山の合掌造り集落のひとつ菅沼合掌造り集落。世界遺産五箇山の合掌造り集落は上平にある菅沼合掌造り集落と平村にある相倉合掌造り集落の2ヶ所がありまして今回は菅沼合掌造り集落の方に足を伸ばすことに。

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(菅沼合掌造り集落にて)

これが菅沼合掌造り集落の家々。現在は9棟の合掌造りの家が残っています。

いかにも昔話に出てきそうな建物で日本の昔の風景を感じさせられました。

それに加えて雪化粧をした景色はより幻想的で美しい世界が広がっていました!せっかくなので五箇山の歴史が学べる家があり行ってみることに。江戸時代から残る合掌造りをそのまま利用した五箇山民俗館では家の内部をよく見ることができ釘を一切使わないでこの豪雪に耐えうる構造を間近に見ることができます。また、塩硝の館では五箇山地方の副業である塩硝(ようは鉄砲等の火薬)づくりについて学べます。ここで初めて知ったのが、実は五箇山は塩硝の一大産地で当事五箇山の塩硝は質が良いことで知られていたくらい有名な場所だったそう。つくり方は原料となる草と蚕の糞を用いて約5年をかけて醗酵させる「培養法」を使い作られており、天然の硝酸カリウム鉱石が無い日本ならではの作り方だなあと感心させられました。しかも、起源は古く明治の前300年前から五箇山では続いていたのだから驚きである。冬は豪雪地帯であったり、平地が少ないゆえ作物がそこまで取れない地域の生き延びる知恵だと私は感心しました。

是非皆さんもカントリーサイン撮影のついでに足を運んで見てはいかがでしょう?

一通り集落観光は済んで最後に菅沼集落が一望できるという展望台へ。

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本当に美しい‥‥タイムスリップをしたみたいというのはこの事を指すようで、今でこそ目の前に国道が通っていますが昔は山よ川に囲まれて本当に秘境にあった村なんだなあと改めて感じました。それに加え冬の厳しい寒さや雪もある中そこを知恵と努力で生き延びた人々がいると思うとその強さには私も見習わないとと思わせてくれました。とても有意義な時間が過ごせて良かったです。今回は行けませんでしたが、相倉合掌造り集落や白川郷の合掌造り集落にもいつか足を運びたいと思うのでした。

菅沼合掌造り集落を後にしてバスで向かったのはまた道の駅上平。というのも高岡駅方面に戻るバスまで2時間以上あったため流石に寒い中待つのは嫌だったので、それまで道の駅上平に戻った方が暖をとれると思い戻ることに。道の駅ではお土産を買ってのんびりしていたらあっという間にバスが来ました。高岡駅までは大体2時間くらい。流石に平日だけあって乗客は私一人。高岡駅まではそれなりの距離があるため大型バスで貸切状態。なんだかラッキーな感じ?がしました(笑)

高岡駅には14時頃に戻って来ました。このあとはもう千葉に向けて帰るのですが元々の計画では高岡駅に戻って来る時間が18時頃で、その日在来線(JR線)だけで千葉に帰るルートで行ける限界として岐阜県高山市(高山駅)だったため高山駅で宿を取っていたためまだ、移動しなくてはなりません。

高山駅に行くには高岡駅からはあいの風とやま鉄道を経由して高山本線をつかわなくては行けないため、青春18きっぷを使えないと思われるのですが、特別措置として高岡駅から富山駅の間だけ高山本線城端線氷見線の乗継ぎに限って使用できお金を節約したい私にとってうれしい措置である。

私は高岡駅から富山駅へ向い、次の高山方面へは時間があるため富山駅で遅めのお昼。(駅についた時は15時過ぎ)

富山に来たときから気になっていた、白エビ天のお店に迷わず行きました。

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(白えび亭にて富山スペシャル丼)

富山の名物である白えびをはじめ、ホタルイカやブリに赤かぶらの天ぷらをふんだんに使った贅沢などんぶり。味は言うまでもなく美味しかったです( 〃▽〃)!!

白えびのサクサクとした食感にエビの旨味がとても分かる天ぷら。ホタルイカやブリもとても美味しく、これも富山県の郷土で作られる赤かぶら(ようはあかかぶの漬けも)の天ぷらもちょうど味のバランスを取ってくれておりyoumyanの胃と心を満たしてくれました。大満足です!

食後は富山駅でお土産を見たりして電車の時刻まで過ごし、高山本線経由で高山駅へ無事着くのである。

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(桔梗屋にて中華そば)

高山のホテルについて荷物を置いたあと、夕食を食べに出掛けました。(さっきお昼食べた気が‥‥)

高山では有名な桔梗屋さんの中華そばを戴きました。しょう油ベースのさっぱりとした昔ながらのラーメンでした。私はよくこってりしたラーメンを食べるのですがこうしたさっぱりとしたラーメンも乙なもです。特にこの日は雪でとても寒かったので暖かいスープは体に染みます。もちろん、スープまできちんとたいらげ満足です(^_^)(それくらいおいしかった!)

こうして5日目を終え、旅の最終日を迎えました。この日は基本的に千葉に帰ることが目的でしたが、せっかく高山に来たのに観光をしないのは勿体無いと言うことで高山市飛騨市カントリーサインを撮影と高山市市街地の散策を千葉に帰れる電車の時刻ギリギリまですることに。(タイムリミットは10時24分高山駅発の電車)

この日の活動開始は午前5時頃。結局旅の初日以外朝早くの活動になってしまいました(^_^;) ある方(いつもカントリーサインのことでお世話になってる方)が仰っていましたが

「旅をしているときの方が生活の規則が正しい」

と 。確かにそうなのかもしれないと納得してしまった‥‥

まず向かったのは飛騨国府駅。高山市飛騨市の境界が一番近い駅。高山駅から2駅しか離れていないので10分位で着くので始発の5時31分発のに乗ると40分頃に着きます。

しかし、この時期はまだ夜が開けていないため活動が出来ないのです。別にこの事を忘れていた訳では無いのです。

簡単に言えば電車の本数が無いから駅まで先に行っておいて日の出を待てカントリーサイン撮影をしようということである。一応、始発の次の電車でも千葉に帰る電車に影響無いのですが、それよりも私を誘惑するものがありそれに間に合うために寒い中駅舎で待つことにしたのである。

それは、

"朝食バイキング"

である!

私のブログからはあまり感じられないと思うのですが、実は普段のyoumyanは食べるのが大好きで、特にバイキングとか大好物です。(私の生き甲斐は旅をすることと食べること!と掲げてるくらい(笑))

旅中はカントリーサイン撮影を優先するあまり食事を疎かにしたり、お金を節約するゆえに少食なことが多いですが今回ばかりは、時間があることやとても美味しそうなバイキングだったため試行錯誤してカントリーサイン撮影とバイキングを両立させたのである。(欲張りだなあ‥‥)

日が登りカントリーサイン撮影に外に出たのですが‥‥

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雪!!

例の大寒波の影響で昨日から雪が降り続いておりそれなりに積もっていました。現に歩いてるときも雪が降っていましたけどね(^_^;)

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(1枚目:国道41号 高山市境  2枚目:国道41号 飛騨市境 3、4枚目:それぞれの遠景)

珍しく遠景を載せたのはいかに雪がすごいかということを伝えるためである。

カントリーサインも案の定雪できれいに撮影できません。。飛騨市側はまだ良いのですが高山市側は風向きが悪かったため雪が吹き付けられ盤面をはじめ支柱まで雪に覆われてしまっています。

まあ、仕方ありません。高山市はまた別の機会に撮影することにします。

これにてカントリーサイン撮影の行程は終わりです。

高山駅近のホテルに戻りバイキングを堪能して、少し高山市街地を散策して高山駅から千葉まで約10時間かけて無事帰路に着くのであった。

さて、今回の旅の総括ですがいろいろハプニングはありましたが新潟県富山県の市町村制覇をするという目標を達成したので満足です!富山県に関してはまだ未撮影のタイプのカントリーサインがあるのでまた再訪したいのと今度はもっとゆっくり観光したいなと思いました。

これにて冬の中距離遠征は完結です!

完結

・おまけ

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雪に覆われた高山市市街地。どこも雪掻きで大変そうでした。子供の頃は雪が降ってほしいなと思っていましたが、この歳になると雪が振ると大変だからあまり降らないでほしいなと思うようになったり。時としては昨日の五箇山のように素敵な景色になりますが、住んでる人にとっては厄介なのかもしれません。。
ほら、あまりの雪の寒さにサンタクロースも鼻を真っ赤にしていますよ。あれ鼻が赤いのはトナカイさんじゃん。。これじゃ真っ赤なお鼻のサンタさんになっちゃうわ()
厳しい寒さの高山市から中継でした。
おわり

さて、次回は以前書いた新潟県カントリーサインが好評?(私のブログの中で一番読まれている)ので、富山県の縮小版として書いていこうと思います。

youmyan.hatenablog.com

因みにこちらの新潟県カントリーサインをまとめたページですが今回の分を更新しましたので是非気になる方は見てみてください!(富山県版は次回以降まとめていきます。)

以上!では(^_^)/

youmyan

冬の中距離遠征⑤(富山県編③)

 こんにちは、youmyanでございます(^_^)  前回の記事からあまりスパンがありませんが旅の続きを書いていきたいと思います。

高岡市で迎えた冬の遠征4日目。北陸の冬らしくこの日は雨のち雪の予報。というよりもこの先ずっと雪の予報が出ておりカントリーサイン撮影にどれだけ影響が出るのか心配でした。

この日は計画では早朝から歩いて境界へ向かうのですが、当日の天気次第で今後どうするか決めることに。幸い、小雨でなんとか歩けそうなのでホテルから約7kmある境界に向かいました。

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(市道 高岡市境にて)

本日最初の撮影自治体は氷見市です!!実は氷見市の標準の章入りはここ市道の桜峠トンネルの境界にしか設置されていないレアなものとなっています。(昔は国道415号にもあったようですが例によってイラストタイプに変更されてしまった。)他の地点では前回から度々登場しているイラスト仕様のものもしくは英文字無しの章入り(この様式は富山県でよく見られる)しか無く、氷見市には通常の英文字入りの章入り標識は無いものと思っていましたが数年前某SNSでこの地点の氷見市カントリーサインを掲載されていたことにより存在を知ったため歩いてでも撮影に来たわけです。

しかしながら見ての通り小枝が邪魔していたり、日が明けたばかりでカメラのピントが合わなかったりときれいな写真を撮ることができませんでした(T_T) 小枝だけでもなんとかどかそうと努力しましたが撓りがすごく1枚目のアングルで撮影するので精一杯でした。これはまた再訪(今度は高岡市からレンタルサイクルでくるかな)するということで高岡駅へ引き返すことに。

因みに反対側の高岡市ですが、氷見市同様の通常サイズのカントリーサインが設置されていましたが何故か無くなっていました‥‥(高岡市側から歩いて来たので最初に高岡市側が無いことに気づき氷見市側も撤去されていたらどうしようとヒヤヒヤしていた。)

歩いて高岡駅に着いたのは午前9時過ぎ。旅の計画的には定刻通りといったところ。しかし、前日の生地駅での事件(詳細は前回の記事を参照↓↓)

lovecountrysignsyou.hatenablog.com

にてひどい目に合わされており、ましてや今後雪など天候の悪化が見込まれるためこのあとの計画がどうなるかも分からない状況。

そこで、まだ天気が悪化していない内に行けるところまで行こうと作戦を変更したのである。

具体的には、本日分の撮影と翌日分の撮影を今日中に圧縮してしまおうと考えたのである。しかし、電車の本数や境界まで歩く時間そして日没を考えると少し厳しいと思われるのですがそこはyoumyanの押しきりの強さで強行するのであった。。

ここからはyoumyanの逆襲だ!!見てろよ旅の女神よ!!youmyanのもっとも得意とする強引とも言える力技ですべて回って見せる!!

まずは、高岡市から遠い場所から攻めていこうと言うことで氷見市へ向かった。もちろんイラストタイプの撮影のためである。

高岡駅から氷見線に乗って高岡市氷見市境付近にある島尾駅へ。ここでの勝負は次の電車の発車時間約20分後発のに乗ること。これを逃せば1時間後になるという。しかも境界まで歩いて行くと往復20分前後とかなりシビアな状況。そこに何と島尾駅の前の駅で幼稚園児の遠足(散歩)とも思われる集団の乗車に時間がかかったため発車時刻が数分遅れる事態が発生したのである。通常ならほんの数分の遅延なんて誤差に等しいですが、このときはただでさえ境界の往復が間に合うかの一分一秒を争う瀬戸際にも関わらずこの遅延は大きな痛手ある。(生地駅でのデジャブが‥‥)

えい、遅延したものはしょうがない!!こうなったらダッシュで境界へ向かってやる!!

