youmyan’s diary

カントリーサイン好きの私 youmyan こと ゆうと が撮影したカントリーサインや旅の紹介をするブログです。

福岡県遠征②(カントリーサイン撮影編1)

こんばんは!youmyanでございます(^_^)

今週もブログを書いていこうと思います。ついにお待たせしました!今回から福岡県のカントリーサインの登場です!!

というわけで早速行ってみよう!

 

前回、福岡市にある「かしいかえん」という遊園地に行く内容でしたが本旅の最大の目的を果たしたyoumyanは福岡県に滞在できる期間(今回は3日間)の残りをカントリーサイン撮影に捧げたということは言うまでも無い。

香椎花園前駅を予定より1時間早く出発することができたので、計画では予定していなかった新宮町のカントリーサイン撮影から行うことに。

新宮町のカントリーサイン撮影はイラストタイプが設置されている国道3号で行いたいと思うのだが、駅から徒歩ならば鹿児島本線ししぶ駅から古賀市境界を目指すのが一番近いのだが、ちょうどいい時間にししぶ駅に止まる電車は無い。しかも、福間駅には2時間後のバスに乗るため着いていないといけないという制約付き。

しかし、時間的に新宮町も捨てきれない。。そこで、ちょっと遠くはなりますが、ししぶ駅のとなり、古賀駅には快速も止まる上に撮影徒歩圏にはあるため、古賀駅から歩いて行くことに。

歩くこと約30分で境界へ到着。

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(1枚目:国道3号 新宮町境 2枚目:国道3号 古賀市境)
福岡県での初のカントリーサイン撮影!!

いや~イラストタイプはやっぱりいいですなあ!

ここで福岡県のカントリーサインについて解説をすると、福岡県では上の写真の通り左側にイラスト、右側に自治体名と県名が書かれている県独自のものを採用しています。そして「ふるさとサイン」という名前が付いてるらしいです。

(以下にふるさとサインについて書かれたホームページがあるのでリンクを張っておきますので詳しくはこちらをどうぞ。

http://www.qsr.mlit.go.jp/n-michi/wander/page7.html

)

この立派なふるさとサインですが、大分県のように全自治体に設置しているわけではなく、直轄国道主要地方道など比較的大きな道路に設置されています。特に最近(とはいっても10年ぐらい前)ですが、田川地域や那珂川地域でなぜかこのふるさとサインが大量に設置されたことはマニアの間では記憶に新しいことでしょう。おそらく、このような大型のイラスト標識が地域単位で新設されたのはこの福岡県の田川地域が最後なのではないでしょうか?福岡県ではこの後も未設置の箇所にカントリーサインを設置していますが、残念ながら九州では基準となっている文字のみが主流になりつつあるようです。

この地点は国道3号という直轄国道であるため、立派なカントリーサインが設置されていることは言うまでもありませんが、なぜか北九州管轄では文字のみが主流なようで、かつての大分県(現在はイラストタイプ)の直轄国道が文字のみを採用をしていたのに合わせた(もしくは大分県が北九州側に合わせた)ことが由来で同じ直轄でも対応がバラバラなのはいかにも九州である(基本的に直轄国道は章入りに統一されている)なと感じます。

さて、せっかくなので古賀市と新宮町のイラストを見てみましょう。

まず、古賀市。イラストは薬王寺温泉とホタルのイラストです。古賀市の印象として駅前に町が広がっているので温泉なんかあるのかと思っていましたが古賀市の領域は東西に伸びており西側の海に近い場所に平地で町が広がって、東側に山が広がっており、山側に温泉があるようです。ホタルも福津市にまたがるほたるの里という場所があるそうで毎年ゲンジボタルなどが見れるそうです。

新宮町の方は、鼻栗瀬(めがね岩)という相島付近にある岩で町の観光名所となっているようです。

これにて無事この地点で撮影を終え、走ってししぶ駅に行き次の目的地へ向かうため福間駅に行きました。

福間駅からはバスに乗って勝浦浜というバス停で降りました。ここは国道495号福津市宗像市境付近にあります。目的は、現在は1か所しか無い旧津屋崎町バージョンのカントリーサインを撮影することです。

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(国道495号 宗像市境にて)

ここ国道495号は県管轄ではありますが、芦屋町古賀市区間はふるさとサインが設置しています。この区間に含まれている、旧津屋崎町にもこのように設置されており、福津市のものとして再利用されているようです。昔は旧福間町境にも設置されていたようですが現在は支柱だけ残るのみで、旧福間町と違って国道3号は通らなのでこの地点だけにしか津屋崎バージョンは残っていないようです。

イラストは福津市を代表する、宮地嶽神社と宮地浜と大峰山です。ここで面白いのが、大峰山にある日本海海戦紀念碑をしっかり描いているというところで、色彩が青だけな分細かいところまでしっかり描くことで固有の山を表しています。関心です。

今回の旅で撮影したかった福岡県のカントリーサイン3つの内の一つが津屋崎町だったので撮影できて満足です!

ところで「宗像市側の写真が無いけどどうした?」と突っ込まれる方、こちらをご覧いただきたい。

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宗像市側は無い!!!!!!!!

明かにふるさとサインが設置されていた支柱があるのに肝心の標識が撤去されています。ここはもともと玄海町の境で平成の大合併宗像市となりその影響で撤去した模様です。。福津市みたいに使いまわせばいいのにと思うかもしれませんが、大きな市が小さい町村を吸収してできた自治体ではもともとの吸収した親自治体のものを再利用するかもしくは撤去したままというのがカントリーサイン界隈ではお決まりで(今回の場合国道495号は旧宗像市は通っていなかったためこの路線で再利用できなかったのが無かったのが放置の原因)、どちらかというと高速道路の方でよくみられるのですが、今回は一般道で撤去後放置という珍しいことが起きています。普通なら何らかで境界を示す標識が再設置されるのですが、未対応のままでした。

因みに旧玄海町のイラストはさつき松原のものでした。せっかくならば残して欲しいかったものです。

こうして無事撮影終え、福間駅に戻り電車で千鳥駅に向かい本日最後の撮影に向かいました。

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(1枚目:国道495号 古賀市境 2枚目:国道495号 福津市境)

ここは国道495号津屋崎町側の反対の福間町側になり当然旧福間町のイラストを再利用した福津市カントリーサインが設置されています。旧福間町は国道3号を通るのでこの地点と同じものが設置されています。しかも、縦型というレアもの。今回は時間の都合上行けませんでしたがいつか撮影に行きたいです。

日没が数分後に迫ってこれにて本日の撮影の活動を終えました。この後はまた福間駅に戻って津屋崎町カントリーサインに描かれていた、宮地嶽神社に参拝して帰ろうと思ったのですがここで土砂降りの雨が降ってきたため断念しました。。宮地嶽神社から眺める夕日は凄いきれいらしいので死ぬ前に訪れてみたいです。

ということで本日の活動はここまで。この後は福岡市内のホテルに戻り翌日の活動に備えました。次の日もわくわくカントリーサイン撮影ですが、どうやら雨の予報。。(なんかいつも九州に来ると雨の確立が高いのはなんでだろうか。。)

続く

youmyan

福岡県遠征①(陽だまりのある場所編)

こんばんは!youmyanでございます(^_^) お久しぶりです。また、スパンが開いてしまった。。でも、その分を取り返しますよ。なんたって、youmyan初上陸の県「福岡県」での活動をしてきたのです!!福岡県は全国屈指の立派な大型イラスト入りのカントリーサインを採用した県なのです!!そのカントリーサインをいろいろ紹介していこうと思います。

早速福岡県でのカントリーサイン収集の模様をお伝えしたいところだが実は今回の旅の目的は別にあってカントリーサイン撮影はおまけみたいなもの(とは書くけど実質カントリーサイン撮影がメインになるんだけど)なのでまずそちらからお届けしようと思う。

では早速行きましょう!!

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・11月8日 今回の旅のスタート地点である、福岡空港には10時ごろ着きました。今回もいつもの夏の遠征同様成田空港からピーチの飛行機に乗って九州に来ました。いやあ、それにしてもやはり飛行機はすごく便利だと感じます。成田から約2時間ほどで着くので千葉から北関東に電車で行くより早く着くんですよね。(一回電車の鈍行だけで九州に行ったことありますが時間がかかるし暇だしで一回飛行機の利便性を知ってしまうともうオール鈍行電車では行こうと思いません(笑))

さて、なぜに今回福岡県に来たのかというと、「かしいかえん」という場所にどうしても行ってみたいと思ったから。この場所はご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが福岡市にある遊園地で今年の12月に長い歴史に幕を閉じてしまうということでその前にどうにか訪れたく旅の計画を立てました。

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この黄色いかわいい電車(西鉄貝塚線)に乗ってかしいかえんの最寄り駅である、香椎花園前駅を目指しました。

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福岡空港から約40分で目的地には着きました。

さて、ここでなぜにかしいかえんに来たかというお話をしましょう。

この遊園地のことを知ったきっかけは、森口博子さんという歌手がこの遊園地の思い出を歌にしたことです。

「えっ、森口博子ってあの ひ~か~る 風の中 とか 夢がモリモリ♪って歌ってるあの森口博子だよね?」

そうです。その森口博子です。私の年齢を知ってる方はよく森口さんを知っているなと思うかもしれませんがまあ、ひょんなことで森口さんを知ってそれ以来のファンなのです。

そんな森口さんですが今年に久しぶり(四半世紀ぶりに)のオリジナルアルバム「蒼い生命」をリリースし、その中の新曲「陽だまりのある場所」という歌でこのかしいかえんのことが歌われています。

この歌では、福岡が地元の森口さんが子供のころに家族とよく行った思い出の遊園地で、福岡市民の憩いの場である遊園地が新型コロナの影響で閉園となってしまうニュースを受けてそのさみしさと、新型コロナという理不尽の波に飲み込まれてしまったやるせなさ、それでもこの温かい思い出を糧に前に夢に向かって進み続けたいという思いが神前暁さんの切ないメロディーに乗せて歌われています。

この話と曲を聴いて私はこの「陽だまりのある場所」に絶対に行ってみたいと思ったのです。ここからはかしいかえんで撮影した写真を紹介していきます。

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かしいかえんの入り口。かわいいロゴとアーケード。アーケードの近くには駅表風の今日のカレンダーがありました。鉄道で言う次の駅と前の駅を今日という現在地を開園日と閉園日で現すカレンダーはユニークだなあと思ったと同時になんだかさみしくも感じました。

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園に入る前から見えていたレール。遊園地の定番アトラクションのジェットコースター。その名も「ペガサス」。所詮遊園地のジェットコースターだし大したことはねえだろうと思って下から見ていましたけど、なかなか高いうえに速い……(まるでペガサスのごとく走り去る……) 

係員の方が「いつもは2時間待ちとか並ぶんですけど、今日は空いていてラッキーでしたね!!」とおっしゃっているからには大人気のアトラクションのようですね。確かに2時間待ちでは無いにしても写真に写ってるように子どもたちがそれなりに列をなしてることからこの園の目玉アトラクションだということが伺えます。この日はド平日ですので人がいないのは当然っちゃ当然ですが、平日にしてはそれなりに家族連れが多かった気がします。それだけ、市民に愛されているんだなあと思うとこの閉園は何とかならないものかと思ってしまいました。

えっ、ペガサスの乗った感想はどうだったかって??

おじさん、ジェットコースター怖くて乗りませんでした。はい……(逃げた) 皆さんがぜひ足を運んで乗ってきて感想をください(笑) (子供たちはよくあんな乗り物乗れるよなあ……関心するよ)

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続いては、ジェットコースターと並ぶ遊園地の名物観覧車。パステルカラーに配色されていてかわいいです。

こちらはちゃんと乗ってきました(笑)

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観覧車のゴンドラは電灯が電球だったりとモダンな感じでした。あと、思ってたより小さく感じた観覧車ですがちゃんと遠くの景色も楽しめて満足です(^_^) 観覧車なんて子どもの時以来乗っていませんでしたがたまに乗るのもよいものですね~。

(再び、リモ天のご登場。最近、ネットとかでねんどろいど(要はドール人形)と写真撮ってる人の写真を見るのが好きで、自分もやってみたいと思い、旅ではこのリモ天を地獄のカントリーサインの旅に引き擦り回す連れて行って写真を撮ってる今日この頃。まあ、なかなかカントリーサイン撮影の旅に友人を連れて行くわけにはいかないから、どうしても一人旅になってしまうからよい相棒として今後もリモ天を出していこうと思います。最後の写真なんかまるで観覧車デーt……(発想が……ヤバイ。。なんだか悲しくなる。。))

というわけで5分という短い乗車でしたが満足です!

