youmyan’s diary

カントリーサイン好きの私 youmyan こと ゆうと が撮影したカントリーサインや旅の紹介をするブログです。

いわき市のカントリーサイン

こんばんは!youmyanでございます(^_^)

さて、今回は越後湯沢に引き続き青春18きっぷ日帰り旅のひとつを書いていきたいと思います。

舞台は福島県いわき市いわき市福島県の中では割りと知られてるまちだと思います。福島県浜通り最大の都市にして人口も郡山市を追い越して福島県ナンバーワンのまちでもあります。かつては、常磐炭鉱などで栄えていましたが、現在は湯本温泉やハワイアンズといった観光業で栄えています。

さて、今回私の目的と言うと、「いわき市章入りのカントリーサイン」を撮影することにあります。

「ああ、まだyoumyanはいわき市カントリーサインは撮影したこと無いのね、草」と笑ったあなた、今回はただ駅から歩いて撮影するほんわか日記だと思っていませんか??

確かに、いわき市カントリーサイン国道6号という立派な直轄国道が通りなおかつ、国道6号とぴったり並走する常磐線というものがあり、駅から歩いて行けば撮影できます。しかしながら、「いわき市章入り」のカントリーサイン撮影という目的は果たせないのです。
「はっ?直轄国道のくせして章入りじゃねえのかよ?」
そうなんですよ。いわき市では市章の替わりに市のシンボルマークが採用されているのです。かつては、他の自治体は同様直轄国道6号、49号ではいわき市章を使っていたのですが、何か記念でシンボルマークを制定したときにシンボルマークを積極的に使っていこうとなりカントリーサインも市章からシンボルマーク入りになった経緯があり、直轄国道で章入りを撮影できなくなってしまった訳です。

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(国道49号 平田村境にて)
この写真は随分前に国道49号の平田村境で撮影したもので、この赤いマークがシンボルマークになります。よく見てもらうとマークの部分が上から張り替えた跡があるのがわかると思いますが、いわき市章の上から張り替えたという証拠です。

で、いわき市章入りのカントリーサインはあるのかという話に戻りますと、どうやら一ヶ所だけあります。直轄国道はシンボルマークと書きましたが、県管轄はどうなのかといえば、こちらもシンボルマークタイプ。しかも、だいたいの箇所で「IWAKI CITY」と独特のものが採用されています。昔章入りだったかの真偽はわかりません。しかしながら、県管轄で1箇所章入りが設置されているということは昔、章入りのカントリーサインはあちこちに設置されていたのではと思っています。

さて、今回の目的のいわき市章入りですが簡単に撮影できるかというとそうは行かないようです。場所は県道135号の古殿町境。
同じいわき市いわき駅から行けるだろと思って地図を見てみると……

いわき駅から32km……………

(/´△`\)

いわき市平成の大合併で合併はしなかったものいわき市誕生当時1966年時点では日本一最大の面積をを持つ自治体で現在では15位まで転落しましたが、香川県をほぼ埋めるくらいの面積を所持しており、広大な市だということがうかがえます。
なので、駅からそれだけ離れているわけです。で、目的地へまでどういくか?車以外ならいわき駅から最寄りのバス停から歩くしか無いみたいです。その最寄りのバス停から歩く距離もぶったまげで何と約7km歩かねばならないという。。往復するならば14kmかなりヤバイ。

集落とかまだ人がいるところに設置されているならば、そこまで歩くことも無かったと思いますが、所詮広大な面積を持つ自治体は集落より当然山の割合が多い法則?があり、いわき市も例外に漏れずほとんど山ばかりなため、そんな歩いてすぐの場所にという生易しい世界では無いのです。しかも、県道135号は険道まで言わなくてもかなり狭い道であまり交通が無さそうなところだからこそ章入りが残っていたのかとさえ思わせる場所にあります。

この章入りがあることを教えてくださったカントリーサイン愛好家さん達の現場での話を聞くと
「すごい道だったから、車で行くのも大変だよ。」
「(私が車じゃなくて自転車で行けそうと言うと)いやあ、自転車でも嫌だよ(笑)」
といっていたくらいいい感じの峠道だということらしい。私もかねてから撮影したく計画を立てていたのですが、やはり7km歩きが引っ掛かり行くのをためらっていたのですがどうしても撤去される前に撮影したいという思いが勝り、いくら無茶だろうがやってみようでは無いかと思い決行に至ったわけです。

いわき駅に着いたのは12時前ごろ。バスは13時初なので食事をしたり飲み物を買ったりで時間を潰して出発を待ちました。

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12時45分頃私が乗る上三坂行きのバスが到着しました。今時、行き先標示板がデジタルじゃないのには驚きました。鉄道だと今も巻き取りの標示板を見るのですが、バスもまだそのタイプが残っているのですね。

定刻通り、いわき駅を発ち国道49号を郡山方面へひたすら走って行きます。さすがに、始発から動いておりろくに睡眠をとっていなかったためバスではうとうと。
バスに揺られること約40分、定刻通り国道沢渡というバス停に到着しました。
ここは、いわき市の章入りカントリーサインが設置されている県道135号と国道49号が交わる交差点付近で最も設置地点から一番近いバス停になります。ここからひたすら山道を7km歩くというのである。しかし、私はすでに覚悟ができてるので行くことにためらいは無い。

国道49号の交差点を曲がりいよいよ県道135号。

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f:id:youmyan:20220403093748j:plain(県道135号の写真)
普通の田舎道じゃんと思いながら歩いてると、こんな看板が。
この先改良工事のため通行止め。

んだと!!これ行けるのか??一応県道20号と書いてあるので県道135号とは関係無いと思われるのですが、途中県道20号と重複しているため全く関係とは言い切れないのです。しかも、この看板からどこが通行止めなのかが全くわからない。引き返しても約4時間も時間をもて余すだけなので行けるところまで行ってみることに。

f:id:youmyan:20220403093820j:plain(山の分岐点)

いよいよ、峠道に着いたといった雰囲気。しかし、気になるのは通行止めの看板。あれ、さっき改良工事のため通行止めって書いてあったのに、土砂崩れで通行止めって書いてある。しかも県道135号沿い。えっ、大丈夫なの??行けないか?もう一度看板を見ると、迂回路ありの文字。
なんとか行けそうだ。ただ、こんな山道の迂回って一体どんな道通らされるのだろう……そんな不安を抱えながら峠道へ。
(後日談:後日調べて見ると、県道20号の県道135号の重複と逆側で改良工事、県道135号の行く途中で土砂崩れで通行止めと2つの通行止めが重なっていたため看板が2つあったようです。いずれも迂回路はあったので県道135号の古殿町境にはたどり着ける。)

峠の入り口に入って数分歩いていると、一台の車が。なんだ、車も通れるなら峠は通れるんだな。そんなことを思っていたら、車が止まって私に向かって
「乗ってけ。」
とおじさんが声をかけて来ました。
えっ。まさかの言葉に驚いて、
「どうしてですか?」と聞きました。
「お兄さんも峠の向こうに行くんだろ?オレも古殿に帰るところだから乗せていってやる。」
私は急な出来事に躊躇してしまいましたがどうしようか迷った挙げ句、お言葉に甘えて乗せていただきました。
どうやら、私は何かの調査のために山を登っていると思っていたらしくここは堂々と標識を撮影するためにいわき駅から来ましたと話、珍しい人もいるんだなと言われました。そして、私の目的の場所はどこか聞かれ、例の境界を教えるとそこ通るから連れていってやるよと。なんと、ありがたき言葉。そして、車に乗ること数十分、なんと例のいわき市章入りのカントリーサインが設置されている場所に着いたのです。本来は1時間半かかるところなんと10分。すごくありがたいことでした。
で、道中帰りはどうするんだと聞かれたので、また国道49号のバス停に戻りますと言うと、
「すんごい、時間がかかるぞ。日が暮れっちまう」と言われ、
「いや、1時間半歩けば大丈夫ですよ。バスもありますし。片道車で送ってもらって頂いただけでもありがたいので。」
と言うと、やはり心配に思ってくれて
「そこの写真(標識の写真)撮って来たら、三阪のバス停(先ほど乗ってきたバスの終点上三坂バスターミナルのこと)まで送ってやると。」
ここまで連れてきていただいただけでもありがたいのに、上三坂まで送っていただくのは申し訳なく思ったのですが、せっかくのご厚意ありがたく乗せていただきました。そして14時半過ぎに上三坂のバス停に連れていってもらい、丁寧に感謝しておじさんの車を見送って古殿に帰っていきました。
「めっちゃ、カッコいいおじさんや。」
最近、自分自身いろいろ辛いことがあって心身共に疲れきっており、人に対する心も死にかけており気分転換のための旅をしようと計画したのですが、こうしたまさかのうれしい出来事に凄く感動し、このご時世暗い時事ばかりでつらく感じていた中にこうした人を思いやれる人がいるんだと改めて気が付かされました。何が感動したかって、標識を楽に撮影出来たからではなくて(もちろんそれもなんですが)私という他人を心配に思い、手助けしてくれる人の優しさにとても感動しました。人に対して優しくできるって凄い強いことだと思っており、最近は回りの人達は自分のことばかりでどうして周りを慮りできないのだろうと正直悲しくなっていたので、まだまだ人を思いやれる人が世の中いるんだなと感じることができ、また自分もこういう人を思いやれる人になれたらなと改めて思うことができました。改めて、この古殿のおじさんにはいろいろな意味で感謝です。

それで、今回最大の目的であるいわき市章入りのカントリーサインがこちらです!!

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f:id:youmyan:20220403093928j:plain(県道135号 古殿町境にて)

ネガのいわき市章入りで3文字仕様となっており、少々窮屈ですが、福島県内で設置されているカントリーサインと統一規格になっています。他の地点はみんな4文字仕様なので、3文字仕様のいわき市は少々レア。これが撮影したくてはるばる遠くから来たので大満足です。

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(県道135号 いわき市境にて)

反対側の古殿町も章入りは3箇所しか無いのでレアな部類です。しかし、よくこんな場所に章入りが設置されたものです。でも辺鄙な場所だからこそ章入りが残っていたのかと思うとありがたいやら行くのに大変やらと複雑な気持ちです。

さて、目的が予想外に早く達成されいわき駅に戻るためのバスにかなり時間に余裕ができたので、上三坂付近のいわき市カントリーサインをいくつか撮影しましたのでご紹介を。

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f:id:youmyan:20220403094229j:plain(国道49号 平田村境にて)
まずこちらは国道49号の平田村境で撮影したものです。(最初に載せた写真の再撮影)
サイズは福島県内の直轄国道に設置されている吊り下げのものでこれぞ直轄王道のカントリーサインです。写真を見ていただけるとわかると思いますが、シンボルマークの部分が上から張り替えられた跡があり、おそらく昔はいわき市章が描かれていたものと思われます。

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(国道349号 小野町境にて)
そしてこちらが県管轄の道路に設置してあるもので、こちらはいわき市の文字が独特だったり、英文表記がすべて大文字だったりといわき市独自のものとなっており面白いです(^_^)
県管轄だと先ほどの章入りの県道135号と県道10号の茨城県境とのカントリーサイン以外上記のタイプが設置されています。(文字のみ箇所も存在しているるのですべての箇所では無いですが。)

こうして見ると、やはりシンボルマークがいわき市章の替わりを為してるように感じます。同じ福島県内だと郡山市も県管轄はすべてシンボルマークを使用しており、正規の市章が見られるのは直轄国道の4箇所だけです。いわき市よりはましですが。
個人的には福島県は章入りが主流な関東とイラストタイプが多い東北の間な感じでイラストと章の中間であるシンボルマークを使いたがる傾向が強いイメージです。

というわけで、いわき市カントリーサインは基本的にシンボルマークが多いですが、一ヶ所だけ市章を使ったものが残っていますので道のりは大変ですが撮影してみてください(^_^)

では(^_^)/

youmyan

越後湯沢周辺散策

こんばんは!youmyanでございます(^_^)


今回は越後は湯沢というところに行ってきた模様をお届けしたいと思います。
さて、今回湯沢町に行ったのかと申しますとなんと湯沢章入りのカントリーサインが登場したというのではないですか!!これは歴史的に凄いことですよ!(大袈裟な)
以前に新潟県カントリーサインの設置状況についてまとめた記事(以下リンク)
の通り直轄国道でイラストタイプ、県管轄で文字のみという話をしたのですが、なんと新設でまさかのイラストタイプor文字のみが主流の県で章入り誕生ということで興奮をしてる訳です。

現場は直轄国道である国道17号群馬県との県境を結ぶ三国隧道(トンネル)が老朽化に伴い、隣に建設された新三国トンネルに誕生しました。このトンネルは一般道で唯一、群馬県新潟県を結ぶ重要な道路でして三国隧道が完成したあとに関越自動車道関越トンネルという長大トンネルが群馬県新潟県境にできるのですが、あまりにも長大なため危険物搭載車(タンクローリーとか)は通れないためなお三国隧道は重要な幹線路として使われていました。

しかしなが、この三国隧道も完成からかなり年月が経って老朽化の問題やかなり狭い隧道として有名でして大型車のすれ違いなどの危険という問題があり、それを解決するために、隣に新しいトンネルを掘ろうということでできたのが新三国トンネルです。

着工が2013年からということなので、約9年の歳月を経て今年の3月19日に無事開通したわけです。

で、この新トンネル開通の時事はカントリーサインマニアさん達も気になっており(場所が県境だからね)旧トンネルに設置されているものを移設して使うか(旧トンネルの方には新潟県の英無しの文字のみと湯沢町南魚沼市側に設置されているものと同じゆーたんというピンクのリスのキャラクター描かれたものが設置されていた)新しく新設されるか(されても文字のみもしくはイラストタイプだろうと考えていた)で気になっていたのです。私的には旧道のものを使い回すだろうと思っており新設されても新潟県のものだけが更新されるかもしくはゆーたんバージョンも新しくすると予想していました。

ところが、どっこい。開通前にTwitterの方に三国峠の状況をレポートしてる方がいて写真に新トンネルがわのカントリーサインが写っていたわけです。よく見るとなんと新潟県章と湯沢町章が写っており、思わず

「まてまてまてまてまてえぃ!!!まさかの章入りだ!!!!」

と(心で)叫んでしまいましたよ(笑)
それだけ、直轄ですらイラストタイプで章入りが珍しいい新潟県での章入り誕生はかなり凄いことですよ!!それに何気に、新潟県章入りもレアで国道113号の県境をのみ(ここも珍しく関川村章入りなんだよな。この差は一体…)にしか無かったので二重の意味でレアなのです。

それを知ったからにはもうそれは撮影しに行くしか無いよね??という訳で公共交通機関がで三国峠に行くことにしたのです。

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(越後湯沢駅前)

前置きが長くなりましたが、本日の出発地点越後湯沢駅に着いたのがちょうど9時。鈍行できたので東京から約5時間です。ただ、越後湯沢駅は新幹線駅でもあるため新幹線で来ればもっと早く快適に訪れることができます。(大抵の人は新幹線でしょう。私みたいな金無し、物好き、電車好きで無ければ鈍行はおすすめしません。)
湯沢町周辺は雪がかなり積もったり、山がいっぱいあるのでスキー場としてはもってこいの町で多くのスキー場が町内に点在しており、かつ上越新幹線で気軽に行けることもあってか、冬のスキーリゾートとして栄えてる町です。
実は越後湯沢駅は約1年半前の夏にも新潟県内のカントリーサイン撮影の際(旅日記としては未公表)にも来ていて、そのときに見た青空に緑の山々とは一転今日は辺り一辺雪化粧した山々になっており、こちらの方が湯沢町のよく知られている景色なのかなと思いました。

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さて、駅からはバスに乗って三国峠を目指します。
私が乗るバスは9時40分 発の苗場、浅貝方面のバス。このバスは、苗場スキー場をはじめ国道17号沿いの湯沢町内のゲレンデまで運ぶバスでこの日もスノーボードを持った人がバスの待機列を成していて、バスも満員で駅を出発しました。湯沢町内には多くのスキー場がありますが、やはり苗場スキー場に降りる人が大半でやっぱり有名どころは違うなと。苗場まではやく30分くらいで着くのですが、私は峠に近い終点の西武クリスタルで下車。さすがに、終点まで乗っていたの私だけでした(笑)

ここからは約2km先の峠を目指して歩いて行きます。標識では6%もある上り坂を登り10分くらいで新潟県側のトンネル口に着きました。

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(国道17号 群馬県みなかみ町境にて)

新しく設置されたカントリーサイン。本当に章入りでした(*^▽^*)