この日は重い荷物はすべてホテルに置いてあるため防寒で着てる重いコートを除けばある程度動きやすく走るという技も難なくこなせるのである。

島尾駅に着いたとたんダッシュを繰り広げ境界へは5、6分で到着。モタモタしている余裕はない。とっとと撮影だ!!

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(1枚目:国道415号 高岡市境  2枚目:国道415号 氷見市境)

イラストタイプゲット!!氷見市のイラストは知らない人はないだろう氷見の寒ブリ。(本当ならこの日はこのあと氷見駅まで行き番屋で氷見の海産物を堪能しようと考えていましたが断念。。無念である。)このブリのイラストもよく見るとかわいいではないか!!

高岡市側もパシャリ。高岡市も合併の際イラスト部分が章入りに変更された場所もあるようですが、黒部市と違ってちゃんとイラストタイプが残っています。

無事目的を果たし駅へ再びダッシュ。なんとか発車時刻の数分前に到着。(アブナカッタ‥‥)

次なる目的は翌日撮影しようとしていた南砺市小矢部市砺波市を一気に回ること。氷見線で一旦高岡駅まで戻り、今度は城端線で高儀駅まで行き下車をしました。ここからは約2時間の徒歩旅。天気予報ではすでに雪が降る時間だったのですが、なんとか小雨でおさまってくれていたため通常通り駒を進められました。

駅から歩くこと40分くらいで最初の撮影ポイントへ。

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(1枚目:県道143号 南砺市境  2枚目:県道143号 小矢部市境)

この地点は通常の章入りです。

小矢部市氷見市同様で基本的にはイラストタイプもしくは英文字無しの章入り文字のみ、文字のみが主流であるため章入りはかなり貴重。と言うかこの地点しかし現存していないのでは?(確定できないのは、前にこの地点とは違う(章が緑だったり文字間隔が違う)ものの写真を見たことありもう一ヶ所存在すると思われるのですが、ストビューで探しても見つからない。何かご存じの方教えていただけますとありがたいです。)

南砺市はすべての地点で章入りが採用されているため、さほど珍しく無いのですが実は「通常サイズ」の章入りはこの地点のみの設置と思われるレアな標識!というのも他の地点は章入りというのも元々南砺市の旧自治体のイラストタイプ標識のイラスト部分に南砺市章をいれているため、文字とセパレートが施されているので、このように章部分と文字部分が一体化しているのは南砺市では極めてレアなケースと言えるでしょう。なので、大半インターネットでは元イラストタイプだった南砺市カントリーサインの写真をよく目にするため、通常サイズの南砺市はなんか違和感を感じます。(個人的感想)

無事、小矢部市南砺市の章入りをゲットし次の目的地へ。小矢部市のイラストタイプはもちろんのこと、砺波市のイラストタイプもここで回収。最初の境界から歩くこと30分、目的のポイントへ到着。

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(1枚目:国道471号 小矢部市境  2枚目:国道471号 南砺市境)

ここで小矢部市のイラストタイプと先ほどお話した南砺市の元々イラストタイプに章を入れられたタイプの標識を撮影。このタイプの南砺市がほとんどの割合を閉めています。因みに南砺市の旧自治体にはちゃんと各イラストタイプが存在していたのですが8自治体からなるため入れるイラストの選定を1つに絞ることが出来なく章を入れることで落ち着いたのでしょう。(合併後カントリーサインあるある)

一応、かつての自治体のイラストを紹介すると

・旧福野町→キク

・旧福光町→シャクナゲ

・旧城端町城端むぎや祭り

・旧井口村→ユキツバキ

・旧利賀村富山県利賀芸術公園

・旧井波町→井波の獅子舞い

・旧平村→相倉合掌造り集落

・旧上平村→タカンボースキー場

といった具合いです。富山県全体的にそうですが各自治体ちゃんとイラストが丁寧に作られており、かなりカントリーサインに力を入れている印象です。比較的新しくイラストタイプが採用されたこともあり(採用されたのが2000年。なんか親近感が湧きます。。)色の配色のバリエーションやコントラストが他県のイラストタイプより強くとてもみやすい印象です。また、カントリーサインあるあるの黄色や茶色の色褪せが早いと言う現象が一切起きていないのも特徴で平成初頭よりの印刷技術の進化が進んだ証なのだと感じられます。10年で物事は大きく変わる、そんなことを富山県カントリーサインが教えてくれるのです。(話がおおげさ(笑))

せっかくならこれらのイラストを残していただけたら良かったのですが、現実そう簡単には行かないようです。。

この地点での撮影を無事終え、この地点からさほど距離が離れていないところに砺波市のイラストタイプが設置されているのでそちらにも足を伸ばしました。

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(国道359号 南砺市境にて)

イラストは富山県を代表するチューリップ。砺波市には砺波チューリップ公園があり毎年時期になるとチューリップ畑を見ることができるそうです。機会があれば是非行って見たいものです。

これにてこの区間での撮影は終了で駅に戻るのですが、降りてきた高儀駅ではなく1つ高岡側にある東野尻駅が近いのでそちらを目指すことに。しかし、次の電車の時刻はここから駅まで戻るために必要な時間とほぼ同じだったため、途中走りながらなんとか間に合わせました。この日はかなり歩いている上に走ることも多かったのでかなり疲れました。。もし、この電車が間に合わなければ次は1時間後で何も無い駅で寒い中待つ羽目になりそのあとの行程にも大きく響くためもはや執念といわんばかり必死に走りました。

さて、次は高岡市方面へ戻り、油田駅というところに降りました。目的は今朝撮影し損ねた高岡市の章入りと砺波市の章入り。こちらは駅から歩くこと20分くらいと、比較的近い場所にあります。

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(1枚目:国道156号 砺波市境  2枚目:国道156号 高岡市境)

ここは直轄国道であるため、章入り。というのも直轄国道では合併した自治体(富山市を除く)はすべてこのように元々はイラストタイプだった部分に章入りにする施しをされています。実際、この地点は合併前も合併後も高岡市砺波市境なのですがなぜか上記の施しで章入りとなっています。まあ、砺波市高岡市はちゃんとイラストタイプが現存している場所があるのでよいのですが‥‥

因みに砺波市はこのタイプの他に通常サイズの章入りが市道にいくつか設置されています。(今回は時間上の都合で元々計画に組み込んでなかった。)

それにしても富山県は色褪せが無くて本当に素敵( 〃▽〃) 砺波市の章部分に黄色が使われているので色が薄くなっててもおかしくは無いのですがかなり丈夫な施工のためきれいな状態です。

油田駅に戻ると先ほどまでほとんど降ってなかった雨がしかも雪が混じったみぞれが振りだしたのである。「ああ、とうとう来ちゃったなあ‥‥」と言った感じ。このあとはとりあえず高岡駅へ戻り、雨の状況で最後の1ヶ所は今日行くか、明日行くか迷っていました。そして、電車にのって高岡駅へワープ。というのも、この日はかなり朝早くから歩いていたためかなり疲れており、電車に乗った瞬間寝落ちをしており気づいた時にはあっという間に高岡駅にいたというワープ現象が起きたのです。(何が言いたいかって、かなり疲れた。)

高岡駅へ戻ると雨は止んでおり、時間的にも撤収する時間では無いため最後の1ヶ所を回ることに。

高岡駅の隣である越中大門駅へ。富山県の最後の訪問自治体である射水市に足を踏み入れたのである。もちろん目的は射水市カントリーサイン。駅から歩くこと20分位で目的地に着きました。

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(1枚目:県道73号 高岡市境  2枚目:県道73号 射水市境)

射水市平成の大合併で誕生した市であるため、南砺市同様の理由でイラストは制定されず章を入れた標識が作られました。と言うか、射水市は章入りしか無いんだよなあ。元々文字だったとこにも無理矢理章入りにしたりと射水市章をごり押ししてきます(^_^;)

ただ、北陸自動車道には旧新湊市のイメージの海王丸(船)が新しく設置されており、全くイラストタイプが見れない訳では無いのです。因みに北陸自動車道新湊市領域を通らないので射水市として全く新しく作られたものとなっています。どうせなら一般道も旧新湊市で使われていたイラスト(海王丸)を使い回して欲しかったですが。(対等合併なので他の自治体に反感を買うことになるのですが。)

というわけで、この地点で富山県の全15市町村コンプリートです!!やはり全市町村制覇は気持ち良いものです(*^^*)  本当は3日で制覇だったのが2日で1県、制覇できるものと自分自身驚いています。もちろん、1県制覇の最短記録です!まあ、無理矢理感がありあんまりこの行程はお勧めしませんが(^_^;) 

この日はこれにて全行程終了です。高岡駅へ戻り夕食を取りました。

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(「ごっつお」 にて漬け丼)

高岡駅の地下にあった「ごっつお」というお店で氷見直送の魚介類の丼ぶりをいただきました。もちろん、ぶりです。今日食べる予定だった氷見の寒ブリが漬け丼で食べることができました。身がしっかりしていてとてもさっぱりとした漬け丼でした!美味しくて満足です(^_^)

ホテルに戻り十分な急速を取り明日へ備えるのであった。

続く

次回、北陸の冬の真の姿の一角を目の当たりにする。えっ、何か撮影忘れているカントリーサインがある?? これに気づくとは鋭いな!私はあくまでも章ラーだ。あいつを忘れる訳が無いだろ(笑) そのための今日があるのだよ。。

次回が富山県偏最後です。お楽しみに!!

youmyan

冬の中距離遠征④(富山県編②)

あけましておめでとうございます!!youmyanでございます。ついに2021年が始まりました。今年はコロナが落ち着いて少しでも平和な生活が送れることを願いたいです。今年もいろいろカントリーサインについて熱く語っていきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m

新年早々早速、昨年度の冬の遠征の続きを書いていこう思います。

国道8号新潟県富山県境を後にして市振駅へ向い歩いて行きました。ここで事件が。。雨が降って来たのである。雨が降ることは今日の天気予報で知っていたので問題では無いのですが、なんと強風によって傘が壊れかけたのである。

「風が少し強いなあ。でも新品でちゃんとしたやつ(旅にでる時千葉で新品の傘を買った。)だから、大丈‥‥」

(パキッ!)

「傘の骨折れた‥‥」

新品の傘なのに逆さ傘になり骨が折れたのである。幸い使えない訳では無いので大丈夫だろうと思っていたのですが後にこの事が旅に大きく響くことに‥‥

とりあえずは市振駅に到着し乗ろうとしていた電車には余裕に間に合いました。

さて、次に向かうのは入善駅です。朝日町の隣にある町入善町カントリーサインを狙う訳です。

入善駅へは20分位で着きました。ここからは境界まで35分歩いて行きます。

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(1枚目:県道106号 朝日町境  2枚目:県道106号 入善町境)

この境界は章入りです。前回お話しした通り富山県は章入りとイラストタイプが混在しているため、もちろん朝日町や入善町にも章入りタイプは存在しています。今回の旅はこうして各自治体、イラストタイプ、章入りタイプと2つずつ別境界を回らないと行けないので厄介なのです。だけど、大変という気持ちよりすべてコンプリートしたい気持ちが勝っているため苦ではありませんでした(笑)

もう一つこのカントリーサインで見て頂きたいポイントがございまして、英文がなんと標準よりも大きめなのです!!