この観覧車ですが先ほど紹介した森口さんの歌でも

『あの観覧車 永遠のループが終わりを告げていた』(陽だまりのある場所より)

とずっと長い間止まることは無いだろうと思っていた観覧車が止まってしまうことの悲しさが表現されていて、今回、初めてこの場所を訪れましたけどあと数か月後には無くなってしまうのだと思うと時の流れは無常だなと感じます。時代は刻々と変化してしていくことは仕方がないと思いますが、それをわかっていながら私たちはずっと同じであってほしいと永遠を願ってしまう生き物だからやはり仕方がないで言い切ることができないのですよね。だから、後悔の無いように今あるものをしっかり楽しむことは大事なのかなあと強く実感させられました。

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観覧車を後にして園内を散策しているとお花がいっぱい咲いてる広場?が。花園というくらいだから園内中いたるところにいろんな植物が植えられていて、きれいな花を咲かせていました。今回行ったときは写真で見てとれるようにコスモスがいっぱ咲いていました。コスモスは秋を代表する花ですからね~。コスモスはピンクとか白とかのイメージですが

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こんな色だったり、

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こんな色だったりと、実は黄色い種類もあるみたいです。特にこの最後のレモン色のコスモスは初めて見るかもです。忙しい日々、こうしてお花と触れ合うのもたまには良いものです。見てるだけで癒されます。

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最後にシルバニアガーデンを紹介します。かしいかえんには遊園地の他に手のひらサイズの動物の人形でおなじみシルバニアファミリーシルバニア村を再現したシルバニアガーデンという場所が併設されています。このシルバニアガーデンですがスケールが等身大になって再現されており、写真の通り動物の人形もしっかり等身大のサイズで展示してあります。この家も「あかりの灯る大きなお家」を再現しており、実際に中に入ってみることができます。

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家の中はこんな感じとなっており、自分がそのまんまドールハウスに入った感じになります。家の中に入って驚いたのは再現度が凄いということです。実際に販売されている冷蔵庫やテレビにピアノなどを寸分たがわずそのまま大きくて本当にシルバニア村の世界に入り込んでいる不思議な感覚になりました。(私には妹がおり昔よく一緒に人形遊びをしていて、もちろんシルバニアでも遊んでおり、まさに冷蔵庫や勉強机、ピアノとか持っており、全く同じや!!と再現度の高さに感動しました。)

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園内にはもちろん実際のシルバニアファミリーの販売もありこうしたジオラマ風の展示もあり、すごく凝っています。2枚目の写真が実際の「あかりの灯る大きなお家」ですね。家を一つ買えばそこに自分好みに人形を増やしたり、家具を増やしたりとどんどんカスタマイズできて遊びの幅が広がるのがドール遊びの魅力です。私もこういうミニチュアが大好きで、実際、シルバニアファミリーのもので妹のものではない自分の私物もかなりあるくらい一時期はやっていました。私が遊んでいた当時もそれなりにいろいろなものが出ていましたが今では3枚目のようなおしゃれな街並みを再現できるセットまで販売されていて今のおもちゃは凄いなと感心しました。街頭や木とかはディスプレイのための特注品かと思いきやちゃんと付属するという徹底ぶり(笑) ただ、値段はあまりかわいくは無いので、パパママにの財布には優しくは無いようです(^_^;)

そんなこんなで「かしいかえん」をひたすら楽しむという回でしたがいかがでしたでしょうか?今月には閉園してしまいますがお近くの方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょう?私は福岡と遠い場所でしたが「かしいかえん」に出向いてよかったです。行くか相当迷いましたが、行って大正解でした。こうした、地元に愛されるテーマパークがまた一つ無くなってしまい寂しいですが、私やこの遊園地に来たことある人にとってはこの場所は思い出としていつまでも楽しい陽だまりのある場所として心の中にずっと残り続けると思います。

以上かしいかえんからのレポートでした。

さて、次回からお待ちかねカントリーサインの登場です。本旅はいつもの九州旅より短い日程となっておりますがそれなりに撮影をしてきたのでジャンジャン紹介したいと思いますのでお楽しみ!!

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最後にリモ天と観覧車のツーショットでお別れです。

では(^_^)/

youmyan

 

市川のちょっと変わったカントリーサイン?

こんばんは!youmyanでございます(^_^)

前の記事から一か月放置してしまいましたね(^_^;) まあ、私の悪い癖でネタがないと放置してしまうという。いや、実際ブログを書くほど余裕が無かったのですよ。(いっつも同じ言い訳しているような。。)

というわけで久しぶりに何か書いていこうと思います。

今回は過去に撮影したものからピックアップ。本当は例年ならば軽い遠征に出かけるのですが時間が無くてどこにも行けてないのですよ。(どこか行きたいな……)

話を戻しまして今回ピックアップするのは千葉県市川市のちょっと変わったカントリーサイン?をご紹介いたします。

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市道で撮影したものですが、通常に見られる形態とは異なっています。

市川市よりも

               安全運転!!

の方が強調されているなかなか面白い標識である。文字もカラフルだったり、市川市のキャラクターである 市川梨丸 というレッサーパンダのキャラクターが入っていてすごく情報量が多いカントリーサインです。

実はこのような形態のカントリーサイン松戸市にもあり、こちらの方は同士の方ならおなじみですよね。

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こちらは県道に設置されています。というかむしろ、松戸市はこのカントリーサインが主流のようでいろんな場所で見かけることができます。先ほどの市川市同様、裏表にこれから~とこれまで~の書かれたものが一対となっており、なぜか安全運転を促すものとなっています。松戸市のものはちゃんと松戸市が一番強調されています。

松戸市のこのタイプの標識には写真のようなツツジのイラストが描かれたものと、もう一つスズムシが描かれたものと2種類あると凝った仕様。スズムシのものは未撮影ですのでいつか撮影に行かないとですね。

youmyan

 

 

5日間長距離遠征!2021(はじめての大分編と旅の反省)

こんばんは!youmyanでございます。しばらく旅に出てないのでそろそろ出かけたい今日この頃。

さて、今回も5日間遠征の続きを書いていきたいと思います。予定では今回で完結の予定です。では行ってみよう!

旅4日目。この日も宮崎駅からスタートします。この日も昨日に引き続き雨。なので、使える手段は公共交通機関と歩きのみ。まあ、しゃあない。旅前から雨が降る予報は知っていたのでそこまで天気に期待もなかったし。今回の旅の最大の目的である宮崎県内のイラストタイプの収集の目標は果たせるので良しとしよう。

この日は、前回の記事でお伝えした通り大分県まで足を延ばしました。本当は晴れていたら、鹿児島の志布志市周辺でレンタサイクルをしたり、宮崎県の日南市や串間市辺りを攻略する予定でしたが、雨のため急遽予定を変更してまだ一度も行ったことの無い県の大分県に足を延ばしてみることにしたのです。これで九州で一度も足を延ばしたことの無い県は熊本県のみに。

さてこの日のルートとしては日豊本線に乗って別府まで行って、別府市大分市カントリーサインを撮影し、旅で疲れた体を癒しに別府温泉へ。そして、由布市の狭間町のカントリーサインを撮影し戻ってくるという、非常にのんびりとした計画を立てました。大分県に行ったのはやはり温泉大国ということに惹かれたのも理由の一つ。

まずは、昨日と同じ延岡駅方面の始発に乗り終点延岡を目指します。

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延岡駅には約1時間半で到着。思っていたより新しい駅舎でしかも、おしゃれなお店や施設が併設されているなど驚きでした。ここからは、特急にちりんに乗って佐伯駅を目指します。実は、延岡~佐伯区間普通列車の本数が上下線で一日3本というとてつもない少なさで、大分方面を目指すには強制的に特急に乗らないと目指せない区間となっており、しかも青春18きっぷの効果は使えず、普通乗車券と特急券を購入しなくてはいけないという不親切さ。それでも、大分県に行きたい!温泉に入りたい!その誘惑に負け乗車料金を支払った訳である。せっかくの観光だ、ケチってもしょうがねえ。むしろ、新しい領域に行けるわくわくに支払う代価としては安いものよ。

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というわけで特急にちりん号に乗車していざ大分へ。特急列車に乗って思ったこと。座席が、広くて快適すぎる。しかも静か。基本的に私は特急列車に乗る機会がめったになく、最後に乗ったのがおととしの北陸新幹線以来で、ああ特急列車はやっぱり楽だなと思いました。が、景色は写真のようにずっと緑緑していてあんまりよくは無いですね。通過する駅、駅みんないかにも秘境過ぎて電車の本数が無いのも納得である。

電車に揺られること1時間でついに大分県の玄関口である佐伯駅へ到着。ここからは大分市方面に電車はそれなりに走ってるので普通電車に乗って運賃の節約。

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3年間九州に通って初めて乗る系式の電車。今までは、817系や昔、私の地元を走っていた415系ばっかりだったので目新しい車両はやはりうれしいものです。ただ、座席が超が付くほど堅かった。。それでも温泉が待ってると思えば椅子が固いのなんてすべては誤差。1時間半くらい我慢すればいいんだから!

佐伯駅を出発して電車に揺られること約1時間40分定刻通り最初の目的地である、東別府駅へ。

が、雨が雨がすごい。。大分駅付近から怪しいとは思っていたがかなりすごい。ここから、約1㎞先の境界まで歩かないといけないのに相当やばい。。

それでも、覚悟を決め境界へ。が、かなり雨がやばい。大丈夫なのか?またまた、生地を思い出す。もはや傘も意味をなさず全身ずぶ濡れ。靴も言うまでもなく浸水して気持ちが悪い。でも、ここまで来たのだから標識を撮影に行かない訳にはという思い一心で足を動かしてやっと境界へ。

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(国道10号 大分市境にて)

私にとって大分県初のカントリーサインである。カントリーサインカントリーサインと散々言ってる私ですが、何気にこのような北海道本家に近いものって何気に初撮影である。大分県カントリーサインは写真の通り大型のイラストタイプが主流で全市町村に設置してあるという徹底ぶり。おそらくですが、北海道のものと同じ規格を採用している唯一の自治体だと思います。(まあ、実際に北海道のカントリーサインは見たことないのですが)昨日から撮影している宮崎県のカントリーサインと比較すると、サイズはこちらの方が大きい印象。

そんな、私にとって記念の地ですが、とにかく雨が凄すぎる。写真にも雨が写るほどひどいものであった。いつもなら、カントリーサイン撮影するときは標識本体をまじまじ観察しながらちゃんと楽しんで撮影をするのですが、そんな余裕もなくただ写真を必死に撮って終わるというだけになってしまった。それだけ雨が凄かった。むしろ、雨の記憶しかない(苦笑)

反対側の大分市も撮影すべく歩道橋を渡った時も、ひどいもので階段がまさに滝になっており、水が脚にジャバジャバ。。

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(国道10号 別府市境にて)

道の反対側に必死に渡り、撮影した大分市。なぜかここは文字のみタイプ。昔はイラストタイプが設置されていたと思うのですが、道の拡幅とかで撤去交換されてしまったのでしょう。(因みですが、大分県直轄国道では先ほどの別府市のようなイラストタイプが設置されていますが、そのイラストタイプが設置される以前の直轄国道ではどうやら文字のみが設置されていたそうです。基本的に直轄国道では章入りがメジャーなのですが大分県はイレギュラーな県でもあったようです。そういえば、全国を見渡しても市町村部で章入りが全く無いのって大分県だけかもしれないですね。)

これにて、この地点での撮影は終了。大分市のイラストタイプが無いのは残念ですが、最後に向かう由布市との境で撮影できるから問題無い。

さて、早く駅へ戻って別府温泉で冷えた体を癒そう。温泉という希望を片手にさっきより強まる雨の中何とか駅へ戻りました。

しかし、ここで問題が発生。なんと、大雨の影響で日出行き、大分行きともに電車が止まってしまったのです。。これじゃ、どこにも動けないや。別府温泉がある市街地までは東別府から少し距離があるし、しかもこの大雨の中歩くのは嫌である。それよりも、心配なのは電車が止まってしまったら宮崎へ帰れなくなるのではということである。というのも雨雲レーダーを見る限り、雨が止むどころか酷くなる一方である。これは観光している場合じゃねえ。とりあえず、大分駅へ戻って佐伯方面はまだ動いているとのことだったので電車が完全に止まる前に戻ることを決意。ああ、温泉……無念である。

駅から大分駅行きのバスがあるとのことでそれに乗車し、とりあえず大分駅へ向かいました。

大体30分くらいで駅には着いたのですが、なんと、大分県内の電車はみんなストップ。時すでに遅し。。駅では多くの人だかりができ駅員さんがしきりにお客の対応をしているのが見受けられました。

「ああ、これやっちまったのか??宮崎に戻れないのか?まずい、まずいこれじゃ明日の活動に影響がでるし、泊まる場所が無い。どうしよう。。」

軽いノリで来てしまった大分県。まさか大分県に閉じ込められるとは。

そうだ!バスだ、バス。電車がダメならばバスを使えばいいのでは?あくまでも電車が大雨で止められているのは線路が使えなくなるというだけであり、その点バスは道路の陥没や通行止めが無い限り動くだろう、そう考えた。

心の中焦り、動揺しつつも冷静な表情でカッコつけて観光案内所でバスについて聞いてみることに。(以下ゆ:youmyan 観:観光案内所)

ゆ「すみません。宮崎県に行けるバスありますか?」

観「そうですね。。無いですね。。」

ゆ「そうですか。(内心:えっ、嘘だろ?まじで、本当に宮崎に帰れないの??)そしたら、なるべく宮崎県に近い南へ向かうバスはありますか?」

観「佐伯駅行きならありますよ。」

ゆ「本当ですか?(佐伯駅まで行けるのか!!よしよし、まずまずだ。)」

というわけで、何とか佐伯駅まで行けそうなので、その先どうなるかわかりませんがとりあえず、それに乗ることに。観光案内所では時刻と乗り場を教えてもらいお礼を言ってバスまで時間があったので、大分名物のかしわめしととり天を買い、いざ佐伯駅へ戻ります。時間にしては電車で来るより約1時間長い乗車時間。途中、豊後大野市臼杵市佐伯市の弥生バージョンを通過し、一か所一か所降りて撮影したかったがそれもできず指をくわえて眺めるしかできない屈辱を味わい何とか駅にたどり着きました。

ちょうど駅に着いた頃ににちりんは動きだしたようなのでこれで何とか宮崎には戻れることが確約したのでほっと一安心。

定刻から遅れること一時間、にちりん号が来て無事に延岡駅へたどり着き、なんとか宮崎駅行きの電車に乗ることができ無事、ホテルへ着くのであった。

とんだ、一日でしたが、とりあえず別府市だけでも撮影でき、ちゃんとホテルに戻れたのでまずまずでしょう。しかし、やはり大分県に負かされた気がして悔しいのも事実。本当は県都鹿児島市宮崎市大分市とイラストもしくは章入りを並べたかったのにそれができなかった。それに加え、大分県のイラストタイプをますます集めたくなってしまったので、近い将来リベンジすることを宣言したい。待ってろよ大分!!私の計画を滑って転ばせておおいたたさせたことは忘れんぞ!次は攻略してやる!!