念願叶って撮影出来て満足です。やっぱり、ピカピカの標識だと気分もテンションも上がりますね!!
裏側を見るとお約束の銘板シールが貼ってあるので見てみることに。さてさていつ設置されたのか裏の銘板シールを見てみると

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設置年月:令和4年3月
製作年月:令和4年2月
設置者:国土交通省高崎河川国道事務所

まあまあ、設置は開通時期に合わせてで妥当といったところ。製作年度っていうカテゴリーはこの時初めて見ました。基本的に標識銘板は設置年度、設置者、製作会社だけなので、製作日というのは珍しい気がします。設置が3月で製作が2月ということはカントリーサインは1ヶ月あればできるのですね。フムフム。
で、今回一番大きな情報としては、設置者ではないでしょうか?まさかの設置者は高崎河川国道事務所さんという。道理で章入りの訳だ(笑) 群馬県側のカントリーサインを作る際に一緒に新潟県側も作ったのでしょう。 どうやら、高崎河川国道事務所さんと長岡国道事務所の境界はトンネル出た新潟県側らしいため新潟県側のカントリーサインの設置場所もギリギリ高崎河川国道事務所さん側らしい。きっと、新隧道の主体は群馬県側ということなのでしょうかね。(後で調べてみるとやはり高崎河川国道事務所さん主体のようです。)

逆に、新潟県が主体ならば、群馬県カントリーサインは分かりませんが、新潟県側はイラストタイプだったと思います。どうやら長岡管内のカントリーサインのイラストはまだ大事にしてる伏が見受けられたのできっとゆーたんバージョンを新調するつもりだったのかもです。

因みに旧トンネル側のカントリーサインですがまだ撤去されず残っていました。

f:id:youmyan:20220327002147j:plain(国道17号 群馬県みなかみ町境)
ただ、いつまでもあるとは限らないですので撮影するなら早めに行ったほうがいいですね。

今回の目的、湯沢町の章入り標識の撮影は無事終えたのですが、せっかくなので群馬県側にも行ってみることに。

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(トンネル内写真)
中はかなり広い印象で、歩道も両側に整備されていて通りやすくなったなと印象。実は数年前、ドライブで旧三国隧道の方は通ったことがありまして、すごく狭く人どころか車さえすれ違うのがやっとだということを知っていたためその点新トンネルの方はしっかり改良されていてトラックも走りやすくなったのかなという印象でした。

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(県境表示の写真)
ちゃんとトンネル内にも県境を示す表示板も設置されていました。旧トンネルの方はみなかみ町湯沢町の表記もされていたようですが新トンネルの方は県名だけとシンプルです。
約1300mあるトンネルを抜けると橋を渡って群馬県カントリーサインがお出迎え。

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f:id:youmyan:20220327002409j:plain(国道17号 新潟県湯沢町境)

こちらは新潟県と違い単体支柱ではなく、昔の群馬県カントリーサインが設置されている支柱にくくり付けられていました。旧道の方の標識もいずれ撤去されると思いますがそしたら、新道の方の標識は新しい支柱を設置するのでしょうかね。

群馬県側は以前から章入りだったので特段変化は無かったのですが、強いて言えば、みなかみ町のこのサイズの標識で章が最初から入ってる物は初登場なのでは無いでしょうか?(みなかみ町はこの文字数に合わせた標識は国道17号にしかなくどちらも空白部分に章を後から入れた仕様となっている。他の県道は大抵2文字(町含めて3文字数)仕様が使われているためすごく窮屈な仕様となっている。)
群馬県はそのまま使っても変わらないので……
って旧道の方は誤植じゃないかああああ!!!!

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(群馬県カントリーサインを比較写真)
旧道の群馬県「誤植フレンドにいーれて!!」
入れてじゃないよ。。何で誤植になってるの……
こういう、複雑な章の場合誤植になる確率が高いので ああ、群馬県章もかといった感想。
しかしながら、誤植なのは旧道の方のもので、新道の方は正規の章となっているので良しとしよう。
これにて三国峠での調査を終え、せっかく魚沼周辺に来たということなのでもうひとつ以前から気になる調査をすることに。

三国峠を降りたあと、苗場温泉へ行き(とてもいい湯だった)バスで越後湯沢駅に戻ったのは13時半頃。次の目的地は小出駅なので上越線の下りの次発、14時14分の電車に乗ることに。電車の発車まで時間があったので駅前でお昼休憩を。

f:id:youmyan:20220327002705j:plain(中華そば あじろう さんにて中華そば)
朝駅に着いたときから気になっていたラーメン屋さんにお邪魔することに。いろいろなメニューがあるなかでシンプルに中華そばを頼むことに。
見た目はシンプルな中華そばで、麺もしっかりとした歯応えがあり、スープも煮干しをベースにしたシンプルな味付けで飽きることなくおいしく完食しました。先程まで山の寒いところに居たのでこういう暖かいスープは特段おいしく感じました。他にも、いろいろな種類のラーメンがあったので是非また行きたいと思える店でした(^_^)

エネルギーチャージも終え、次なる目的地へ。
小出駅についたのは15時頃。ここも、以前の新潟県カントリーサイン撮影大会の際に只見線の待合いで降りた駅です。まさか、再度訪れることがあろうかと1年半前は思いもしませんでした(笑)
ここも、夏の緑が生い茂る景色とは一辺、雪化粧した山々がすごいきれいな印象でした。

f:id:youmyan:20220327002848j:plain(魚野川と山々の写真)
目的のある国道17号へ向かう途中の魚野川に架かる橋で見た景色です。とてもきれいで感動です(*^▽^*)

駅から歩くこと数分。目的の場所へ到着。

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(湯之谷のキロポスト)
これなんぞやと思う方、これはキロポストです。国道や都道府県道の端っこに起点からこの地点は何kmかを表示設置されているものですね。大抵は100m間隔で表示しています。ではなぜ、カントリーサインマニアの私がキロポストなんか撮影してるのか?それは

f:id:youmyan:20220327003036j:plain「合併で無くなった自治体のカントリーサインのイラストが拝めるから!!!」


大抵、直轄国道のキロポストは上段に国道路線記号(通称おにぎり)と下段にkm数が書かれているのですが、ごく稀に上段にイラスト(シンボルマーク)が描かれたものが設置されていたりします。例で言えば、高知県の国道55号や愛媛県の国道56号と言った例があり、これらはカントリーサインのイラストと同じでなのです。なので、市町村合併カントリーサインが消えた自治体でもキロポストには当時のイラストが残っている場合が多いため、当時の自治体のイラストを拝むことができるわけです。

今回、キロポストを撮影しに出向いたのも上記の例のごとく国道17号の沿線の自治体もキロポストに当時のカントリーサインのイラストが残っているからであり、魚沼市になった湯之谷村から南魚沼市の六日町まで当時のイラストがキロポストに残っています。最初の写真は湯之谷村のものです。湯之谷村自体そこまで通過距離は長くないのですが律儀に設置しています。
そしてこの写真も湯之谷村カントリーサインに使われていたイラストで奥只見湖やミズバショウといったものが描かれています。

また、このすぐ近くを行くと旧小出町領域に入るので小出町のキロポストも見つけられます。

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f:id:youmyan:20220327003331j:plain(小出町のキロポストの写真)
カントリーサインのイラストは写真のような丸い囲みではなく四角い囲みなので全く同じでは無いですが、中のイラストはコブシの花とキキョウと同じになっています。

こんな調子で、隣の大和町、六日町も撮影に行きました。

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f:id:youmyan:20220327003443j:plain(大和町(上)、六日町(下)のキロポスト写真)

こちらの2自治体はカントリーサインとイラストは全く同じですね。
「そういえば、塩沢町や湯沢町のキロポストはどうなんだよ??」と思われる方もおられるでしょう。

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(湯沢町(上)、塩沢町(下)のキロポスト)
これは、1年半前に行ったカントリーサイン撮影の時に撮影したものです。このときに、国道17号のキロポストにもイラストが描かれたものが設置されていることを知りそれが今回の調査のきっかけになります。ただ、湯沢町や塩沢町はカントリーサインのイラストに使われているものとは違っていました。なので、すべてキロポストのイラストがカントリーサインのイラストと一致するわけでは無いようです。
前回の調査と今回の調査の結果、
湯沢町湯之谷村、川口町、小千谷市のキロポストは現存。その内、湯沢町、塩沢町を除く自治体はカントリーサインのイラストは同じということでした。湯之谷村と川口町の間には堀之内町という自治体も通っているのですが、ストビューを見ても町域に入った瞬間ぱったりキロポストが設置されなくなるのです。一応、500m間隔で設置はされていますが、テンプレートのおにぎり表示となっており、意図的に撤去されたのかもしれません。とはいえ、現地調査は行っていないのでストビューでの見逃しの可能性も否定できないのでいずれ時間を見つけて調査に向かいたいと思います。

だいぶ長くなってしまいましたが、今回は日帰りといえ久しぶりに歩いてカントリーサイン撮影に出掛けられて楽しかったです。撮影したかったカントリーサインやキロポストも無事撮影でき良い収穫を得られて満足です(*^▽^*) 

今年の予定では私の都合で今まで見たいにいろんなところに行けないかもですが、ぼちぼちカントリーサインは続けて行きたいと思いますのでよろしくお願いいたします。(この数日後にはあの場所への攻略が待っているようです……)

では、また(^_^)/

youmyan

・おまけ
小出駅を出たあと、もう一ヶ所カントリーサインを行ったのでご紹介をします。

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f:id:youmyan:20220327003959j:plain(1枚目:国道17号 南魚沼市境 2枚目:国道17号 魚沼市境)

魚沼市直轄国道を通っているのに何故かその国道17号魚沼市は文字のみです。近くで見ると、小出町のものの上から張り替えたようで、うっすら小出町のイラストと小出町の文字が浮き出て見えます。
逆に反対側のの南魚沼市は合併に伴いイラストまで新しくしているのに、何故に魚沼市は文字のみなのか同じ管轄のはずなのに謎です。

おわり

静岡市の行政区のカントリーサイン

こんばんは!youmyanでございます(^_^)

今月は引っ越しなどで忙しく、なかなか自分の時間が取れずブログの更新が遅くなってしましました(^_^;) 因みに、私youmyan は家の事情により千葉から東京の方へ移り住むことになりましたので、今後は東京都周辺や神奈川などのカントリーサイン撮影が多くなると思いますのでよろしくお願いいたします。

 

今回は今年のお正月に行った冬の青春18きっぷで出かけた時に撮影した静岡市の行政区のカントリーサイの中からピックアップです。

lovecountrysignsyou.hatenablog.com

以前こちらの記事で同じ静岡県浜松市の行政区のカントリーサインについてご紹介しましたが、実は静岡市の行政区3区にも同様のカントリーサインが設置されています。

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浜松市同様にマークの部分が律儀に市章(静岡市章)になっておりさすがは章入り大国静岡県といったところでしょう。マニアとしては関心です。

しかし、浜松市と大きく違うのは国道に設置しているわけではなく、上の写真の地点の県道の清水区葵区境と駿河区葵区境の2か所にしかおそらく設置されていません。しかも駿河区境の方はどうしてこんな場所にと思うところに設置してあるので同士の方は是非探してみてはいかがでしょうか?

では(^_^)/

youmyan

 

利府町のカントリーサインが変わるらしいので撮影に行ってきた。

こんばんは!youmyanでございます(^_^)

前回は福岡県での活動をお伝えしました。記事を書くのがだいぶ遅れてしまったため次の活動の記事が溜まっているため書けるときにどんどん書いていこう思います。(最近、スランプ気味でいつブログを書けるか分からないので書けるときどんどん書いていこうという訳です。)

福岡県の活動から約1カ月がたった後の12月、私の2021年度の最後の活動の舞台はタイトルにあるように宮城県利府町。なぜに利府町と思われる方もいらっしゃるでしょう。時を遡ること約数か月2021年9月ごろ、何気なく深夜Twitterカントリーサイン検索を行っていた時にこんな記事を発見したのが事の発端です。

kahoku.news

この記事の内容を要約すると

利府町カントリーサインのイラストの変更!!」

なんだとおおおお!!!深夜ながらかなり驚いたのと同時に興奮したのである。

以前、宮城県の遠征の記事で書きましたが、宮城県では市町村名と市町村章+イラストという独自の標識を設置しています。これらの標識は平成の初期ごろから全市町村に設置されているのですが、現在に至るまでイラストの変更を行った自治体は平成の市町村の大合併で撤去や東松島市のイラスト変更を除けば2000年初頭に変更がなされた川崎町以来となり実に15年以上ぶりにイラスト変更をする自治体が現れたので驚きました。

ということは以前のイラストである未来ボーイ(ミラクルボーイ)仕様のカントリーサインは12月いっぱいで見納めとなるのです。

以前私は利府町カントリーサインは撮影しているのですが、色褪せたものしか撮影しておらずいつか色褪せていないものを撮影できればいいかなくらいにしか思っておらずちょうど数カ月前にカントリーサインマニアさんと色褪せてない利府町は公共交通機関を使うと撮影が難しいと話していたばかりで、まあそんなに焦んなくてもカントリーサインは逃げないしいずれ撮影できればと思っていたので今回の記事でミラクルボーイ仕様は無くなっちゃうことを知って撮影できるなら撮影したいと強く思い行くことを決しました。

しかし、9月に情報を知って12月まで利府町に出向けなかったのは九州で散々お金を使ったり、NPCを新調したりと学生のバイト代はすべて溶けてしまったため、少しも交通費を節約できる冬の青春18きっぷの有効期間まで待つしか無かったからである。本当ならば18きっぷが使える10日には出向きたかったのですが、どうしても都合がつかず19日まで利府町まで出向くことができませんでした。年度末にはすべて標識を更新すると記事には書いてあったのでさすがにミラクルボーイは消滅してしまうかなと思いつつ新しいリーフちゃんバージョンも見れるかもとどっちみち収穫はありそうだったので行く価値はあるだろうと確信し利府町で活動することに。

19日午前10時過ぎまず最初の目的地に行くため松島海岸駅で下車。この駅はその名の通り日本三景の一つである松島海岸の最寄り駅で、やはり宮城県の観光地としては人気が高くこの日も駅には観光客が多くいました。そんな、松島になんかに目も向けず、海岸と反対の山道を登りカントリーサインを目指しました。果たして、利府町カントリーサインはどうなっているかドキドキしながら境界へ一歩、また一歩と近づいていきついに境界へ。

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(県道144号 松島町境にて)

「未来ボーイのこってたああああ!!!やったね!」

さすがにもう年度末近いから取り換えられているか不安でしたが、やはり残っていました。というのも、一応事前にネットでリサーチしていたのですが一時期例の記事で未来ボーイを惜しむ声でTwitterは賑わっていたのですがそれ以降利府町カントリーサインの情報が一切出てこなく全く情報が無い中、旅のちょうど前日の夜に県道40号ではまだ取り換えられていない旨のツイートがありもしかしたら県管轄は取り換えられていない可能性が高いことが分かっていたのでやはりまだ取り換えられていなくて一安心といったところでした。一番嫌だったのは、順次リーフちゃん仕様に更新の途中でここはリーフちゃん、しかし県道40号にはまだ未来ボーイ残っているといった状況で未来ボーイ仕様が残っているのに撮影に行けないというはとても悔しいのでそれが避けられてよかったです。これで無事色褪せていない未来ボーイ仕様のカントリーサインの撮影もでき満足です。おそらく記事通りの予定なら次週にはリーフちゃんに取り換えられるので本当に見納めです。

「ありがとう未来ボーイよ。さよなら。」とカントリーサインに向かって挨拶をして駅方面と踵を返しました。

先ほどは県管轄のカントリーサインを確認し県管轄はまだ更新されていないことが分かったので、次は直轄ではどうなっているか確認に行きました。というのも、標識の設置は基本的に道路管理事務所が維持管理を行っており、設置は事務所に委ねられているため、直轄ではもしかしたら既にリーフちゃん仕様になっているのではないかと推測していたので気になり駅からはちょっと遠いですが国道45号を塩竃方面に歩きました。さて境界がだんだん近くなりどうなってるかワクワクしながら近づいてみると、

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(国道45号 松島町境)

「リーフちゃん仕様になってたあああああああ!!!!」

予想通り、リーフちゃん仕様に変更されていました!どうやら、県管轄よりも国交省の方が仕事が早いという法則は宮城県でも当てはまるようですね。ミラクルボーイとリーフちゃんの両方が撮影できて私は大満足ですです(^_^) しかも、利府町に同時に2種類のイラストタイプが存在した日って言うのはおそらく数日間だけとかなりレア中のレアだと思われるのですごくお得をした気がします。どうせなら、標識を交換してるところを見たかったですが、休日だったので残念ながら見るとはできませんでした。

国道45号の松島町境ではリーフちゃん仕様に変更されたことは分かり、おそらく塩竃市側も変更されているだろうと確信したのですが、一応撮影に出向きリーフちゃん仕様に変更されたことを確認しました。

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(国道45号 塩竃市境にて)

塩竃市側は松島町側と違って文字盤がちゃんときれいな状態を維持しています。この地点は2016年に来て塩竃市側撮影しているのですがなぜか利府町側は撮影しなくイラスト変更が分かっていたら撮影したのにとなんとも心残りがある場所です。

これにて県管轄、直轄ともに利府町の状況についてわかりミラクルボーイ仕様とリーフちゃん仕様の利府町カントリーサインを撮影するという目標は達成したのですが、まだ時間があったので私が以前撮影した色褪せた利府町カントリーサインがある場所にも行ってみました。

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(県道8号 仙台市境にて)

まあ、やはりまだ更新はされていないようでした。本来ならば、黄色い体の未来ボーイですが、日光にやられて真っ白に(^_^;)

こいつも数日後にはお陀仏になるのかと思うと寂しいですね。。

おわり

・おまけ

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前日のTwitterにて仙台東部道路の標識もリーフちゃんに変わったという情報が出ていたのでこちらも側道から撮影。仙台東部道路の方は高速道路だし、更新に時間がかかると思っていたのですがまさかの県より対応が早くて驚きです。素早く町からの要望に対応する管理団体に関心するのと同時に駆逐されていく未来ボーイがちょっとかわいそうに思えます(^_^;)

因みにですがどうやら県管轄のカントリーサインも予定通り年度内には更新がされたようです。本当にミラクルボーイバージョンが残っていたギリギリの時期に訪れることができとてもラッキーでした。カントリーサインマニアとして未来ボーイの最後を見届けてあげられてよかったと思います。

「さようなら未来ボーイ(未来ボーイ)。こんにちは!リーフちゃん」

以上

youmyan

福岡県遠征⑤(カントリーサイン撮影編4)

こんばんは!youmyanでございます(^_^)

今週も秋に行った福岡遠征の模様を書いていきたいと思います!