最近は外国人観光客に分かりやすいように静岡県や東京都でカントリーサインを含む案内標識で英文が標準より大きくなっているのですが実は富山県の方が先に標準より大きめの英文を採用していたようなのです!とはいっても静岡県や東京都のように多くの地点で採用されている訳では無く、カントリーサインで言えば現在は朝日町と入善町の章入りだけと少くあとは108系案内標識に見られる位です。昔は黒部市宇奈月町庄川町利賀村の章入りにもありましたが合併で消えてしまいました。おそらくですが、黒部ダム宇奈月温泉五箇山白川郷の合掌造り集落など一大観光地が近くにあったため外国人観光客に分かりやすいように英文字が大きめの標識を設置したのだと思われます。

話を戻すと、実はこの朝日町や入善町カントリーサインは全国的に先駆けたグローバルな標識なのです!(言い方が大袈裟。。)

私的にはこのバランスの良い入善町のNyuzenや入をあしらった斬新な町章がすごく気にっており撮影したいカントリーサインベスト30(一体どんなランキングだよ‥‥)に入っていたので撮影できて満足です(*^^*)

撮影も済ませボチボチ入善駅へ引き返し次の目的地へ向かうのですがこのあととんでもない目に合うことに‥‥

入善駅から次ぎは生地駅へ向い今度は入善町のイラストタイプを狙うことに。数分で生地駅に着いたのですがなんと強風と強めの雨‥‥かなりヤバイ感じ‥‥ さっきまでは小雨だったのに‥‥ 強い雨だからといって次の電車の関係で待つわけに行かないので強行で境界へ突き進むことに。というのも次の生地駅発の電車はカントリーサイン撮影して戻って来てちょうど位の時間であり、その上さっき乗ってきた電車が5分以上遅延したため時間が無いのである。急ぎ足で歩きますが風と雨が強くてなかなか思うように進めません。

そしてこの瞬間がやって来てしまったのである。

傘が破壊(再起不能)‥‥‥

市振駅のとき骨が折れたところがきっかけで強風に煽られ瞬間に傘の骨組みがとんでもなく曲がり傘として使えない事件が発生したのである。私、20年間生きていますが、傘がここまで破壊されたのは初めてですよ‥‥‥

傘が壊れてもなお雨風は強いままこのままではまずいので応急措置としてたまたまリュックに刺しておいた折り畳みの傘を使いました。(今後この旅ではずっとお世話になる)

しかし、折り畳み傘なので通常の傘と違いなかなか安定せず大変でした。それでもなんとか境界にたどり着きましたが、今度は傘を持ちながら撮影するのは難しく何枚か撮影しましたが上手く撮影できたのは1枚だけでした‥‥しかも、近景は撮影できず‥‥

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(1枚目:県道2号 黒部市境  2枚目:県道2号 入善町境)

写真をよく見ていただくと分かりますが斜めに雨がふってるのが写っておりかなりの強風だったことがわかるでしょう。

また黒部市側は横着して反対車線からしか撮影してなく余程余裕がなかったことが伺えます。

ここまでたどり着くのに予定時刻より少しオーバーしているため急いで戻ろうとしましたが雨風でやはりなかなか進めません。とここで電車の到着時刻になり逃してしまいました。。電車の遅延さえ無ければぎりぎり間に合ったのに‥‥

次の列車は約40分。ここでの40分のロスはでかいです。このあとも何回も駅を降りるため1本でも逃すと次の電車の時刻の関係で日没によりカントリーサイン撮影ができないヶ所が出てきてしまうのです。私の場合は少しでも多くの地点で撮影できるよう電車の時刻と歩き時間をギリギリに詰めているため1本逃すと大きな痛手になることが多いのです。幸い今回最後に回していたものはちょっとレアなタイプのカントリーサインだったため通常サイズのイラスト、章入りタイプを全市町村収集には影響が無かったので良かったです。生地駅では何もすることが無かったのでストーブが炊かれた部屋で濡れた体(主にくつですが)をぼおっと暖め待っていました。

そうこうする内次の電車が来ました。次の目的地は黒部駅

黒部駅は隣の駅なので数分で着きました。ここからはこの日で一番長く歩く行程を組んでいたため電車のことを考えて油断ができない勝負。雨は小降りになっていたためなんとか進めそう。黒部駅を降りてまず向かったのは電鉄黒部駅。ここでは富山地方鉄道の1日乗車券を求めに向かいました。というのもここからは先は富山地方鉄道を使って移動するためこの乗車券を使った方がお得なのである。しかし、この駅では乗車せず、境界へ向かったのである。

ここから歩くこと40分位で目的地へ到着しました。

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(1枚目:県道150号 魚津市境  2枚目:県道150号 黒部市境)

ここは国道8号の旧道にあたる場所で近くにバイパスができたため県道に降格したようです。

先ほどきれいに撮影出来なかった黒部市カントリーサインをバッチリ回収!黒部市は平成の合併ですべて章入りになってしまいましたがかつてはちゃんとイラストタイプが存在しており黒部ダム?を表すイラストでした。確か、北陸自動車道高岡市~朝日町の区間で最近市町村を表す看板の新調が行われたようで一般道のカントリーサインと同じイラストが採用され黒部市のものもかつて合併前に使われていたイラストが思わぬ形で復活を遂げたので気になる人は見てみてください。

・追記:黒部市の旧イラストのカントリーサインのイラストですがあれは黒部ダムではなく「黒部川扇状地が作り上げた黒部の名水」という意味があるそうです。要するに黒部川扇状地湧水群を表しているようです。

魚津市のイラストは富山湾で見られる蜃気楼を表すイラストになっています。なお、イラストに描かれている建物は実在しませんのでお気を付けあれ。(蜃気楼=竜宮城のイメージから来てるよう)

無事、黒部市カントリーサイン魚津市のイラストタイプをゲットし次の目的地へ急ぎました。この時点で雨はほとんど降っていなかったためずいぶんと歩くのが楽になりました。次の目的地へは10分位で着きました。

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(1枚目:県道314号 黒部市境  2枚目:県道314号 魚津市境)

ここで魚津市の章入りをゲット。何気に魚津市の章入りの設置ヶ所が少ないためレア度は高いです。

また、この地点の黒部市は何故か縦型。どうやら合併以前から縦型のようです。

これにてこの区間の撮影ポイントは無事済ませあとは最寄りの経田駅に向かいます。さっきの電車逃しがどう響くか分からなかったので急ぎ足です。

なんとか経田駅に着いたのですが乗ろうとしていた電車はあと少しのところで逃してしまいやはり1本ずつ遅れることに。。次ぎは1時間待ちです。ここで最後の1ヶ所は間に合わないことが確定しました。。まあ、そこまで重要な地点じゃなかったので諦めはつきました。

1時間後次の電車が定刻通りやって来て目的地へ。

降りたのは西滑川駅。この地点も電車の乗継ぎと歩く時間の設定がギリギリになっていたので速足、時には走って間に合わせようとしました(^_^;) 生地駅との違いは雨は完全に止みそれどころか晴れ間さえ見える状況だったため巡回しやすかったです。目的地へは数十分で到着。

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(1枚目:県道151号 滑川市境  2枚目:県道151号 富山市境)

ここは章入りタイプのようです。富山市はあちらこちらで章入りタイプは見かけますが、滑川市の章入りも魚津市同様あんまり設置されていないため場所を選ぶ必要があります。まあ、滑川市の場合駅から近かったのでラッキーです。それにしても滑川市章は青枠に黄色となかなか独特ですなあ。。

実はこの場所の近くに富山市滑川市のイラストタイプも設置されているのでそれも撮影に行きました。

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(1枚目:県道135号 富山市境  2枚目:県道135号 滑川市境)

ここは立派なイラストタイプ。同じ県管轄なのに章入りにしたりイラストタイプにしたりと基準がよくわかりませぬ。

イラストは滑川市が名産ホタルイカ富山市チンドン屋です。もちろんチンドン屋の広告は名産の富山の薬と大変凝ったものとなっています。

またこのホタルイカのイラストですが近くで見ると案外かわいいイラストだと気づかされました。カントリーサインって案外近景で撮影する人はあんまりいないためこうしてみずから足を運ばないと気づかないことも多いのです。まあ、それが旅の醍醐味なんですが。

こうして富山市滑川市の両タイプをお得に一挙に撮影でき次の電車が来る前になんとか駅に戻りました。

この時点でカントリーサインを多く撮影した気がしますがまだまだ行きますよ。

西滑川駅を出て次に向かったのは相ノ木駅。この駅から目的地の境界までの距離は近いためは数分である。

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(1枚目:県道4号 上市町境  2枚目:県道4号 立山町境)

この地点はイラストタイプ。上市町劔岳と大岩不動、立山町立山雷鳥

立山町のイラストですが富山県のものとイラスト被ってるじゃんとは言ってはいけません(笑)

上市町側ですが文字部分だけ新しく張り直されていました。雪とかで文字が消えかかっていたからでしょうか?

そしておまけとしてこいつも撮影。

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(北陸自動車道の側道にて)

北陸自動車道の市町村境をお知らせする看板(例の件から高速道路のものはカントリーサインと呼ぶのをやめた。実際カントリーサインじゃないもん。そもそも‥‥ 長くなりそうなのでまた改めて高速道路の市町村標識については熱く語ることにします。ご了承ください。。)の上市町バージョン。先ほどチラッと話しましたが、一般道のイラストに変更されたようです。とは言っても昔も劔岳と大岩不動の別のイラストだったのでマイナーチェンジと言ったところでしょう。

さて、次の地点でこの日の撮影活動は終了です。相ノ木駅から電車で寺田駅で下車。ここではそれなりに撮影をしたので一気にご紹介。

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(1枚目~4枚目:県道15号各境界 5・6枚目:県道4号にて  7・8枚目:町道にて)
ご覧の通り寺田駅は1駅でこんなに撮影できるうれしい駅なのです。
まず県道15号のカントリーサインですがどうやら章入りが設置されている路線です。ただ、残念なことにみんな雪の影響で色落ちしています(>_<) 特に上市町のものはひどいです。新しく交換して欲しいものです。。上市町には実は誤植バージョンもあるため正規のきれいなタイプと併せて再訪確定です。
立山町舟橋村と言えば実は誤植の章でして、立山町の方は真ん中の三角の部分に線が無い、舟橋村は回りの円の部分の左側のしたら辺に凹みが無いという残念な物になっています。しかも町道に設置してある各自治体で設置した物も誤植となっていて救い用のない始末。。どうやらこの誤植章タイプしか存在しないようなのとりあえずは良しとしますがいずれは正規のものが現れることを願うばかりです。

舟橋村のイラストタイプは何のイラストか分かりません。何かのキャラクターでしょうか?今度舟橋村に問い合わせて見たいと思いますので追記をお待ちください。

・追記:この舟橋村カントリーサインのイラストですが村に問い合わせたところどうやら明治2年に起きた農民一揆「ばんどり騒動(わかっていると思いますがB〇nG Dr〇am!ではないですよ)」に由来しており、農民が菅笠とばんどり(蓑)を身に着けて集合したことからそう呼ばれているそう。そのばんどりをモチーフにしたキャラクターで「バン ドリ君」というそうです。まあ、公式のキャラクターではなくカントリーサインのためだけに作られたもののようです。

駆け足気味ですがこれにてこの日のカントリーサイン撮影活動は終了です。最後に行きたい場所がありましたがまた富山県に行った際のお預けです。それでもこの日は10自治体18タイプ撮影できたので大満足です。この日は高岡市まで行き宿泊するのですがその前に寄り道です。この模様はおまけ(何か恒例となってる)でお伝えします。

 

・おまけ

せっかく富山県に来たのに観光しないのは勿体ないので富山地方鉄道フリー切符を使って宇奈月温泉へ行ってきました。

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宇奈月温泉駅に着いたのは18時頃、駅前には温泉の噴水がお出迎え。

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今回訪れたのは宇奈月温泉観光協会併設の日帰り入浴ができる「湯めどころ宇奈月」。

さすがに一日歩き続けたので少しでも疲れを取りたかった。

温泉は透明でとても柔らかい良い湯で気持ちが良かったです( 〃▽〃) もっと明るい内なら商店街だったり、旧宇奈月町カントリーサインに採用されていた黒部峡谷鉄道の有名な赤い山彦橋など観光できたのですが流石に無理だった‥‥また改めて行きたいです。

宇奈月温泉駅を後にしてそのまま富山駅に向かいました。ここで夕食をとることに。(朝のバナナ2本以外今までほとんど口にしていなかったので流石にお腹が空いた)

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(麺バルプライド 富山ブラックラーメン富山駅前店 にて)
富山名物ブラックラーメンを頂きました。名の通り黒い醤油ベースのスープが特徴です。味はというと思っていたよりしょっぱくなくどちらかというとスープのだしが効いておりとても美味しかったです。久しぶりにこんなに美味しいラーメンを食べました。危うくスープを飲み干してしまうところでした。(流石に美味しくてもこの黒さから醤油をかなり使ってると思われたのですべては飲みませんでした。)私の場合は基本的にスープは残すのですが、本当に美味しいところは飲み干してしまうときがありこのお店のラーメンは本当に美味しい部類に入ると思います。おすすめですので富山に来た際には寄って見てみてください。

前半なんやかんやありましたがそれを忘れるくらいお腹も心も満たされた私は高岡駅まで行きその日を終えるのであった。

次回、生地事件を巻き返す逆襲を繰り広げます。どうぞお楽しみに!!