こうして4日目は終えたのです。

 

そして、旅終わり5日目。流石に体はかなり疲弊してしまっていた。本当は温泉に入って回復するはずができなかった。それでも宮崎県のイラストタイプ全攻略にはあと一か所訪問しなくてはならなかった。しかし、昨日から降り続いている大雨は翌日になった今もしきりに降り続いている。昨日は宮崎県内はそこまで影響はなかったが、今日の予報では宮崎県も油断ができない状況となっていた。本日のミッションとしては、国道10号の都城市の撮影を行って、それから宮崎空港に午後4時までに戻ることである。ここで、心配されるのが宮崎駅都城駅区間の運休と標識の最寄り駅である五十市駅の間の列車の運休である。とりあえず、始発で西都城駅へ。こちらは難なくクリア。だが、その先隼人方面は列車の運行本数が少ないうえ、昨日もこの区間は運転取りやめがあったのですごく心配であった。それでも、奇跡的に付近の雨が弱まってくれたおかげで、何とか列車の運行がなされた。ということで最後の目的地である、五十市駅へ着きました。

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ここから、20分かけて歩き、目標のカントリーサインが設置されている境界へ。

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歩き始めはパラパラ雨が降っていましたが、途中で青空が顔を出しなんと雨がやんでくれました。やっぱり、雨が降ってないだけで気持ちが軽やかになるものです。

そして本旅最後の境界地点へ!

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(1・2枚目:国道10号 鹿児島県曽於市境 3枚目: 宮崎県都城市境)

旅の計画から約1年半の月日がたったこの瞬間念願の宮崎県のイラストタイプすべてコンプリートです!!!はるばる遠くから来たかいがありました。都城市ですが、2日目に撮影したものとイラストが違って、こちらの方は市の花のアヤメとなっています。余談ですが、前回紹介した宮崎市の花しょうぶと都城市のあやめは漢字で書くと花菖蒲と菖蒲とどちらも同じように見えますが、実際は両者とも別の種となっています。同じアヤメ科ではありますが大きな違いは生える場所で花しょうぶは湿地に、あやめは乾燥してる場所つまり普通の土に生えているという点で見分けられます。また、花の形も若干違います。これはカントリーサインのイラストを比較してみると一目両全です。

私の地元茨城県潮来にアヤメが咲く有名な場所に水郷潮来あやめ園があるのですが、あれは潮来の水郷地域の湿地帯に咲いてるので実際はアヤメではなくハナショウブなのです。こんな感じで、ハナショウブカキツバタをひっくるめてアヤメと呼ぶのが普通だそうです。カントリーサインではアヤメがかかれたイラストが多い気がしますが、それって案外ハナショウブだったりするのかもしれませんね。

それと、この地点で驚いたのが、鹿児島県と宮崎県の吊り下げられた標識が地味に更新されていたことである!!昔までは英文字なしの文字のみだったのになんと英文字入りに!!直轄国道なのだから章入りにしてほしかった気持ちがありますが、英語併記しただけでも見栄えが良くなったので満足です。(宮崎県内では英文字が大きい表記のものが多く設置されているが、ここは普通のサイズなんだ。)

これにて、活動は終了。ここからは西都城駅へ歩いて戻ります。五十市駅は次の電車が大幅に遅れそうだったので、西都城駅まで行ってしまって確実に宮崎市に戻ろうという算段です。幸い雨は止んでくれたおかげで予定通り1時間くらいで駅に着きました。

これにて、すべて無事に終わったかと思ったが、実はこの先が大変だったのです。あんまり、書きたくないですが、皆さんが私のようにならないための教訓と私の戒めのために赤裸々に書きます。

無事西都城駅に着き宮崎駅行きの電車に乗ることができ、空港へは余裕でフライトに間に合うくらいに着くことが確約され安心した、私ですが電車に乗った時からなんと体調に異変が。

「なんか、電車すごく寒くないか?」

汗が冷房で冷えて寒くなったのだろうか?いや、そうじゃない、だって私の服装は秋用の羽織ものを着ており(日焼け防止のため)明らかに夏じゃ熱いだろうという服装でもすごくが付く寒さを感じだしたのです。次第、体を動かすのがだるくなり、空港に着いてからは、椅子に座るのがしんどいほどに。顔を触ると、熱い……

「これ、まさかやってしまったか……コロナじゃないだろうね……」

そう感じ始めたのですが、のどの痛みなどコロナには必須の症状が無かったので、違うのではと思った。いや、そう思いたかった。

「早く、帰りたい……」

フライトよりやく3時間前にはついていたのですが、体調が悪いだけで時間の流れが長く感じました。

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それでも熱がある現実を受け止められず、私はいたって普通ですよアピールで最初空港に着いた時には気づかなかったきれいなステンドグラスを撮影したのですが、写真を見返すとブレブレ。確か、写真を撮った時はちゃんと撮れていると思っていたのですが、カメラはちゃんと証言していますね、

「この時のお前の感覚は異常なんだよ」

と。明らかに体調を崩していたのです。

それでも何とか、飛行機に乗って千葉に戻ることができ、意識は何とか保ちながら家へと戻りましたが体調は悪化。夜もよく眠れず、体がとにかくだるいし熱いし。

そして案の定次の日、熱は38.9℃の高熱。ああ、これはやってしまったのか?

コロナか?コロナにかかってしまったのか?しかし、体調の異変はのどでは無くお腹つまり下痢がとまらなくなっていたので、ただの胃腸炎の可能性が高いなと思い始めました。どのみち対処療法しかないのですが、一応高熱があるのでPCR検査を受けてちゃんとはっきりさせようと病院に行きPCR検査を受けました。

結果から書きますと「陰性」でした。つまり、ただの胃腸炎だったようです。

というか、食中毒でしょこれ?

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犯人は明らかにこいつだろ?絶対。

「生の鶏肉!!」

最初は鶏肉の食中毒は食べた直後に出るものと思っていましたがどうやら食後2~5日後に症状が出るようです。症状として激しい下痢とも当てはまるし、絶対当たった気がする。ただ、これを毎日食している人の話だと当たったことはないと話していたし、宮崎県や鹿児島県では厳しいガイドラインに沿って鳥刺しを提供していることから普通は食中毒は起きないはずです。

なぜ、私が当たってしまったのか考えるとおそらく旅で体が弱っており、免疫機能が低下していたこと、あと私の体質的に生肉に対処できる力が無かったことなのではないかと思います。でも一番は免疫系統が弱っていたのが一番だと思います。あと旅先では、ひどい食生活だったので胃腸が荒れていたのもあると思います。

このことから、旅ではかなり体力を消耗して病気になり易くなっていることを改めて知った。今回はたまたま、コロナでありませんでしたがここまで免疫が落ちていたならばかかっていた可能性も十分あり得ます。旅のリスクというものを改めて知ったのと、自分は大丈夫と思っていた体調の管理をできていなかったこと、標識にしか目が回らず無茶をしすぎたことと反省ばかりです。何より、コロナでひっ迫している病院にこの時期に旅をして体調を崩したことで不必要に迷惑をかけてしまったことに対して申し訳なさと反省するばかりです。(実際、病院は大変そうだった。)

なので、これを読んでくださってる皆さんは良識ある方々ばかりだと思いますがこのバカみたいにならないように気を付けていただきたい。遠出することには個人の自由です。しかしながら自己責任だとしても体調を崩してこうして病院などに迷惑がかかることがあるということが誰にでもありうるということをしっかり覚えておいてください。まあ、まさか私みたいにコロナ禍でもひょいひょい旅に出かける人はいないと思いますので大丈夫だと思いますが。

その後のyomyanはというと、幸い熱は帰宅後2日目には平熱に戻り、体も下痢以外は通常営業に戻りました。下痢はその後1週間ぐらい続いてました。それ以降は回復もして今に至ります。今は元気です!

というわけで、以上今年の九州遠征のレポートは終わりです。

さて、次回はもちろん決まっていません。というか、しばらくは反省の意味を込めてカントリーサイン撮影は自粛です。(今回の件で旅をしたい欲が十分削がれてしまったし、宮崎のイラストタイプを攻略してしまったため情熱的に行きたい場所が無いというのもある。)

なので、過去のものから何か考えておきます。

本当に反省です。。

youmyan

5日間長距離遠征!2021(宮崎県国道10号 都農町~宮崎市編)

こんばんは!youmyan でございます(^_^) 

前回の続きから書いていきましょう。

前回は都農町、日向市のカントリーサインを撮影して終わりましたね。

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次なる目的は東都農駅の隣の駅、都農駅から歩いて川南町を狙います。ただ、次の電車の時間が約1時間後で境界から往復してもギリギリになりそうな感じの中、先ほどまでは小雨だった雨が強くなってきたのです。これじゃ走って時間を稼ぐことができない。幸いなことに生地の時(詳細はこちら↓)

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のような強風はなかったので足を止めることなく目的に向かえました。だが、目的の標識がある国道10号では車が猛スピードで水をこちらに蹴散らしてくるわけで、私の体はずぶ濡れ。上着のポケットに入れていたスマホやデジカメに危うく水がかかりそうな始末。

「コノヤロー!!!」

と叫んでも届かぬ声は空しい。トラックとかは私に気づいて比較的徐行してくれますが(徐行してくれた人にはちゃんと頭を下げてお礼を示した)、一般な人たちは歩行者への配慮を知らないのか水が飛んでもお構いなし。それでもずぶ濡れになりながら何とか目的地へ。

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(国道10号 都農町境にて)

目的の標識を無事撮影。実はこの地点も写真に写ってる木が邪魔で最初は標識に被っておりとてもきれいに撮影できるもんじゃない状態でした。しかし、奇跡的に標識と同じ高さぐらいまで上がれる石垣がありそこになんとかよじ登って(ドライバーからは相当奇行に見えただろうな…)木の枝は折れないので枝を標識の裏へ回して何とか盤面が見える状態にもってこれました。それでも、正面に撮れなかったり、標識に葉っぱがついていたりと残念極まりないのでいつか再度撮影に訪れたいです。

因みに、高城町同様にイラストの解説が描かれていません。畜産の町の豚、牛、鶏とお茶畑ですね。カントリーサインにおいて町や村ではその自治体の花や木、鳥が描かれがちですが、こうしてっちゃんと凝ってるあたり律儀だと思います。これを宮崎県内すべてに導入すればいいのになと思うのですがね。(お隣大分県も全市町村にイラストタイプが設置されているので見習ってほしいな。)

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(国道10号 川南町境にて)

一方都農町の方はというと、道路の反対側に渡るのがめんどくさくて横着して対岸から撮影。日向市境界のものと相違はなかったのでまあいいでしょう。どうせ、いつかはまたこの地点に来るだろうからその時に。(という言い訳をしましたが、本当は雨の寒い中早く駅舎に戻りたかったというのが本音……)

無事撮影を終え駅に引き返します。また、水撥ね10号を戻るのかと思うと憂鬱でしたが、仕方がない。

「おっと、もう水は撥ねても被らんぞ!(傘を車の方に傾けて)よし、事前回避だ。」

慣れてくると危機管理がなされそうこうしているうちに国道10号を脱出し、静かな県道へ戻りなんとか狙っていた電車に乗ることができました。

さて、電車に乗って次に目指すのは新富駅。本日の歩く距離が一番長い区間。さっきの強い雨が降ってる中歩くのはだるいなと思っていましたが、駅に着いたらだいぶ小雨になっていてくれたので一安心。

とここで、この先歩くのが長くなりそうなのでお昼休憩を。ちょうど駅近くにおいしそうなうどん屋さんがありましたのでお邪魔することに。

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国道10号沿いにある「ながのうどん」店にて、牛肉どんとうどんセットをいただきました。このボリュームでなんと650円!安くてお得です!お金をあんまり使えない綿足にとってはありがたいです。味もとてもおいしく雨で体が冷えた私にとってうどんは本当にしみました。実は宮崎県は隠れたうどんの聖地で博多ラーメンや、熊本ラーメンなどラーメン文化が強い九州の中で宮崎県はうどん文化が強いのだそう。中でも釜揚げうどんの発祥は宮崎県らしいです。ぜひ、また新富町を訪れる際には立ち寄ってみたいです。

心もお腹も満たされ活動を再開。まず狙うはうどん屋さんから約3㎞離れた高鍋町との境界へ。雨もほぼほぼ止んでくれて歩きやすかったです。30分くらいで境界へは着きました。

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(1枚目:国道10号 新富町境 2枚目:10号 高鍋町境)

こちらも、同じくイラスト標識。高鍋町アカウミガメ新富町は座論梅。新富町に関しては、町の木が梅ですがあくまでも南九州三大梅の一つである名所である座論梅という固有のものを表しているあたり面白いと思います。因みに現在は宮崎市になった旧高岡町も同じ梅のイラストの標識でしたが、同じく南九州三大梅の月知梅と固有の梅を表すイラストでした。しかも面白いことにこの新富町のイラストをそのまま反転(鏡写し)にしたようなイラストでそこはもうちょっと工夫はなかったのかなあと思ったり。しかし、残念ながら高岡町のものは撤去されてみることはできないです。何かの形で残してほしかったものです。

無事、両町の撮影を終え次に向かうは約7㎞先の宮崎市境。さらっと7㎞と書きましたがもう何度も10㎞超えの歩きをしている私からすればあんまり長くは感じなくなります。気持ちだけしか苦とは思わないだけでちゃんと足にダメージはあります。慣れというものは怖いものです。

約1時間半境界のある日向大橋の袂へ着きました。

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(国道10号 宮崎市境にて)

これで、新富町とはお別れだ。なんだかんだ言ってこの日一番長くいたのは宿泊先の宮崎市を除いて新富町だったのではないでしょうか。なんだか愛着が湧いたこの町ですが今度は梅が見ごろの時期に来るからね。と振り返って標識を撮影。

「どうした!標識!ボロボロの擦れ擦れじゃねえか!!」

思わずそう呟いてしまった。今までさんざん宮崎イラストタイプを見てきましたが、2000年代に設置されたこともあって比較的きれいでしたがなぜかこの地点のものだけなぜかボロボロ。そのうち他の地点のものもこうなってしまうのかと思うとなんだか切ない。流石に新品に取り換えるってことはないよな。。そう思いながら、橋を渡り宮崎市へ。

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(国道10号 新富町境にて)

「おいおい、なんかすごく新しくないか?!」

最初に見て思った感想。いや実際に新しくなっていたのです!どうやら、橋の4車線化に伴って標識を新調したようなのです。昔の写真と見比べたとき若干縦幅が昔より大きくなっており「はなしょうぶ」の文字も若干違っており明らかに新しくしたことがわかりました。なぜ、先ほどの新富町は新調されず、宮崎市側だけ新調したのか謎ですが、少なくても標識になにかあればちゃんと新しくする意志が宮崎河川国道事務所さんにあるということがわかり、意外だなと思うのと同時にうれしく思いました。是非、新富町も新品を」……

因みにイラストですが市の花はなしょうぶ。今まであんな凝っていたのに、なぜ市の花にしたのよ。もっと他に無かったのかい!宮崎県の県都なのにもうちょっと凝ったイラストが見たかったです。(イラストタイプが設置されているだけでありがたいのですが)

というわけで予想外のピカピカのカントリーサインを撮影し大満足。これにて本日の活動は終わりです。ここからさらに歩いて佐土原駅に行き宮崎駅へと戻るのであった。

・おまけ

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宮崎駅に戻った私は、チキン南蛮の発祥である「おぐら」さんにていただくことに。宮崎といえば、チキン南蛮。もちろん食べない訳にはいきませんよ(笑)

味は、思っていたよりさっぱりしておりサラッと食べることができました。チキン南蛮のお肉ですがもも肉ではなく胸肉が使われていたのが意外に思いました。昔ながらの洋食やの雰囲気もまたよくまた訪れたいなと思いました。

以上これにて本日の活動は終わりです。

次回の旅4日目は大きく足を延ばして大分県へ。流石の私の体はボロボロ。そろそろ癒しの温泉に行きたいなと思い別府温泉に行こうと思い立ったのです。ついでに大分県カントリーサインもいくつか撮影できればなと。そんな観光色の4日目をお楽しみに!