今回は最終日をお届けいたします。では行ってみよう!

博多で迎える旅3日目にして最終日の朝、この日は朝の電車の始発からカントリーサイン撮影をと計画を立てていたのですが、朝からかなりの強い雨が降るとの予想が出ていたため、計画を変更して朝の7時から活動をスタートしました。

今回の旅は、雨が降ったりやんだりと天気に恵まれなかったのですが唯一の救いがカントリーサイン撮影をしているときや歩いているときに土砂降りに降られなかったことでしょうか。しかし、この時期も雨とは九州は本当に雨が多い印象です。毎年夏に行くときも必ず雨とじゃあいつ行けばカントリーサイン撮影に良い天気に恵まれるのか。。

まあ、天気は自分じゃどうすることもできないので運に任せるしかないですね。。

さて、この日一番最初に向かったのは博多南駅。この駅から目指すのは、福岡市と那珂川市のカントリーサイン。ここからは20分くらい歩いた場所に境界はあります。さて、ぼちぼち歩いて行くかと、駅近くを通過してると、なんと春日市カントリーサインが!!

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(県道56号 那珂川市境にて)

予定では別の場所で撮影を予定していた春日市カントリーサインですが、急遽予定を変更して今回はパスの予定だったのでこんなところで出会えたことはラッキーでした。春日市は福岡県では珍しく章入りばっかり設置しているのでイラストタイプは何気にレアなのでこんなところにも設置されていたのかと驚きです。

そんなこんなで春日市那珂川市の境界付近を歩いて今度は章入りのカントリーサインを発見。

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(県道577号 那珂川市境にて)

先ほど述べたように、春日市は何故か章入りが多いためイラストタイプもしくは文字のみが主流な福岡県では異質な存在となっています。因みに反対の那珂川市はイラストタイプとなっています。(後ほど紹介します。)

そして歩くこと数十分で目的地の境界へ。

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(1枚目:国道385号 那珂川市境 2枚目:国道385号 福岡市境)

福岡市に着いてから3日目にしてやっと福岡市のふるさとサインを撮影。福岡市のイラストタイプは何気に国道3号の新宮町境と国道202号糸島市境とここの4か所にしか無くどれも市街地から離れているため公共交通機関で撮影に出向こうと思うと撮影に苦労しますが、無事撮影が完了しました。イラストは福岡タワーと飛行機ですね。

またこの地点のカントリーサインの注目ポイントは福岡県の文字フォントが異なる点ですね。他は自治体名と同様にナールDですがこの地点はちょっと独特のフォントとなっています。おそらくこの地点だけでしょうか?もしかしたら、初期タイプで一番最初にふるさとサインが設置されたのはこの地点かもしれませんね(笑)

無事、目的を果たし博多駅に戻ったyoumyan。しかし、ここで大雨が。。雨雲レーダーを見る限りすぐに過ぎ去る予定のようですが、次にもまた大雨の雨雲が。。

この雨雲が途切れている間を狙って、今度は篠栗線に乗り篠栗町粕屋町のふるさとサインを撮影に向かうため門松という駅で下車。空は一方は青空、一方は雨雲がといった状況でいつ雨が降ってもおかしくはない天気。雨に降られまいと急いで境界へ。

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(国道201号 粕屋町境にて)

うむう~。中央分離帯に設置されてるときれいに撮影しづらいなあ。。同じように、国道3号の新宮町・福岡市のものも中央分離帯に設置されているため撮影が困難です。こういった場合、車がいなければささっと中央分離帯に出て撮影したいところですが、たいていバイパスだったりと交通量が多いため危険なことから歩道から撮影せざる得ない。とてももどかしい。

何とか満足するものを撮影し、雨が降られる前に反対側へ。

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(国道201号 篠栗町境にて)

反対のかわいいカルガモのイラストの粕屋町のふるさとサインは何気にここにしか設置されていないレアもの。なのに撮影しずらい場所に設置されているのが残念である。

何とか満足する1枚を撮影できましたが、背景が真っ黒なんですけど!!そろそろ雨が降ってきそうだから早く駅に戻らないとと速足で駅に着いた瞬間土砂降り。

「セーーーーーフ。」

危うくびしょ濡れになるところでしたよ。今回は何だかんだ行って外で活動しているときは小雨程度や建物にたどり着いた瞬間大雨といった感じで前回の宮崎・大分遠征の時みたいにずぶ濡れにならずに済んだのは救いでした。でも、ひやひやするのでやはり遠征は晴れが一番です(^_^;)

門松駅から博多駅に戻り昼食を食べ、さてこれからどうするか。まずは、少し福岡市街地を散策してみることに。すると、こんなものが。

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(1枚目:国道202号 中央区境 2枚目:国道202号博多区境)

なんと、行政区のカントリーサインが!!実は福岡市は直轄国道には行政区境界にも文字のみの標識が設置されており、南区以外では設置されている徹底ぶり。全国を見ても政令指定都市の区界にカントリーサインが設置するかは横浜市静岡市広島市は章入りだったり、仙台市北九州市、そして福岡市みたいに文字のみ標識を設置する自治体もあれば大阪市堺市京都市などみたいに設置が無かったりとまちまちです。そんな中文字のみでも区境標識を設置している福岡市は素敵です!!南区が欠けているのは残念ですがいずれそのかの設置してある区も制覇したいところです。

福岡市散策も終え、空港に向かうがそれでもフライトまでにはまだたっぷり時間がある。「さて、空港でお土産でもみて時間を潰すか、しかしそれでもかなりの時間があるなあ、さてどうするか。。そうだ!!志免町へ行こう!!!」

あまりにも時間が余っていてるが交通費もそこを尽きかけてるため、やれることは制限されている中空港から歩いて行けば志免町ぐらいは撮影できるのではと思い立ち、空港から約3㎞離れた境界へ。

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(1枚目:県道24号(バイパス)粕屋町境 2枚目:県道24号(バイパス)志免町境)

みんな大好き志免町!!みんな気になる志免町!!やっと設置された志免町!!と謎のフレーズが舞い降りてきた志免町。実は数年前までは志免町には一切カントリーサインが設置されていない全国数少ない自治体の一つでいつ設置されるかいつ設置されるかマニアの間では気になる存在ですがやっとこのバイパスにはじめて設置されたのです!!この時は界隈ではかなりホットな話題で賑わいました(個人的感覚)。それでカントリーサインマニアは志免町が大好きになったわけです(かなり暴論すぎ)

冗談はさておき志免町をはじめ粕屋郡の自治体はもともと県道などにもカントリーサイン自体設置されていない場所が多かったのですが、数年前にやっと北から順に設置されていき志免町にも順次設置されたのが経緯です。しかしながら、この新設の傾向ですが須恵町宇美町にまでは届いておらずなかなか新設されなくなってしましました。この2自治体は一か所もカントリーサインが無いわけじゃないのですが宇美町に関しては林道に特殊なタイプしかないため正規のものは設置されていないのでぜひ県道にも設置してほしいものです。

因み、この志免町カントリーサインがある県道24号バイパス付近の、県道91号や県道24号の非バイパスにも足を延ばしましたが残念ながら非設置でした。おそらく現在も志免町はここに一か所しかなさそうです。

無事、志免町を撮影を終え本旅のカントリーサイン撮影はこれにて終了です。やはり〆(占め)の自治体は志免町でなきゃね(笑)……(寒いギャグですみません…)

歩いて福岡空港に着くころにはちょうどいい時間になっていたので展望デッキやお土産コーナーを散策していたらあっという間にフライトの時間になり予定通りの時刻に出発し無事成田に戻ることができ無事に旅を終えることができました。

これにて完結です。3日間と九州旅では短い日程の弾丸旅行ではありましたが撮影したかったふるさとサインやかしいかえんにも行けて大満足でした(^_^) 福岡県の自治体の制覇まであと約3分の2あるためまた福岡県には行きたいですね。今度は雨じゃなくて晴れてれると嬉しいですね!

最後に九州旅では恒例となりつつある空港の風景写真(福岡空港と福岡市の街並み)でお別れです。

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では~(^_^)/

youmyan

・おまけ

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空港の展望デッキで見つけたオブジェ?

最初はなんかアザラシ?がいるぞ!と思って近づいてみるとまさかの飛行機のオブジェでした(笑) しかも、たくさん群生していてまるで生き物みたいでかわいいなと思ったyoumyanでした(^_^)

完結

福岡県遠征④(カントリーサイン撮影編3)

こんばんは!youmyanでございます(^_^)

今回も前回の続きを書いていきたいと思います。

前回は筑前植木駅から電車に駆け込み乗車をしたところまでで終わりました。

次に狙うは直方市のお隣福智町。この福智町ですがちょっと面白いことがおきており、こちらの2枚の写真を見ていただきたい。

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(1枚目:県道22号(田川直方バイパス) 直方市境 2枚目:県道22号(田川直方バイパス) 田川市境)

こちらのふるさとサインはどちらも同じ路線である県道22号の田川直方バイパスの両境に設置されているもので、なんと各境界でイラストが違うのです!!

しかも、このカントリーサインの面白いところは「市町村合併後に誕生した自治体で新設されたときに旧自治体のイラストを採用している」点です。

どういうことかといいますと、基本的には同自治体にイラストが複数存在する場合は以前ご紹介した福津市のように市町村合併以前に設置されたもの(福津市ならば福間町津屋崎町だったころに設置されたもの)をそのまま自治体名を訂正して再利用することで同じ自治体に2種類あるいはそれ以上の種類のイラストカントリーサインが誕生する(例外もありますが)のが経緯なのですが、この福智町は特殊で、合併で福智町が誕生してしばらくした後(数年後)に新しく新設され、各境の旧自治体である赤池町(直方市境)、方城町(田川市境)に合わせてイラストを2種類用意するというかなり凝っており、ただでさえ平成の大合併で市町村数が減ってカントリーサインの種類の減った中、こうして旧自治体に合わせてイラストを設定してくれるのはとてもうれしいことであります。

因みですが、このような合併後に旧自治体のイラストを設定した自治体は今回は撮影に行けていませんが同じ福岡県の東峰村小石原村バージョン、宝珠山村バージョンと広島県の作木村バージョンそれから上信道の東吾妻町の東・太田地区バージョン、岩島地区バージョンの3自治体存在しておりかなりレアな存在になっています。この動きが増えてくれるといいのですが、そもそも大型イラスト標識自体なかなか新設されないので今後新たに誕生してくれればラッキーと思っておきましょう。

という訳で、かなり凝ってる福智町カントリーサインですが赤池バージョンも方城バージョンも鉄道駅から行こうとするとかなり離れており往復1時間歩かないといけませんでしたが、どうせならば両タイプ撮影したくて頑張ってしましました。

一応、赤池バージョンは県道にもう2か所設置されているようですがいずれも縦型で横型の赤池バージョンは田川直方バイパスにしか設置されていないレアものとなっています。また、方城バージョンはそもそも田川直方バイパスに1か所しか設置がないため赤池バージョンよりもレアものとなっています。

イラストの解説をすると赤池バージョンは上野焼、方城バージョンは迎接の藤(こうじょうのふじ)のイラストとなっています。

「あれっ、福智町って金田町とも合併してなかったけ?」

おっしゃる通り金田町も合併で福智町になりましたが、残念ながらふるさとサインの誕生が無いため金田バージョンは存在しないのです。

代わりにこいつが設置されました。。

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(1枚目:県道420号 糸田町境 2枚目:県道420号 福智町境)

" も じ の み タ イ プ "

福岡県では比較的最近までカントリーサイン自体設置されていない路線も多く、最近になってようやっと文字のみではありますがカントリーサインが増え始めているのです。

というか、むしろふるさとサインの新設の方が異様でこのようなコンパクトな文字のみ標識が主流なのです。とはいえ、田川市周辺はいたるところにバンバン ふるさとサインが設置されたのでいまだイラストタイプが存在しない、糸田町福智町の金田バージョンも設置してほしいものです。

こうして、この日の一番ハードな行程を終え、それでもなお日没まで時間があったので今度は勾金駅から歩いて一気に香春町(こうはる ではなく、かわら と読む。なかなかの難読地名。)や田川市の縦型そして大任町のふるさとサインの撮影を行いました。

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(1・2枚目:国道322号 田川市香春町境 3・4枚目:県道52号 香春町田川市境 5・6枚目:県道52号 田川市大任町境)

一気に写真を載せましたが、まずは1・2枚目を見ていきましょう。

横タイプのふるさとサインですね。この地域ではふるさとサインの大量新設が行われる前までは国道322号香春町田川市にしか設置されていなかったという話が通説で、なんでここだけ昔からあったのだろうと思っていましたが、実際足を運んでみると標識自体かなり新しく実は田川市周辺のふるさとサイン大量設置の際に設置されたものなのではと思いました。実際のところどうなのでしょうか?

因みにこの国道322号ですが旧道の方でバイパスの方には設置していないので撮影に訪れる際は気を付けてください。(逆になんでバイパスの方には設置しないのだろうか??)

次に3・4枚目、こちらは先ほどの田川市香春町縦型でイラストは同じですね。(田川市は川渡り神幸祭香春町は香春岳とウメ)

この縦型のふるさとサインですが、見た印象としてはかなりデカい!!というか吊り下げて設置している横型のふるさとサインの規格をそのままに縦にして串刺しただけなのでは?あんまり広くはない道路とかで幅の関係で縦型のカントリーサインが設置されることがありますが、まさにこの縦型は、狭いから縦にした言わんばかりの場所でした。田川市周辺のふるさとサイン大量設置の際に設置されたカントリーサインは実は従来の横型よりも縦型の割合が多く、6枚目の大任町や後ほど出てくる赤村などは逆に縦型しか存在しません。それだけ狭い道が多かったり、吊り下げ用の支柱のコスト削減などもあるのでしょうかね?