続く

youmyan

 

 

冬の中距離遠征③(富山県編①)

こんばんは、youmyanでございます!もういくつ寝るとお正月になってしまいますね。今年が過ぎるのは本当にあっという間でした。

さて、例によって前回の旅の続きを書いていこう思います。

旅の3日目の朝は糸魚川で迎えました。ここで今回の旅の真の目的について明かしたいと思います。

薄々お気づきの方もいらっしゃると思いますが、まずは新潟県の全市町村(離島の佐渡市粟島浦村カントリーサインが無いので除く)です。8月の遠征にて以前収集した妙高市上越市、未収集である十日町市津南町糸魚川市を除く23自治体を収集しており残りの3自治体をこの旅で集めて制覇してしまおうという考えです。実は8月の遠征にてこの十日町市津南町糸魚川市だけ未収集のままにしたのは時間的に無理だったのもありますが、「この旅」を計画したときこの自治体を上手く通ることができると知っていたため8月の遠征ではあえて無理をせず(旅の記録はブログには書いていませんがかなり無理矢理な旅だった‥‥)後回しにしたのです。

「この旅」の計画の主旨はもうひとつあって富山県15市町村制覇ということである。どちらかと言えばこちらがメインのものとなっていて、今回の旅では2県同時制覇というすごく達成感がある旅になるよう仕掛けたのです!(分かる人にしか分からない。)

と言うわけで糸魚川に泊まったのも糸魚川市カントリーサイン富山県自治体を多く回るためでありもちろんこの日も朝日が上らぬ内に活動を開始したのである。とは言うものの日の出が7時頃のため糸魚川駅を出たのは6時ごろといつもより遅め。

目的はもちろん糸魚川市カントリーサインが設置されている県境。ですが、早速寄り道をしました。今回どうしても行ってみたい場所があったので県境の最寄駅である市振駅の一つ先の越中宮崎駅で降りました。

越中宮崎駅に何があるかと言うと宮崎海岸という世界で大変珍しい海岸の最寄駅なのです。何が珍しいかというとヒスイ(宝石)が打ち上がる海岸として知られており糸魚川からこの宮崎海岸までの間で運が良ければヒスイを拾うことができるのです。また宮崎海岸がある富山県朝日町のカントリーサインに描かれていることもあり寄り道をすることを決めてました。

少し日が出掛けたころに宮崎海岸へ着きました。以外にも朝早くから釣りをする人がそれなりいたので一人じゃなくて安心しました。早速石ころハンティングを開始しましたが、なかなかそれらしい石は見つかりません。まあ、そう上手くは行きません。。ヒスイ探しを夢中でしている内に日の出の時刻を迎え、辺りは明るくなりはじめ私は素敵な景色を目にしました。

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※手違いで日付けが入ってしまっていますがご了承くださいm(_ _)m

写真では伝わりにくいですがとても幻想的な風景が広がり、日本海の澄んだ海に朝日を反射して雲と青い空が見事な演出で私を驚かせました。

実は宮崎海岸はヒスイが取れるだけではなく晴れた日は青い海に青い空が広がる景勝地なのですが、この日は曇り、雨の予報で青い海に青い空は拝めないと思っていたのでこのような景色が見れたのは奇跡だと思いました。(後半叙述しますが本当に奇跡です。)

きれいな景色を拝みながヒスイ探しをすること数十分、今回の目的はあくまでもカントリーサイン撮影なのでそちらを優先するため切り上げることに。それらしい石は見つかりませんでしたが、以外と石ころハンティングは楽しいもので時間が経つのはあっという間でまだ探し足りませんでした(笑) 是非また時間がある時ゆっくり探索してみたいです!

宮崎海岸を後にした私は目的のカントリーサインを撮影するため市振駅方面へ歩いて戻ることに。道中で糸魚川市に戻るためそこでカントリーサイン撮影をする算段です。歩くこと30分で県境へ!

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(1枚目:国道8号 新潟県糸魚川市境  2、3枚目:国道8号 富山県朝日町境)
この地点の糸魚川市を撮影にて新潟県本土の28市町村のカントリーサイン撮影は制覇です!!やっぱりすべて揃うとうれしいですね(*^▽^*)

この糸魚川市ですが海風にやられてしまいボロボロなのがちょっと残念です。

そして、この新潟県の標識が前回お話しした新潟県の県境によくある標識です。いつ頃からあるのかは不明ですが、少なくてもここ国道8号の県境では1993年には通常サイズの章入り新潟県カントリーサインが写った写真を見たことあるため、1990年代後半に変更されたと思われます。実は、この新潟県の標識には2種類あって空の背景がこの地点のもののようにベタ塗りのものと横縞模様のものが存在しています。私は後者のものは撮影していないのでいずれ撮影したいです。

さて、今旅の大舞台である富山県の方も見てみましょう。何気に富山県に踏み入れるのも人生初でもちろん富山県カントリーサインも撮影するのもはじめてであります。記念すべき(youmyanの)富山県カントリーサイン撮影第1号は立派なイラストタイプです!!やはりイラストタイプは映えますなあ。

ここで富山県カントリーサインの設置傾向を紹介するのですが、一言で言えば富山県はなかなか面白い経歴を持った県なのです。

基本的に国道県道問わず先ほどの写真のようにイラストタイプが主流となっており、市町村合併で市町村章に変更されてしまった黒部市南砺市射水市を除く自治体すべてでイラストタイプを見ることができる大変嬉しい県なのです!!また、平成の市町村合併以前の自治体ではなんとすべての自治体でイラストタイプが設置されており全国では極めて珍しい県なのです!!これだけでもすごいことなのですがさらに現在の15市町村すべてに章入りの標識が1ヶ所以上設置されているイラストタイプ、章入りタイプを両方味わえるカントリーサインマニアにしては天国のような県なのです!!

というのも、実はそれには理由がありまして、2000年以前(1990年代)は直轄国道では章入りが、県管轄には章入りもしくは文字のみが設置されており2000年に富山県で一斉にイラストタイプ仕様に変更した経緯があり直轄国道は章入りからイラストタイプにチェンジをして県管轄でもイラストタイプが積極的に設置されたのですが、一部章入りが残ったようなのです。(章入り標識は当時新しかったからそのまま使われたのでしょう。)

ずいぶんと長くなってしまいましたが富山県はかなり面白い県だということをお分かりいただけたでしょうか?もちろん、15市町村制覇を掲げているからには両タイプを撮影しなくちゃね!

本題に戻ります。富山県のイラストは立山連峰とチューリップ、雷鳥です。どれも富山県を象徴するものばかりですね。朝日町は先ほど紹介しました宮崎海岸(ヒスイ海岸)です。富山県カントリーサインの特徴として雪対策のため少し標識が傾いているのと屋根(私がかってに呼んでる)がついており板面を雪から守ってくれています。雪国ならではの光景ですね。

無事好調な滑り出しで始まった旅3日目ですがこのあと旅の女神は私に牙を向くのであった。。

続く

・おまけ

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一応、これがヒスイ海岸で拾った石たち。ヒスイっぽいかなあって拾ったものですが‥‥そうは見えませんね。。まあ、もっともよく目にする綺麗なみどり色の石はごく稀で基本的には白色をしているそうです。

それでも石拾いはかなり楽しかったですよ(^_^)  (某アステロイドな作品に影響されたことも要因の一つですが)

宮崎海岸には面白いことがもう一つありまして、夏の夏至の前後1ヶ月の間海から太陽が昇って海に沈むという面白い現象を見ることができるそうです。今度は夏に泊まりがけでヒスイ探しをしながらのんびり過ごすのありかなと思いました。

おわり

youmyan

 

冬の中距離遠征②(長野県後編)

こんにちは、youmyanです(^_^) 

lovecountrysignsyou.hatenablog.com

※この記事を読む際には上の記事を参照にしていただけるとなお読みやすくなると思います。

前回の続きを書いていきたいと思います!

旅の2日目は長野駅を始発で出発し、飯山線でお隣新潟県自治体を目指しました。というのも、今年の8月に行った新潟県遠征で行けなかった自治体が飯山線沿いにあるので撮影してしまおうという考えです。

飯山線で揺られること2時間位で目的である越後田沢駅へ着きました。しかし、天気予報どおりあいにく小雨が降っておりちょっと気持ちが下がり気味に‥‥‥それでも標識撮影へ歩くこと20分位で到着!

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(1枚目:国道117号 十日町市境  2枚目:国道117号 津南町境)

以前紹介しましたが、新潟県カントリーサイン直轄国道を除けば大体文字のみを占めておりあんまり面白味の無い県なのですが、この地点は直轄国道では無いのにも関わらずイラスト入りとうれしい標識となっています。

というよりもなぜか国道の十日町市カントリーサインは市章入りが多く、平成の大合併で標識の新調際に章入り標識の設置がなされた珍しい自治体なのです。

この地点は元々津南町・中里村境界でカントリーサインが設置されていなかったようで、中里村が十日町市になるに当たって新しく標識が設置された時についでに津南町にイラストタイプの標識が誕生したようなのです。元々津南町直轄国道が通っていなかったのでどこにもイラストタイプが無かったのでこの待遇はとてもラッキーなことでした。故に津南町のイラストタイプはここでしか拝めない貴重なものとなっています。(おそらく津南町新潟県内で最後にイラストタイプが新設設置された自治体なのでは?)

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因みにこの境界は川にあるため写真の通りこの大きな橋の両端にあるので橋を往復しなくてはならず大変でした(^_^;)
さて、撮影している内に雨も止み駅へ引き返し次の電車で次の目的へ。

飯山線沿いはまだ私がカントリーサイン未撮影自治体がわんさかあり、一つ一つ降りて撮影したかったのですがこの日はは長野市へ引き返し、妙高市によりつつ最終的には糸魚川駅まで行かなくてはならず、また飯山線は本数が少なく途中下車できるのは一ヶ所に限られていました。

候補として信濃白鳥駅(野沢温泉村、栄村のイラストタイプ、栄村、飯山市の章入り)、上境駅(野沢温泉村章入り)、蓮駅(飯山市中野市のイラストと章入り)の中からどうするか考えた結果、蓮駅で途中下車することに。理由としてまず電車の本数の関係で戸狩野沢温泉駅より豊野駅よりに行きたかったのと何よりも中野市のイラストタイプ(標高付)のものが撮影したかったからです。

蓮駅までは1時間半位で着きました。ここからひたすら歩いて国道117号のバイパスの境界へ目指しました。

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(1枚目:国道117号バイパス 中野市境  2枚目:国道117号 飯山市境)
長野県お約束標高入りのカントリーサインです!!やはりイラスト入りはいいですなあ(*^▽^*)

ここ国道117号は直轄国道では無いためカラーです。長野県におけるこの標高付のカントリーサイン直轄国道以外ではこうした少し大きい幹線国道に設置されていることが多いのですがどちらかと言えば章入りが多いため全市町村でこのイラストタイプが拝めないのが惜しいところですね。

イラストは飯山市の方がユキツバキ(新潟県加茂市のものと同じ花ですね。)、中野市の方は旧豊田村のものを仕様しておりイラストは同様「ふるさと」のモチーフの村で歌い出しの「兎追いしかの山 小鮒釣りしかの川」の兎、山、川といったイラストがかかれており日本古来の民家や菜の花といったふるさとを思い浮かべるような凝ったイラストとなっています。

「ふるさと」や「朧月夜」、「春の小川」などの有名な童謡の作詞を行ったのが高野辰之という人で現在の中野市豊田村領域の出身であり、「ふるさと」は高野の故郷の景色を綴ったものとされていることから豊田村はふるさとの村としているようです。

確か、中野市に高野辰之記念館があるようなのでいずれ訪れて昔の歴史を感じてみたいです。(今回はあくまでもカントリーサイン撮影なのでそんな余裕はなかった‥‥)

因みに上信越自動車道豊田村カントリーサインのイラストはこの地点のものと同じでした。現在は高速道路のものは撤去されてしまいましたが今でもイラスト拝めるのはうれしいものです。

無事カントリーサイン撮影は終わって蓮駅へ戻りそこからさらに反対側の国道292号にて章入りを撮影。

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(1枚目:国道292号 中野市境  2枚目:国道292号 飯山市境)

何気に飯山市は初撮影の自治体でして無事撮影できて満足!ただ色褪せがすごい(^_^;)  昭和60年代からあるため(裏の銘板には昭和とかかれており60何年かまでは読み取れず)仕方が無いのでしょう。何せ30年以上の代物ですから逆にすごいですよ!!反対の中野市は前にご紹介したように文字が長野県独自のナールDではない仕様となっています。こちも何気に初撮影でしたのでなんだかお得に感じました。

さて、蓮駅には余裕で戻り次の目的である妙高高原駅へ。蓮駅から豊野駅へ戻りここからは北しなの線に乗って妙高高原駅へ向かいました。

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今回、私を妙高高原駅へ運んでくれる電車は今年の夏デビューした新型車輌「SR1系」でした。駅で待ってる際にポスターでこの事を知ってせっかくなら乗って見たいなと思っていたらバッチリ廻り会いました (笑)

内装はやはりモダンなおしゃれな感じで座席にはリンゴのイラストがびっしりと長野県らしい内装となっていて素敵でした。

電車で揺られること40分位で終点妙高高原駅へ着きました。またここから境界まで歩きます。

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(1枚目:県道96号 新潟県妙高市境  2枚目:県道96号 長野県信濃町境)