では(^_^)/

youmyan

5日間長距離遠征!2021(宮崎県国道10号 延岡市~都農町編)

こんばんは!youmyanでございます(^_^)

今回は前回の続きの旅3日目について書いていきます。では、参りましょう!

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旅3日目は宮崎駅からスタートとなります。写真の通り昨日の晴れ空の天気と打って変わって雨。いや、予報通りなんだけど曇りでなんとかならないかなと思っていたので実際に雨が降ってるのを見るとやはり気持ちはダウン。それでも標識を撮影をすることは変わりないし、この日は駅から歩いての撮影なのでそこまで影響は出ないだろうということで撮影に出向くことに。やはり、都城周辺の撮影は昨日のうちに終わらせておいてよかったです。

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宮崎駅から大分方面の電車の始発に乗り約1時間半かけてトトロ……いや土々呂駅で下車。

某有名アニメ作品に出てくるおばけを想像してしまいましたが、たぶん関係はないと思います。

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目的の境界へ歩いている途中で見つけた広告。

明らかにとなりのト〇ロを意識してるだろ!!

ととろの杜とはちゃっかりしているな……この地名からトトロを連想するのは私だけではなくこの辺の人も同じようですね……まあ、こういうのは好きですけど?

そんなこんなで、本日最初の境界へ着きました。

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(1枚目:国道10号 門川町境 2枚目:国道10号 延岡市境)

ここ国道10号は直轄国道ゆえ立派な章入りが設置されています。

ここで、宮崎県のカントリーサインの設置状況について書くと、宮崎県内では九州のメジャータイプ文字のみタイプが県管轄に設置されており、章入りは国道10号などごくわずかにしか設置されていません。しかも不思議なことに宮崎県の国道10号では前回出てきたようなイラストタイプが都農町以南に設置されているため、実際直轄管轄で章入りが見れるのは日向市、門川町、延岡市の3自治体しかないのです。(延岡市になった北川町にも章入りはちゃんとあった。)これに加えて、日之影町高千穂町都城市串間市で各1か所に章入りがあり、章入りは宮崎県では7自治体しか設置しておらず、イラストタイプより少数派。なので、直轄国道だといえども章入りは貴重な撮影スポットです。

宮崎県の国道10号にある章入りは、他県の章入り標識に比べて横幅が狭くとても小柄なのが特徴です。一昨日、昨日から鹿児島県の大きいサイズの章入り標識を見てきた私からするとこの地点の標識はとても小さく見えました。個人的にはこのサイズ感も好きだったりします。

ということで、無事撮影を終え駅へと戻り次への目的地へ。来たルートを宮崎方面を戻って東都農駅というところで下車。ここで狙うは日向市と都農町

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(1枚目:国道10号 都農町境 2枚目:国道10号 日向市境)

どうでしょう?同じ地点なのに全く待遇が違うのです!しかも片方ボロボロ文字のみとかじゃないのですよ?立派な章入りと立派なイラストタイプ!!すごくおいしいポイントですよ!(全カントリーサインマニアが泣いた!イラストタイプと章入りが同時に拝めるポイント!)

「それなら、宮城県でも見られねが?」とか言わないでくださいね。九州ではどちらも存在しているだけですごいことなんですから。

さて、この地点で待遇が違う理由ですが、この境界から延岡河川国道事務所(日向市以北)と宮崎河川国道事務所(都農町以南)と管轄が変わるため設置者の考えの違いが原因だと思われます。直轄国道において、管轄事務所が変わると設置種類が変わることは全国よくあることなのでそこまで驚きませんが、まあここまで意見がはっきり分かれてるのがわかるのは珍しいのではないでしょうか。

ただ、私個人的には昔は国道10号では都農町以南も日向市以北同様に都城市まで章入りが設置されていたのではと思っています。というのも、このイラストタイプが設置されたのは2002年と聞いており、国道10号の北川町の章入りが1999年にはすでに設置されている写真を見たことあったり、建設省のシールの跡が見れたりと明らかに日向市以北では章入りが2002年(1999年)以前には設置されていた可能性を考えると、都農町以南が文字のみだったとは考えにくいのですよ。

あとは、なぜにイラストタイプがされたのかすごく疑問でしてこれについても事務所さんに問い合わせても情報が残っていないため頭を悩ませていたのですが、最近ある仮説が浮かびました。

以前富山県の記事で国体のために直轄国道の章入りをイラストタイプに刷新したというお話をしましたが、宮崎県でも2002年ごろに国体でもあったのか調べてみましたが、何もそういった類のもは見つかりません。しかし、ある時たまたま見ていた、カントリーサインの旅でおなじみ「水曜どうでしょう」の「対決列島」というまた馬鹿げた旅(すごく面白くて何回も見ている)を観ていた時に大分を車で走っているとき一同が放った一言がこの謎を解く手がかりになったのです。

「ワールドカップをやる大分ドーム」

ん?大分でサッカーのワールドカップが開催されだと。それって2002年の日韓ワールドカップのことだよな?

私、サッカーには一ミリたりともご興味はありませんが知ってます。2002年に国内でサッカーワールドカップが開催されたことを。しかも、この大会がらみでカントリーサインが変更された例も。

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以前こちらの記事を読まれた方ならわかるでしょう。なんと、国道6号広野町楢葉町では近くにあるJ-ビレッジがワールドカップのキャンプ地になる関係で大会を盛り上げるためにイラストタイプに変更したという事例があるのです。

そこで、大分県の隣の県である宮崎県でもキャンプ地があるのではないかと思って調べたところ、宮崎市にドイツとスウェーデンのキャンプ地があったそうです。ということは、仮にこの2チームが大分スタジアムでサッカーが行われる際、国道10号を使って北上する(当時はまだ東九州自動車道は未完だった)と考えられます。

つまり、宮崎国道事務所さんでは上記の広野町楢葉町同様にイベントを盛り上げるために設置したのではないのでしょうか?実際のところはもっと詳しく調べる必要がありそうですが、設置年度から考えるとその可能性が高そうです。それが本当ならば、大きなイベントはカントリーサインの大きな転換期になりやすいという面白いことがわかります。町を盛り上げるための策としての役割があることがよくわかる事例です。

あと、これを読んでくださってる方でこのことについて何か情報があればコメントいただけますと、ありがたいです。特にイラストタイプ以前は何だったのかわかる写真とか証言とかあれば是非お願いします。

というわけで、長くなりましたがこの地点のカントリーサインは立派なイラストタイプと章入りでしたとさ。

因み都農町のイラストを見てみましょう。標識には、矢研の滝となっていますが、その他にも果物などの農産物も描かれています。中でも、ブドウは都農ワイナリーとして有名です。雨が多い都農町では果実栽培は難しいとされていましたが永友百二という人が梨の栽培に成功し、そのあと県内で初めてブドウの栽培に成功したのが都農町のブドウづくりの始まりとされそれがワイン造りのきっかけになり、町の産業を支えているそうです。私もお土産に小さいサイズのワインを購入しました(笑)

次訪れる際には、滝とともにワイナリーにも行ってみたいものです。

無事撮影を終え、駅に戻る途中近くに別の道路の境界があったのでそちらにも寄り道。

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(1枚目:県道301号 都農町境 2枚目:県道301号 日向市境)

県管轄なので文字のみです。他県に比べてやや小さめなのも宮崎県の特徴です。あと、この地点は違いますが、基本的に宮崎県管轄のカントリーサインは英文字が大きめに設定されており、東京や静岡、岐阜で増えているようなタイプの先駆けといった感じです。たいていは英文字が大きいのが設置されているので、通常サイズの英文字タイプは珍しかったりします。

つぎは、隣の川南町を狙いますが、長くなってしまったので今回はここまで。次回もお楽しみ!

では(^_^)/

youmyan

5日間長距離遠征!2021(都城・高原編)

こんにちは!youmyanでございます(^_^)

今回は前回に引き続いて九州での活動についてお伝えします!

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旅2日目は鹿児島市からスタートです。この日は宮崎県入りして都城市周辺で活動を予定しており、天候も晴れでちょうどサイクリング日和になりそうです。

その前に、少し鹿児島県でも活動をしてきました。

鹿児島中央駅から鹿児島本線に乗って湯之元駅を目指しました。

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電車に揺られること約30分で湯之元駅には到着しました。まあ、無人駅ではないものの田舎にある普通の駅ですね。

ここからカントリーサインがある場所までは約20分くらい歩きます。

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(1枚目:国道3号 日置市境 2枚目:国道3号 いちき串木野市境)

この地点のカントリーサインは立派な章入りとなっています。

「そりゃあ、国道3号だし?あたりまえだろう?」と思いたくなりますが、鹿児島県だけに限って国道3号は区間によって文字のみや章入りが混じっています。出張所の考え方の違い方かなとも思われますが、例えば鹿児島維持出張所の区間でも鹿児島市伊集院町境(現在日置市)が章入りに対して、旧東市来町境の伊集院町カントリーサインは文字のみだったり同じ管轄でもバラバラなのです。なので、国道3号が通ってる薩摩川内市阿久根市は残念ながら文字のみしかなかったりします。どうせなら章入りをと思うのですが、設置基準がよくわからんです。。

この地点は旧市来町東市来町時代から奇跡的に章入りだったため、今も章入りとなっています。因みに日置市が横長なのはいちき串木野市に合わせたわけではなく昔の東市来町のものを利用してるためです。なので、旧市来町もそれに合わせて横長だったようで、いちき串木野市になっても文字と章を入れることができてるようです。もっとも、東市来町の4文字に対していちき串木野市の7文字はちょっときつい気がしますが(^_^;)

無事2自治体を撮影できましたが、日置市側は早朝の逆光で満足できるものが撮影できなかったので、近くにも章入りが撮影できるポイントがあるようなのでそちらにも足を運びました。

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(1枚目:市道 いちき串木野市境 2枚目:市道 日置市境)

この場所は、先ほどの国道3号の脇を流れる川の対岸を走る道に設置しており、私はこの2自治体は国道3号にしか設置されていないものと思っていましたが、意外と市道にちらほら章入りが設置されているようです。

しかも国道にあるタイプとは若干違っていて、章部分に枠が無かったり、日置市は3文字タイプであったり(国道3号のものは旧東市来町伊集院町のものを使っているため横長)、いちき串木野市章のカラーリングが若干違う(正規なのは市道の方ですかね。)のです!!やっぱり文字数に標識のサイズは合わせたほうがバランスが良くて個人的にはこの措置はうれしいものです。それ以前に、章入りを市道に設置してくるあたり素晴らしいなと感心しました。文字のみしかない阿久根市薩摩川内市も見習ってほしいものです。。

無事日置市のきれいなものも撮影でき満足し、次の目的地へ。

次は、湯之元駅から鹿児島中央駅に戻って今度は日豊本線に乗って都城方面を目指しますが、ここで加治木駅で途中下車します。

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(1枚目:国道10号 姶良市境 2枚目:国道10号 霧島市境)

駅から徒歩で数分で目的地には着きます。

目的は、姶良市の章入りと、霧島市のカラータイプの撮影です。

前回紹介した通り、霧島市のカラー章タイプも国道に設置されています。モノクロよりカラーの方が見た目がよくなりますね。

そして、肝心の姶良市ですが。。

ブッシュ・イン!!!

カントリーサインの夏あるあるです。木が邪魔!!何とかして除けようと思いいろいろ試行錯誤しましたが、位置が思ったより高く、持ってきている傘を駆使しても改善できずこの写真で撤退するしかなかったです。。また、撮影に来るしかないですね。撮影に出向いてる時ほど、草木や直射日光が憎いと思うことはないかもしれないです。

というわけで、加治木駅に引き返して目的地である都城駅へ向かいました。

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やや、南国感が漂う都城駅に着いたのは10時40分過ぎ。本日のメインは都城市都城市の旧4自治体と高原町、旧野尻町のイラスト標識を撮影すること。

しかしながら、みんな山奥や辺鄙な農道ばかりに設置されているため一気に撮影は困難です。なので、ルートを分けて活動をすることにしました。

ルート1→都城駅からレンタサイクルで旧都城市・旧山田町

ルート2→高原町からレンタサイクルで高原町・旧野尻町・旧高崎町

ルート3→山之口駅から徒歩で旧高城町・旧山之口町

といった感じで計画を立てました。当初はすべて都城駅からレンタサイクルを借り、2日に分けて活動する予定でしたが翌日から確実に雨の予報だったため、急遽自転車が必要な地点は本日にすべて回れるように計画しました。ルート3は駅から徒歩圏内なので本日じゃなくても活動できそうだったため時間があればということにしていました。

しかしこの旅の心配事として、ルート1を遂行して都城駅に戻ってくる時間が次の高原駅方面の発車時刻に間に合うかかなりギリギリでしてこの電車を逃すと確実に本日は高原駅からの活動は時間的にできないため油断ならない状況でした。

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ということで、時間がない中急いで駅前のレンタサイクルを借り活動を開始しました。因みにこの自転車は無料で貸し出しを行っており、すごい太っ腹。(5月に行った千葉の活動で借りた自転車は9時間4千円以上とぼったくられたのでそれを思うとすごく親切である。)

イムリミット2時間30分、果たして無事電車に間に合うかといった不安な気持ちを残してスタートしました。

目的地は旧都城市・山田町境です。道なりは思ったより起伏が多く行きはずっと登りでなかなか進まないもどかしさを感じながらそれでもきれいな景色を眺めながら、約1時間でポイントにつきました。

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(1枚目:農道 旧都城市境 2枚目:農道 旧山田町境)

どうでしょう?すごく立派なイラストタイプが設置されていますでしょ!!