最後に5枚目、6枚目ですが大任町は2010年ごろのふるさとサイン大量設置でめでたくふるさとサインが設置された自治体の一つであります。

その大任町のイラストは町のキャラクターです。その名も「大ちゃん」。(だいちゃんとう響きどこかで聞き覚えがあるなあとある方を思い浮かべた)このキャラクターはどうやらシジミがモチーフらしいですが、こんな山奥の町でシジミと思って(シジミ汽水湖に生息するイメージがある)調べると、どうやら川の中流にもシジミが住んでいるらしく(私が思い浮かべた、汽水に生息するのがヤマトシジミ、川の中流の砂地に生息するのがマシジミと種類が違うようです。)大任町でも身近に見ることができるらしいです。このように、町の名産を知ることで今まで知らなかったことを新しく知ることができるのがカントリーサインの役割の一つだと思っており、もう少し普及してほしいなと思うのです。

これにて、この地点の撮影を終え、本日最終目的地へ。最後は源じいの森駅へ。ここへは赤村のカントリーサインの撮影とこの日お世話になっている平成筑豊鉄道のフリーきっぷについている温泉無料券を使うために対象である源じいの森温泉に入ること。

駅に着いたのはもうすぐで日没になる時刻。駅からは10分くらいで境界に着くので日が暮れる前にとっとと撮影を行いました。

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(1枚目:県道34号 みやこ町境 2枚目:県道34号 赤村境)

この地点の赤村もふるさとサインが設置されていますがこの境界から管轄が変わってしまうため みやこ町は文字のみです。何かと北九州地域は文字のみが多い印象ですがみやこ町には福岡県のふるさとサインとはまた別のイラストタイプが存在するらしく、しかも旧3自治体のイラストバージョンがあるとのことなのでいずれ制覇したいところです。

これにて無事本日の活動は終え、温泉で疲れを癒し博多駅へと戻り、この日は終えました。

翌日も予定より撮影箇所が減りましたが、それでも何か所か撮影したのでその模様は次回お届けします。もうしばらく福岡県遠征のお話にお付き合いくださいませ。

つづく

では(^_^)/

youmyan

福岡県遠征③(カントリーサイン撮影編2)

あけましておめでとうございます!!

どうも、youmyan でございます(^_^) 年末はバタバタしておりあっという間に2022年になってしまいました。今年もどうぞブログの方をよろしくお願いします。

さて、しばらく間が空いてしまった昨年の福岡県遠征の続きを書いていこうと思います。

旅は、2日目博多駅から本日はスタートします。この日は、主に筑豊地域でイラストタイプのカントリーサイン撮影がメインです。

まず最初に目指したのは、小竹町。博多駅から篠栗線筑豊本線を乗り継いで鯰田(なまずだと読む。ナマズの漢字ってこんな漢字なんだと調べて初めて知った。地名って漢字の勉強になるから面白い)という駅で下車し、底から徒歩で小竹町のふるさとサインがある場所へ。

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(国道200号線 飯塚市境にて)

駅から徒歩で30分くらいで目的地に着きます。

おそらく小竹町のふるさとサインはここだけというレアな代物(直方市境はなぜか文字のみタイプ)。イラストはキンモクセイ遠賀川がモノクロで描かれています。因みにイラストがモノクロで描かれているカントリーサインって新潟県鳥取県島根県と福岡県と意外と少数派でその他はやはり2色以上のカラーがメジャーですね。どうせならカラフルにすれば良いのにと思うのですが、コスト面や視認性が関係があるのでしょうかね?

そういえば、反対の飯塚市側はどうしたのかって残念ながら非設置でした。なぜに、小竹側だけ設置されているのかは謎ですが、ただでさえふるさとサインの設置率が悪いので小竹町側だけでも設置されたことは不幸中の幸い?ですかね。是非、飯塚市側も設置してほしいものです。

さて、お次は鯰田駅からバスに乗って一時期(コアなカントリーサインマニアで)話題になった場所へ。

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(1枚目:県道30号 飯塚市境 2枚目:県道30号 宮若市境)

この県道30号では以前は文字のみタイプが設置されていたようですが、市境である笠置峠の拡幅線形改良に伴って新しくイラストタイプが設置されたのです。しかも宮若市のふるさとサインは初登場であったため界隈ではざわつきました(笑)。また、飯塚市ですがふるさとサインの設置は国道200、201号にもあったため初登場ではないのですが、なんとイラストが別仕様に。国道の方にはコスモスのイラストが、こちらの県道には嘉穂劇場のものと凝った仕様となりました。一応嘉穂劇場タイプは県道にあと2か所ほど設置されていますが(県道30号のものと同時期に設置されたと思われる。)どちらも縦型なので横型かつ嘉穂劇場のイラストの飯塚市のふるさとサインはここだけであり、レアな代物になっています。

無事、撮影が終わり次のバスまで時間があるので宮若市のイラストに描かれている千石峡が近くにあるということだったので行ってみることに。

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歩くこと20分くらいでイラストに描かれている、吊り橋に着きました。その名も「千石峡吊り橋」そのまんまの名前。ちゃんとイラスト通りの吊り橋や山の風景、桜並木があって改めてイラストの再現度が凄いなと感じました。この場所に来て知ったのは、吊り橋の色が赤だったということで、てっきりどこにでもありがちな灰色や白、青といった寒色系かと思っていたので赤なんだと意表を突かれたことでした。因みですが、九州自動車道も千石峡がある宮田地区を通るのですが、そちらにも吊り橋が描かれておりそちらはちゃんと赤色になっています。また、一般道のカントリーサインには描かれていませんが、この付近はどうやらキャンプ場でもあるらしく、炊事場やテントを張るベースなどもちゃんとあり観光地らしい場所だと感じました。(この時期はさすがにキャンプ場自体開設されていませんでしたが。)

千石峡までの散歩でいい感じに時間をつぶし、駅へと戻るバスに乗り鯰田駅に戻りました。

しかし、ここでトラブルが。自分が乗ろうとしていた電車がなんと

"平日運休"

私の場合旅前には、少しでも撮影箇所を多くするために、電車と徒歩の時間を計算してルート決めをするのですが、電車の時刻を駅探というサイトを用いて時刻を調べるのでその時に曜日指定をしないと検索した日にちの曜日のダイヤで結果が出てしまうので少々厄介なのです。この日は平日、しかしながら土日ダイヤの時刻表で予定を組んでしまったため、乗る予定の時刻の電車は平日の場合早めに出てしまうということが当日になって発覚し、予定が30分遅れることが決定されたのです。。

30分遅れるということは今後の撮影に大きく影響するため避けたい状況であったが以前の富山での出来事(生地事件)とは違い、自分の人為的ミスであるため悪いのは自分である。仕方がないので次の電車に乗って奇跡的に巻き返せることを願うしかないです。

予定より遅れること約30分鯰田駅を出発し、筑前植木駅で下車。ここからは徒歩20分、県道29号の境界へ。

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(1枚目:県道29号 直方市境 2枚目: 県道29号 鞍手町境)

ここでの目的は鞍手町のふるさとサインの撮影でした。今でこそ、県道でも福岡県ふるさとサインは2010年代の大量設置で何箇所か設置されていますが、それ以前は国道にしか設置されていなかったため、県道29号の鞍手町直方市のイラストタイプは異色の存在であり、鞍手町に関してはこの一か所にしかイラストタイプが存在しないためレアな存在です。イラストはブドウです。九州自動車道のほうの鞍手町もブドウのイラストが採用されるくらい巨峰の一大生産地となっているようです。

これにて目的を果たし、計画で乗ろうとしていた電車は時間的に厳しいから諦めて次の電車に乗ろうと思っていたのですが駅近くまで戻ってきたとき

「あれっ、もしかして走れば間に合うのでは?」

と思いダッシュしてなんと電車に間に合ったのです!

電車を逃さまいと久しぶりに全力疾走したので電車の中では息が上がって大変でしたが何とか、予定の軌道に戻ったのでひと安心。

こうして、次のこの日一番電車と徒歩の時間がギリギリの瀬戸際の予定の戦いに向かうのであった。

 

続く

youmyan

 

福岡県遠征②(カントリーサイン撮影編1)

こんばんは!youmyanでございます(^_^)

今週もブログを書いていこうと思います。ついにお待たせしました!今回から福岡県のカントリーサインの登場です!!

というわけで早速行ってみよう!

 

前回、福岡市にある「かしいかえん」という遊園地に行く内容でしたが本旅の最大の目的を果たしたyoumyanは福岡県に滞在できる期間(今回は3日間)の残りをカントリーサイン撮影に捧げたということは言うまでも無い。

香椎花園前駅を予定より1時間早く出発することができたので、計画では予定していなかった新宮町のカントリーサイン撮影から行うことに。

新宮町のカントリーサイン撮影はイラストタイプが設置されている国道3号で行いたいと思うのだが、駅から徒歩ならば鹿児島本線ししぶ駅から古賀市境界を目指すのが一番近いのだが、ちょうどいい時間にししぶ駅に止まる電車は無い。しかも、福間駅には2時間後のバスに乗るため着いていないといけないという制約付き。

しかし、時間的に新宮町も捨てきれない。。そこで、ちょっと遠くはなりますが、ししぶ駅のとなり、古賀駅には快速も止まる上に撮影徒歩圏にはあるため、古賀駅から歩いて行くことに。

歩くこと約30分で境界へ到着。

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(1枚目:国道3号 新宮町境 2枚目:国道3号 古賀市境)
福岡県での初のカントリーサイン撮影!!

いや~イラストタイプはやっぱりいいですなあ!

ここで福岡県のカントリーサインについて解説をすると、福岡県では上の写真の通り左側にイラスト、右側に自治体名と県名が書かれている県独自のものを採用しています。そして「ふるさとサイン」という名前が付いてるらしいです。

(以下にふるさとサインについて書かれたホームページがあるのでリンクを張っておきますので詳しくはこちらをどうぞ。

http://www.qsr.mlit.go.jp/n-michi/wander/page7.html

)

この立派なふるさとサインですが、大分県のように全自治体に設置しているわけではなく、直轄国道主要地方道など比較的大きな道路に設置されています。特に最近(とはいっても10年ぐらい前)ですが、田川地域や那珂川地域でなぜかこのふるさとサインが大量に設置されたことはマニアの間では記憶に新しいことでしょう。おそらく、このような大型のイラスト標識が地域単位で新設されたのはこの福岡県の田川地域が最後なのではないでしょうか?福岡県ではこの後も未設置の箇所にカントリーサインを設置していますが、残念ながら九州では基準となっている文字のみが主流になりつつあるようです。

この地点は国道3号という直轄国道であるため、立派なカントリーサインが設置されていることは言うまでもありませんが、なぜか北九州管轄では文字のみが主流なようで、かつての大分県(現在はイラストタイプ)の直轄国道が文字のみを採用をしていたのに合わせた(もしくは大分県が北九州側に合わせた)ことが由来で同じ直轄でも対応がバラバラなのはいかにも九州である(基本的に直轄国道は章入りに統一されている)なと感じます。

さて、せっかくなので古賀市と新宮町のイラストを見てみましょう。

まず、古賀市。イラストは薬王寺温泉とホタルのイラストです。古賀市の印象として駅前に町が広がっているので温泉なんかあるのかと思っていましたが古賀市の領域は東西に伸びており西側の海に近い場所に平地で町が広がって、東側に山が広がっており、山側に温泉があるようです。ホタルも福津市にまたがるほたるの里という場所があるそうで毎年ゲンジボタルなどが見れるそうです。

新宮町の方は、鼻栗瀬(めがね岩)という相島付近にある岩で町の観光名所となっているようです。

これにて無事この地点で撮影を終え、走ってししぶ駅に行き次の目的地へ向かうため福間駅に行きました。

福間駅からはバスに乗って勝浦浜というバス停で降りました。ここは国道495号福津市宗像市境付近にあります。目的は、現在は1か所しか無い旧津屋崎町バージョンのカントリーサインを撮影することです。

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(国道495号 宗像市境にて)

ここ国道495号は県管轄ではありますが、芦屋町古賀市区間はふるさとサインが設置しています。この区間に含まれている、旧津屋崎町にもこのように設置されており、福津市のものとして再利用されているようです。昔は旧福間町境にも設置されていたようですが現在は支柱だけ残るのみで、旧福間町と違って国道3号は通らなのでこの地点だけにしか津屋崎バージョンは残っていないようです。

イラストは福津市を代表する、宮地嶽神社と宮地浜と大峰山です。ここで面白いのが、大峰山にある日本海海戦紀念碑をしっかり描いているというところで、色彩が青だけな分細かいところまでしっかり描くことで固有の山を表しています。関心です。

今回の旅で撮影したかった福岡県のカントリーサイン3つの内の一つが津屋崎町だったので撮影できて満足です!

ところで「宗像市側の写真が無いけどどうした?」と突っ込まれる方、こちらをご覧いただきたい。

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宗像市側は無い!!!!!!!!

明かにふるさとサインが設置されていた支柱があるのに肝心の標識が撤去されています。ここはもともと玄海町の境で平成の大合併宗像市となりその影響で撤去した模様です。。福津市みたいに使いまわせばいいのにと思うかもしれませんが、大きな市が小さい町村を吸収してできた自治体ではもともとの吸収した親自治体のものを再利用するかもしくは撤去したままというのがカントリーサイン界隈ではお決まりで(今回の場合国道495号は旧宗像市は通っていなかったためこの路線で再利用できなかったのが無かったのが放置の原因)、どちらかというと高速道路の方でよくみられるのですが、今回は一般道で撤去後放置という珍しいことが起きています。普通なら何らかで境界を示す標識が再設置されるのですが、未対応のままでした。

因みに旧玄海町のイラストはさつき松原のものでした。せっかくならば残して欲しいかったものです。

こうして無事撮影終え、福間駅に戻り電車で千鳥駅に向かい本日最後の撮影に向かいました。

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(1枚目:国道495号 古賀市境 2枚目:国道495号 福津市境)

ここは国道495号津屋崎町側の反対の福間町側になり当然旧福間町のイラストを再利用した福津市カントリーサインが設置されています。旧福間町は国道3号を通るのでこの地点と同じものが設置されています。しかも、縦型というレアもの。今回は時間の都合上行けませんでしたがいつか撮影に行きたいです。

日没が数分後に迫ってこれにて本日の撮影の活動を終えました。この後はまた福間駅に戻って津屋崎町カントリーサインに描かれていた、宮地嶽神社に参拝して帰ろうと思ったのですがここで土砂降りの雨が降ってきたため断念しました。。宮地嶽神社から眺める夕日は凄いきれいらしいので死ぬ前に訪れてみたいです。

ということで本日の活動はここまで。この後は福岡市内のホテルに戻り翌日の活動に備えました。次の日もわくわくカントリーサイン撮影ですが、どうやら雨の予報。。(なんかいつも九州に来ると雨の確立が高いのはなんでだろうか。。)

続く

youmyan

福岡県遠征①(陽だまりのある場所編)

こんばんは!youmyanでございます(^_^) お久しぶりです。また、スパンが開いてしまった。。でも、その分を取り返しますよ。なんたって、youmyan初上陸の県「福岡県」での活動をしてきたのです!!福岡県は全国屈指の立派な大型イラスト入りのカントリーサインを採用した県なのです!!そのカントリーサインをいろいろ紹介していこうと思います。

早速福岡県でのカントリーサイン収集の模様をお伝えしたいところだが実は今回の旅の目的は別にあってカントリーサイン撮影はおまけみたいなもの(とは書くけど実質カントリーサイン撮影がメインになるんだけど)なのでまずそちらからお届けしようと思う。

では早速行きましょう!!