歩くこと15分位で着きました。目的は新潟県のシンボルマークタイプと妙高市信濃町の章入りです。

妙高市の方は私の新潟県カントリーサインのまとめてるページで分かるようイラストタイプは撮影していたのですが章入りタイプは未撮影だったので、章ラーとしてずっと撮影したかったのですがなかなか機会がなく今旅では遠廻りになりますがこの際撮影してしまおうということで訪れました。

またこのポイントを選んだのは新潟県のシンボルマークタイプも同時に撮影できるからであり、もっぱら新潟県の県境はトキと新潟県のシルエットが描かれた大きな看板しか設置しておらず、シンボルマークタイプも数ヵ所しかなく歩いて撮影できそうなのはここだけということで選びました。それに加えて信濃町の章入りも未撮影だったので一挙にお得な場所だったという訳です。

妙高市に関しては新潟県で唯一章入り王国でイラストタイプより章入りの方が多く見られるという謎の界隈となっています。因みに妙高市のイラストは旧妙高高原町Ver.、旧妙高村Ver.2種と旧新井市Ver.2種の計5種類存在しておりそれに加えて章入りと全部で6種類あるためすべてコンプリートするのは大変です。因みに私は妙高村の旧妙高高原町境にある標識と新井市2Ver.どちらも未撮影なのでいずれ妙高市には出向く必要がありそうです。

さてこれにて本日の活動は終わりです。後はひたすら電車に乗って糸魚川駅へ向かうだけです。(今回は青春18きっぷを活用すべく妙高高原駅から長野駅へ戻り篠ノ井線松本駅まで行きそこから大糸線でひたすら糸魚川駅に行くという長い行程を組んでいたため大糸線の終電を考えるとこの日はこれ以上寄り道は出来なかった。)

無事糸魚川駅に着いたのは22時半ごろ。妙高高原駅を出たのが大体15時頃なので7時間以上移動しっぱなしだったのでかなり疲れました。駅近のホテルを取っていたいたのでホテル到着にてこの日は終了です。

いよいよ、次回 私の今旅の野望が明かされることになります!!どうぞお楽しみに(^_^)

では(^_^)/

youmyan

冬の中距離遠征①(長野県前編)

どうも!ご無沙汰しております。youmyanでございます!前回の記事から1ヶ月ほったらかしてしまいました(^_^;)

今回は前回さらっとお伝えした通り12月の中旬(11日~16日)に行ったカントリーサイン撮影の模様をお届けします。

(コロナ騒動が再沸するなか、行くのをどうするか迷いましたしたが、一応マスクをし最大限人との接触をしないよう気を付け旅を行いました。)

さて、早速旅の模様をお伝えしたいと思います!

行き先はというと中部地方のをいくつかまわり未撮影の自治体のカントリーサインを撮影することです。

まず初日に向かった先は長野市です。今回はいつものように始発で出掛けるということができなかったためどちらかと言えば初日は長野市へ移動することが目的でした。ルートしては中央本線を使うのですが沿線の自治体で途中下車をして標識撮影をということを考えると、山梨県内は大体撮影したことある自治体ばかりだったので、長野県内の未撮影の自治体で撮影をしたいと思いました。しかしながら、今回は11時位に出発したためどうしても長野県に入る頃は日没近くなってしまい撮影が不可能となってしまうため、中央本線長野県の入り口である富士見町にあるすずらんの里駅周辺で活動することに。

すずらんの里駅に着いた頃はすでに15時30分を過ぎており日没が迫っていることからあまりのんびりはできません。目的地へはスタスタ歩くこと数十分で到着しました。

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(1枚目:国道20号 富士見町境   2枚目:国道20号 茅野市境)

長野県お約束標高入りの標識ですね!以前、茅野市側は紹介しましたがあれは8年前に撮影したもので、今回は再撮影を兼ねて訪れました。というよりもそのとき富士見町側は撮影していなかった(当時富士見町は別ヵ所で章入りを撮影していたためイラストタイプは撮影しなかった)ので撮影したかったというのが本音です(^_^;)

ここ国道20号直轄国道であるためモノクロイラストとなっています。そもそも長野県における直轄国道では平成初頭までは県管轄同様章入りタイプが設置されていたようで、平成6年頃に標識付きのイラストタイプに変更されたようです。なので同じ国道20号下諏訪町岡谷市境のものはその名残として章入りのようです。

そう言えばいつも思うのですがこのモノクロイラスト、デザイン(版画で描かれているようなタッチ)がかなり独特ですよね。。新潟県直轄国道のモノクロイラストも同じ感じなので同じところで作ってるのでしょうかね?なかなか興味深いです。

話しが脱線してしまいましたね(^_^;) 両自治体のイラストはというと、茅野市が棚畑遺跡の「縄文のビーナス」、富士見町がスズランと富士山。

茅野市の棚畑遺跡は縄文時代の遺跡であり市内最大級の遺跡だそうで、当時のことがわかるものが多く出土し、その内のひとつが縄文のビーナスだそう。

富士見町は先程出てきましたすずらんの里駅という名前にある通りスズランの群生地(入笠湿原)がありスズランを見ることができるそう。また富士見町の由来である富士山が町内各所で見ることができるようで、富士見町のホームページを見ると素敵な写真が多く掲載されていたので是非綺麗な富士山が見れるスポットを訪れてみたいです(^_^)

無事富士見町のイラストタイプをゲットした私は次の目的地へ。

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(1枚目:県道196号 茅野市境  2枚目:県道196号 原村)

富士見町の境界から歩くこと30分で目的地へ着きました。

今旅の初新規撮影自治体、原村。ここは県道のため普通に章入りです。残念ながら国道20号は通らないため標識付きイラストカントリーサインは存在しないようです。

それでも原村にはいくつか様式があるようで、私が今回撮影したような茅野市など3文字仕様の物に2文字の原村を入れたもの、原村専用に2文字の仕様のもの、そしてなぜか標識が正方形のものとなかなか面白いためすべての様式を撮影のため原村へは再訪必須です!

茅野市側ももちろん章入りです。何気に今回が章入りタイプは初撮影。茅野市には誤植の章入りも存在するようなので気を付けなくはなりません。ここはちゃんと正規のものが使われています。(いや、それが当たり前なんだけど‥‥)

この日は日没のためこれにて活動は終了です。ここから青柳駅へ戻り中央本線篠ノ井線経由で長野市ないのホテルに向かったのである。

続く‥‥

・おまけ

この日の夕食。

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(明治亭 長野駅前店)

この日は駒ヶ根名物ソースカツ丼をいただきました。かなりボリューミーで特に特性のソースとカツの相性が抜群で美味しかったです(*^▽^*) 

本場駒ヶ根市へは行ったこと無いのでいずれ行ってみたいです。

おわり

youmyan

埼玉遠征 2020 後編(小川町編)

こんばんは!youmyanでございます(^_^)

今回は前回お届けした深谷市探索の実質続きの旅の模様をお送りしたいと思います。(前回の記事は↓↓)

lovecountrysignsyou.hatenablog.com

上の記事を読んでいただけるとわかると思いますが、ふっかちゃんのためにカントリーサイン収集をすっぽかしてしまったため1ヶ月越しに本来行くところだった場所の補完を行っていきました。

深谷市探索の時同様、某所千葉県を始発で出て今回は寄り道をせず小川町駅へ。

しかしながら小川町についた時間帯はまだ自転車の貸出しは行っていなかったので丁度自転車の貸出しが始まるまでに戻ってこれそうな東秩父村カントリーサイン撮影に出向くことに。

とはいっても、4km以上の道のりなので1時間位かかりました(^_^;)

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(1枚目:県道11号 小川町境   2枚目:県道11号 東秩父村境)

埼玉県唯一の村である東秩父村東秩父村の章入りは県道11号の小川町境(この場所)と秩父市境の2ヵ所しか存在しないそこそこのレアなものとなっています。まあ、そもそも道自体そんなに多くは無いので仕方がないですが。その他英文字入り無しとそれぞれ文字のみが存在するようですがいずれも辺鄙な場所にあるのでいつ撮影に行けることやら(^_^;) とりあえず章入りが撮影ができて満足です。因みに小川町の方は丁度太陽と被ってしまいうまく綺麗な写真は撮れず‥‥(朝方カントリーサイン・アルアルですね) 

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東秩父村へ行く道中で撮影したとある風景。紅葉しがかってる山と青空のなんてこともない風景ですが、なんだか心がやすらぐ風景。とても気持ちよい散歩でした。

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さて小川町に戻って小川町の観光案内所である 楽市・おがわ にてレンタルサイクルを借り、紅葉狩りではなくカントリーサイン狩りへ出発です!!

まず目指したのは、小川町の隣に位置するときがわ町。スタートしてから10分位で境界に。

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(1枚目:県道30号 小川町境  2枚目:県道30号 ときがわ町境)

ここで東秩父村境で綺麗に撮影できなかった小川町を挽回。バッチリ満足の行く写真が撮れました(^_^)v

ときがわ町平成の大合併で できた町なので町章はカラーとなっています。ときがわとは町内を流れる「都幾川(ときがわ)」からきており旧玉川村と旧都幾川村対等合併(新設合併)をする際に都幾川村編入のイメージを避けるためひらがなにしたそうです。まあ、平成の大合併あるあるですが、やはりひらがな だと何て言うか変な感じがします。(某 時制を市名にしたひらがな自治体よりはましですが(^_^;))

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因みにこの写真に写ってるのが都幾川です。案外大きく綺麗な川でした。やっぱりのどかな自然は気持ちよいですな( 〃▽〃)

次なる目的地は鳩山町。先程の境界から30分位で到着です。

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(1枚目:県道171号 ときがわ町境 2枚目:県道171号 鳩山町境)

鳩山町も無事撮影完了です!ただ、車の交通量がそれなりにあって撮影が大変でした。特に吊り下げ式(逆L字支柱)の標識の撮影は車道にでなくては綺麗に撮影できないことが多く交通の妨げにならないように配慮するのが大変です。(なので個人的にはこの設置様式はあんまり好きじゃないんだよなあ。。)

お次は滑川町の方に向けて自転車を西に向けて進みました。

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(1枚目:県道172号 ときがわ町  2枚目:県道172号 嵐山町)

先程の地点から駒を進めること10分位で嵐山町へ突入です。嵐山町も何気に初のカントリーサイン撮影です。この地点は旧来の文字のみのようです。数年前までは見向きもしなかった文字のみですが、同じカントリーサインマニアさんの方々の影響で今ではオールマイティーに撮影するようになりました。章入りやイラストタイプに越したことは無いですが、文字のみは文字のみで独特の味を醸し出して歴史の重みを感じて趣のよい感じがまたいいのですよ(^_^) 

話しがそれましたね(^_^;) この地点はなんと比較的新しく誕生したときがわ町も英無し文字のみという対応!おそらくは玉川村の標識の使い回しのために文字のみになったのでしょう。でもせめて英文字を入れたら?と思うのはナイショね!