宮崎県では一部の地域でこうした北海道のカントリーサインのような大型イラスト標識が設置されています。ただ、残念なことに大分県長崎県ほどではなく国道10号となぜか都城市周辺を通る広域農道にしか設置されていないため数自体は1自治体1~2か所しかないため撮影はなかなか大変です。今回はその現存するイラスト標識を全種類撮影するために宮崎県に来たわけです。夢にまで見た、宮崎県タイプの標識とやっとご対面、なのに、なのにですよ、また草木に埋もれて都城市に関してはきれいに撮影できず(T_T)

まあ、かろうじてイラストが見えるので良しとしますが、都城市に関しては関尾の滝バージョンはここにしか無いから草木を剪定して見えるようにしてほしいものです。

因みにここで宮崎県のイラスト標識の特徴をご紹介すると、サイズは長崎県大分県のものと大して変わらず、見た目よりも大きいです。ただ、ほかの大型イラスト標識と異なるのは、少し細長でイラスト部分に枠が設けられて無く標識いっぱいにイラストが描かれているのが特徴です。また、設置年度が比較的新しいこともあって、かなりカラフルで、色あせがあんまり起きないような構造となっています。規格はどの自治体も統一されており、宮崎県独自のものとなっています。設置箇所は国道10号の都濃町~都城市区間、広域農道に都城市、山田町、高城町、高崎町、山之口町、高原町野尻町の全14自治体が設置しており、そのうち国道10号の高城町(イラストは農道のものと同じ)と佐土原町、高岡町は合併に伴い撤去されたため現在は8自治体13タイプが撮影することが可能です。

というわけでこれから10何箇所も回るわけですが、一番ネックだったこの地点で無事撮影できたので良かったです。時間もなんとかなりそうだったので一安心。

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(農道の先ほどの地点付近)

先ほどの山田町のカントリーサイン付近にあった標識。昔は山田町の文字のみがあったのですかね?

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帰り道で撮った霧島山。昨日は雲で見えませんでしたが、今日はくっきりはっきり見えました。すごく雄大で立派な山ですね!霧島山が見守る中無事に都城駅には電車の時刻に間に合うように着きました。ほんとならば、お昼にしたかったのですが、さすがにそこまでの時間はなかったので、断念しました。

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高原駅に着いたのは13時30分過ぎ。こちらでもレンタルサイクルを借りれるらしいのでこちらから活動を開始しました。因み料金は普通の自転車がタダ、電動が300円という破格なお値段!今回は起伏も多そうだったので電動を借りました。関東で電動自転車を借りるとなると1000円前後はするので300円はすごくありがたいです。

駅から自転車を走らせること約40分くらい思ったよりスムーズに目的のポイントへ。

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(1枚目:農道 高原町境 2枚目:農道 小林市境)

この地点もやはり宮崎のイラストタイプです。詳しく見ていきましょう。

まず野尻町ですが、現在は小林市なのですが2021年現在でも野尻町表記のままです。小林市にイラストタイプや章入りが無いだけ、この地点が小林市表記になれば、晴れて小林市のイラストタイプが誕生するのですが、さすがに農道までは手が回らないのですかね?

あとイラストですが、野尻湖と書いてあります。宮崎県のイラストカントリーサインの特徴としてちゃんと何のイラストか説明文字があると非常に親切な標識となっています。他の県を見てもイラストの文字紹介を行っているところはほぼ皆無なため宮崎独自ということです。しかしながら、野尻町カントリーサインをまじかで見て思ったのが、

「イラストがカオス!!」

なんだか情報量が多すぎて何が何だか分からなくなっていますね。釣ってる魚もごついし、カエルの下に大量のサル?すごくとっ散らかっています。まあ、これはこれで面白いので好きですわ(笑)

高原町の方はというと、まさかの

「バンブー・イーン!!」

これは夏じゃなくてもきれいに撮影できないですよ。。カントリーサイン撮影者泣かせ。クソ、高原町カントリーサインきれいに撮影できない。。

でも、大丈夫!!なんと都城市側にも同じやつが設置されているのである!

早速、反対側へ向かいました。

しかし、この農道の起伏はすごくやばかった。。上っては下っての繰り返しですが、登りは電動でもギリギリ厳しい登り坂で、下りはブレーキがないと怖くなるような下り坂とまあ、ジェットコースターのような道でした。そんなこんなで、30分もかからず境界へ。

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(1枚目:農道 都城市境 2枚目:農道 高原町境)

今度は草木などに邪魔されずきれいな状態のものを撮影できました。

高原町は町内にある御池と高千穂峰ですね。かなり大きな湖で町のシンボルのようなのでいずれ行ってみたいものです。

反対の都城市は旧高崎町のものを使っています。野尻町と違ってこちらはちゃんと都城市と書いてあります。イラストは、たちばな天文台です。高崎町は星がきれいな街として知られており、大型の望遠鏡が備えてあり星空観賞ができるみたいです。

因みに高崎町ですが、高城町側にも現存しているみたいですが、英語表記が、Takazaki となっていて、こちらのTakaski表記はどうやら間違っているようです。なぜバラバラになってしまったか不明ですが地名の読み方はちゃんと正しくしてほしいものです。

これにて目的はすべて果たしたのですが、時間が想定よりはるかに余っていたのでせっかくはるばるたかはるに来たので観光案内所で勧められた霞神社というところへ行ってきました。

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県道から山に登ること数分で鳥居に着きます。ここでさえかなり高いところなのに、写真の長い階段を上って境内を目指します。

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階段を上ること数分、で境内に到着します。この神社はもともと巨岩が信仰の対象で、その盤座の奥には5色の蛇が住み、その姿を見ることで幸せになれるという言い伝えがあるそうで、農業や畜産、病気の治癒や開運、商売繁盛といったご利益があるそうです。また、神社の欄干から見渡す展望はすごく絶景です。

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高原町が一望できすごくきれいでした。晴れた日の夕日とかは特に絶景だろうなと思ったり。良い場所を見つけました。皆さんもぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
神社で旅の無事を祈願して、余裕をもって高原駅へと戻りました。

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途中で見つけた唐揚げ屋さんで買った唐揚げと、鳥皮。さすがに朝から何も食べていなかったので。宮崎といえば鶏肉ということで鶏肉といえば唐揚げしかないでしょということで購入しました。とてもおいしかったです。やっぱり新鮮な鶏肉は違いますね!!

これにて高原での活動を終え、観光協会の方と少しお話をして電車に乗って高原駅を後にしました。実にのんびりしたところでまた来たいなと思いました。

さて、本日はこれで終わりにする予定でしたが、時間が思ったより空いたのでルート3も撮影しに行くことに。

日豊本線山之口駅を下車。そこから歩いて撮影に。

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(1枚目:農道 旧山之口町境 2枚目:農道 旧高城町境)

両町都城市になって15年以上たつのに2021年現在も健在です。しかも、高城町に関しては本当は同じやつが国道10号にも設置されていたのですが撤去されたためこの地点に残っていてくれたおかげで今でも拝むことができるというわけです。ありがたいですね。

高城町のイラストですが、なぜかイラストの解説がついてないみたいです。(撮影したときにはじめて知った。同じく川南町も解説が無い。)イラストは、月山日和城跡の郷土資料館と町の鳥メジロ、町の花のツツジですね。カントリーサインにありがちな町の花だけでは無く、ちゃんと別の凝ったイラストが使われており、関心します。

山之口町は弥五郎どんです。弥五郎どんは言っちゃえば巨人伝説の一人で、南九州に伝わる巨人で、この町では祭りが開催されイラストのような巨人がまちを練り歩くそうです。ぜひ、都城に来る機会でタイミングがあれば見てみたいものです。ただ、祭り系はなかなかタイミングが合わないと参加できないので難しそうです。

こうして、本日のミッションは終え、本日から最終日までの宿泊ホテルがある宮崎市へと向かうのであった。

次回は3日目の様子をお届けします。天気予報では2日目の晴れが嘘のような雨。さて無事、カントリーサイン撮影はできるのだろうか?お楽しみに!


では(^_^)/

youmyan

・おまけ

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高原町観光協会で紹介されて食べた、鳥刺し。宮崎県や鹿児島県では鶏肉を生で食べる文化があり、畜産が盛んで新鮮な鳥が手に入る県ならではのグルメです。個人的には、鶏肉は生で食べたらいけないものだと思っていたが、新鮮かつちゃんとした方法で捌かれたものならば大丈夫のようで、観光協会の方もすごく勧めていて一度も当たったことがないから大丈夫だということですごく気になったので、駅前にある人気の精肉店で購入して食べました。めちゃくちゃおいしかったです。鶏肉ってこんなにもコリコリしてるんだってくらい弾力がよく今までに食べたことのないものでした!それに、鶏肉って意外と甘味、うまみがしっかりしていて鶏肉がだしにも向いてるって言うのがよくわかる一品でした。すごく気に入りました。ぜひ、また食べたいなと思わせるものでした。

おわり

5日間長距離遠征!2021 (鹿児島県編)

こんにちは!youmyanでございます(^_^)

前回、双葉町の記事を書いて3月の東北遠征記を5か月経ってようやく完結いたしました。最近は1か月とか2か月とかに1回と非常に頻度が下がってしまいました。初期のころは週1更新を掲げていたのにこの様です。。

実際4月以降は私事が忙しかったのと、記事を書くネタが無かったというのが挙げられますが、一番は双葉町の記事をどう書くか非常に悩んで記事を滞らせたということが大きいです。その記事も前回何とか収束させたので次の記事に進められるわけで今回があります。

まあ、3月の遠征以降は一度だけ千葉周辺でカントリーサイン撮影仲間の方(勝手に相棒と思ってる方)と撮影に出たきりで、こちらも相方が記事を起こしてくれると思うので書きません。

という訳で、今回は何を書くかというと先日に毎年恒例となりつつある九州のカントリーサイン撮影記を書いていこうと思います。コロナ禍で大変な時期ではありますが感染対策に十分考慮した上で行ってきました。果たしてこの記事を世間体的に書いて大丈夫なのだろうかと思いますが、堂々と書いて行こうと思います。

では、参りましょう!!

最初に書きますが今回の目的はずばり、宮崎県のイラストタイプの標識収集であります。宮崎県はカントリーサインと呼んでよい大型イラスト標識が設置されている知る人ぞ知るカントリーサインの聖地なのである。(個人的感想)その生態は後程書いて行くとして目標は設置されているイラスト標識をすべて撮影することです。

しかしながら、せっかく宮崎県に行くならば未踏の地である鹿児島でも活動したい、そう思っていたところ成田空港から九州に降り立つのに一番早く行けるのは宮崎空港より鹿児島空港の10時着、ちょうどいいや!この際、鹿児島でも活動してしまえ!

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ということで、午前中には鹿児島入りをし鹿児島空港に立ってるのが今です。前日の台風の影響で飛行機が飛ぶか?天候は大丈夫か?これらの不安は不安で終わってくれ定刻に飛行機は飛び、天候も最初は曇りでしたが、徐々に晴れてくれてよかったです。

九州の空港は佐賀、長崎空港を利用したことがありますが、空港周辺はみんな似たり寄ったり。でも、空港に来て旅の終始感はこの雰囲気が演出しているようで私は好きです。

さて、空港からまず目指すのは肥薩線大隅横川駅。もちろん歩きではないですよ?(笑) バスを使います。

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バスで揺られること30分、木造駅舎がレトロさを醸し出している、大隅横川駅に着きました。今回の旅は基本的に青春18きっぷを用いた電車移動となります。記念すべき本旅初の駅です。

次の目的地、鹿児島市方面隼人行はまだ2時間あるのでここで近くの境界で撮影を。

駅から歩くこと20分、最初のポイントへ!

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(1枚目:県道55号 湧水町境 2枚目:県道55号 霧島市境)

本旅かつ鹿児島県初撮影自治体は立派な章入りです。鹿児島県は岡山県と並んで、章入り(岡山県の場合イラスト入り)と文字のみの設置基準がすごくバラバラな県でして、直轄国道に行けば章入りが撮影できるかと言えば文字のみもあるし、県管轄だからと言って章入りは無いのかと言えば章入りがあったりと、よくわからない県です。

基本的に九州は県管轄には文字のみというのが大体で、鹿児島県も例外ではないです。しかしながら、なぜかここ霧島市(横川町)、湧水町伊佐市自治体は昔から章入りが多いのです。実際この地点のものは平成7年には設置されているので、この地点の画像こそ見たことないですが、横川町と栗野町時代にも章入りだったと考えられます。

あと、面白いのが基本的に鹿児島県では合併で新しくできた新しい章は国、県管轄関わらずカラーで設置されるのですが霧島市だけはなぜか直轄はカラー、県管轄はモノクロとなっており、この地点も湧水町がカラーなのに、霧島市はモノクロとなっています。

カラーの方は別の日に撮影してますのでまたご紹介しますが、こうしたバリエーションがあるのはマニアの心をくすぐります(笑)

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撮影を終えて駅に戻る途中に見つけたお弁当屋さんで昼食を購入して駅のベンチで昼食の構図です。宮崎ではありませんがチキン南蛮弁当を購入。鹿児島県も宮崎県に劣らず畜産が盛んな県なので県内の鶏肉を使ってるそうです。見た目以上のボリュームで美味しくいただきました!