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・11月8日 今回の旅のスタート地点である、福岡空港には10時ごろ着きました。今回もいつもの夏の遠征同様成田空港からピーチの飛行機に乗って九州に来ました。いやあ、それにしてもやはり飛行機はすごく便利だと感じます。成田から約2時間ほどで着くので千葉から北関東に電車で行くより早く着くんですよね。(一回電車の鈍行だけで九州に行ったことありますが時間がかかるし暇だしで一回飛行機の利便性を知ってしまうともうオール鈍行電車では行こうと思いません(笑))

さて、なぜに今回福岡県に来たのかというと、「かしいかえん」という場所にどうしても行ってみたいと思ったから。この場所はご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが福岡市にある遊園地で今年の12月に長い歴史に幕を閉じてしまうということでその前にどうにか訪れたく旅の計画を立てました。

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この黄色いかわいい電車(西鉄貝塚線)に乗ってかしいかえんの最寄り駅である、香椎花園前駅を目指しました。

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福岡空港から約40分で目的地には着きました。

さて、ここでなぜにかしいかえんに来たかというお話をしましょう。

この遊園地のことを知ったきっかけは、森口博子さんという歌手がこの遊園地の思い出を歌にしたことです。

「えっ、森口博子ってあの ひ~か~る 風の中 とか 夢がモリモリ♪って歌ってるあの森口博子だよね?」

そうです。その森口博子です。私の年齢を知ってる方はよく森口さんを知っているなと思うかもしれませんがまあ、ひょんなことで森口さんを知ってそれ以来のファンなのです。

そんな森口さんですが今年に久しぶり(四半世紀ぶりに)のオリジナルアルバム「蒼い生命」をリリースし、その中の新曲「陽だまりのある場所」という歌でこのかしいかえんのことが歌われています。

この歌では、福岡が地元の森口さんが子供のころに家族とよく行った思い出の遊園地で、福岡市民の憩いの場である遊園地が新型コロナの影響で閉園となってしまうニュースを受けてそのさみしさと、新型コロナという理不尽の波に飲み込まれてしまったやるせなさ、それでもこの温かい思い出を糧に前に夢に向かって進み続けたいという思いが神前暁さんの切ないメロディーに乗せて歌われています。

この話と曲を聴いて私はこの「陽だまりのある場所」に絶対に行ってみたいと思ったのです。ここからはかしいかえんで撮影した写真を紹介していきます。

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かしいかえんの入り口。かわいいロゴとアーケード。アーケードの近くには駅表風の今日のカレンダーがありました。鉄道で言う次の駅と前の駅を今日という現在地を開園日と閉園日で現すカレンダーはユニークだなあと思ったと同時になんだかさみしくも感じました。

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園に入る前から見えていたレール。遊園地の定番アトラクションのジェットコースター。その名も「ペガサス」。所詮遊園地のジェットコースターだし大したことはねえだろうと思って下から見ていましたけど、なかなか高いうえに速い……(まるでペガサスのごとく走り去る……) 

係員の方が「いつもは2時間待ちとか並ぶんですけど、今日は空いていてラッキーでしたね!!」とおっしゃっているからには大人気のアトラクションのようですね。確かに2時間待ちでは無いにしても写真に写ってるように子どもたちがそれなりに列をなしてることからこの園の目玉アトラクションだということが伺えます。この日はド平日ですので人がいないのは当然っちゃ当然ですが、平日にしてはそれなりに家族連れが多かった気がします。それだけ、市民に愛されているんだなあと思うとこの閉園は何とかならないものかと思ってしまいました。

えっ、ペガサスの乗った感想はどうだったかって??

おじさん、ジェットコースター怖くて乗りませんでした。はい……(逃げた) 皆さんがぜひ足を運んで乗ってきて感想をください(笑) (子供たちはよくあんな乗り物乗れるよなあ……関心するよ)

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続いては、ジェットコースターと並ぶ遊園地の名物観覧車。パステルカラーに配色されていてかわいいです。

こちらはちゃんと乗ってきました(笑)

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観覧車のゴンドラは電灯が電球だったりとモダンな感じでした。あと、思ってたより小さく感じた観覧車ですがちゃんと遠くの景色も楽しめて満足です(^_^) 観覧車なんて子どもの時以来乗っていませんでしたがたまに乗るのもよいものですね~。

(再び、リモ天のご登場。最近、ネットとかでねんどろいど(要はドール人形)と写真撮ってる人の写真を見るのが好きで、自分もやってみたいと思い、旅ではこのリモ天を地獄のカントリーサインの旅に引き擦り回す連れて行って写真を撮ってる今日この頃。まあ、なかなかカントリーサイン撮影の旅に友人を連れて行くわけにはいかないから、どうしても一人旅になってしまうからよい相棒として今後もリモ天を出していこうと思います。最後の写真なんかまるで観覧車デーt……(発想が……ヤバイ。。なんだか悲しくなる。。))

というわけで5分という短い乗車でしたが満足です!

この観覧車ですが先ほど紹介した森口さんの歌でも

『あの観覧車 永遠のループが終わりを告げていた』(陽だまりのある場所より)

とずっと長い間止まることは無いだろうと思っていた観覧車が止まってしまうことの悲しさが表現されていて、今回、初めてこの場所を訪れましたけどあと数か月後には無くなってしまうのだと思うと時の流れは無常だなと感じます。時代は刻々と変化してしていくことは仕方がないと思いますが、それをわかっていながら私たちはずっと同じであってほしいと永遠を願ってしまう生き物だからやはり仕方がないで言い切ることができないのですよね。だから、後悔の無いように今あるものをしっかり楽しむことは大事なのかなあと強く実感させられました。

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観覧車を後にして園内を散策しているとお花がいっぱい咲いてる広場?が。花園というくらいだから園内中いたるところにいろんな植物が植えられていて、きれいな花を咲かせていました。今回行ったときは写真で見てとれるようにコスモスがいっぱ咲いていました。コスモスは秋を代表する花ですからね~。コスモスはピンクとか白とかのイメージですが

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こんな色だったり、

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こんな色だったりと、実は黄色い種類もあるみたいです。特にこの最後のレモン色のコスモスは初めて見るかもです。忙しい日々、こうしてお花と触れ合うのもたまには良いものです。見てるだけで癒されます。

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最後にシルバニアガーデンを紹介します。かしいかえんには遊園地の他に手のひらサイズの動物の人形でおなじみシルバニアファミリーシルバニア村を再現したシルバニアガーデンという場所が併設されています。このシルバニアガーデンですがスケールが等身大になって再現されており、写真の通り動物の人形もしっかり等身大のサイズで展示してあります。この家も「あかりの灯る大きなお家」を再現しており、実際に中に入ってみることができます。

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家の中はこんな感じとなっており、自分がそのまんまドールハウスに入った感じになります。家の中に入って驚いたのは再現度が凄いということです。実際に販売されている冷蔵庫やテレビにピアノなどを寸分たがわずそのまま大きくて本当にシルバニア村の世界に入り込んでいる不思議な感覚になりました。(私には妹がおり昔よく一緒に人形遊びをしていて、もちろんシルバニアでも遊んでおり、まさに冷蔵庫や勉強机、ピアノとか持っており、全く同じや!!と再現度の高さに感動しました。)

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園内にはもちろん実際のシルバニアファミリーの販売もありこうしたジオラマ風の展示もあり、すごく凝っています。2枚目の写真が実際の「あかりの灯る大きなお家」ですね。家を一つ買えばそこに自分好みに人形を増やしたり、家具を増やしたりとどんどんカスタマイズできて遊びの幅が広がるのがドール遊びの魅力です。私もこういうミニチュアが大好きで、実際、シルバニアファミリーのもので妹のものではない自分の私物もかなりあるくらい一時期はやっていました。私が遊んでいた当時もそれなりにいろいろなものが出ていましたが今では3枚目のようなおしゃれな街並みを再現できるセットまで販売されていて今のおもちゃは凄いなと感心しました。街頭や木とかはディスプレイのための特注品かと思いきやちゃんと付属するという徹底ぶり(笑) ただ、値段はあまりかわいくは無いので、パパママにの財布には優しくは無いようです(^_^;)

そんなこんなで「かしいかえん」をひたすら楽しむという回でしたがいかがでしたでしょうか?今月には閉園してしまいますがお近くの方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょう?私は福岡と遠い場所でしたが「かしいかえん」に出向いてよかったです。行くか相当迷いましたが、行って大正解でした。こうした、地元に愛されるテーマパークがまた一つ無くなってしまい寂しいですが、私やこの遊園地に来たことある人にとってはこの場所は思い出としていつまでも楽しい陽だまりのある場所として心の中にずっと残り続けると思います。

以上かしいかえんからのレポートでした。

さて、次回からお待ちかねカントリーサインの登場です。本旅はいつもの九州旅より短い日程となっておりますがそれなりに撮影をしてきたのでジャンジャン紹介したいと思いますのでお楽しみ!!

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最後にリモ天と観覧車のツーショットでお別れです。

では(^_^)/

youmyan

 

市川のちょっと変わったカントリーサイン?

こんばんは!youmyanでございます(^_^)

前の記事から一か月放置してしまいましたね(^_^;) まあ、私の悪い癖でネタがないと放置してしまうという。いや、実際ブログを書くほど余裕が無かったのですよ。(いっつも同じ言い訳しているような。。)

というわけで久しぶりに何か書いていこうと思います。

今回は過去に撮影したものからピックアップ。本当は例年ならば軽い遠征に出かけるのですが時間が無くてどこにも行けてないのですよ。(どこか行きたいな……)

話を戻しまして今回ピックアップするのは千葉県市川市のちょっと変わったカントリーサイン?をご紹介いたします。

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市道で撮影したものですが、通常に見られる形態とは異なっています。

市川市よりも

               安全運転!!

の方が強調されているなかなか面白い標識である。文字もカラフルだったり、市川市のキャラクターである 市川梨丸 というレッサーパンダのキャラクターが入っていてすごく情報量が多いカントリーサインです。

実はこのような形態のカントリーサイン松戸市にもあり、こちらの方は同士の方ならおなじみですよね。

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こちらは県道に設置されています。というかむしろ、松戸市はこのカントリーサインが主流のようでいろんな場所で見かけることができます。先ほどの市川市同様、裏表にこれから~とこれまで~の書かれたものが一対となっており、なぜか安全運転を促すものとなっています。松戸市のものはちゃんと松戸市が一番強調されています。

松戸市のこのタイプの標識には写真のようなツツジのイラストが描かれたものと、もう一つスズムシが描かれたものと2種類あると凝った仕様。スズムシのものは未撮影ですのでいつか撮影に行かないとですね。

youmyan

 

 

5日間長距離遠征!2021(はじめての大分編と旅の反省)

こんばんは!youmyanでございます。しばらく旅に出てないのでそろそろ出かけたい今日この頃。

さて、今回も5日間遠征の続きを書いていきたいと思います。予定では今回で完結の予定です。では行ってみよう!

旅4日目。この日も宮崎駅からスタートします。この日も昨日に引き続き雨。なので、使える手段は公共交通機関と歩きのみ。まあ、しゃあない。旅前から雨が降る予報は知っていたのでそこまで天気に期待もなかったし。今回の旅の最大の目的である宮崎県内のイラストタイプの収集の目標は果たせるので良しとしよう。

この日は、前回の記事でお伝えした通り大分県まで足を延ばしました。本当は晴れていたら、鹿児島の志布志市周辺でレンタサイクルをしたり、宮崎県の日南市や串間市辺りを攻略する予定でしたが、雨のため急遽予定を変更してまだ一度も行ったことの無い県の大分県に足を延ばしてみることにしたのです。これで九州で一度も足を延ばしたことの無い県は熊本県のみに。

さてこの日のルートとしては日豊本線に乗って別府まで行って、別府市大分市カントリーサインを撮影し、旅で疲れた体を癒しに別府温泉へ。そして、由布市の狭間町のカントリーサインを撮影し戻ってくるという、非常にのんびりとした計画を立てました。大分県に行ったのはやはり温泉大国ということに惹かれたのも理由の一つ。

まずは、昨日と同じ延岡駅方面の始発に乗り終点延岡を目指します。

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延岡駅には約1時間半で到着。思っていたより新しい駅舎でしかも、おしゃれなお店や施設が併設されているなど驚きでした。ここからは、特急にちりんに乗って佐伯駅を目指します。実は、延岡~佐伯区間普通列車の本数が上下線で一日3本というとてつもない少なさで、大分方面を目指すには強制的に特急に乗らないと目指せない区間となっており、しかも青春18きっぷの効果は使えず、普通乗車券と特急券を購入しなくてはいけないという不親切さ。それでも、大分県に行きたい!温泉に入りたい!その誘惑に負け乗車料金を支払った訳である。せっかくの観光だ、ケチってもしょうがねえ。むしろ、新しい領域に行けるわくわくに支払う代価としては安いものよ。

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というわけで特急にちりん号に乗車していざ大分へ。特急列車に乗って思ったこと。座席が、広くて快適すぎる。しかも静か。基本的に私は特急列車に乗る機会がめったになく、最後に乗ったのがおととしの北陸新幹線以来で、ああ特急列車はやっぱり楽だなと思いました。が、景色は写真のようにずっと緑緑していてあんまりよくは無いですね。通過する駅、駅みんないかにも秘境過ぎて電車の本数が無いのも納得である。

電車に揺られること1時間でついに大分県の玄関口である佐伯駅へ到着。ここからは大分市方面に電車はそれなりに走ってるので普通電車に乗って運賃の節約。

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3年間九州に通って初めて乗る系式の電車。今までは、817系や昔、私の地元を走っていた415系ばっかりだったので目新しい車両はやはりうれしいものです。ただ、座席が超が付くほど堅かった。。それでも温泉が待ってると思えば椅子が固いのなんてすべては誤差。1時間半くらい我慢すればいいんだから!

佐伯駅を出発して電車に揺られること約1時間40分定刻通り最初の目的地である、東別府駅へ。

が、雨が雨がすごい。。大分駅付近から怪しいとは思っていたがかなりすごい。ここから、約1㎞先の境界まで歩かないといけないのに相当やばい。。

それでも、覚悟を決め境界へ。が、かなり雨がやばい。大丈夫なのか?またまた、生地を思い出す。もはや傘も意味をなさず全身ずぶ濡れ。靴も言うまでもなく浸水して気持ちが悪い。でも、ここまで来たのだから標識を撮影に行かない訳にはという思い一心で足を動かしてやっと境界へ。

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(国道10号 大分市境にて)

私にとって大分県初のカントリーサインである。カントリーサインカントリーサインと散々言ってる私ですが、何気にこのような北海道本家に近いものって何気に初撮影である。大分県カントリーサインは写真の通り大型のイラストタイプが主流で全市町村に設置してあるという徹底ぶり。おそらくですが、北海道のものと同じ規格を採用している唯一の自治体だと思います。(まあ、実際に北海道のカントリーサインは見たことないのですが)昨日から撮影している宮崎県のカントリーサインと比較すると、サイズはこちらの方が大きい印象。

そんな、私にとって記念の地ですが、とにかく雨が凄すぎる。写真にも雨が写るほどひどいものであった。いつもなら、カントリーサイン撮影するときは標識本体をまじまじ観察しながらちゃんと楽しんで撮影をするのですが、そんな余裕もなくただ写真を必死に撮って終わるというだけになってしまった。それだけ雨が凄かった。むしろ、雨の記憶しかない(苦笑)

反対側の大分市も撮影すべく歩道橋を渡った時も、ひどいもので階段がまさに滝になっており、水が脚にジャバジャバ。。

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(国道10号 別府市境にて)

道の反対側に必死に渡り、撮影した大分市。なぜかここは文字のみタイプ。昔はイラストタイプが設置されていたと思うのですが、道の拡幅とかで撤去交換されてしまったのでしょう。(因みですが、大分県直轄国道では先ほどの別府市のようなイラストタイプが設置されていますが、そのイラストタイプが設置される以前の直轄国道ではどうやら文字のみが設置されていたそうです。基本的に直轄国道では章入りがメジャーなのですが大分県はイレギュラーな県でもあったようです。そういえば、全国を見渡しても市町村部で章入りが全く無いのって大分県だけかもしれないですね。)

これにて、この地点での撮影は終了。大分市のイラストタイプが無いのは残念ですが、最後に向かう由布市との境で撮影できるから問題無い。

さて、早く駅へ戻って別府温泉で冷えた体を癒そう。温泉という希望を片手にさっきより強まる雨の中何とか駅へ戻りました。

しかし、ここで問題が発生。なんと、大雨の影響で日出行き、大分行きともに電車が止まってしまったのです。。これじゃ、どこにも動けないや。別府温泉がある市街地までは東別府から少し距離があるし、しかもこの大雨の中歩くのは嫌である。それよりも、心配なのは電車が止まってしまったら宮崎へ帰れなくなるのではということである。というのも雨雲レーダーを見る限り、雨が止むどころか酷くなる一方である。これは観光している場合じゃねえ。とりあえず、大分駅へ戻って佐伯方面はまだ動いているとのことだったので電車が完全に止まる前に戻ることを決意。ああ、温泉……無念である。

駅から大分駅行きのバスがあるとのことでそれに乗車し、とりあえず大分駅へ向かいました。

大体30分くらいで駅には着いたのですが、なんと、大分県内の電車はみんなストップ。時すでに遅し。。駅では多くの人だかりができ駅員さんがしきりにお客の対応をしているのが見受けられました。

「ああ、これやっちまったのか??宮崎に戻れないのか?まずい、まずいこれじゃ明日の活動に影響がでるし、泊まる場所が無い。どうしよう。。」

軽いノリで来てしまった大分県。まさか大分県に閉じ込められるとは。

そうだ!バスだ、バス。電車がダメならばバスを使えばいいのでは?あくまでも電車が大雨で止められているのは線路が使えなくなるというだけであり、その点バスは道路の陥没や通行止めが無い限り動くだろう、そう考えた。

心の中焦り、動揺しつつも冷静な表情でカッコつけて観光案内所でバスについて聞いてみることに。(以下ゆ:youmyan 観:観光案内所)

ゆ「すみません。宮崎県に行けるバスありますか?」

観「そうですね。。無いですね。。」

ゆ「そうですか。(内心:えっ、嘘だろ?まじで、本当に宮崎に帰れないの??)そしたら、なるべく宮崎県に近い南へ向かうバスはありますか?」

観「佐伯駅行きならありますよ。」

ゆ「本当ですか?(佐伯駅まで行けるのか!!よしよし、まずまずだ。)」

というわけで、何とか佐伯駅まで行けそうなので、その先どうなるかわかりませんがとりあえず、それに乗ることに。観光案内所では時刻と乗り場を教えてもらいお礼を言ってバスまで時間があったので、大分名物のかしわめしととり天を買い、いざ佐伯駅へ戻ります。時間にしては電車で来るより約1時間長い乗車時間。途中、豊後大野市臼杵市佐伯市の弥生バージョンを通過し、一か所一か所降りて撮影したかったがそれもできず指をくわえて眺めるしかできない屈辱を味わい何とか駅にたどり着きました。

ちょうど駅に着いた頃ににちりんは動きだしたようなのでこれで何とか宮崎には戻れることが確約したのでほっと一安心。

定刻から遅れること一時間、にちりん号が来て無事に延岡駅へたどり着き、なんとか宮崎駅行きの電車に乗ることができ無事、ホテルへ着くのであった。

とんだ、一日でしたが、とりあえず別府市だけでも撮影でき、ちゃんとホテルに戻れたのでまずまずでしょう。しかし、やはり大分県に負かされた気がして悔しいのも事実。本当は県都鹿児島市宮崎市大分市とイラストもしくは章入りを並べたかったのにそれができなかった。それに加え、大分県のイラストタイプをますます集めたくなってしまったので、近い将来リベンジすることを宣言したい。待ってろよ大分!!私の計画を滑って転ばせておおいたたさせたことは忘れんぞ!次は攻略してやる!!