県道172号を嵐山市街地に進めること数十分、東松山市に入りました。

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(1枚目:県道172号 嵐山町境  2枚目:県道172号 東松山市境)

こちらはちゃんと章入りですね。東松山市自体は今回で3回目の突入です。東松山市はどちらかと言えば章入りが多いので以前も章入りはゲットしていますが再撮影です。また、この地点は東松山市の標識に合わせて嵐山町標識もやや横長となっています。東松山市の境界のカントリーサインはひとつの支柱に裏表セットになってることがあり嵐山町の他に滑川町(後で登場する)や吉見町、熊谷市にも同様の横長のものが設置されています。

ただ、残念なことに嵐山町の章部分が誤植です(T_T)(なんかバランスが悪いなあと思っていたら案の定‥‥)

まあ、嵐山町の章入り別の場所にもあるので安心です。この場所から農道でショートカットして国道254号に抜けました。丁度交差点が境界なのでカントリーサインもすぐ見つけることができました。

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(1枚目:国道254号 嵐山町境  2枚目:国道254号 東松山市境)

こちらは両方ともセパレートされているためそれぞれのサイズとなっています。

嵐山町の方ですが若干誤植?マジで?正規の章は上下部分もっとくっついているのですがカントリーサインに描かれているのは上下が若干離れています。これを誤植にするには細かすぎかもしれませんがなんかバランスが一目瞭然で悪いことが分かるので悔しいですがそうせざる得ないでしょう(トホホ‥‥) 因みに正規に近い章が描かれたカントリーサインは一ヶ所だけありますが、それもまた、別の点で誤植に見えるので正規なものは無さそうです。。(誤植には今現在、記事を起こしている時に気づいたためその正規に近いカントリーサインは撮影できず‥‥)

まさかの事実が発覚しましたがこの時には知るよしも無く張り切って滑川町に向かって駒を進めていました。

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(1枚目:県道69号 嵐山町境  2枚目:県道69号 滑川町境 

3枚目:県道173号 滑川町境  4枚目:県道173号 嵐山町境 

5枚目:県道173号 嵐山町境  6枚目:県道173号 滑川町境)

私はどこへ向かってるかというと滑川町の章入りがある県道47号の熊谷市境。というのも写真であげたように滑川町はこうした文字のみが多く、章入りは2ヵ所しか存在しないのです。しかも章入りがある場所は熊谷市東松山市境のために小川町の方から行くと若干遠いのです。しかし、平坦な道が続いてかそんなに遠く感じず目的の場所に着きました。

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(1枚目:県道47号 熊谷市境  2枚目:県道47号 滑川町境)

滑川町の章入りも無事ゲット!この地点は道路管理事務所の境界でもあるようで章入りが主流の熊谷土整備事務所さんの熊谷市に合わせて滑川町も章入りになった棚からぼた餅な場所なのです。

次が最後の目的地、これまた滑川町の章入りがある場所です。2ヵ所の内のもう1ヶ所ですね。もうひとつの場所は先程ちらっと紹介しましたが東松山市の境のためひらがなに会わせた横長となっておりこの場所とはまた違う特徴を持っておりそれぞれオンリーワンのレア物。この場所かそこまで遠く無いので寄ることに。

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(1枚目:県道307号 滑川町境  2枚目:県道307号 東松山市境)

木陰ってたーーーー(T_T) 盤面は見えてるのに近くの木々の影が写ってる一番悔しいやつ。しかも、1点もの滑川町側がこの状況は悲しい‥‥

まあ、こればっかりはタイミングが会わなかったと思うしか無さそうです。滑川町の章入りはもう一ヶ所のほうで満足行くものが撮影できたので良しとしよう。

これにてカントリーサイン撮影は終わりです。1時間位で小川町駅へ戻って来ました。

このあとは、ちょっと小川町散策をしたのでその模様をお届けします。もう少しだけお付きあいくださいませ。

小川町駅に戻って来た私はお昼を食べました。駅に着いたときから気になっていた「小川カレー」なるものを食しました。

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シンプルなカレーですが小川町の食材を使っており地消地産に貢献しています。お味はとっても美味しかったです(*^▽^*)家で作るカレーでは出せないお店独特の味です。多分ですが生姜が入っており、しっかりカレーなのにサッパリしている感じでした。餃子もついており、これも美味しく満足できる食事でした!!場所は駅前にある「ギャラリーレストラン エシカル」です。店内も落ち着いた雰囲気でカフェみたいな素敵な場所なので小川町に足を運んだ際には訪れてみてはいかがでしょう?

このあとは、ちょっと小川町駅周辺を散策して観光案内所で自転車を返して旅は終了です。

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お土産も買いました(^_^) 小川町は和紙が有名で小川町と東秩父村で生産されている手漉き和紙「細川紙」は世界無形文化遺産に登録されました。関越自動車道の小川町のカントリーサインも手漉き和紙のイラストですね。それだけ小川町では手漉き和紙産業が盛んのようです。なので少しでも伝統産業を応援できたらいいなと思いハガキと折り紙を買ってみました。

これにて旅は終わりです。今回の行程で新規に6自治体のカントリーサインを撮影することができ大満足です。埼玉県でどのタイプも撮影できていないのは残り伊奈町横瀬町の2つとなりました。ただ、その他まだ未撮影のタイプのカントリーサインが埼玉県には多くあり、特に秩父市地方では各旧自治体のイラストタイプが存在するためまだまだ埼玉県の旅は続きそうです。

さて、次回は12月までカントリーサインの旅(計画中)は無いためいつものネタ切れの時の過去から単発で何か紹介していこうと思います。お楽しみに!!

では(^_^)/

・おまけ

小川町駅周辺で見つけた通りを示す標識で気になった物が。

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なんと!関越自動車道の小川町のカントリーサインに使われているイラストではないか!!一般道のカントリーサインのイラストがキロポストやその他シンボルマーク的に使われることはありますが、高速道路のカントリーサインのイラストが町中にあるのは珍しいことです。若干の配色が違うものの高速道路に設置されているものは色落ちしているので綺麗なイラストが見れるのは喜ばしいことです。

こうして高速道路のカントリーサインのイラストが町中にも使われているのがなんだか嬉しくなったyoumyanでした。

おわり

埼玉遠征 2020 前編(深谷市探索)

こんばんは!youmyanでございます(^_^) さて今回は10月初頭に行った埼玉遠征の模様についてお伝えしようと思います!

埼玉県での活動は以前こちらの記事↓

lovecountrysignsyou.hatenablog.com

で書いたとき以来約1年振りです。

今回の目的は埼玉県でまだ撮影していない自治体のカントリーサインを撮影することで、小川町や嵐山町などの周辺が埋まっていなかったので小川町でレンタルサイクルを借りて活動することに。

早朝、いつもの千葉某所の始発に乗り、東京メトロ経由で東武東上線にて小川町駅を目指します。

ここで、自転車を借りる場所の営業時間にはまだ早いということで寄り道をいくつかしました。

東武東上線でそのまま小川町駅に行かず途中の坂戸駅東武越生線に乗換え、武州唐沢駅というところで下車。目的はもちろろんカントリーサイン撮影(^_^) 駅から歩くこと数分で目的地に到着です。

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(1枚目:県道30号 越生町境  2枚目:県道30号 毛呂山町境)

1年振りの埼玉県のご新規(自治体)さんはやはりうれしいです!!この地点は107・108系標識の間に設置してあるという珍しい様式。どちらも標準の章入りですが、毛呂山町に関してはあまり章入りが無いためまあまあレアなものです。埼玉県は章入りが基本ですが、文字のみもけっこうあるので油断していると(文字のみに)やられてしまいます。(どういうことだよ!)

写真も満足したのが撮れたので引き返して武州唐沢駅の方へ。そのまま駅に戻るのではなく駅を少し越えた先にも境界があるので撮影に向かいました。

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(1枚目:県道114号:越生町境  2枚目:県道114号 毛呂山町境)

この地点のカントリーサインは最近、埼玉県で設置されている枠いっぱいに文字をつめた文字のみのカントリーサインです。この様式を見ると埼玉県だなあと感じます。まあ、章入りは先程撮影 出来たので ついでに撮影した感じですね。

このあとは、駅に戻り越生駅まで行き八高線秩父鉄道経由で小前田駅に向かいました。小川町駅を過ぎてしまいましたが、ある目的を遂行するためにあるアイテムを手にいれるため小前田駅が最寄りの道の駅はなぞのに行ったのである。

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道の駅 はなぞの は深谷市の旧花園町にある道の駅で深谷市の農産物をはじめ、深谷市の名産品を多く取り揃えています。中でも深谷市のマスコットキャラクターのふっかちゃんのグッズも豊富に取り揃えており、ふっかちゃん好きの私としては夢のような場所なのだ。
さて、今回買うアイテムは2つで1つは深谷市名産の深谷ねぎです。言わずと知れた名品です。もう1つは先程ちらっとお話したふっかちゃんのグッズです。具体的には深谷市限定のふっかちゃんのハンドパペットぬいぐるみです。この2つで何をしようかこの時点でわかる人はいるまい。

まずは、野菜などが売っている道の駅の直売所へ。いろんな新鮮な野菜がずらりとならび、私の欲しい深谷ねぎもたくさん置いてあり無事ゲット!

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youmyan、深谷ねぎを手にいれる。(果たして何に使うのだろうか?)

お次はふっかちゃんのハンドパペット。が、しかしお店を見渡しても見つからない‥‥以前来たとき(実はこの道の駅は何度か訪れており、最後に来たのが2019年の5月)にはあったのに‥‥ 店員さんに聞いたところ売れ切れてしまったとのこと(T_T)  なんということだー!! 

このハンドパペットは数年前からずっと欲しかったのですが、少々お値が張るのでこの道の駅に来るたびに買うか迷った挙げ句買わないということが続いていたので今回ようやくお金を貯めて買うのを楽しみにしていたのでとてもショックでした。。しかも、通販では一切取り扱っていない上に道の駅はなぞ、おかべ、ふっかちゃん横丁の3箇所でしか取り扱っていないため手に入れるのはなかなか困難なのです。今回のことで欲しいものはそのときに買うべしということを学びました。

道の駅はなぞので売れ宣告を受けた私はどうしてもパペットを諦めきれません。しかし、小川町へ戻らなくてはならない制約があり、寄り道はあんまりしたくはありません。しかも別の場所でも売れ切れていた場合、カントリーサイン撮影もできず無駄な運賃を支払うことになりそれはあまりにもリスキーでした。そこで、このパペットを取り扱ってるふっかちゃん横丁と道の駅おかべに在庫があるか電話して在庫があればそこへ行き、無ければ潔く諦めカントリーサイン撮影に専念することに。

まずはふっかちゃん横丁の方にかけてみました。これは、深谷駅から近いのと以前にも訪れたことがありそこには私の欲しいパペットが置いてあったことを知っていたため、在庫がある可能性があったからである。しかし、ここでも売れ切れ宣告。

この時点で売れ切れ宣告のダブルパンチを喰らいもうどこにも置いていないかもと覚悟を決め、道の駅おかべの方へ問い合わせると、なんと!まだ残っているとのお返事が!

ヨッシャ!ラッキー!!

と言うわけで、道の駅 おかべ へ向かうことに。しかしながら、道の駅 おかべ はどちらかと言えば深谷市の東側にあり道の駅 はなぞ のある深谷市の西側からちょっと遠く、未撮影自治体の密集している小川町エリアからかなり遠くなってしまうことから今回はカントリーサイン撮影を諦めることに(トホホ‥‥)

まあ、カントリーサインはいつでもあるからいつ売れ切れるかわからないふっかちゃんのハンドパペットを優先しました。しかも、今回の旅ではどうしてもこのふっかちゃんが必要だったので。

さて、小前田駅に戻り秩父鉄道で熊谷駅に行きそこから高崎線に乗換え深谷駅へ。

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東京駅じゃないですよ(笑) 実は東京駅の丸ノ内駅舎の煉瓦は深谷市産の物が使われており、それにあやかって東京駅風の駅舎になっているそうです。最初に見たときは東京駅にそっくり!と思っていたのですが、意図的に東京駅を模していることを知ったときは驚きました。

2016年にも深谷駅を訪れているのですが、この間に改修工事が行われて前よりきれいになった印象でした。

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因みにこれが2016年に撮影した深谷駅です。漆喰の部分が塗り直されて綺麗になっています。

個人的にはお気に入りの駅なのでご紹介させていただきました。

このあと道の駅 おかべ に向かうのですが、駅からはちょっと遠いためレンタルサイクルを借りて行くことに。先程紹介したふっかちゃん横丁で貸出してるみたいなのでそこで借りることに。

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ふっかちゃん横丁を出発し、国道17号を北上して30分位で道の駅 おかべ へは着きました。

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もちろろんお目当てのふっかちゃんのパペットも無事ゲット!
このとき丁度お昼頃だったので道の駅で食事もすることに。

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ここでは、深谷市の郷土料理の『煮ぼうとう』と深谷ねぎのてんぷらをいただきました!とても美味しかったです(*^▽^*)
お腹も満たされ満足した私はこのあと、せっかくレンタルサイクルを借りてるんだから深谷市巡りをすることに。
まず、手始めに道中気になっていた「コスモス街道」とやらに寄ることに。「コスモス街道」なんて全国どこにでもありそうなありふれた街道の名前ですが、岡部とコスモスときたらカントリーサインマニアならわかるでしょうか?

そうです!関越自動車道の旧岡部町のカントリーサインに描かれているのです!正確には町の花としてコスモスが制定されていたからであり、コスモス街道を描いたものではないですが、是非岡部町のコスモスを見たいと思ったのです。

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これがコスモス街道のコスモスです!!思っていた以上に街道沿いにびっしりコスモスが植わってあり見事な花を咲かせていました!!

とても素敵な風景ですので皆様も是非訪れて見てください。

素敵なコスモス街道を後にして次に向かって訪れたのは旧川本町某所の銅像前。

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 これもカントリーサインに深く関わっています。そうです!これは関越自動車道の旧川本町に描かれている「畠山重忠像」です!