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駅のホームから撮影した青空。台風の影響で、今回は九州の広い夏空を拝めないと思っていましたがちゃんと青空が顔を出してくれて満足。さすが西郷どんは心が広いですな!

次に乗る電車がお昼過ぎ、定刻通りに発車し隼人駅に向かいました。30分くらいで隼人駅に着きそこから錦江湾に浮かぶ桜島雄大さに感激し鹿児島中央駅へ、そして指宿枕崎線に乗り換え 生見駅というところに降りました。

ここでも、もちろんカントリーサイン撮影です。歩くこと数分目的地である、鹿児島市指宿市境へ。

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(1枚目:国道226鹿児島市境 2枚目:国道226指宿市境)

この地点も県管轄なのにちゃんと章入りです。というか、鹿児島市指宿市の旧自治体も何かと章入りが多かったイメージですね。確か、この地点は喜入町時代から章入りだったようです。

そんなうれしいカントリーサインですが、実は数年前に同じカントリーサインマニアさんが撮影に訪れたようですがその時は誰かが標識に衝突して支柱がひん曲がってひどいことになっていたそうです。

それから、数年たった今年私が訪れた時はいつ直されたはわかりませんがちゃんと直っていました。しかも、なんと標識も新調されたのである!!そのひどい状態のときの写真を見る限り標識自体は特段被害は無かったので支柱だけ取り換えるのが道理だと思っていましたが、長年の海風の劣化で抹消が進んでいたことを考慮してなのか新品になっておりピカピカの状態で撮影できました!普通に撮影できるだけでもうれしいですが、新品だとなおうれしいものです(*^▽^*)

無事、撮影を終え次に向かうのはここから南へ、入野という駅。次の電車は入野へは直通していないため途中駅である指宿駅で下車し、時間を潰すことに。

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いかにも南国風の駅舎である。ここから海の方へ歩いてみました。

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白い砂浜に青い海と空が広がってる景色はまさに南国そのもの。この近くには砂蒸し温泉という世界的に珍しい温泉があるそうですが、今回はパス。でもいつか行ってみたいなと思っているので、今度は観光で来た時にでも。

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指宿駅へ戻り、そろそろ電車が来るということでホームに出た時に見つけた、駅標。シンプルかつおしゃれですね。この先の枕崎方面の駅にも各設置してましたが全部同じかなと思っていましたが、若干イラストが変化して凝ってるなあと思いました。

指宿駅から定刻に枕崎方面へ発車し数十分で目的地である、入野駅に着きました。

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どえらい何もに駅へきてしもうたわ。。次の折り返し指宿方面へは2時間後、目的がなかったらどう過ごせばよいのか?(というか、周辺住民しか使わないでしょ。)しかし、私には目的がある!カントリーサイン撮影をするのです!

目的地の境界までは少し歩きます。先ほど撮影した鹿児島市指宿市の路線国道226号の続きの道に次の境界もあります。

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(1枚目:国道226指宿市境 2枚目:国道226南九州市境)

この地点ももちろん章入りです。昔の頴娃町、開聞町時代も章入りでその名残か章入りとなっているようです。この先枕崎市境の南九州市は文字のみとなっており、昔の様式に合わせるのが鹿児島県の主流のようです(もちろん例外はありますが。)

それにしても南九州市とは大胆極まりない名前ですね。いや、確かに九州の南にあるので間違えではないですが。。個人的には南九州市章が気に入っておりかねてから撮影したいカントリーサインに入っていたので満足です。あとは、南九州市の名の対である福岡県北九州市の章入りも撮影して並べたいなと謎の思いつきをしたので、いつか撮影に行きたいと思った次第です。

指宿市の方は若干汚れは目立つものの比較的きれいな状態で撮影できました。先ほどは突っ込みませんでしたが、指宿市章はなかなか独特で知らない人だと蝶と開聞岳のイラストにしか見えないのではと思ってしまいます。でも、れっきとした市章です。

これにて本日1日目の撮影は終了です。あとはひたすら鹿児島中央駅を目指すのみです。

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最後に、この境界付近で見つけた海辺をご紹介。電車まで時間があったので近くに海が見れる場所は無いか探したら見つけた場所です。雄大な海は、奥に行けば屋久島や奄美大島、そして沖縄本土までつながっています。誰もいないこの浜辺は波の音だけが私を包み、開聞岳こそ雲で隠れていましたが夕日とともに素敵な景色を私に見せてくれました。鹿児島県での活動はこの日と次の日の午前中と短い間でしたが素敵な思い出ができました。

こんな素敵な景色を見せてくれたことに声を大にして言いたい

「ありがとおおう!!せごどーーん!!」

これにて初日は終了です。

次回は2日目から書いて行こうと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

では(^_^)/

youmyan

新しく芽吹く双葉のまちで

※この記事は東日本大震災関連のものです。被災者に対して不快な思いをさせない最大限配慮した記事を書きますが、どうしてもつらいものは当事者にしかわからないものもあり絶対的保証はできません。その点を留意したうえでお読みいただければ幸いです。それでも当事者の配慮には最大限の努力に努めてまいります。よろしくお願いいたします。

どうも、youmyanでございます。さて前回お話した通り、東北遠征5日目に訪れた話について書いていきます。舞台は福島県双葉町です。そう、このまちには福島第一原子力発電所がある場所です。あの事故から10年たった今でも町域の多くが帰宅困難区域に指定されています。それでも、2020年にやっと町内に特別な許可が無くても足を踏み入れる地域ができました。着実に復興に向けて歩みだしている双葉町に行ったお話を通じて東日本大震災原子力災害について私が見聞きしたことを書いていきたいと思います。

(今回書く双葉町訪問記ですが3月に行っただけだと書けることが少ないと思ったので7月に再度訪れた時のことを中心に書いていきます。)

・7月23日

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私はこの日の午前中、今年2度目の双葉駅へと 降りたった。私の地元茨城の幹線である常磐線と同じ路線、茨城から北に向かうと当駅はある。東日本大震災で長らく不通であった富岡駅~浪江駅は昨年度(2020年度)にやっと復旧を果たし約9年ぶりに常磐線前線開通したことが記憶に新しい。この不通区間にあった双葉駅は写真の通り新しく生まれ変わっていました。しかしながら、この写真にも写っている放射線量計はこの地が背負っている過去を重く思わせるものがあったことは否めないです。

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双葉駅には西口、東口(海側)があって基本的にメインは東口になるのですが、西口は現在は写真のように工事を行っており、将来的には住民が戻ってこれるように整備を進めており西口も将来的には使われるようです。因みに奥に見える黒い土嚢袋はすべて汚染土が入っており、まちでは至るとこことで見受けられます。こういった、汚染土の留置所や処分場の問題などまだまだ課題は多く残っているようです。

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こちらが、双葉駅の玄関口となっている東口です。昔は左側の建物が双葉駅舎として使われていました。現在は、町の情報を伝えるブースとなっています。

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この旧駅舎の時計ですが2時46分ごろを指して止まっていますが、これは地震が発生して電気が来なくなりそれ以来10年以上止まったのようです。本来ならば下のからくり部分が0分になるとからくり時計として何かアクションがあるのでしょうが、もう見れる日はきっと来ないのでしょうか。。どんなからくりがあったのか少し気になります。

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目的地である東日本大震災原子力災害伝承館へはこのだるまさん(双葉町の双葉のだるまがモチーフのキャラクター「双葉だるまさん」らしい。)が描かれたかわいいバスで向かいます。このバスは片道200円(私が最初に行った3月までは無料だった。)で電車の到着に合わせて運行してくれるので便利です。あとは、駅でレンタルサイクルもやっていて(現在は休止中)そちらでも行けます。

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(写真ですが行った日付けが違うので天気がばらばらです。ご了承ください。)

バスで揺られること数分で伝承館及び産業交流センタ―に着きます。

この一角だけが真新しい感じで震災復興の拠点として機能しているようです。

私はまず伝承館の方へ足を延ばしました。当館では原子力災害のあったこの地域での出来事や原子力発電との関わり、そして今後の課題、そして未来について一般の方でも分かるようにパネルや模型、映像などを用いて解説されていました。

中でも一番の印象として語り部さんによる震災当時のお話が聞けるということが大きいと思います。毎日2人ずつ違った方がご講演くださって、私が行った3月は大熊町の当時の職員さん、7月に行ったときには双葉町の町民の方と南相馬市の方の津波体験の話を伺いました。

これらの話はとても貴重なもので、震災でとてもつらい思いをされながらも私たち来客に向けてお話をして下さるのは、「伝えたい」、「知ってほしい」、「二度と同じ過ちを起こしてほしくない」といった共通な想いがあると感じました。震災から10年が経とうとしていますが、メディアは震災復興したところばかり、キレイなところばかり映して終わらせようとしていますが、実際は双葉町みたいにまだ復興が全然進んでいないところとかあんまり知られていない現状が多い気がします。実際のところこれを読んでる方で双葉町大熊町に普通の人が立ち入れる場所ができていることすら知らない人もいるのではないかと思います。

こういった現状や震災当時のリアルな話を知ってもらうことによって未来に同じ過ちを犯してほしくないという願いを込めてお話をしてくださってると私は思いました。

本当ならば、お話の内容を詳しく書きたいと思ったのですがなかなかまとまらない(あまりにもリアルすぎて文字で書き起こすのは私には無理)のと、ぜひ一度こちらの施設にあしを運んでいただいて直接お話を聞いていただいた方が心に響くものがあると思ったのであえて書きません。

皆さんもコロナ化が落ち着いたらぜひ訪れると良いと思います。

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ちょうど、お話を聞き終えたごろに昼食の時間だったので、浪江名物なみえ焼きそばをいただきました。

この焼きそば、普通と違うのは麺の太さがうどん並みに太いのです!触感は焼きそばなのですが焼うどんを食べているかのようです。味はソースがしっかり絡んでとても美味しかったです(*^▽^*)

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敷地内はとても広い芝生が広がっておりとてものびのびしていて気持ちが良いです。

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これはかつて双葉町の町中にあったアーケードモニュメントです。老朽化で処分が検討されましたが、こうして残しているようです。実際、館内の解説もありましたが、原子力発電と町の関係は密接でモニュメントなど至る所で見ることができたようです。(詳しくは実際に行って探してみてください。)

本当ならばこんな事態が起きたことでこの標語は一刻も捨て去りたいところですが、それでも残すと決めたのは未来にこのまちで起きたことをありのまま伝えたいという意思が感じられ、以前別の記事で紹介した長崎県諫早市眼鏡橋の件のように数十年後に生まれてくる人にもちゃんとこの出来事を知ることができる大事な取り組みだなと感じました。

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伝承館の展望デッキにて。目の前に見える建物が産業交流館。そして、奥の方には海も見えます。海がすごく近いのが印象的でした。震災以前は夏は海水浴ができたそうですが、現在は高い堤防ができてしまい、昔の面影は残っていないようです。

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海のそばまで行ってきました。このまちは原子力災害の印象が強いですが、実は津波の被害も相当大きいものだったらしく、伝承館周辺とかも人家が流されて亡くなった人いるということです。このまちの一番悲しいことは原子力災害によって町の立ち入りができなくなったことによって津波で流された人の捜索活動が約1か月以上ができなったことです。もしもこのような立ち入り規制が無ければ、助かった人も少なからずいたそうです。。それだけ原子力発電の事故は多くの犠牲を生んだ悲しいことだということを改めて感じました。

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最後に私のお気に入りの場所をご紹介。

産業交流センターの屋上はこうして展望デッキとなっており周囲360度見渡すことができます。
海と山そして青空に囲まれたどこにでもあるような田舎な風景ですがそれがとても美しくきれいだと思うのです。シンプルでありふれた日本のこの風景が私は好きです。

原子力災害という多くの苦難を少しずつ乗り越えようとして歩みだしている双葉町ですが、今後も定期的に足を運んでまちが復興していく様子を見届けられたらなと思います。将来的にはこの周辺は福島県復興記念公園となる予定ですので今後もっと多くの人に来てもらって多くの人に今の現状を知ってもらいたい、そして国民一人一人がこのまちのことを想っていただけますと私もうれしいです。是非、この記事を読んでくださった方々が一人でも多くの人がこの地に足を運んでくれることを願っています。

以上双葉町からのレポートでした。

・おまけ

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(国道6号 浪江町境にて)

因みですが、現在双葉町は多くの地域で帰宅困難区域となっておりカントリーサインを撮影することは極めて困難です。

しかし、唯一国道6号浪江町境はちょうど境界部分が帰宅困難区域の境界であるため合法的に撮影できます。しかし、この双葉町の標識が立ってる場所を越えると法的にマズいので気を付けて撮影ください。あと、周辺はやはりパトカーが多いのでくれぐれも気を付けて下さい。(堂々としてれば大丈夫ですが、万が一のトラブルがあっても自己責任でお願いします。)

 

youmyan
















 

南三陸町散策(後編)

こんばんは!youmyanでございます(*'▽') ご無沙汰しております。

かなり更新が途絶えてしまいましたね。。(もしかして、更新さぼり最長スパン?)