こうして4日目は終えたのです。

 

そして、旅終わり5日目。流石に体はかなり疲弊してしまっていた。本当は温泉に入って回復するはずができなかった。それでも宮崎県のイラストタイプ全攻略にはあと一か所訪問しなくてはならなかった。しかし、昨日から降り続いている大雨は翌日になった今もしきりに降り続いている。昨日は宮崎県内はそこまで影響はなかったが、今日の予報では宮崎県も油断ができない状況となっていた。本日のミッションとしては、国道10号の都城市の撮影を行って、それから宮崎空港に午後4時までに戻ることである。ここで、心配されるのが宮崎駅都城駅区間の運休と標識の最寄り駅である五十市駅の間の列車の運休である。とりあえず、始発で西都城駅へ。こちらは難なくクリア。だが、その先隼人方面は列車の運行本数が少ないうえ、昨日もこの区間は運転取りやめがあったのですごく心配であった。それでも、奇跡的に付近の雨が弱まってくれたおかげで、何とか列車の運行がなされた。ということで最後の目的地である、五十市駅へ着きました。

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ここから、20分かけて歩き、目標のカントリーサインが設置されている境界へ。

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歩き始めはパラパラ雨が降っていましたが、途中で青空が顔を出しなんと雨がやんでくれました。やっぱり、雨が降ってないだけで気持ちが軽やかになるものです。

そして本旅最後の境界地点へ!

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(1・2枚目:国道10号 鹿児島県曽於市境 3枚目: 宮崎県都城市境)

旅の計画から約1年半の月日がたったこの瞬間念願の宮崎県のイラストタイプすべてコンプリートです!!!はるばる遠くから来たかいがありました。都城市ですが、2日目に撮影したものとイラストが違って、こちらの方は市の花のアヤメとなっています。余談ですが、前回紹介した宮崎市の花しょうぶと都城市のあやめは漢字で書くと花菖蒲と菖蒲とどちらも同じように見えますが、実際は両者とも別の種となっています。同じアヤメ科ではありますが大きな違いは生える場所で花しょうぶは湿地に、あやめは乾燥してる場所つまり普通の土に生えているという点で見分けられます。また、花の形も若干違います。これはカントリーサインのイラストを比較してみると一目両全です。

私の地元茨城県潮来にアヤメが咲く有名な場所に水郷潮来あやめ園があるのですが、あれは潮来の水郷地域の湿地帯に咲いてるので実際はアヤメではなくハナショウブなのです。こんな感じで、ハナショウブカキツバタをひっくるめてアヤメと呼ぶのが普通だそうです。カントリーサインではアヤメがかかれたイラストが多い気がしますが、それって案外ハナショウブだったりするのかもしれませんね。

それと、この地点で驚いたのが、鹿児島県と宮崎県の吊り下げられた標識が地味に更新されていたことである!!昔までは英文字なしの文字のみだったのになんと英文字入りに!!直轄国道なのだから章入りにしてほしかった気持ちがありますが、英語併記しただけでも見栄えが良くなったので満足です。(宮崎県内では英文字が大きい表記のものが多く設置されているが、ここは普通のサイズなんだ。)

これにて、活動は終了。ここからは西都城駅へ歩いて戻ります。五十市駅は次の電車が大幅に遅れそうだったので、西都城駅まで行ってしまって確実に宮崎市に戻ろうという算段です。幸い雨は止んでくれたおかげで予定通り1時間くらいで駅に着きました。

これにて、すべて無事に終わったかと思ったが、実はこの先が大変だったのです。あんまり、書きたくないですが、皆さんが私のようにならないための教訓と私の戒めのために赤裸々に書きます。

無事西都城駅に着き宮崎駅行きの電車に乗ることができ、空港へは余裕でフライトに間に合うくらいに着くことが確約され安心した、私ですが電車に乗った時からなんと体調に異変が。

「なんか、電車すごく寒くないか?」

汗が冷房で冷えて寒くなったのだろうか?いや、そうじゃない、だって私の服装は秋用の羽織ものを着ており(日焼け防止のため)明らかに夏じゃ熱いだろうという服装でもすごくが付く寒さを感じだしたのです。次第、体を動かすのがだるくなり、空港に着いてからは、椅子に座るのがしんどいほどに。顔を触ると、熱い……

「これ、まさかやってしまったか……コロナじゃないだろうね……」

そう感じ始めたのですが、のどの痛みなどコロナには必須の症状が無かったので、違うのではと思った。いや、そう思いたかった。

「早く、帰りたい……」

フライトよりやく3時間前にはついていたのですが、体調が悪いだけで時間の流れが長く感じました。

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それでも熱がある現実を受け止められず、私はいたって普通ですよアピールで最初空港に着いた時には気づかなかったきれいなステンドグラスを撮影したのですが、写真を見返すとブレブレ。確か、写真を撮った時はちゃんと撮れていると思っていたのですが、カメラはちゃんと証言していますね、

「この時のお前の感覚は異常なんだよ」

と。明らかに体調を崩していたのです。

それでも何とか、飛行機に乗って千葉に戻ることができ、意識は何とか保ちながら家へと戻りましたが体調は悪化。夜もよく眠れず、体がとにかくだるいし熱いし。

そして案の定次の日、熱は38.9℃の高熱。ああ、これはやってしまったのか?

コロナか?コロナにかかってしまったのか?しかし、体調の異変はのどでは無くお腹つまり下痢がとまらなくなっていたので、ただの胃腸炎の可能性が高いなと思い始めました。どのみち対処療法しかないのですが、一応高熱があるのでPCR検査を受けてちゃんとはっきりさせようと病院に行きPCR検査を受けました。

結果から書きますと「陰性」でした。つまり、ただの胃腸炎だったようです。

というか、食中毒でしょこれ?

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犯人は明らかにこいつだろ?絶対。

「生の鶏肉!!」

最初は鶏肉の食中毒は食べた直後に出るものと思っていましたがどうやら食後2~5日後に症状が出るようです。症状として激しい下痢とも当てはまるし、絶対当たった気がする。ただ、これを毎日食している人の話だと当たったことはないと話していたし、宮崎県や鹿児島県では厳しいガイドラインに沿って鳥刺しを提供していることから普通は食中毒は起きないはずです。

なぜ、私が当たってしまったのか考えるとおそらく旅で体が弱っており、免疫機能が低下していたこと、あと私の体質的に生肉に対処できる力が無かったことなのではないかと思います。でも一番は免疫系統が弱っていたのが一番だと思います。あと旅先では、ひどい食生活だったので胃腸が荒れていたのもあると思います。

このことから、旅ではかなり体力を消耗して病気になり易くなっていることを改めて知った。今回はたまたま、コロナでありませんでしたがここまで免疫が落ちていたならばかかっていた可能性も十分あり得ます。旅のリスクというものを改めて知ったのと、自分は大丈夫と思っていた体調の管理をできていなかったこと、標識にしか目が回らず無茶をしすぎたことと反省ばかりです。何より、コロナでひっ迫している病院にこの時期に旅をして体調を崩したことで不必要に迷惑をかけてしまったことに対して申し訳なさと反省するばかりです。(実際、病院は大変そうだった。)

なので、これを読んでくださってる皆さんは良識ある方々ばかりだと思いますがこのバカみたいにならないように気を付けていただきたい。遠出することには個人の自由です。しかしながら自己責任だとしても体調を崩してこうして病院などに迷惑がかかることがあるということが誰にでもありうるということをしっかり覚えておいてください。まあ、まさか私みたいにコロナ禍でもひょいひょい旅に出かける人はいないと思いますので大丈夫だと思いますが。

その後のyomyanはというと、幸い熱は帰宅後2日目には平熱に戻り、体も下痢以外は通常営業に戻りました。下痢はその後1週間ぐらい続いてました。それ以降は回復もして今に至ります。今は元気です!

というわけで、以上今年の九州遠征のレポートは終わりです。

さて、次回はもちろん決まっていません。というか、しばらくは反省の意味を込めてカントリーサイン撮影は自粛です。(今回の件で旅をしたい欲が十分削がれてしまったし、宮崎のイラストタイプを攻略してしまったため情熱的に行きたい場所が無いというのもある。)

なので、過去のものから何か考えておきます。

本当に反省です。。

youmyan

5日間長距離遠征!2021(宮崎県国道10号 都農町~宮崎市編)

こんばんは!youmyan でございます(^_^) 

前回の続きから書いていきましょう。

前回は都農町、日向市のカントリーサインを撮影して終わりましたね。

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次なる目的は東都農駅の隣の駅、都農駅から歩いて川南町を狙います。ただ、次の電車の時間が約1時間後で境界から往復してもギリギリになりそうな感じの中、先ほどまでは小雨だった雨が強くなってきたのです。これじゃ走って時間を稼ぐことができない。幸いなことに生地の時(詳細はこちら↓)

lovecountrysignsyou.hatenablog.com

のような強風はなかったので足を止めることなく目的に向かえました。だが、目的の標識がある国道10号では車が猛スピードで水をこちらに蹴散らしてくるわけで、私の体はずぶ濡れ。上着のポケットに入れていたスマホやデジカメに危うく水がかかりそうな始末。

「コノヤロー!!!」

と叫んでも届かぬ声は空しい。トラックとかは私に気づいて比較的徐行してくれますが(徐行してくれた人にはちゃんと頭を下げてお礼を示した)、一般な人たちは歩行者への配慮を知らないのか水が飛んでもお構いなし。それでもずぶ濡れになりながら何とか目的地へ。

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(国道10号 都農町境にて)

目的の標識を無事撮影。実はこの地点も写真に写ってる木が邪魔で最初は標識に被っておりとてもきれいに撮影できるもんじゃない状態でした。しかし、奇跡的に標識と同じ高さぐらいまで上がれる石垣がありそこになんとかよじ登って(ドライバーからは相当奇行に見えただろうな…)木の枝は折れないので枝を標識の裏へ回して何とか盤面が見える状態にもってこれました。それでも、正面に撮れなかったり、標識に葉っぱがついていたりと残念極まりないのでいつか再度撮影に訪れたいです。

因みに、高城町同様にイラストの解説が描かれていません。畜産の町の豚、牛、鶏とお茶畑ですね。カントリーサインにおいて町や村ではその自治体の花や木、鳥が描かれがちですが、こうしてっちゃんと凝ってるあたり律儀だと思います。これを宮崎県内すべてに導入すればいいのになと思うのですがね。(お隣大分県も全市町村にイラストタイプが設置されているので見習ってほしいな。)

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(国道10号 川南町境にて)

一方都農町の方はというと、道路の反対側に渡るのがめんどくさくて横着して対岸から撮影。日向市境界のものと相違はなかったのでまあいいでしょう。どうせ、いつかはまたこの地点に来るだろうからその時に。(という言い訳をしましたが、本当は雨の寒い中早く駅舎に戻りたかったというのが本音……)

無事撮影を終え駅に引き返します。また、水撥ね10号を戻るのかと思うと憂鬱でしたが、仕方がない。

「おっと、もう水は撥ねても被らんぞ!(傘を車の方に傾けて)よし、事前回避だ。」

慣れてくると危機管理がなされそうこうしているうちに国道10号を脱出し、静かな県道へ戻りなんとか狙っていた電車に乗ることができました。

さて、電車に乗って次に目指すのは新富駅。本日の歩く距離が一番長い区間。さっきの強い雨が降ってる中歩くのはだるいなと思っていましたが、駅に着いたらだいぶ小雨になっていてくれたので一安心。

とここで、この先歩くのが長くなりそうなのでお昼休憩を。ちょうど駅近くにおいしそうなうどん屋さんがありましたのでお邪魔することに。

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国道10号沿いにある「ながのうどん」店にて、牛肉どんとうどんセットをいただきました。このボリュームでなんと650円!安くてお得です!お金をあんまり使えない綿足にとってはありがたいです。味もとてもおいしく雨で体が冷えた私にとってうどんは本当にしみました。実は宮崎県は隠れたうどんの聖地で博多ラーメンや、熊本ラーメンなどラーメン文化が強い九州の中で宮崎県はうどん文化が強いのだそう。中でも釜揚げうどんの発祥は宮崎県らしいです。ぜひ、また新富町を訪れる際には立ち寄ってみたいです。

心もお腹も満たされ活動を再開。まず狙うはうどん屋さんから約3㎞離れた高鍋町との境界へ。雨もほぼほぼ止んでくれて歩きやすかったです。30分くらいで境界へは着きました。

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(1枚目:国道10号 新富町境 2枚目:10号 高鍋町境)

こちらも、同じくイラスト標識。高鍋町アカウミガメ新富町は座論梅。新富町に関しては、町の木が梅ですがあくまでも南九州三大梅の一つである名所である座論梅という固有のものを表しているあたり面白いと思います。因みに現在は宮崎市になった旧高岡町も同じ梅のイラストの標識でしたが、同じく南九州三大梅の月知梅と固有の梅を表すイラストでした。しかも面白いことにこの新富町のイラストをそのまま反転(鏡写し)にしたようなイラストでそこはもうちょっと工夫はなかったのかなあと思ったり。しかし、残念ながら高岡町のものは撤去されてみることはできないです。何かの形で残してほしかったものです。

無事、両町の撮影を終え次に向かうは約7㎞先の宮崎市境。さらっと7㎞と書きましたがもう何度も10㎞超えの歩きをしている私からすればあんまり長くは感じなくなります。気持ちだけしか苦とは思わないだけでちゃんと足にダメージはあります。慣れというものは怖いものです。

約1時間半境界のある日向大橋の袂へ着きました。

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(国道10号 宮崎市境にて)

これで、新富町とはお別れだ。なんだかんだ言ってこの日一番長くいたのは宿泊先の宮崎市を除いて新富町だったのではないでしょうか。なんだか愛着が湧いたこの町ですが今度は梅が見ごろの時期に来るからね。と振り返って標識を撮影。

「どうした!標識!ボロボロの擦れ擦れじゃねえか!!」

思わずそう呟いてしまった。今までさんざん宮崎イラストタイプを見てきましたが、2000年代に設置されたこともあって比較的きれいでしたがなぜかこの地点のものだけなぜかボロボロ。そのうち他の地点のものもこうなってしまうのかと思うとなんだか切ない。流石に新品に取り換えるってことはないよな。。そう思いながら、橋を渡り宮崎市へ。

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(国道10号 新富町境にて)

「おいおい、なんかすごく新しくないか?!」

最初に見て思った感想。いや実際に新しくなっていたのです!どうやら、橋の4車線化に伴って標識を新調したようなのです。昔の写真と見比べたとき若干縦幅が昔より大きくなっており「はなしょうぶ」の文字も若干違っており明らかに新しくしたことがわかりました。なぜ、先ほどの新富町は新調されず、宮崎市側だけ新調したのか謎ですが、少なくても標識になにかあればちゃんと新しくする意志が宮崎河川国道事務所さんにあるということがわかり、意外だなと思うのと同時にうれしく思いました。是非、新富町も新品を」……

因みにイラストですが市の花はなしょうぶ。今まであんな凝っていたのに、なぜ市の花にしたのよ。もっと他に無かったのかい!宮崎県の県都なのにもうちょっと凝ったイラストが見たかったです。(イラストタイプが設置されているだけでありがたいのですが)

というわけで予想外のピカピカのカントリーサインを撮影し大満足。これにて本日の活動は終わりです。ここからさらに歩いて佐土原駅に行き宮崎駅へと戻るのであった。

・おまけ

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宮崎駅に戻った私は、チキン南蛮の発祥である「おぐら」さんにていただくことに。宮崎といえば、チキン南蛮。もちろん食べない訳にはいきませんよ(笑)

味は、思っていたよりさっぱりしておりサラッと食べることができました。チキン南蛮のお肉ですがもも肉ではなく胸肉が使われていたのが意外に思いました。昔ながらの洋食やの雰囲気もまたよくまた訪れたいなと思いました。

以上これにて本日の活動は終わりです。

次回の旅4日目は大きく足を延ばして大分県へ。流石の私の体はボロボロ。そろそろ癒しの温泉に行きたいなと思い別府温泉に行こうと思い立ったのです。ついでに大分県カントリーサインもいくつか撮影できればなと。そんな観光色の4日目をお楽しみに!