畠山重忠氏は深谷市(川本町)出身の鎌倉時代の武将で、治承・寿永の乱 源兵側として活躍したそうです。この像は治承・寿永の乱で源氏側に優勢を与えた鵯越の逆落しの際、畠山氏の愛馬である三日月 が怪我をしてはいけないということから畠山氏が三日月を背負って崖を下ったという伝説を再現しているようです。馬を背負って崖を下るってなんて無茶苦茶すぎです。。この武勇を讃えて川本町の誇りとなっているようです。私はこの銅像案外気に入ってます。場所は畠山重忠公史跡公園にありますのでお近くに寄った際には訪れてみては?

さてさて、お待たせしました。この旅の計画を変更してまで欲しかったふっかちゃんのパペットとねぎを使うときが来ました!!

畠山氏のいる公園から自転車で数十分のところ。場所は某関越自動車道の側道。ここまで来れば一体何をしようかお分かりですね(笑)

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関越自動車道に設置されている深谷市カントリーサインとイラストに描かれている構図で写真を撮るということでした!

「なんとも、くっだらない。そんなことのためにわざわざふっかちゃんとねぎを買ったのかい。」

とお思いの方、ごもっとも大正解でございます。どうしてか、youmyanはこうしたくだらないことを考えるのが好きなのです。本当にこれだけのためにねぎとふっかちゃんを購入し写真を撮る以上です。

と言うわけでやりたいことも出来て満足です。因みにこのカントリーサインですが、数年前までは先述した旧川本町と旧岡部町のカントリーサインがそれぞれ使用されており、最近になってふっかちゃんのイラストに交換されたようです。しかも、上下線でふっかちゃんが持っているものが違い、下り線がねぎ、上り線がチューリップです。いずれも細かいですが、手が込んでます。関越自動車道を通った際には見てみてはいかがでしょう?あと残念ながら上り線の方のカントリーサインは側道から撮影できそうにないので今回は下り線でしか撮影できませんでした。

今回の最大の目的を果たし、時間もまだあるので未撮影自治体のひとつである滑川町にでも行こうと思ったその時、ポツポツと顔に冷たいものが。雨が降ってきたのである。そういえばこの日雨が降る予報だったなあ。。でも、まだ降る時間じゃないのに‥‥

どうするか迷った挙げ句、まだパラパラの内に深谷駅に戻ることに。

案の定、帰る途中どしゃ降りに合いましたが幸い折り畳み傘は持ってきていたので自転車を引いて傘を差して歩いたのでびしょびしょにならずにすみました。

無事ふっかちゃん横丁に自転車を返して今回の旅は終了です。

なんだかんだいろいろありましたが、それなりに有意義に過ごせたので満足な旅でした。

さて、今回行けなかった未撮影自治体はどうしたかと言えばつい先日 1ヶ月越しにリトライしてきましたので次回は後編としてお届けしようと思います!

では(^_^)/

youmyan

・おまけ

ふっかちゃんカントリーサイン撮影後、深谷駅に戻る途中に寄り道を。

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この写真は国道140号バイパスで撮影したものです。これは一体何なのかというと、旧川本町、旧花園町のカントリーサインの名ごりなのです!!この場所は丁度旧川本町と花園町の境界に位置しており合併してどちらも深谷市になった後にこうしてスピード注意の標識として代用されています。基本的に合併ごはカントリーサイン自体撤去されることが多いですが、こうして再利用してくれることによってここにはカントリーサインがあったんだということを感じることができてなんだか嬉しいものです(^_^)

この標識は以前、いつもお世話になっているカントリーサインマニアさんとドライブした際に見つけたものでずっと撮影したいと思っていたので寄ってきました。

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因みにこれは同じ国道140号バイパスの熊谷市深谷市境で撮影したもので、このような関東では珍しいイラストタイプが国道140号(彩甲斐街道)を通る自治体や秩父地域に多く生息しており旧川本町や旧花園町も例外では無かったようですが、残念ながら両境とも下の写真のように深谷市と市章入りとなってしまったため川本町と花園町タイプは全滅してしまったようです。

因みにイラストは川本町が先程紹介した三日月(馬)を背負う畠山重忠氏で、花園町は福寿草のキャラクター?だったらしいです。花園町に関しては実際の写真を見たこと無いので何とも言えませんが、深谷市の方に問い合わせた際に福寿草だったかもという証言があるので、おそらく福寿草のイラストだったのでしょう。

どうせならイラストを残して欲しかったですが、過ぎた話しいくら言っても仕方がないので今あるカントリーサインをたくさん写真に撮って楽しみたいと思いました(^_^)

おわり


 

広野町と楢葉町の珍しいカントリーサイン

こんばんは!youmyanでございます(^_^) 

久しぶりの更新となってしまいましたね(^_^;)  というのも本来なら御宿町遠征の次に行った日帰り旅についての紀行文を書くつもりでしたが、ちょっと『軽く』は書けない内容だったので慎重に下書きを書いていたのですが、やはり気持ち的にどうしてもリリースできずに数週間経ち今にいたる訳です。。(特に世間的にまずいとか、犯罪的な訳では全く無いのですが私としてはどうしても『この事』は軽くはかけないのです。。)

なので、このままではブログが滞ってしまうので、その日帰り旅からカントリーサインの部分だけを抜粋してお送りしたいと思います。(まあ、いづれにせよこの事は時が来たときにブログで書いていこうと思っていたのでそのときまでとっておくことにします。)

さて、空気は重いですが気を取り直してカントリーサインのご紹介を。

今回はタイトルにあるように福島県広野町楢葉町の珍しいカントリーサインについてです。

そういえば、福島県カントリーサインの設置傾向については触れたこと無かったのでざっくり説明します。

福島県は直轄、県管轄問わず章入りが基本ですが文字のみもそれなりにありまたイラストタイプも存在するそれなりにレパートリーが多い県のひとつです。しかもネガ、ポジが混在するためすべてを制するには時間がかかりそうです。

まあ、福島県は東北と関東の境界に位置するため、直轄に章入りで県管轄にイラストタイプや文字のみの傾向にある東北と直轄と県管轄に章入りがある傾向の関東の文化の2つの地域の影響を受けている東北と関東の中間の県と考えていただけると分かりやすいでしょう。(あくまでもカントリーサインの文化に関してだけですが)

話を戻しましょう。広野町楢葉町も例のごとく基本的に章入りが主流です。

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(1枚目:国道6号 いわき市境  2枚目:県道391号 楢葉町境  3枚目:国道6号 富岡町境  4枚目:県道391号:広野町境)
写真の通り場所によってネガ・ポジとバラバラです。県全体でみても直轄が基本的にはネガであることを除けば県管轄がポジというわけではなくネガも県管轄には存在しており地域によって異なっているようです。
次が本題の珍しいカントリーサインです。同じ愛好さんならわかるアイツです。

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(1枚目:国道6号 楢葉町境  2枚目:国道6号 広野町境)
なななんと、「宮城県タイプ」ではないですか!!

(※宮城県タイプとはイラスト+章入りがセットのカントリーサイン宮城県独自のカントリーサインのためにそう呼んでいる。)
以前もブログで紹介した通り、この様式は宮城県にしか見られることが無いのですが、最近千葉県で何ヵ所か似たようなタイプが設置されましたがそれ以外にはこの国道6号広野町楢葉町にしか存在しないという超がつくレアものとなっています。しかも千葉県のものよりこちらの方が本家に近い仕様となっています。
では、何故この地点だけ宮城県タイプが採用されたのか?以前、私もこの事について気になっていたので管理事務所さんに問い合わせたことがあり、こう言う返答をいただきました。

『2002年に行われた日韓FIFAワールドカップを盛り上げるためにこの頃設置しました。』

とのことです。

何がなんだかちょっとわからない方にざっくり説明。

2002 FIFAワールドカップは2002に行われたサッカーのワールドカップでざっくり説明するとこの年は韓国と日本が大会の会場となっており、そのときに広野町楢葉町にあるJ-ヴィレッジ(サッカートレーニング施設)がアルゼンチン代表のキャンプ地として使われるということで歓迎のためにカントリーサインをイラスト仕様にしたということらしい。

しかし、それなら他の地点もイラスト+章入り様式にすれば良かったのでは?疑問になるでしょう。私もその謎はずっと解けないままでした。しかし、現地を訪れてようやく謎が溶けました。

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実はJ-ヴィレッジ周辺では写真の通り信号や標識、掲示板にいたる道路構造物がみな同じように紺色に統一されていました。つまり、カントリーサインだけが変更されたのではなくJ-ヴィレッジ創設に当たって周辺の景観統一改良を行ったようです。カントリーサインの仕様変更はまちづくり改良の一環だったようです。

更に何故この地点だけがイラスト仕様になったかということですが、選手がJ-ヴィレッジにくるルートが関係しているようです。

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上の地図はJ-ヴィレッジ周辺の地図でこれを参考にしていただくとわかりますが、選手が自国から成田空港もしくは羽田空港経由で専用バスでJ-ヴィレッジに向かうルートとして当然、常磐自動車道を使い、地図で示したようにオレンジのルート(広野インターを降り、県道、国道6号を)経由して来たものと考えると、空港からJ-ヴィレッジにいたるまで通過する自治体にはほとんどの自治体はもともとイラストタイプがある高速道路を通過するため一般道でかつ自治体境界でイラストタイプではなく章入りが設置してある(当時はこの地点も章入りだった模様)のはここしかなく外国人でも分かるようにイラストタイプが設置されたものという事のようです!おそらくですが、宮城県タイプになったのは、日本人ように章入り(直轄は章入りを入れるのが慣習化している)と外国人ようにイラストを2つ採用したら宮城県タイプに行き着いたという事なのではと自分で納得しています。
そう考えれば他の地点に宮城県タイプがないのはその地点は「アルゼンチン選手が通らない」からイラストはいらないということでしょうか。

そういう、いきさつがこのカントリーサインには秘められているのです!!(私的にはこう言った物語や歴史が秘められている事にときめいちゃいます!これが"萌え"なのか?笑)

長々と解説失礼しましたm(_ _)m

と言うわけでこの珍しいカントリーサイン、近くにお越しの際は撮影してはいかがでしょう?

以上

・おまけ

このカントリーサインを撮影したあと境界近くにある道の駅ならはというところに寄ってきました。

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道の駅にいくとついついいろんなものを買ってしまいます(^_^;) 道の駅のマグネットもまさかあると思っていなかったのでラッキーでした。

楢葉町はユズが有名みたいでユズサイダーやユズコロッケなるものが売っていたり終いには町のキャラクターが「ゆず太郎」とド直球すぎる名前過ぎていかにもゆずを推していることがわかりました。

また、楢葉町カントリーサインに描かれている木戸川の鮭も売っており、旅の都合上冷蔵物は買えなかったので鮭フレークを買ってみました。カントリーサインは町の象徴であるからやはり木戸川の鮭を押さえないわけいきません!

このブログを書いてる時点ではまだ鮭フレークは未開封ですが、このとき鮭フライなるものを食べていてとても美味しかったので鮭フレークの方もきっと美味しいと思うので食べるのが楽しみです(^_^) 写真に写ってるようになんたってキドらない味らしいですから、木戸だけに!

なんだかサブくなってしまいました(いや、これは私のせいじゃないよ?パッケージに書いてあったんだもん。)が是非楢葉町にお越しの際は寄ってみては?(温泉もあるよ!)

おわり

大多喜町と総括

こんばんは!youmyanでございます(^_^)  今回は前回の御宿町遠征の続きとなる部分をざっくりと書いていくのと千葉県のカントリーサイン収集の総括といったところを書いていきます。

前回、御宿町で観光を終えた私はもうひとつの目的を果たしに。それは大多喜町の章入り+イラストタイプ(いわゆる宮城県タイプ)の撮影です。大多喜町自体は通常サイズの章入りや文字のみを撮影していたのですが宮城県タイプの物は都合上未撮影だったので今回近くを通ることから撮影に赴いてきました。

近くと言っても御宿駅から外房線で大原駅に行きいすみ鉄道に乗換え最寄駅(総元駅)まで行く工程なので案外時間がかかります。しかし、時間をかけるだけの価値がカントリーサイン撮影にはあります!そこまでして撮影したかったカントリーサインがこちらです!!

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(国道297号:勝浦市境にて)

章入り+イラスト入りはやはり見映えがええですなあ。。

やはりこのタイプを撮影しなくてはカントリーサインマニアの名が廃ります!!

イラストは大多喜城徳川四天王の一人 本多忠勝 のようです。大多喜城と言えば先日放送されていました「ローカル路線バス乗継ぎ対決旅陣取り合戦」にて我が千葉が出てきた際に大多喜町の名所として登場していました。余談ですが、私はローカル路線バス乗継ぎ旅が好きでよく見るのですが、県境や今回のように市町村境がキーポイントとなるためカントリーサインが映ることがよくありカントリーサインマニアとしてはうれしい番組であります。

そんな大多喜城ですが本当はこの日観光する予定でしたがいすみ鉄道の本数が少ないためのんびりできず見学できませんでした(T_T) いずれ再訪したいです!