まあ、こちらも何かと忙しかったのがあるのですが、この先書くことがあんまり気が進まないというか、こちらとしても思うところがあるため2か月以上すっぽかしてしまったわけです。楽しみにしていた方々(そんな人いるのか?)には申し訳ありません。

やっと時間できたのと記事を書く覚悟を決めたので進めて参りたいと思います。

では書いていきます!スパンが開いてしまったので前回のおさらい。

私、youmyan は3月の初旬、東北を5日間まわりそのうちの3日目である南三陸町訪問譚の後編にあたるのが本記事。前回、気仙沼線に乗って南三陸町気仙沼市カントリーサインを撮影したところで終わりましたね。

この後、また気仙沼線にのって南三陸町中心市街地である志津川に戻りました。

目的は単純に町を散策することです。本当ならば南三陸町志津川バージョンイラストのカントリーサインを撮影したかったのですが場所が遠かったのでパスしました。

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志津川駅の目の前にあるここは南三陸志津川さんさん商店街で、地元でとれた新鮮な海産の販売だったり、その海鮮を使ったおいしい料理が食べれたり、また隣接する復興記念公園では東日本大震災の時の津波の凄まじさをじかに感じられたりと震災の復興拠点となっています。言っちゃえば道の駅のような町の情報発信拠点ですね。(正式に道の駅となるそうです。私が行ったときには近くにまだマスキングされた道の駅の標識があったので将来的にはと思っていましたが2022年の完成を目指すそうです。)

ここでの目的は南三陸町の隠れた名物?を買うことにあります。

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そうです、このタコの置物が欲しくてわざわざ南三陸町まで足を運んだわけです。

さて、この置物は何かと申しますと写真の台座に書いてある鎮の通り文鎮(ぶんちん)です。紙を押さえるやつですね。ここ南三陸町では全国有数のタコの捕獲量でして西の明石、東の志津川と言われるくらい良質なタコが採れる町として知られています。

そんなタコと文鎮の組み合わせ何がうれしいのか?

タコを英語にすると「オクトパス」→「置くとパス(pass:合格)!」

という訳です。つまり、この文鎮を勉強で用いることで試験に合格できるという縁起物なのです!面白いですよね??

私がこの文鎮を知ったのは2014年ごろテレビで復興のニュースの際に報道されたのがきっかけでした。この時からずっと欲しくって受験がある度親にせがみましたがうやむにされ(この間に2回ほど受験があった)忘れられたころやっと7年越しに買うことができたという訳です。(うれしいです!!)

因みにこの先に大事な試験が待ち構えているので大切に使いたいなと思いました。このほかにもぬいぐるみや、これよりさらに小さいマカロンをイメージしたカラフルな陶器製の置物など多彩なタコシリーズ。(因みに名前はオクトパス君と言います。)ぜひ、南三陸町を訪れた際にはお手にとってはいかがでしょう?かわいいタコさんがあなたを癒してくれるはずです。

目的を無事果たし次はどうするか?せっかく海産物が有名な町に来て食べない手は無い!ちょうどお昼ごろでしたので海鮮丼をいただきました。

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商店街内にある「創菜旬魚 はしもと」さんにて海鮮丼をいただきました。確か、日替わり丼でサーモンとマグロ、いくらのユッケ丼だったと思います。

味付けされたマグロやサーモンはとても美味しくいくらの相性は抜群でペロッとたいらげてしまいました。また、その他の副菜も丁寧に作られて一つ一つおいしかったです!!

中でも、カキの酢〆は絶品で火を通さないと生臭くて食べれないと思っていましたが、ここ三陸沖で水揚げされた新鮮なカキはその生臭など感じられずぷりぷりで驚きました。とてもおいしく満足です!!

こうして満足した私はさんさん商店街のとなりにある復興記念公園に足を運びました。

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いくつか写真を撮った中からセレクト。上の赤い建物はテレビなどで見たことあると思いますが、約10mある建物を上回る津波は多くの命を奪ったそうです。また最後の写真の方角には建物が入り乱れる「街」がありました。昔の写真を見たことがあり、比較しても本当に同じ場所と思うくらい変わってしまったようです。それだけ津波の被害が大きかったことが感じられる場所です。あえてここでは私の感想は書きません。皆さんが足を運んで多くの人にこのことを知っていただきたい。

一言いうならば、将来土木職に関わる身からして二度とこのようなことを起こしてはいけないと改めて感じました。

 

これにて南三陸町の散策は終了です。天気も良く散策日和でおいしいものも食べれて満足です。また訪れて南三陸町の復興を見守っていきたいなと思った次第です。

以上

・おまけ

カントリーサインが登場してねえじゃん!!プンプン」とお思いの方大丈夫です、もちろん登場しますよ!(カントリーサインがおまけ事項になるとは……)

志津川を後にした私はまだ日没まで時間があるのでカントリーサイン撮影に。

柳津駅に戻り来たルートを戻って石巻線上涌谷駅で下車。目的は涌谷町と美里町カントリーサイン。次の電車まで時間が無いためダッシュで地点へ。

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(1枚目:国道108号 美里町境 2枚目:国道108号 涌谷町境)

お約束のイラストタイプ+章入り、、と言いたいところですが美里町の方は章入りじゃないですね。。合併の際旧小牛田町のものを美里町に書き換えた際に章を入れ忘れたようです。因みにですが美里町の章入りは1か所にしかなく他の地点は章無しです。しかもイラストが残っているのはこの国道108号の両境のみであとは撤去されているという残念な状況です。ぜひイラスト+章入り誕生を期待したいところです。

次に向かったのは栗原市登米市上涌谷駅から小牛田駅に戻り東北本線瀬峰駅で下車。

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(1枚目:県道1号 栗原市境 2枚目:県道1号 登米市境)

登米市栗原市は旧自治体の使いまわしがほとんどです。登米市はこの旧登米町バージョンの他いくつか、栗原市は旧自治体の境界に町を修正したものが残っているので全制覇したいところです。

本当ならばもう少し収集に勤しめたはずなのですが強風の影響(台風なんじゃないのかってくらいすごかった)で電車の遅延のため無理はできないと思い撤収しまして、本日は終了です。

 

さて、この後の日程をざっくり紹介。4日目は仙台近郊を散策食道楽の旅でカントリーサインを撮影していないので紹介は割愛させていただきます。

次の記事では5日目のことを書こうと思います。先に言っておきますとカントリーサイン撮影の話はメインではありません。でも、これは日本に生きる上でぜひ聞いてほしい、心にとめて欲しいある意味今回の旅の目的である震災の遺構巡りの最大のメインの話です。つたない文章になると思いますがぜひカントリーサイン有無読んで下さると次の記事の意味を持つことができるはずです。どうぞよろしくお願い致します。

では近々お会いしましょう。(^_^)/

youmyan

南三陸町散策(前編)

こんばんは!yomyanでございます(^_^) また、ブログの更新のスパンが開いてしまい申し訳ないです。。

前回から引き続き3月の東北遠征の模様をお伝えします。

今回は旅3日目にあたる、南三陸町散策についてお届けします。

※なお今回からあと3回分までは東日本大震災関連の記事を予定しております。極力当事者にとって不快な思いをさせないよう記事を書いていきますが、そのところを留意した上で読みたい方は読んでくださいませ。(こうは書きましたが、そこまで掘り下げることはしませんのであくまでも現地に赴いたことをそのまま書く記事にするつもりです。)

旅3日目、仙台を始発で出発しました。前日と同様に東北本線に揺られること約45分、定刻通り乗り換え駅である小牛田駅に着きました。ここで、石巻線に乗り換えさらに前谷地駅気仙沼線に乗りかえ、気仙沼方面を目指しました。もちろん、気仙沼市カントリーサイン撮影が目的です。

この気仙沼線ですが、現在はは鉄道列車の区間登米市柳津駅までしか走っていないのです。かつては気仙沼駅までちゃんとレールがあったのですが、東日本大震災の影響で柳津駅から気仙沼駅間は壊滅な被害を受けました。そして、この区間は復旧に時間が要することや予算と乗客の比率を考慮して、区間をバスを用いたBRT方式を採用し震災以前と同じ駅と駅を結び事実上の復旧をしました。

ここで、軽くBRTについて説明するとBRT(Bus Rapid Transit)はバス高速輸送システムと直訳することができます。一般道路を走るバスは交通状況に左右されやすく、必ずしも定刻通りに一般客を輸送することができない課題に対して、BRTはバス専用道路を使うことによって、他の交通に邪魔されることが無いため安定して目的地に定刻通りに運輸ができるというところがメリットである。

気仙沼線では線路が敷いてあった敷地を舗装してバス専用道路にすることによってBTRの仕組みを採用している。この仕組みの良いところはバスを用いているため一般道にも侵入が可能であり、線路から離れた場所にバス停を設置することも可能であり、バス専用道路と組み合わせることによって鉄道と同じくらいの定刻到着のスペックを有するのです。それに加えて、線路を引きなおすより舗装をした道路にする方がコストが安上がりになるためさいようされたようである。

因みに気仙沼線の先にある同じく津波の影響を受けた大船渡線も同様BRTが採用されておりバスでありながら、運行形態はJR管轄なので青春18きっぷも特例で使えます。

実はこの珍しいバスに乗ることも目的だったりしました。

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定刻通りに柳津駅に着いた私は接続しているバスに乗り換えを待ちました。この日の天気は写真の通り晴れ。小牛田駅にいた時は気仙沼の方面が真っ黒な雲で覆われていたのでどうなることかと思っていたら案の定晴れていてくれてよかったです。

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これが気仙沼BRTの入り口です。震災前はこの先は線路が引かれていましたが、バスが走れるように舗装しなおされています。

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そうこうしているうちにバスが来ました。真っ赤なボディーが特徴的ですね。内装は、いたって普通のローカルバスと変わりませんし、乗降システムもブザーを鳴らして降りるという方式を採用しているため、通過する駅(バス停)も出てくるところが鉄道と異なるてんでしょうか。

バスに乗り発射定刻近くになり、鉄道跡にひかれた道路とはどんなものなのだろうとわくわくしていたところに、アナウンスが。

「ただいま、バス専用道路の一部区間で点検整備を行っている影響で一般道を走行するため定刻より遅れが生じます。」

「なん、だと!!」

まあ、今回は急いでるわけではないため遅れることに特に(私個人的に)問題は無かったのでよかったのですが、バス専道を通らないのは残念でした。

とは言え、一部の区間だけが通れないだけで全区間通れないわけでは無かったのでバス専道を楽しむことができました。特に隧道は鉄道のそのまま感が出ておりなかなか面白かったです!

バスの発車定刻になりいざ気仙沼に向けて走り出しました。本当ならば先ほどの写真の道を行くのですが、今回は使えないようなので迂回路の国道45号を使って向かいました。ある意味、このバスは本来は通らない道を走っていたためレアな体験でもありました。が、しかし一般道は信号などがあり思うようには進まず、また災害復興のため工事も多く見受けられれ片側通行の箇所もありやはり定刻通りには駒は進みませんでした。改めて、BRTは被災地においていかに有能であるか感じました。

それでも、遅れは数十分といったところで南三陸町に入り、本来鉄道が無かった市街地など周り(BTRだからできること)、歌津駅付近からバス専道に入り最初の目的地である、蔵内駅へ着きました。

そこから歩くこと20分くらいで気仙沼市南三陸町の境界へ到着。

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(1枚目:国道45号 気仙沼市境 2枚目:国道45号 南三陸町境)

宮城県タイプぅぅぅ!!!やっぱりイラストと章入り標識のセットは贅沢ですなあ。因みにですが、南三陸町側はしばらく前まで町章が入っていませんでしたが、数年前に管理事務所さんに「どうして町章が入っていないのですか?」と問い合わせたところ、「入れるのを忘れていたためであり、関係機関と調整して入れる。」とお返事をいただき、その数か月後にはよくお世話になっていますカントリーサインの写真を掲載されているサイトにて南三陸町章入りの写真を撮影されたことにより知り、ついに宮城県内全市町村章入り標識の復活(平成の大合併以前は全市町村に章入り標識があった)したのである。これが、唯一私が問い合わせて実現したカントリーサインの変化であり、ずっと撮影したかったのでやっと今回念願がかない大満足。

南三陸町の章入りはこの地点と国道45号の登米市境にもあり、両者イラストが異なっており(登米市側は旧志津川町志津川湾とヨット、ここ気仙沼市側は旧歌津町の魚竜の化石のイラストである)今回は歌津Ver.しか撮影できなかったのでいづれ志津川Vre.も撮影したいものです。

気仙沼市のイラストは写真の船とカモメのイラストですが、県境に旧唐桑町の折石、旧本吉町マンボウそしてなぜか一か所だけ旧本吉町ハマナスの県境の標識が設置されており、これもすべてコンプリートしたいものです。

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境界付近にあった案内板ですが、この境界は旧本吉町であったためか、カントリーサインに描かれていたマンボウのイラストが残っています。昔はようこそ本吉町へだったのだろうか?

この後は蔵内駅に戻り南三陸町の中心街の志津川に向かいました。

続く

youmyan

 

はじめての岩手県!(西和賀町編)

こんばんは!youmyanでございます(^_^) またまた、期間が開いてしまいました。。当方4月になって忙しかったのとブログを書く気が起きなかったということで約1か月放置してしまいまいた(^_^;) えっ、言い訳はいいから早く書けと?失礼いたしました。では前回の続き盛岡駅を種発したところからスタートです。

ジャージャー麵を掻き込み盛岡駅を慌ただしく発った私の目的は西和賀町盛岡駅から東北本線を仙台方面に戻り北上駅から北上線に乗り換え、和賀仙人駅というところを目指しました。今回、盛岡市滞在が短かったのはこの北上線の本数がとてつもなく少なくどうしても盛岡市カントリーサイン西和賀町カントリーサイン両方撮影するためにこういった強引な計画を立てたのです。(どちらかに絞ればもっと多くの自治体を回れたのですが、この2つは譲れませんでした。)

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盛岡駅を出て約1時間と数十分、目的地である和賀仙人駅に到着しました。いかにも秘境というった感じでまだ雪が残っていたことには驚きである。

ここからは駅のすぐそばを通る国道107号を西和賀町方面に向かって境まで歩くことに。次の電車までは約4時間あるので焦らず散策ができる。いつもは時間ギリギリに設定してるゆえに時間を気にしすぎてなかなかカントリーサインが見えてこなかったりして焦ったりイライラしたりすることがあるので、心に余裕があるというものはいいことである。

さて、今回なぜ西和賀町にこだわるのかと言いますと、この西和賀町の標識は岩手県内で唯一イラストが制定されていないのです。岩手県内は平成の大合併前は全市町村にイラストタイプがあって西和賀町の旧自治体、湯田町沢内村にも例に漏れずちゃんとイラストが付いた標識があったのですが合併に伴い西和賀町に変更されたと同時に左側にイラストが後から入れられる空白を残した標識が設置されたのです。しかし、同様に新しく誕生した八幡平市花巻市遠野市みたいに新しいイラスト(花巻市は旧イラスト仕様のものもある)ある中、西和賀町令和2年5月の時点でまだ空白を貫いていたのです。国道107号の県境には旧湯田町のイラストを使った標識は残っているので完全にイラストタイプがない自治体ではないですが。)なので、どうしてイラストを入れないのか岩手県に問い合わせを行ったところ、「今後イラストを町と協議して決める」との回答をいただいていたのです。

その回答から約1年が経ったこともあり丁度東北に行く機会があったのでどうなったのか気になり今回訪問をしたのです。

雪が残る国道をわくわくしながら歩くこと約30分。目的の境界があるトンネルに到着しました。

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(国道107号 西和賀町境にて)

まずはトンネルに入る前に北上市カントリーサインをパシャリ。だいぶ剝げているのは雪の影響でしょう。イラストは北上市伝統芸能鬼剣舞」。

因みにこの境界は旧和賀町ですが平成3年に合併して北上市になったということで、かつてはイラストタイプがあったのではと我々界隈では上がっていたのですが、支柱には平成5年の文字があったのでおそらく、旧和賀町にはイラストタイプは無かったと考えるのが妥当だということがわかりました。同じく江釣子村もイラストタイプは存在していなかったと思われます。

さて、本題の西和賀町はトンネルをくぐった先に!ついにご対面!私が見た光景とは?!