では(^_^)/

youmyan

5日間長距離遠征!2021(宮崎県国道10号 延岡市~都農町編)

こんばんは!youmyanでございます(^_^)

今回は前回の続きの旅3日目について書いていきます。では、参りましょう!

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旅3日目は宮崎駅からスタートとなります。写真の通り昨日の晴れ空の天気と打って変わって雨。いや、予報通りなんだけど曇りでなんとかならないかなと思っていたので実際に雨が降ってるのを見るとやはり気持ちはダウン。それでも標識を撮影をすることは変わりないし、この日は駅から歩いての撮影なのでそこまで影響は出ないだろうということで撮影に出向くことに。やはり、都城周辺の撮影は昨日のうちに終わらせておいてよかったです。

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宮崎駅から大分方面の電車の始発に乗り約1時間半かけてトトロ……いや土々呂駅で下車。

某有名アニメ作品に出てくるおばけを想像してしまいましたが、たぶん関係はないと思います。

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目的の境界へ歩いている途中で見つけた広告。

明らかにとなりのト〇ロを意識してるだろ!!

ととろの杜とはちゃっかりしているな……この地名からトトロを連想するのは私だけではなくこの辺の人も同じようですね……まあ、こういうのは好きですけど?

そんなこんなで、本日最初の境界へ着きました。

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(1枚目:国道10号 門川町境 2枚目:国道10号 延岡市境)

ここ国道10号は直轄国道ゆえ立派な章入りが設置されています。

ここで、宮崎県のカントリーサインの設置状況について書くと、宮崎県内では九州のメジャータイプ文字のみタイプが県管轄に設置されており、章入りは国道10号などごくわずかにしか設置されていません。しかも不思議なことに宮崎県の国道10号では前回出てきたようなイラストタイプが都農町以南に設置されているため、実際直轄管轄で章入りが見れるのは日向市、門川町、延岡市の3自治体しかないのです。(延岡市になった北川町にも章入りはちゃんとあった。)これに加えて、日之影町高千穂町都城市串間市で各1か所に章入りがあり、章入りは宮崎県では7自治体しか設置しておらず、イラストタイプより少数派。なので、直轄国道だといえども章入りは貴重な撮影スポットです。

宮崎県の国道10号にある章入りは、他県の章入り標識に比べて横幅が狭くとても小柄なのが特徴です。一昨日、昨日から鹿児島県の大きいサイズの章入り標識を見てきた私からするとこの地点の標識はとても小さく見えました。個人的にはこのサイズ感も好きだったりします。

ということで、無事撮影を終え駅へと戻り次への目的地へ。来たルートを宮崎方面を戻って東都農駅というところで下車。ここで狙うは日向市と都農町

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(1枚目:国道10号 都農町境 2枚目:国道10号 日向市境)

どうでしょう?同じ地点なのに全く待遇が違うのです!しかも片方ボロボロ文字のみとかじゃないのですよ?立派な章入りと立派なイラストタイプ!!すごくおいしいポイントですよ!(全カントリーサインマニアが泣いた!イラストタイプと章入りが同時に拝めるポイント!)

「それなら、宮城県でも見られねが?」とか言わないでくださいね。九州ではどちらも存在しているだけですごいことなんですから。

さて、この地点で待遇が違う理由ですが、この境界から延岡河川国道事務所(日向市以北)と宮崎河川国道事務所(都農町以南)と管轄が変わるため設置者の考えの違いが原因だと思われます。直轄国道において、管轄事務所が変わると設置種類が変わることは全国よくあることなのでそこまで驚きませんが、まあここまで意見がはっきり分かれてるのがわかるのは珍しいのではないでしょうか。

ただ、私個人的には昔は国道10号では都農町以南も日向市以北同様に都城市まで章入りが設置されていたのではと思っています。というのも、このイラストタイプが設置されたのは2002年と聞いており、国道10号の北川町の章入りが1999年にはすでに設置されている写真を見たことあったり、建設省のシールの跡が見れたりと明らかに日向市以北では章入りが2002年(1999年)以前には設置されていた可能性を考えると、都農町以南が文字のみだったとは考えにくいのですよ。

あとは、なぜにイラストタイプがされたのかすごく疑問でしてこれについても事務所さんに問い合わせても情報が残っていないため頭を悩ませていたのですが、最近ある仮説が浮かびました。

以前富山県の記事で国体のために直轄国道の章入りをイラストタイプに刷新したというお話をしましたが、宮崎県でも2002年ごろに国体でもあったのか調べてみましたが、何もそういった類のもは見つかりません。しかし、ある時たまたま見ていた、カントリーサインの旅でおなじみ「水曜どうでしょう」の「対決列島」というまた馬鹿げた旅(すごく面白くて何回も見ている)を観ていた時に大分を車で走っているとき一同が放った一言がこの謎を解く手がかりになったのです。

「ワールドカップをやる大分ドーム」

ん?大分でサッカーのワールドカップが開催されだと。それって2002年の日韓ワールドカップのことだよな?

私、サッカーには一ミリたりともご興味はありませんが知ってます。2002年に国内でサッカーワールドカップが開催されたことを。しかも、この大会がらみでカントリーサインが変更された例も。

lovecountrysignsyou.hatenablog.com

以前こちらの記事を読まれた方ならわかるでしょう。なんと、国道6号広野町楢葉町では近くにあるJ-ビレッジがワールドカップのキャンプ地になる関係で大会を盛り上げるためにイラストタイプに変更したという事例があるのです。

そこで、大分県の隣の県である宮崎県でもキャンプ地があるのではないかと思って調べたところ、宮崎市にドイツとスウェーデンのキャンプ地があったそうです。ということは、仮にこの2チームが大分スタジアムでサッカーが行われる際、国道10号を使って北上する(当時はまだ東九州自動車道は未完だった)と考えられます。

つまり、宮崎国道事務所さんでは上記の広野町楢葉町同様にイベントを盛り上げるために設置したのではないのでしょうか?実際のところはもっと詳しく調べる必要がありそうですが、設置年度から考えるとその可能性が高そうです。それが本当ならば、大きなイベントはカントリーサインの大きな転換期になりやすいという面白いことがわかります。町を盛り上げるための策としての役割があることがよくわかる事例です。

あと、これを読んでくださってる方でこのことについて何か情報があればコメントいただけますと、ありがたいです。特にイラストタイプ以前は何だったのかわかる写真とか証言とかあれば是非お願いします。

というわけで、長くなりましたがこの地点のカントリーサインは立派なイラストタイプと章入りでしたとさ。

因み都農町のイラストを見てみましょう。標識には、矢研の滝となっていますが、その他にも果物などの農産物も描かれています。中でも、ブドウは都農ワイナリーとして有名です。雨が多い都農町では果実栽培は難しいとされていましたが永友百二という人が梨の栽培に成功し、そのあと県内で初めてブドウの栽培に成功したのが都農町のブドウづくりの始まりとされそれがワイン造りのきっかけになり、町の産業を支えているそうです。私もお土産に小さいサイズのワインを購入しました(笑)

次訪れる際には、滝とともにワイナリーにも行ってみたいものです。

無事撮影を終え、駅に戻る途中近くに別の道路の境界があったのでそちらにも寄り道。

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(1枚目:県道301号 都農町境 2枚目:県道301号 日向市境)

県管轄なので文字のみです。他県に比べてやや小さめなのも宮崎県の特徴です。あと、この地点は違いますが、基本的に宮崎県管轄のカントリーサインは英文字が大きめに設定されており、東京や静岡、岐阜で増えているようなタイプの先駆けといった感じです。たいていは英文字が大きいのが設置されているので、通常サイズの英文字タイプは珍しかったりします。

つぎは、隣の川南町を狙いますが、長くなってしまったので今回はここまで。次回もお楽しみ!

では(^_^)/

youmyan

5日間長距離遠征!2021(都城・高原編)

こんにちは!youmyanでございます(^_^)

今回は前回に引き続いて九州での活動についてお伝えします!

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旅2日目は鹿児島市からスタートです。この日は宮崎県入りして都城市周辺で活動を予定しており、天候も晴れでちょうどサイクリング日和になりそうです。

その前に、少し鹿児島県でも活動をしてきました。

鹿児島中央駅から鹿児島本線に乗って湯之元駅を目指しました。

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電車に揺られること約30分で湯之元駅には到着しました。まあ、無人駅ではないものの田舎にある普通の駅ですね。

ここからカントリーサインがある場所までは約20分くらい歩きます。

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(1枚目:国道3号 日置市境 2枚目:国道3号 いちき串木野市境)

この地点のカントリーサインは立派な章入りとなっています。

「そりゃあ、国道3号だし?あたりまえだろう?」と思いたくなりますが、鹿児島県だけに限って国道3号は区間によって文字のみや章入りが混じっています。出張所の考え方の違い方かなとも思われますが、例えば鹿児島維持出張所の区間でも鹿児島市伊集院町境(現在日置市)が章入りに対して、旧東市来町境の伊集院町カントリーサインは文字のみだったり同じ管轄でもバラバラなのです。なので、国道3号が通ってる薩摩川内市阿久根市は残念ながら文字のみしかなかったりします。どうせなら章入りをと思うのですが、設置基準がよくわからんです。。

この地点は旧市来町東市来町時代から奇跡的に章入りだったため、今も章入りとなっています。因みに日置市が横長なのはいちき串木野市に合わせたわけではなく昔の東市来町のものを利用してるためです。なので、旧市来町もそれに合わせて横長だったようで、いちき串木野市になっても文字と章を入れることができてるようです。もっとも、東市来町の4文字に対していちき串木野市の7文字はちょっときつい気がしますが(^_^;)

無事2自治体を撮影できましたが、日置市側は早朝の逆光で満足できるものが撮影できなかったので、近くにも章入りが撮影できるポイントがあるようなのでそちらにも足を運びました。

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(1枚目:市道 いちき串木野市境 2枚目:市道 日置市境)

この場所は、先ほどの国道3号の脇を流れる川の対岸を走る道に設置しており、私はこの2自治体は国道3号にしか設置されていないものと思っていましたが、意外と市道にちらほら章入りが設置されているようです。

しかも国道にあるタイプとは若干違っていて、章部分に枠が無かったり、日置市は3文字タイプであったり(国道3号のものは旧東市来町伊集院町のものを使っているため横長)、いちき串木野市章のカラーリングが若干違う(正規なのは市道の方ですかね。)のです!!やっぱり文字数に標識のサイズは合わせたほうがバランスが良くて個人的にはこの措置はうれしいものです。それ以前に、章入りを市道に設置してくるあたり素晴らしいなと感心しました。文字のみしかない阿久根市薩摩川内市も見習ってほしいものです。。

無事日置市のきれいなものも撮影でき満足し、次の目的地へ。

次は、湯之元駅から鹿児島中央駅に戻って今度は日豊本線に乗って都城方面を目指しますが、ここで加治木駅で途中下車します。

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(1枚目:国道10号 姶良市境 2枚目:国道10号 霧島市境)

駅から徒歩で数分で目的地には着きます。

目的は、姶良市の章入りと、霧島市のカラータイプの撮影です。

前回紹介した通り、霧島市のカラー章タイプも国道に設置されています。モノクロよりカラーの方が見た目がよくなりますね。

そして、肝心の姶良市ですが。。

ブッシュ・イン!!!

カントリーサインの夏あるあるです。木が邪魔!!何とかして除けようと思いいろいろ試行錯誤しましたが、位置が思ったより高く、持ってきている傘を駆使しても改善できずこの写真で撤退するしかなかったです。。また、撮影に来るしかないですね。撮影に出向いてる時ほど、草木や直射日光が憎いと思うことはないかもしれないです。

というわけで、加治木駅に引き返して目的地である都城駅へ向かいました。

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やや、南国感が漂う都城駅に着いたのは10時40分過ぎ。本日のメインは都城市都城市の旧4自治体と高原町、旧野尻町のイラスト標識を撮影すること。

しかしながら、みんな山奥や辺鄙な農道ばかりに設置されているため一気に撮影は困難です。なので、ルートを分けて活動をすることにしました。

ルート1→都城駅からレンタサイクルで旧都城市・旧山田町

ルート2→高原町からレンタサイクルで高原町・旧野尻町・旧高崎町

ルート3→山之口駅から徒歩で旧高城町・旧山之口町

といった感じで計画を立てました。当初はすべて都城駅からレンタサイクルを借り、2日に分けて活動する予定でしたが翌日から確実に雨の予報だったため、急遽自転車が必要な地点は本日にすべて回れるように計画しました。ルート3は駅から徒歩圏内なので本日じゃなくても活動できそうだったため時間があればということにしていました。

しかしこの旅の心配事として、ルート1を遂行して都城駅に戻ってくる時間が次の高原駅方面の発車時刻に間に合うかかなりギリギリでしてこの電車を逃すと確実に本日は高原駅からの活動は時間的にできないため油断ならない状況でした。

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ということで、時間がない中急いで駅前のレンタサイクルを借り活動を開始しました。因みにこの自転車は無料で貸し出しを行っており、すごい太っ腹。(5月に行った千葉の活動で借りた自転車は9時間4千円以上とぼったくられたのでそれを思うとすごく親切である。)

イムリミット2時間30分、果たして無事電車に間に合うかといった不安な気持ちを残してスタートしました。

目的地は旧都城市・山田町境です。道なりは思ったより起伏が多く行きはずっと登りでなかなか進まないもどかしさを感じながらそれでもきれいな景色を眺めながら、約1時間でポイントにつきました。

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(1枚目:農道 旧都城市境 2枚目:農道 旧山田町境)

どうでしょう?すごく立派なイラストタイプが設置されていますでしょ!!

宮崎県では一部の地域でこうした北海道のカントリーサインのような大型イラスト標識が設置されています。ただ、残念なことに大分県長崎県ほどではなく国道10号となぜか都城市周辺を通る広域農道にしか設置されていないため数自体は1自治体1~2か所しかないため撮影はなかなか大変です。今回はその現存するイラスト標識を全種類撮影するために宮崎県に来たわけです。夢にまで見た、宮崎県タイプの標識とやっとご対面、なのに、なのにですよ、また草木に埋もれて都城市に関してはきれいに撮影できず(T_T)

まあ、かろうじてイラストが見えるので良しとしますが、都城市に関しては関尾の滝バージョンはここにしか無いから草木を剪定して見えるようにしてほしいものです。

因みにここで宮崎県のイラスト標識の特徴をご紹介すると、サイズは長崎県大分県のものと大して変わらず、見た目よりも大きいです。ただ、ほかの大型イラスト標識と異なるのは、少し細長でイラスト部分に枠が設けられて無く標識いっぱいにイラストが描かれているのが特徴です。また、設置年度が比較的新しいこともあって、かなりカラフルで、色あせがあんまり起きないような構造となっています。規格はどの自治体も統一されており、宮崎県独自のものとなっています。設置箇所は国道10号の都濃町~都城市区間、広域農道に都城市、山田町、高城町、高崎町、山之口町、高原町野尻町の全14自治体が設置しており、そのうち国道10号の高城町(イラストは農道のものと同じ)と佐土原町、高岡町は合併に伴い撤去されたため現在は8自治体13タイプが撮影することが可能です。

というわけでこれから10何箇所も回るわけですが、一番ネックだったこの地点で無事撮影できたので良かったです。時間もなんとかなりそうだったので一安心。

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(農道の先ほどの地点付近)

先ほどの山田町のカントリーサイン付近にあった標識。昔は山田町の文字のみがあったのですかね?