これにて今回の旅は終了です。

さて、今回の旅で千葉県の全市町村のカントリーサイン1ヶ所以上撮影が完了し千葉県コンプリートとなりましたが、本ブログにてさんざん言っているように千葉県にはいろいろなタイプのカントリーサインがありすべてを押さえるにはまだまだ時間がかかりそうです。実際、未撮影のものとして我孫子市柏市香取市のネガ通常サイズや君津市九十九里町などの千葉県タイプ、その他標識の長さの比率違い‥‥など数えきれないほどあります。ですので、これからも千葉県の旅は続きそうです。また何か面白そうなカントリーサインがあればご紹介していこうと思いますので今後もよろしくお願いします。

最後に、こちらに私が撮影した千葉県の市町村のカントリーサインを独断と偏見で通常サイズ、ネガ、イラストタイプの基準でまとめてみましたのでよろしければご覧くださいませ(^_^)

youmyan.hatenablog.com

では、(^_^)/

 

・おまけ

因みに国道297号大多喜町境の勝浦市カントリーサインと言うと‥‥

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ブッシュ!!にストライクイン!!

夏あるあるの木のブッシュに覆われてしまい綺麗に撮影できず。。何気に勝浦市の千葉県タイプ初撮影だったのでこの待遇にガッカリ。。やはり時期を選ばないといけないとつくづく感じさせられたyoumyanでした(^_^;)

終わり

youmyan

御宿町へミニ遠征

こんばんは!youmyanでございます(^_^)

さて今回は18きっぷの残りで行った御宿ミニ遠征の模様をお伝えしたいと思います。

御宿町は千葉県の太平洋側の中より南より位置する町です。千葉のハワイと言われるくらい海が青く綺麗で白い砂浜が特徴の御宿海岸はサーフィンスポットとしても人気のエリアです。

今回、御宿町で活動を行ったのは千葉県でまだ未撮影の御宿町勝浦市カントリーサインを撮影することが目的です。

今回は御宿駅そばの観光案内所でやってるレンタルサイクルを利用しました。早速撮影してきたカントリーサインをご紹介していきます!

まず、向かったのは勝浦市方面 ではなくいすみ市方面。いすみ市は以前一宮町の境で撮影していますが、御宿町境にちょっとレアなやつがあることを知っていたので撮影に。御宿駅から自転車で数十分で目的の境界へ。案外すぐいすみ市に到着しました。

ん?目的のカントリーサインじゃないよ‥‥って、あれ?場所間違えた?

そうです。私がいるのは県道176号のいすみ市御宿町境。目的のカントリーサインが設置されているのは県道174号のいすみ市御宿町境にあります。

ナビ設定をミスってしまったようです。。まあ、ここのカントリーサインも一応撮っておくか。

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(1枚目:県道176号 御宿町境  2枚目:県道176号 いすみ市境)

ここで初の御宿町カントリーサインを撮影!!このブログではお馴染み千葉県タイプですね。御宿町ではこのタイプと章入り+イラストタイプ(後にご紹介)しか存在しないため文字のみは無いようです。

いすみ市は合併して出来た自治体のため章入りがほとんどです。(文字のみあったかな‥‥)この地点も例に漏れず普通の章入りです。しかし、県道174号に設置されているものは同じ章入りでもネガタイプとなっており、おそらくその地点1箇所にしか存在しないレアなものとなっています。

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(1枚目:県道174号 御宿町境  2枚目:県道174号:いすみ市境)

これが唯一のネガタイプのいすみ市です。(もちろん撮影してきましたよ!!)何故この地点だけネガにしたのか謎です。。しかも木の葉が邪魔できれいに撮影が出来ない‥‥せっかくレア物なのに‥‥

御宿町というとこちらは県道176号同様ポジタイプです。そもそも御宿町にネガタイプは存在しないようです。

そもそも、千葉県の 千葉県タイプ(章部分が小さいやつ)に関してポジ、ネガは統一性がなく大体の自治体でネガタイプとポジタイプ両方持っていることが多いです。ただ、御宿町勝浦市見たいにポジタイプしかなかったり、逆に船橋市印西市見たいにネガタイプしか無かったり設置基準はマチマチです。強いて言うなら北部(北総)にネガタイプ、南部(房総)にポジタイプが多く見受けられます。

また、面白いことに平成の大合併にて出来た自治体の章は基本的にネガタイプが多いです。(横芝光町南房総市など)これは珍しいことで他県では大抵合併で出来た自治体のカントリーサインはカラーもしくはモノクロのポジタイプが主流ですが、千葉県では新しく出来た9自治体(成田市鴨川市も含む)の内、7自治体で何らかのネガタイプを1ヶ所以上あるという珍しい県になっています。

個人的にはネガタイプの方が好きなのでこの待遇はうれしいものです。(あくまでも個人的に、個人的に好きなだけ 笑)

なのでこのネガタイプのいすみ市もしっかり撮影しました。

このあとは先程少し触れた御宿町のイラストタイプと同じく勝浦市のイラストタイプの撮影です。

県道174号の境界から御宿駅の方へ戻り設置場所である国道128号へ勝浦市方面へ進むこと30分くらい目的地へ。

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(1枚目:国道128号 勝浦市境  2枚目:国道128号 御宿町境)

これが章入り+イラストタイプのカントリーサインです!!大網白里市の回で紹介したいわゆる宮城県タイプのものです。

実は大網白里市周辺だけではなく、2010年代初頭に御宿町周辺にも何故か設置されたようです。この周辺だと御宿町がこの地点以外に同じ国道128号のいすみ市側に、大多喜町国道297号市原市勝浦市境に、一宮町が国道128号のいすみ市境に設置されているようです。因みに勝浦市はこの地点のみです。いすみ市は標識が新しいため(合併で新調されたため)標識の交換は必要が無いと言うことでこの宮城県タイプは存在していないようです。

さて、イラストについて見てみましょう。

勝浦市の方は勝浦市のマスコットキャラクターの「カッピー」です。市の特産のカツオをモチーフにしているようで、勝浦市のカツとカツオを掛けたのでしょう。ゆるキャラをイラストに使うのはシンプルで分かりやすく町をアピールできるためカントリーサインでもよく見受けられます。

そして、この地点をもって千葉県内の市町村すべてのカントリーサインをコンプリートしました!!とは言っても勝浦市は境界しか踏み込めていないためいずれ観光に訪れたいところです。

お次に御宿町です。御宿町カントリーサインのイラストは月の沙漠の記念像です。

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これが御宿海岸にある月の沙漠の記念像です。「月の沙漠」とは詩人・加藤まさをの作品でありこの沙漠のモチーフが御宿海岸と言われておりその記念として建てられたのがこの像だそうです。(因みにこの像は加藤まさを監修だそうです。)

この近くに月の沙漠記念館があり御宿町と月の沙漠についていろいろ知ることができる場所がありますので気になる方は訪れて見てください。(私はもちろん寄ってみました。)

月の沙漠の像のイラストは御宿町至るところにあり町の街灯やら役場の看板、御宿駅の駅名プレートにまで描かれているくらい町の目玉スポットとなっているようです。カントリーサインにも描かれるのも納得です。

そういえば、御宿町カントリーサインのイラストですが現地で見て初めて気づいたのですが、月の沙漠像の部分だけイラストではなく元物の写真を使っているのですね。。

これにて御宿町周辺での活動は終わりです。千葉県の全市町村制覇ができて満足したのですが、御宿町で少し観光したあと寄り道を。もちろんカントリーサイン撮影です(笑)

この模様は次回お届けします。(超短編になりますが)

ではこの辺で(^_^)/

youmyan

 

新潟県のカントリーサイン

こんにちは、youmyanでございます(^_^) 今回は8月後半に行った新潟県カントリーサイン大規模収集からタイトルにあるように新潟県カントリーサインについてご紹介したいと思います。

新潟県と言えば、直轄国道にイラストタイプが設置されている全国で珍しい県のひとつです。

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 (1枚目:国道8号 三条市境  2枚目:国道17号 長岡市(川口)境)

写真の通り同じ直轄国道ですがイラスト部分はモノクロかカラーか管理事務所によってバラバラです。また本来自治体の章が入る部分に各地のイメージするイラストが入っています。新潟市は『萬代橋』、小千谷市は特産の『錦鯉』といった具合い。因みに小千谷市は数年前までは市の花のスイセンが描かれていました。しかし、いつの間にかイラスト変更がなされていました。2015年ここを通った際にはスイセンのイラストだった(当時撮影し損ねた‥‥今思えば惜しいことしたなと‥‥)のでその間にイラスト変更があったのでしょう。

しかし、新潟県内の国道17号のkmポストには市町村の花が描かれているようで旧川口町や小千谷市カントリーサインのイラストと同じものがキロポストに描かれていますので今でも拝むことができるようです。気になる方はぜひ撮影してみてください。(未確認ですがもしかしたら旧堀ノ内町のものも残っているかも‥‥)

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(国道17号 起点から263.6km地点にて)

次に県管轄はどうかと言えばほとんど文字のみが主流のようです。

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(1枚目:県道141号 加茂市境 2枚目:県道7号 新潟市境)

ご覧の通りこういったテンプレートの文字のみが新潟県内では主流となっています。ただし、例外も一部存在しており県管轄でもイラスト入りもしくは章入りが見られたりします。

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(1枚目:国道403号(バイパス) 加茂市境  2枚目:国道403号(バイパス) 田上町境 3枚目:県道369号 柏崎市境)

写真のように県管轄にもイラストタイプがあったりします。特に柏崎市刈羽村上越市辺りは昔からイラストタイプが多く設置されています。また、直轄国道を通らない加茂市田上町にもイラストタイプが存在するようです。

因みに直轄国道を通らない加茂市田上町津南町十日町市弥彦村五泉市の内五泉市以外はなぜかイラスト入りもしくは章入りが設置されているので実質一般道に両タイプ存在しないのは五泉市のみとなりなんとも惜しい存在です。。(佐渡市粟島浦村は離島なので除く)

五泉市ですが磐越道にはカントリーサインが設置されているので一応イラスト入りはあるにはありますが高速道路は極めて撮影困難なため範囲外としています‥‥

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(磐越自動車道:新潟市境にて)

因みにこれが磐越自動車道五泉市です。これは2011年に磐越自動車道を通過した際に撮ったものです。もちろん、助手席から走行中に撮影したため綺麗には撮影できていませんが。。イラストは上下線別々でして会津行きはボタン(写真のやつ)、新潟市行きはニット服と凝っていますが一般道にイラストタイプが無いのは非常に残念です。

さてさて、新潟県はイラストタイプもしくは文字のみが主流であることはわかりましたが、私の好きな章入りは無いのか?いえ、ほんの一部の自治体に存在しています。

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(1枚目:国道113号 山形県小国町境  2枚目:国道116号 長岡市境  3枚目:国道291号 長岡市境)

まず、1枚目の関川村ですがなぜかここの標識は県共々章入りと大変珍しいものとなっています。と言うのも平成の大合併以前で新潟県内で章入りが確認できているのは新潟県関川村山北町妙高村だけです。関川村山北町に関しては直轄国道に設置されているのですが、なぜか県境はイラストタイプでは無いのです。反対の県の標識に合わせて章入りにしたのか?または直轄国道カントリーサインはかつて章入りだったのか?とても謎なカントリーサインです。(山北町妙高村は後に消滅してしまうため元来からの章入りが見れるのは国道113号の県境の関川村だけとなる。)

2枚目、3枚目のカントリーサインのように併によって新しく誕生した自治体にイラストの変わりに市章を使っているようです。

燕市直轄国道(国道116号)を通りますが通るのは旧分水町と吉田町領域のため旧燕市のイラスト標識は存在しなく使い回しできないため、また新設の対当合併のためイラストも旧分水町や吉田町の使うのではなく 新 燕市 章を使うことで落ち着いたようです。

魚沼市ですが、直轄国道(国道17号)を通るのにも関わらず文字のみ仕様のため魚沼市にはイラストタイプなどのタイプが無いと思われたのですが、なぜか県管轄である国道291号に章入りが設置された模様。

この他にも十日町市妙高市にも章入りが存在しているようなのでいずれ撮影に行きたいです。

今回の新潟県の旅では今回紹介したカントリーサイン以外にも素敵なカントリーサインを撮影してきましたので、以下のブログサイト(このブログとは別にカントリーサインの写真をまとめたもの。)にて私が撮影した新潟県カントリーサインの写真をまとめましたので気になる方は覗いて見てください(^_^)

youmyan.hatenablog.com

では(^_^)/

youmyan