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(国道107号 北上市境)

真っ――――――白!!結果は変化なしでした(涙) まあ、なんとなく予想はしていたので ああやっぱりか という感じでしたが、ちょっと残念な感じです。それでもこの空白西和賀町もいずれはイラスト入りになるはず?なのでこのタイプはいつかは撮影できなくなると思われるので来た価値は十分にあったので満足です。入るとしたら旧湯田町湯田温泉バージョンもしくは無難に町章、または新しく錦秋湖のイラストが制定されるかなと当方は予想します。どうなるのか今後が楽しみであります。

この後私は近くの道の駅など周辺を散策して時間を過ごし、また仙台へと戻るのであった。

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因みにこれが錦秋湖湯田ダム岩手県有数のダム湖で有名ですがこの時は雪で覆っていて水面は見えませんでした。一見平らな土地に見えますがこの下には深い湖があると思うと不思議な感じがしました。

以上。

・おまけ

今回も夕食のご紹介。

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(口福吉祥 シーロンさんにて麻婆焼きそば)

仙台に戻った私は仙台で一度は食べておきたいB級グルメその名も麻婆焼きそばを駅近の中華料理屋さんでいただきました。

文字通り堅焼きそばに麻婆豆腐をぶっかけたシンプルなメニューですがピリ辛な麻婆豆腐と焼きそばの相性はよく病みつきになります。仙台には麻婆焼きそばを出してるお店がいろいろあり、それぞれ個性があるのでぜひぜひ食べ比べをしてみたいです。

私がいただいたシーロンの麻婆焼きそばはちょっとピリ辛な麻婆豆腐が特徴で、薬味
(多分ショウガかな?)の味が食欲をそそりおいしかったです!ぜひ皆さんも仙台に来た際牛タンやずんだに食べ飽きたときは麻婆焼きそば是非食べてはいかがでしょう?

おわり

youmyan

 

はじめての岩手県!(盛岡サイクリング編)

こんにちは!youmyanでございます(^_^) 今週は前回の記事にある東北旅の岩手県編をお届けします!早速行きましょう!

この日は旅の工程で行けば2日目にあたります。前の回で書いた通り前日は仙台市に宿泊したので仙台駅から始発で出発して岩手県盛岡市を目指しました。

なぜ、盛岡を目指したかというとずついでにらどうしても撮影したかったカントリーサインがあってこのほか岩手県に行きたい場所(もちろんカントリーサイン関係)がありそのついでに盛岡にも足を延ばしました。

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盛岡駅に着いたのは午前9時過ぎ。仙台からは鈍行で約3時間。岩手県は北海道に次ぐ面積の大きさなので県内かなり移動時間がかかります。

そして、個人的に岩手県は初上陸なのでいろいろはじめてでわくわくしていました!因みにですが、私が行ったところの最北端であった山形県鮭川村を約7年ぶりに更新しました。

そんな盛岡市ですが、今日の日程の都合上約3時間しか滞在できない上に、電車に遅れるのは絶対厳禁だったためかなり忙しない散策となっていました。

早速、駅近くでレンタルサイクルを借りて目的の場所に向かいました。

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この日は雲一つない快晴でサイクリング日和でした!遠方には岩手山が見えており、岩手富士という愛称がついておりまさしく富士山の並みにきれいな山です。

道なりまっすぐ自転車を進めること約30分で目的地に到着です。

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(1枚目:東北自動車道 盛岡市境側道より 2枚目:東北自動車道 矢巾町境)

記念すべき岩手県での初カントリーサイン!!かねてからずっと撮影したかったやつら。以前からずっとお話していますが基本的に高速道路のカントリーサインのものは対象外としているのですが、東北自動車道福島県青森県区間の標識は私個人的に黄金比で大好き(カラーリングから文字盤の配置イラストの枠がすごいバランスが良い。高速道路の市町村標識の中で一番好み!!)なため撮影できるところは撮影にまわっているのです。特に盛岡市はこのカラーリング(黄色とピンク)がとても気に入っており私が好きなカントリーサインランキングトップ10(だからそのランキングは何なんだよ!)にダントツで入っており、しかも側道からきれいに撮影できることを知っていたので撮影に訪れに来たという訳です。矢巾町もついではありますが、案外かわいいイラストで気に入りました。

因みにイラストは盛岡市が盛岡さんさ踊り矢巾町が名産のシイタケです。一般道とイラストが違うのも(あとで紹介します)ポイント高いです。

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実際足を運んでまじかで見るとこんな顔をしているんだなと高速道路走行中では絶対気づかないところとかも観察できるのが側道撮影の魅力であります。案外細かいところまで作りこまれていていかに標識に力を入れていたことがうかがえます。高速道路以外にももっと身近な場所でこのイラストが使われてくれるとカントリーサイン冥利に尽きるのですが、、本当にもったいない。

これで盛岡市での目的は完了!!(ガチでこれだけのために足を運んだ。)とは言うもののやはり一般道専門の私は盛岡市矢巾町の一般道のものを撮影せずには帰るわけにはいかないので、近くの県道に回ることに。

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(1枚目:県道13号 盛岡市境 2枚目:県道13号 矢巾町境)

一般道でも撮影1号は矢巾町盛岡市となりました!!

岩手県は直轄、県管轄関わらず上の写真のようなイラストタイプが主流の県です。なので、章ラーの私からしたら面白くない県でしたが、ようやっとイラストタイプの趣をわかってきたので撮影に赴いた次第。どうやら、支柱の設置年度を見ると平成4年と書いており岩手県は初期のころからイラストタイプが設置されていたことがうかがえます。

盛岡市矢巾町のイラストを見ていきましょう。

盛岡市盛岡城址公園の石垣と廊下橋の高欄(欄干)です。盛岡市のシンボル的なスポットらしいです。ただ、個人的にはもっと別のアングルのイラストにすればよかったのでは?と思ったり。あと、高欄の土台の部分の色が茶色から青に色あせているのは残念でならないです。。前回紹介した宮城県同様岩手県内でも色あせ現象が起きているので、きれいなイラストを求めるとなかなか、すべて撮影を回るのは至難の業になりそうです。(小さい声で「イラスト部分だけきれいにしてくれないかなぁ、岩手県さん。。」)

矢巾町は、音楽のまちということで音符をあしらったマークとなっています。このマークはどうやら、町内にある音楽ホール(田園ホール)のシンボルマークのようです。因み、音符の中にピリオドが1つ入っていてなんの意味があるんだろうと思って調べると、音符の中に町の鳥である かっこう が隠れており、その目にあたることらしいです。言われるまで気づかなかったので驚きです。ただの音符マークかと思いきや鳥をデザインするなんて!

さてこの後電車の時間までまだあったので、もう一か所足を延ばすことに。県道13号から離れること約30分、滝沢市へ。

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(1枚目:国道46号 盛岡市境  2枚目:国道46号 滝沢市)

村から市へと格上げされた滝沢市。イラストはチャグチャグ馬コです。盛岡市側は相変わらず色あせで残念です。この後は、国道46号をそのまま秋田方面に行って雫石町も撮影する予定でしたが、残り時間1半時間を切ってしまったため盛岡駅に撤収することに。

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盛岡駅には約30分で戻ってきました。盛岡駅付近でとった岩手山。やはりダイナミックな景色で、サイクリング中何回も止まっては撮影するほど魅了されました(笑)

これにて無事、盛岡探索終了です!しかし、この日はまだ終わらない。もう一つ岩手県で気になっている場所に向かうのであった。

続く

・おまけ

自転車を返して、電車まで少し時間があったので昼食を取りました。

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(白龍 フェザン店にてジャージャー麵。)

盛岡と言えば、わんこそばをはじめジャージャー麵、そして盛岡冷麺と王国であり、せっかく盛岡に来たんだからどれかを食べたいと思い今回は盛岡駅にある「白龍(パイロン)」でジャージャー麵いただきました。ここは元祖ジャージャー麵のお店であり、メニューもジャージャー麵しかないというジャージャー麵専門の店だそうです。

平日にも関わらずお客さんでいっぱいで、地元に愛されているんだなと感じました。

さてお味はというと、見た目はうどんににしか見えないですが、うどんとはまたがったとてもモチモチした触感で、上に載ってる肉みそと野菜たちとマッチしておりシンプルながら食べたことないよな味でとてもおいしかったです!!

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さらに面白いのが、ジャージャー麵を少し残したところに、机においてある卵を入れて店員さんに渡すことで麺のゆで汁を入れてもらうことができ追加で味噌を入れてもらったスープ(ちいたんたん)をいただくことができ、最後まできれいに食べることができるのです。これはなかなか面白い方式だなあと思いました。テーブルに調味料が置いてありお好みの味にして食べることができ、おいしさも満足です!!

今回は盛岡の散策は十分には出来なかったのでまたいつかのんびり観光に訪れたいです!

おわり

youmyan

多賀城市の3変化

こんにちは!youmyanでございます(^_^) 今週も引き続き宮城県ネタを。

今回は多賀城市をピックアップ。5年前にも多賀城市は撮影しているのですが、宮城県南東部で唯一未撮影だった七ヶ浜町を撮影した際に再撮影したものをお届けします。

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(国道45号 塩釜市境にて)

多賀城市カントリーサイン多賀城市文化財多賀城碑です。宮城県内の直轄国道に設置されている標識は比較的新しいためきれいなものが多いですね。

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(県道23号 塩釜市境にて)

続いてこちらの多賀城市。上の写真と見比べていただけると分かると思いますが、イラストが色あせて茶色が薄くなっています。カントリーサインあるあるなのですが、黄色や赤を使っている色(黄色、オレンジ、茶色)ってすぐ色あせてしまって見えづらいくなってしまうのです。さらには青+(赤or黄)で構成される色(茶色や紫、緑)のものは青の色素だけが残ってしまい青ざめる現象が起こってしまい残念なイラストと化してしまうのです。

実はこの多賀城市はまだ優しい?色あせの方で最終形態は次のようになってしまいます。

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(県道58号 七ヶ浜町境にて)

こうなってくるともはやイラスト自体が見えにくくなってきます。おそらくは一番上の写真と同じく茶色の背景のイラストだったと思われるのですが日光にやられるとここまで劣化してしまうようです。

全国でこの色あせ現象は起こっているのですが、北海道ではイラスト部分を新調していたり対策されている自治体もあるようです。しかし、大抵の県では放置のまま。せっかくイラストタイプを設置しているのだから、定期的に更新をしてきれいな状態にしていただけると良いと思うのですが、やはりカントリーサインごときにお金は使えないのが実情でしょう。まあ、きれいな状態の多賀城市が残っていたのでよしとしましょう。宮城県カントリーサインは早いうちにコンプリートしておかないときれいなものが撮影できなさそうなので時間があるときは率先して撮影に行きたいですね。

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(県道58号 多賀城市境にて)

因みにこれが七ヶ浜町カントリーサインです。この旅初の新規撮影自治体です。タヌキがウィンドウサーフィンしているという斬新なものですが、要はタヌキが七ヶ浜にたくさんきていたのとウィンドウサーフィンができる町としてイメージして作られたそうです。

以上

・おまけ

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(末廣ラーメン本舗 仙台駅前分店)

この日(旅初日)はひたすら常磐線で移動してそこでちょくちょくカントリーサインを撮影して仙台で泊まるという日程でした。

このラーメンはその日の晩食です。実はこの末廣ラーメンはずっと気になっており、今回ようやく足を運ぶことができました。(私の好きな某著名人がここのラーメンを勧めていたのですごく気になっていた。)写真に写っているのはシンプルな中華そばでかなり濃い醬油ベースのラーメンなのですが、見た目より優しい味で最後まで飽きないで食べることができおいしかったです!!薬味のネギも好きなだけトッピングできるため、スープを最後まで楽しむことができ大満足。また仙台に行った際には行きたいなと思えるお店でした。

おわり

youmyan

あべこべな亘理町と岩沼市

こんにちは! youmyanでございます(^_^) 今回は前回の続き宮城県のネタから。

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(1枚目:国道6号 岩沼市境 2枚目:国道6号 亘理町境)

写真の通り実は宮城県タイプにも縦型というのも存在します。橋の上ということで狭いスペースに設置されているから縦なのかもしれません。

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(1枚目:仙台東部道路 岩沼市境 2枚目:仙台東部道路 亘理町境)

こちらは仙台東部道路の境界に設置されている標識です。この道路は自動車専用道なので側道から撮影しています。写真を見ていただけるとイラストは一般道と同じかなと思っていましたが、実は岩沼市の方は若干違うことに現地でしりました。

通常カントリーサインは一般道は文字の横にイラストもしくは市町村章を置くのが一般的で、一方高速道路は上部分にイラストで下部分に市町村名を置くのが一般的なのですが、なぜかここだけしかも下道、バイパス関係の道で普通と逆の設置様式で面白いなと思ったので取り上げました。

youmyan