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帰り道で撮った霧島山。昨日は雲で見えませんでしたが、今日はくっきりはっきり見えました。すごく雄大で立派な山ですね!霧島山が見守る中無事に都城駅には電車の時刻に間に合うように着きました。ほんとならば、お昼にしたかったのですが、さすがにそこまでの時間はなかったので、断念しました。

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高原駅に着いたのは13時30分過ぎ。こちらでもレンタルサイクルを借りれるらしいのでこちらから活動を開始しました。因み料金は普通の自転車がタダ、電動が300円という破格なお値段!今回は起伏も多そうだったので電動を借りました。関東で電動自転車を借りるとなると1000円前後はするので300円はすごくありがたいです。

駅から自転車を走らせること約40分くらい思ったよりスムーズに目的のポイントへ。

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(1枚目:農道 高原町境 2枚目:農道 小林市境)

この地点もやはり宮崎のイラストタイプです。詳しく見ていきましょう。

まず野尻町ですが、現在は小林市なのですが2021年現在でも野尻町表記のままです。小林市にイラストタイプや章入りが無いだけ、この地点が小林市表記になれば、晴れて小林市のイラストタイプが誕生するのですが、さすがに農道までは手が回らないのですかね?

あとイラストですが、野尻湖と書いてあります。宮崎県のイラストカントリーサインの特徴としてちゃんと何のイラストか説明文字があると非常に親切な標識となっています。他の県を見てもイラストの文字紹介を行っているところはほぼ皆無なため宮崎独自ということです。しかしながら、野尻町カントリーサインをまじかで見て思ったのが、

「イラストがカオス!!」

なんだか情報量が多すぎて何が何だか分からなくなっていますね。釣ってる魚もごついし、カエルの下に大量のサル?すごくとっ散らかっています。まあ、これはこれで面白いので好きですわ(笑)

高原町の方はというと、まさかの

「バンブー・イーン!!」

これは夏じゃなくてもきれいに撮影できないですよ。。カントリーサイン撮影者泣かせ。クソ、高原町カントリーサインきれいに撮影できない。。

でも、大丈夫!!なんと都城市側にも同じやつが設置されているのである!

早速、反対側へ向かいました。

しかし、この農道の起伏はすごくやばかった。。上っては下っての繰り返しですが、登りは電動でもギリギリ厳しい登り坂で、下りはブレーキがないと怖くなるような下り坂とまあ、ジェットコースターのような道でした。そんなこんなで、30分もかからず境界へ。

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(1枚目:農道 都城市境 2枚目:農道 高原町境)

今度は草木などに邪魔されずきれいな状態のものを撮影できました。

高原町は町内にある御池と高千穂峰ですね。かなり大きな湖で町のシンボルのようなのでいずれ行ってみたいものです。

反対の都城市は旧高崎町のものを使っています。野尻町と違ってこちらはちゃんと都城市と書いてあります。イラストは、たちばな天文台です。高崎町は星がきれいな街として知られており、大型の望遠鏡が備えてあり星空観賞ができるみたいです。

因みに高崎町ですが、高城町側にも現存しているみたいですが、英語表記が、Takazaki となっていて、こちらのTakaski表記はどうやら間違っているようです。なぜバラバラになってしまったか不明ですが地名の読み方はちゃんと正しくしてほしいものです。

これにて目的はすべて果たしたのですが、時間が想定よりはるかに余っていたのでせっかくはるばるたかはるに来たので観光案内所で勧められた霞神社というところへ行ってきました。

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県道から山に登ること数分で鳥居に着きます。ここでさえかなり高いところなのに、写真の長い階段を上って境内を目指します。

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階段を上ること数分、で境内に到着します。この神社はもともと巨岩が信仰の対象で、その盤座の奥には5色の蛇が住み、その姿を見ることで幸せになれるという言い伝えがあるそうで、農業や畜産、病気の治癒や開運、商売繁盛といったご利益があるそうです。また、神社の欄干から見渡す展望はすごく絶景です。

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高原町が一望できすごくきれいでした。晴れた日の夕日とかは特に絶景だろうなと思ったり。良い場所を見つけました。皆さんもぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
神社で旅の無事を祈願して、余裕をもって高原駅へと戻りました。

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途中で見つけた唐揚げ屋さんで買った唐揚げと、鳥皮。さすがに朝から何も食べていなかったので。宮崎といえば鶏肉ということで鶏肉といえば唐揚げしかないでしょということで購入しました。とてもおいしかったです。やっぱり新鮮な鶏肉は違いますね!!

これにて高原での活動を終え、観光協会の方と少しお話をして電車に乗って高原駅を後にしました。実にのんびりしたところでまた来たいなと思いました。

さて、本日はこれで終わりにする予定でしたが、時間が思ったより空いたのでルート3も撮影しに行くことに。

日豊本線山之口駅を下車。そこから歩いて撮影に。

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(1枚目:農道 旧山之口町境 2枚目:農道 旧高城町境)

両町都城市になって15年以上たつのに2021年現在も健在です。しかも、高城町に関しては本当は同じやつが国道10号にも設置されていたのですが撤去されたためこの地点に残っていてくれたおかげで今でも拝むことができるというわけです。ありがたいですね。

高城町のイラストですが、なぜかイラストの解説がついてないみたいです。(撮影したときにはじめて知った。同じく川南町も解説が無い。)イラストは、月山日和城跡の郷土資料館と町の鳥メジロ、町の花のツツジですね。カントリーサインにありがちな町の花だけでは無く、ちゃんと別の凝ったイラストが使われており、関心します。

山之口町は弥五郎どんです。弥五郎どんは言っちゃえば巨人伝説の一人で、南九州に伝わる巨人で、この町では祭りが開催されイラストのような巨人がまちを練り歩くそうです。ぜひ、都城に来る機会でタイミングがあれば見てみたいものです。ただ、祭り系はなかなかタイミングが合わないと参加できないので難しそうです。

こうして、本日のミッションは終え、本日から最終日までの宿泊ホテルがある宮崎市へと向かうのであった。

次回は3日目の様子をお届けします。天気予報では2日目の晴れが嘘のような雨。さて無事、カントリーサイン撮影はできるのだろうか?お楽しみに!


では(^_^)/

youmyan

・おまけ

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高原町観光協会で紹介されて食べた、鳥刺し。宮崎県や鹿児島県では鶏肉を生で食べる文化があり、畜産が盛んで新鮮な鳥が手に入る県ならではのグルメです。個人的には、鶏肉は生で食べたらいけないものだと思っていたが、新鮮かつちゃんとした方法で捌かれたものならば大丈夫のようで、観光協会の方もすごく勧めていて一度も当たったことがないから大丈夫だということですごく気になったので、駅前にある人気の精肉店で購入して食べました。めちゃくちゃおいしかったです。鶏肉ってこんなにもコリコリしてるんだってくらい弾力がよく今までに食べたことのないものでした!それに、鶏肉って意外と甘味、うまみがしっかりしていて鶏肉がだしにも向いてるって言うのがよくわかる一品でした。すごく気に入りました。ぜひ、また食べたいなと思わせるものでした。

おわり

5日間長距離遠征!2021 (鹿児島県編)

こんにちは!youmyanでございます(^_^)

前回、双葉町の記事を書いて3月の東北遠征記を5か月経ってようやく完結いたしました。最近は1か月とか2か月とかに1回と非常に頻度が下がってしまいました。初期のころは週1更新を掲げていたのにこの様です。。

実際4月以降は私事が忙しかったのと、記事を書くネタが無かったというのが挙げられますが、一番は双葉町の記事をどう書くか非常に悩んで記事を滞らせたということが大きいです。その記事も前回何とか収束させたので次の記事に進められるわけで今回があります。

まあ、3月の遠征以降は一度だけ千葉周辺でカントリーサイン撮影仲間の方(勝手に相棒と思ってる方)と撮影に出たきりで、こちらも相方が記事を起こしてくれると思うので書きません。

という訳で、今回は何を書くかというと先日に毎年恒例となりつつある九州のカントリーサイン撮影記を書いていこうと思います。コロナ禍で大変な時期ではありますが感染対策に十分考慮した上で行ってきました。果たしてこの記事を世間体的に書いて大丈夫なのだろうかと思いますが、堂々と書いて行こうと思います。

では、参りましょう!!

最初に書きますが今回の目的はずばり、宮崎県のイラストタイプの標識収集であります。宮崎県はカントリーサインと呼んでよい大型イラスト標識が設置されている知る人ぞ知るカントリーサインの聖地なのである。(個人的感想)その生態は後程書いて行くとして目標は設置されているイラスト標識をすべて撮影することです。

しかしながら、せっかく宮崎県に行くならば未踏の地である鹿児島でも活動したい、そう思っていたところ成田空港から九州に降り立つのに一番早く行けるのは宮崎空港より鹿児島空港の10時着、ちょうどいいや!この際、鹿児島でも活動してしまえ!

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ということで、午前中には鹿児島入りをし鹿児島空港に立ってるのが今です。前日の台風の影響で飛行機が飛ぶか?天候は大丈夫か?これらの不安は不安で終わってくれ定刻に飛行機は飛び、天候も最初は曇りでしたが、徐々に晴れてくれてよかったです。

九州の空港は佐賀、長崎空港を利用したことがありますが、空港周辺はみんな似たり寄ったり。でも、空港に来て旅の終始感はこの雰囲気が演出しているようで私は好きです。

さて、空港からまず目指すのは肥薩線大隅横川駅。もちろん歩きではないですよ?(笑) バスを使います。

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バスで揺られること30分、木造駅舎がレトロさを醸し出している、大隅横川駅に着きました。今回の旅は基本的に青春18きっぷを用いた電車移動となります。記念すべき本旅初の駅です。

次の目的地、鹿児島市方面隼人行はまだ2時間あるのでここで近くの境界で撮影を。

駅から歩くこと20分、最初のポイントへ!

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(1枚目:県道55号 湧水町境 2枚目:県道55号 霧島市境)

本旅かつ鹿児島県初撮影自治体は立派な章入りです。鹿児島県は岡山県と並んで、章入り(岡山県の場合イラスト入り)と文字のみの設置基準がすごくバラバラな県でして、直轄国道に行けば章入りが撮影できるかと言えば文字のみもあるし、県管轄だからと言って章入りは無いのかと言えば章入りがあったりと、よくわからない県です。

基本的に九州は県管轄には文字のみというのが大体で、鹿児島県も例外ではないです。しかしながら、なぜかここ霧島市(横川町)、湧水町伊佐市自治体は昔から章入りが多いのです。実際この地点のものは平成7年には設置されているので、この地点の画像こそ見たことないですが、横川町と栗野町時代にも章入りだったと考えられます。

あと、面白いのが基本的に鹿児島県では合併で新しくできた新しい章は国、県管轄関わらずカラーで設置されるのですが霧島市だけはなぜか直轄はカラー、県管轄はモノクロとなっており、この地点も湧水町がカラーなのに、霧島市はモノクロとなっています。

カラーの方は別の日に撮影してますのでまたご紹介しますが、こうしたバリエーションがあるのはマニアの心をくすぐります(笑)

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撮影を終えて駅に戻る途中に見つけたお弁当屋さんで昼食を購入して駅のベンチで昼食の構図です。宮崎ではありませんがチキン南蛮弁当を購入。鹿児島県も宮崎県に劣らず畜産が盛んな県なので県内の鶏肉を使ってるそうです。見た目以上のボリュームで美味しくいただきました!

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駅のホームから撮影した青空。台風の影響で、今回は九州の広い夏空を拝めないと思っていましたがちゃんと青空が顔を出してくれて満足。さすが西郷どんは心が広いですな!

次に乗る電車がお昼過ぎ、定刻通りに発車し隼人駅に向かいました。30分くらいで隼人駅に着きそこから錦江湾に浮かぶ桜島雄大さに感激し鹿児島中央駅へ、そして指宿枕崎線に乗り換え 生見駅というところに降りました。

ここでも、もちろんカントリーサイン撮影です。歩くこと数分目的地である、鹿児島市指宿市境へ。

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(1枚目:国道226鹿児島市境 2枚目:国道226指宿市境)

この地点も県管轄なのにちゃんと章入りです。というか、鹿児島市指宿市の旧自治体も何かと章入りが多かったイメージですね。確か、この地点は喜入町時代から章入りだったようです。

そんなうれしいカントリーサインですが、実は数年前に同じカントリーサインマニアさんが撮影に訪れたようですがその時は誰かが標識に衝突して支柱がひん曲がってひどいことになっていたそうです。

それから、数年たった今年私が訪れた時はいつ直されたはわかりませんがちゃんと直っていました。しかも、なんと標識も新調されたのである!!そのひどい状態のときの写真を見る限り標識自体は特段被害は無かったので支柱だけ取り換えるのが道理だと思っていましたが、長年の海風の劣化で抹消が進んでいたことを考慮してなのか新品になっておりピカピカの状態で撮影できました!普通に撮影できるだけでもうれしいですが、新品だとなおうれしいものです(*^▽^*)

無事、撮影を終え次に向かうのはここから南へ、入野という駅。次の電車は入野へは直通していないため途中駅である指宿駅で下車し、時間を潰すことに。

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いかにも南国風の駅舎である。ここから海の方へ歩いてみました。

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白い砂浜に青い海と空が広がってる景色はまさに南国そのもの。この近くには砂蒸し温泉という世界的に珍しい温泉があるそうですが、今回はパス。でもいつか行ってみたいなと思っているので、今度は観光で来た時にでも。

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指宿駅へ戻り、そろそろ電車が来るということでホームに出た時に見つけた、駅標。シンプルかつおしゃれですね。この先の枕崎方面の駅にも各設置してましたが全部同じかなと思っていましたが、若干イラストが変化して凝ってるなあと思いました。

指宿駅から定刻に枕崎方面へ発車し数十分で目的地である、入野駅に着きました。

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どえらい何もに駅へきてしもうたわ。。次の折り返し指宿方面へは2時間後、目的がなかったらどう過ごせばよいのか?(というか、周辺住民しか使わないでしょ。)しかし、私には目的がある!カントリーサイン撮影をするのです!

目的地の境界までは少し歩きます。先ほど撮影した鹿児島市指宿市の路線国道226号の続きの道に次の境界もあります。

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(1枚目:国道226指宿市境 2枚目:国道226南九州市境)

この地点ももちろん章入りです。昔の頴娃町、開聞町時代も章入りでその名残か章入りとなっているようです。この先枕崎市境の南九州市は文字のみとなっており、昔の様式に合わせるのが鹿児島県の主流のようです(もちろん例外はありますが。)

それにしても南九州市とは大胆極まりない名前ですね。いや、確かに九州の南にあるので間違えではないですが。。個人的には南九州市章が気に入っておりかねてから撮影したいカントリーサインに入っていたので満足です。あとは、南九州市の名の対である福岡県北九州市の章入りも撮影して並べたいなと謎の思いつきをしたので、いつか撮影に行きたいと思った次第です。

指宿市の方は若干汚れは目立つものの比較的きれいな状態で撮影できました。先ほどは突っ込みませんでしたが、指宿市章はなかなか独特で知らない人だと蝶と開聞岳のイラストにしか見えないのではと思ってしまいます。でも、れっきとした市章です。

これにて本日1日目の撮影は終了です。あとはひたすら鹿児島中央駅を目指すのみです。

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最後に、この境界付近で見つけた海辺をご紹介。電車まで時間があったので近くに海が見れる場所は無いか探したら見つけた場所です。雄大な海は、奥に行けば屋久島や奄美大島、そして沖縄本土までつながっています。誰もいないこの浜辺は波の音だけが私を包み、開聞岳こそ雲で隠れていましたが夕日とともに素敵な景色を私に見せてくれました。鹿児島県での活動はこの日と次の日の午前中と短い間でしたが素敵な思い出ができました。

こんな素敵な景色を見せてくれたことに声を大にして言いたい

「ありがとおおう!!せごどーーん!!」

これにて初日は終了です。

次回は2日目から書いて行こうと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

では(^_^)/

youmyan